長野ならではの春を堪能できる！春におすすめ観光スポット7選

日本アルプスが連なる長野県。春には雪解けと共に木々の若葉が息吹き始め、高山植物も芽を出し始めます。長野県内には、大自然のパワーを肌で実感できる観光スポットがたくさん。春に長野観光をするのなら、春ならではの長野の魅力を堪能できる観光スポットを見つけましょう。ここで、春の長野観光におすすめな観光スポットを紹介していきます。

1.満開の桜が見事な「高遠城址公園」

「日本さくら名所」に選定された長野県の「高遠城址公園（たかとおじょうしこうえん）」。園内の桜の本数は1500本を超え、春に一斉に花を咲かせた光景はみごとです。高遠城址公園に咲く品種は「コヒガン桜」といい、赤みがかっていて鮮やかななので、いっそう華やか。この花の群棲はここにしかなく貴重で、この時期の長野観光では必ず見ておきたい場所。この品種の見頃は毎年4月上旬から5月上旬です。

シーズン中はさくら祭りが開催され、春を満喫したい長野を訪れる観光客でにぎわいます。春といえば桜。息を飲むほどみごとな花々を鑑賞できる高遠城址公園は、長野観光におすすめの行楽スポットです。中央アルプスを観光できる駒ヶ根市から車で30分ほどの距離なので立ち寄りやすい場所。中央アルプスのロープウェイ観光とあわせて高遠城址公園の桜を堪能し、長野の春を体感しましょう。

2.春の息吹が実感できる「千畳敷カール」

長野県の駒ケ根市と宮田村にまたがる「千畳敷カール（せんじょうじきカール）」。中央アルプスの、盆地状に形成された部分を一望できる春にもおすすめの観光スポットです。千畳敷カールをロープウェイで上空から見下ろした景色は最高。四季の移り変わりとともに変化する大自然に魅了されます。

この時期はまだ雪が深く、スキーに訪れる観光客も多い時期。真っ白な雪山と紺碧の空のコントラストに雄大さを感じさせる、春の中央アルプス。雪の下にはあたたかい季節の息吹が……。この場所は周遊できるウォーキングコースが整えられているので、ゆっくりと歩きながら春の千畳敷カールを散策するのもいいでしょう。雪山の登山は難度が高いですが、散策なら気軽に楽しめそうです。この季節にはこの季節ならではの魅力があります。この場所は、長野観光におすすめのスポットです。以前に訪れたことのある方も、春に訪れればまた新たな発見ができるでしょう。

3.四季折々のうつくしさを見せてくれる「松本城公園」

「松本城」は日本に5つある国宝城郭の1つです。長野県の有名な観光スポットなので、ぜひとも長野観光のプランに組み入れたい場所。周りには松本城公園として整備されており、緑が豊か。そのため、四季折々の景色を楽しめることができます。季節ごとに変化する景色に魅了されるでしょう。

春の松本城の見どころはやっぱり桜。お堀を取り囲むようにして咲き誇ります。また、シーズン中は「夜桜会」が開催され、松本城天守と満開の桜がライトアップされます。さらに、お茶席や演奏、屋台も楽しめるでしょう。屋台で販売される花見団子も春ならでは。イベント開催中はさすがに観光客が多く混雑しますが、見応えたっぷりです。真昼のこの公園も、夜にライトアップされた桜も、どちらもおすすめ。春の長野にお越しの際には、ぜひとも立ち寄りたい観光スポットです。

4.道が花で彩られる「善光寺花回廊」

長野県の北部にある長野駅。そこから徒歩で20分ほどのところに善光寺というお寺があります。1400年の歴史を誇る善光寺は、国宝に指定された日本を代表するお寺。毎年春になると、善光寺のあたりでステキなイベントが開催されます。ゴールデンウィークに開催される「ながの花フェスタ」では、道いっぱいに花で模様が描かれ観光客の目を奪います。このシーズン中には長野駅から善光寺に向かう中央通りや広場、アーケード街などが花で彩られるので、街を歩くだけでも十分に春を楽しめるでしょう。

この季節の景色を堪能するには、長野駅から善光寺まで歩くのがおすすめ。道沿いには老舗がたちならび、食べ歩きにも最高です。道に敷き詰められたパンジーやチューリップを鑑賞しながら、おいしいものを食べる至福のひと時になるでしょう。「善光寺花回廊」は春の長野観光におすすめ。お花が好きな方、食べ歩きをしながらのんびりと時間を過ごしたい方におすすめの、観光スポットです。

5.入場無料の動物園もある「城山公園」

長野観光といえば、冬のスキー、夏の日本アルプス散策、秋の紅葉が有名ですね。ところで春の長野観光におすすめのスポットは？標高の高いところではこの季節になっても雪が深く、長野では春スキーを楽しめるゲレンデがたくさんあります。でも、スキー場以外にも長野のこの季節の魅力をたっぷり味わえる行楽スポットはたくさんあるんですよ。

そこでご紹介したいのは、春に緑がきれいになる城山公園（じょうやまこうえん）。なんと無料で見て回れる動物園付きです。小さな子供からお年寄りまでゆったりと楽しめる、この時期におすすめの観光スポットです。公園内には大きな噴水や花時計があり、憩いの場となっています。春には470本ほどの桜がいっせいに咲き誇り、観光客を魅了します。善光寺からも近いので、お寺巡りの前後に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。家族旅行、一人旅、お友達と、あるいはカップルで、いろんなシチュエーションにピッタリの、オススメの行楽地です。

6.自然豊かな中で遊べる「松本市アルプス公園」

「松本市アルプス公園」とは長野県松本市街地の北西部にあるとても広い公園。その広さなんと71万1000平方メートル。春には桜が満開になりとても華やぎます。園内にある「桜の森」はソメイヨシノ、カスミザクラ、オオヤマザクラなどが群生する花見スポットとしても有名。

また、この時期の松本市アルプス公園は自然が豊かなだけじゃありません。ピクニックができる広場、子ども冒険広場、ローラー付きのソリで木々の中を滑り抜ける全長630mのコースがつくられていたりと、楽しめるポイントがたくさん。子どもから大人まで、春の長野で楽しい時間が過ごせます。さらに、園内には日本ザル、日本ジカ、ポニーほか、約50種類の動物が飼育されています。ほとんどの動物は、春に活動し始めるもの。松本市アルプス公園は、この季節におすすめの長野観光スポットです。ここで長野の春を満喫しましょう。

7.菜の花畑が一面に広がる「菜の花公園」

長野県の「菜の花公園」は、「おぼろ月夜」の舞台になった場所。夕焼けがきれいに見えるポイントとしても有名です。春には一面に広がる「菜の花」に魅了されます。背景にはゆったりと流れる千曲川と斑尾山。これはこの季節の長野観光ならではの風景ですね。

菜の花のシーズンは春ですが、その年の気候によって咲く時期が微妙に異なるので、観光で足を運ぶ前に状況を事前にチェックしておきましょう。毎年4月下旬から5月中旬にかけてが見頃。桜の木もあるので、短い期間ではありますが、菜の花と桜のコラボレーションも楽しめます。この季節の魅力といえば花。こちらの公園に足を運べば長野の春をたっぷりと味わえることでしょう。春の息吹を肌で実感すればエネルギーが湧いてきます。春の長野観光は、自然が満喫できる観光スポットがおすすめです。

◎まとめ

春の長野観光におすすめの行楽場所をご紹介しました。自然が豊富な長野県には、春におすすめの観光スポットが数多くあります。雪解け、新芽、桜、雪が残る山々…、どれも長野の春ならではの風景。春という季節感が実感できるポイントをプランに組み込んで美しさを満喫し、春の長野観光を楽しみましょう。