春一番は宮城のここで味わいたい!宮城の春の観光スポット8選

春一番は宮城のここで味わいたい!宮城の春の観光スポット8選

宮城は県庁所在地である仙台市が、杜の都と呼ばれるように、都市部にもけやき通りがあふれる自然豊かな県です。北は宮城・岩手・秋田の県境に位置する緑自然豊かな栗駒をはじめ、南は四季を通し、絶景の宝庫である蔵王があります。今回はその四季の中でも雪解けの後の季節代わりのまだ肌寒さが逆に心地よい春を紹介いたします。

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春一番は宮城のここで味わいたい!宮城の春の観光スポット8選

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1.四季折々、絶景の宝庫が魅力的な「蔵王・御釜」

蔵王・御釜

鮮やかなエメラルドグリーンの湖沼に、雪がわずかに残っているのが、自然のコントラストとなり、癒しを感じれるのが春先の御釜です。白石城では、桜あふれる城下の公園を、天守閣から見下ろすのが絶景です。東北最大都市を一望できる青葉城址。敷地内にも桜、そして春一番を感じられる名所としても所縁高き処。

磊々峡では、春の雪解けの水量が増幅した川が流れる峡谷美を、少し春らしい心地よい風を感じながら楽しめると思います。この辺りは仙台市内からもあまり離れていない場所なので、杜の都の所以も感じられる場所です。そして県北は栗駒山。春先の少し雪の白みがかかった円錐状の開けた雄大な山々が、人々の心を癒します。

2.全国的にも数少ない木造での復元を実現した城郭、桜の名所で有名な「白石城」

白石城

宮城県の白石上は伊達家の重臣片倉氏が居城としていた城です。関ヶ原の合戦を境に重臣片倉氏が住み、その後明治維新まで住んでいました。明治初期に解体されましたが、平成に入って復元され、現在では宮城県の主要な観光スポットの一つとなっています。白石城は益岡公園の中にありますが、益岡公園にはなんと400本もの桜が植えられており、春になると非常に優雅な光景を見ることができます。

毎年季節になると、多くの観光客でにぎわうスポットです。4月上旬から下旬にかけて桜が満開になるため、その間は白石城桜祭りも開催されます。夜もライトアップされたきれいな桜を見ることができます。開花状況によって白石城桜祭りの期間も変わるため、満開の桜を観光したい方は公式ホームページで時期を確認するのがオススメ。

3.伊達政宗が築城し、仙台市内を一望できるのが圧巻的な「青葉城址」

青葉城址の伊達政宗騎馬像

宮城県の青葉城址は、かつて伊達政宗が築城した仙台城の跡地です。青葉山にあったとされる仙台城跡地は、伊達政宗を祀る場所として観光地になりました。周辺には城のあった面影として、石垣なども見ることができます。青葉城址には数多くの桜が植えられているため春に観光するのがオススメ。例えば本丸の中央に位置する宮城縣護國神社、この前にある鳥居の両脇には桜が植えられています。

まるで参拝者を歓迎しているかのような美しい光景です。また青葉城址の代名詞である、伊達政宗騎馬像の横にも桜が植えられています。その他にも、青葉城址は見晴らしが良いため、見渡せば桜が満開となっている様子を確認することができるでしょう。

4.秋保温泉が入口、峡谷美が優美的な「磊々峡」

磊々峡

磊々峡(らいらいきょう)は、ユニークな岩が並ぶ名取川の峡谷です。名取川が流れる際に、長い時間を掛けて巨大な岩を削り取った結果、両側の絶壁が川に覆いかぶさるような形になりました。日本ではなかなか見られない光景ですので、しばしば奇岩などと呼ばれることもあります。磊々峡で有名なのは秋の紅葉の美しさです。不思議な光景に燃えるような紅葉が重なることで、物語の中に迷い込んだような景色となります。

秋の紅葉が有名なことであまり知られていないのですが、磊々峡は春も美しい景色を見ることができます。ホテルなどからも見ることができますし、なんと磊々峡自体のライトアップもされます。そのため夜桜が楽しめるのです。満開となるのは大体4月の下旬となるようですので、春の磊々峡を見に行ってみてはいかがでしょうか?

5.円錐状の裾野をもつ景観が優雅な「栗駒山」

栗駒山

宮城の春の観光としておすすめのスポットに栗駒山があります。宮城県と岩手県の境界に位置しており、二百名山に選ばれていることもあり多くの方が毎年訪れています。新緑の季節には、山頂から蔵王連峰や月山、太平洋までが一望でき、その眺めは絶景。春は高山植物も多く生えており、トレッキングをしながら楽しむこともできます。

標高が高くなるにつれて、変化する植物に注目してみるとスタート地点付近ではシャクナゲ、山頂近くではイワカガミなどを見ることができます。また、トレッキングコースには、いくつか種類があり自分のレベルに合わせて選ぶことができるため、初心者でも安心。

登山口の近くには温泉も湧き出ており、トレッキングの疲れを癒すのもおすすめです。温泉のなかには、24時間温泉を楽しむことができる施設もあるため、そちらを利用する観光客の方も多いです。春の観光で宮城を訪れた際におすすめのスポット。

6.手つかずの自然の林の中に咲く野性味あふれる桜が甘美な「牡鹿・金華山」

金華山

宮城県の春の観光スポットとしておすすめなのが金華山です。宮城県のパワースポットして知る人ぞ知る名所となっています。金華山は、宮城県石巻市にある島であり、島全体が金華山神社の神域となっており、奥州三霊場に数えられています。3年連続でお参りすれば一生お金に困らないという言い伝えもあることから、初詣シーズンには多くの参拝客や観光客を集めているが、春のシーズンもおすすめなのです。

その理由が島にある桜です。手つかずの自然のなかに咲く桜は他にはない魅力があります。金華山に生育している桜は、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなど種類も豊富であり、例年春には多くの観光客が島を訪れています。また、野生のシカやサルが保護されていることも金華山の特徴であり、春の陽気のなか活動している動物を見ることができます。一般的に余り知られていない観光スポットであるため、宮城観光の際には訪れてみてはいかがでしょうか。

7.隠れた桜の名所として知られる「仙台東照宮」

仙台東照宮

仙台東照宮は宮城県仙台市にある神社であり、国指定の重要文化財です。徳川家康が祀られている神社であり、多くの観光客が季節を問わず訪れています。この仙台東照宮も春におすすめの観光スポット。境内には桜があり、建物と合わせて荘厳な雰囲気を感じることができます。仙台市内の花見スポットというと榴岡公園と西公園が有名であり、例年多くの観光客や花見客で賑わいますそれに比べると仙台東照宮は、人で混雑することもなく落ち着いて楽しむことができます。

鳥居から参道に入ると桜が目に入ります。桜は境内内に点在しているので、圧巻とまではいかないのですが、それが優雅な雰囲気を演出しています。本殿の西側にはシダレザクラが咲いており、とても綺麗です。入口付近の桜も見事であり、毎年訪れるリピーターの方もいるようです。余りメジャーな観光スポットではないですが、落ち着いて楽しめることもあり、大人の方で春に宮城観光を考えている方は検討してみると良いかもしれません。

8.仙台を代表する花見の名所「榴岡公園」

榴岡公園 夜桜ライトアップ

榴岡公園は宮城県仙台市の都心部にある公園であり、桜の名所として有名です。4代目の千代藩主がシダレザクラをこの地に植えたことが始まりといわれており、戦後に少なくなってきたため、桜の名所として甦らそうとする動きから植樹が行われ、現在の公園につながりました。桜以外にも梅や椿、萩などが植えられており四季に応じて公園内を彩ります。

そのため、季節を問わず多くの人に愛されている公園なのですが、最も賑わうのが春です。この公園のシンボルともいわれているシダレザクラやソメイヨシノを見ようと、県外からも観光客が集まります。桜は370本近く植えられており、花見の季節になるとその景観に圧巻されると思います。

見どころの時期としては例年4月中旬頃であり、その時期にはさくらまつりも行われているのでそちらの時期の観光もおすすめです。また、夜にはライトアップもされ昼間とはまた違った雰囲気を味わえるのも特徴。

◎まとめ

杜の都と言われる仙台を中心とした宮城。春の風物詩である桜はもちろん、冬終わりの心地よい春風を味わいながら見る雪が少し残る継承美を堪能できるのも宮城の春の楽しみでもあります。何せ、春にとどまらない、四季折々オールラウンダーに対応可能な宮城は本当に素晴らしい。県北、県央、県南それぞれバランスよく楽しめる宮城の四季。

ぜひ観光客の方々にもご堪能ください!

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