愛媛県松野町の観光スポット11選。清々しい「森の国」へ行こう!

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愛媛県松野町の観光スポット11選。清々しい「森の国」へ行こう!

北宇和郡の松野町は、「森の国」のキャッチフレーズで知られる自然豊かな町。そのフレーズの通り、町内で森林の占める面積の割合はなんと80%以上!森林や渓谷、滝といった自然美が堪能できるのはもちろん、ユニークな見どころも多い松野町のおすすめスポットをご紹介します。

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愛媛県松野町の観光スポット11選。清々しい「森の国」へ行こう!

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1. 清らかな渓谷の大自然に感動「滑床渓谷」

「森の国」松野町の代表的な観光スポットである「滑床渓谷」。四万十川の支流、目黒川の上流、全長12キロメートルにも及ぶ大渓谷は「足摺宇和海国立公園」の一部となっており、清々しい大自然を満喫できる見どころやアクティビティが充実しています。

滑らかな岩肌と済んだ水、清涼感あふれる滝と緑の森林。一枚岩の上で美しい水模様を描く「出合滑(であいなめ)」、日本の滝百選にも選ばれる荘厳な「雪輪の滝」、広大な岩肌の清流「千畳敷」など、散策しながら次々と現れる素晴らしい自然美に目を奪われるはず。天然のウォータースライダーが楽しめるキャニオニングスポットとしても大人気!ツアーも充実していますので、ぜひ参加してみては。

2. 山の静寂に包まれた二つの滝「天ヶ滝公園」

奥野川渓谷の上流、「天ヶ滝」と「姫滝」の二つの滝が見られる自然公園。「天ヶ滝」は落差約30メートルの滝壁を2段にわたって流れ落ちる、ダイナミックかつ美しい雄大な滝。展望所が滝の正面に設けてあり、そこから眺める景色は迫力です。

また「天ヶ滝」の傍にある「姫滝」は小さな滝ですが、清涼感ある佇まいは「姫滝」の名称にふさわしいもの。滝の展望所までは、駐車場から遊歩道を200メートルほど歩きます。山奥の静寂に包まれる中、滝の流れる音を聴いていると心が洗われるよう。ミストシャワーでマイナスイオンをたっぷり浴びましょう!

3. 自然が豊か「虹の森公園」

道の駅でありながら様々な楽しみ方ができる観光スポットとして、松野町でおなじみの「虹の森公園」。近くには川が流れ、松野町らしい自然豊かな環境でのんびり1日過ごせる公園です。

公園の目玉といえる水族館、ガラス作り体験ができるガラス工房、新鮮な食材や地元の特産品が手に入る物産館、ジェラートが人気のフードコーナー、レストランなどが広い敷地内に集まります。立ち寄った際にはつい長居してしまいそうな充実ぶり。川向かいには松丸駅があります。

4. ほのぼのアットホームな水族館「おさかな館」

虹の森公園の施設の中でも、ファミリー層を中心に人気の高い「おさかな館」。主に四万十川に生息する淡水魚を中心に展示しています。規模は小さめですが、幻の魚とも呼ばれるアカメ、ピラルクやカワウソ、小さなワニなど、意外と多くの種類の魚や水辺の動物たちに出会うことができます。

展示には工夫が凝らされており、じっくり間近で観察できるのもうれしいところ。注目はなんといってもペンギン!アットホームな(?)環境でのびのび過ごす愛らしい姿に癒されます。毎日の餌やりタイムや週末のおさんぽタイムの他、随時イベントも開催されていますので要チェックです。

5. 一年中もぎたてトマト「森の国ファーム」

トマト好きの方は絶対見逃せないスポットがここ。トマトといえば、夏の野菜というイメージが強いですが、この森の国ファームでは一年中トマトのもぎ取り体験(有料)ができるんです。実は冬が隠れた旬だとか・・・。

冬味の熟したトマトは夏より甘みが強いそうですよ。トマトハウスのほか、季節の花苗や観葉植物が買えるグリーンハウスもあり。またレンタサイクルも行っています。松野町から滑床渓谷や四万十川へ、爽快なサイクリングはいかがでしょうか?

6.山間部に広がる日本の美 遊鶴羽(ゆずりは)の棚田

「日本の棚田百選」にも選ばれた、遊鶴羽集落の棚田。高知県と県境を接する山奥の集落に、石造りの伝統的な棚田の光景が広がります。上段へと積み上がっていく棚田の幾何学的な美しさは、その合間に点在する集落の民家、天然の山林環境と一体となって、見事な景観を作り出しています。現代だからこそより顕著に感じられる、日本らしい美をたたえた風景に出会えます。ちなみに、赤とんぼが見られる場所としても有名なんですよ。

7. 歴史に思いを馳せる中世の城郭「河後森(かごもり)城跡」

3つの川に囲まれた丘の上にある中世の城郭跡。平成3年から本格的な発掘が始まり、現在では遺構の一部が整備され、当時を再現された建物も作られており、時を超えてこの場所が存在することを感じることができます。山頂から見渡せる、松野町の眺めも見どころ。

登城口は二つあり、いずれも松丸駅から徒歩で行けますが、車の場合は風呂ヶ谷登城口に駐車場がありますのでそちらへ。駅においてあるパンフレットが、観光に役立ちますのでぜひ入手しましょう。

8. 圧巻の巨樹「薬師堂の逆杖の公孫樹(イチョウ)」

出典: ja.wikipedia.org

奥内薬師堂の境内に立つ堂々たる佇まいの巨大なイチョウの木。逆杖(さかづえ)のイチョウと呼ばれる所以は、弘法大師にまつわる伝説から由来しています。

かの昔、弘法大師がこの地を訪れ、険しい山道を降りる際にイチョウの枝を杖として使い、その杖を薬師堂の地面に立て、この巨樹の芽となったと言われています。イチョウの葉で彩られる季節は美しく、さらに落ち葉となると周辺は黄色いじゅうたんで覆われたような光景に……。毎年、50キロほどの銀杏が実るそうですよ。町の人々から愛され、大切に守られている樹木です。

9. 江戸時代にタイムスリップ「目黒ふるさと館」

滑床渓谷近くの目黒地区にある、伝統的な庄屋敷を再現して作られた印象的な建物。内部も江戸時代の屋敷内をそのまま再現しており、当時の生活ぶりが伺えて見るだけでも楽しめます。

蔵の展示室のみ有料となっていますが、ここに展示されている「目黒山形模型」は、300年以上前の貴重な裁判資料。国の重要文化財にも指定されており、大きな見どころとなっています。宇和島藩と吉田藩の山境争いに関連して、イチョウの木で作られた模型資料です。立ち寄った際には、是非見学してみてくださいね。

10. 郷土出身の天才俳人を偲ぶ「芝不器男記念館」

松野町出身の俳人・芝不器男(しばふきお)の記念館。大正~昭和にかけて彗星の如く登場し、その才能で注目されながら26歳で夭折した芝不器男の生家を改装し、ゆかりの品々や日記帳・資料を展示しています。

また記念館の周辺には不器男の句碑がおかれた「俳句の小径」があちこちに見つかります。彼も歩いたであろう道を辿りながら、俳句に込められた思いを思い出してみてはいかがでしょうか。

11. 日帰り温泉で疲れを癒す「森の国ぽっぽ温泉」

風情ある街並みが残る松丸地区。松丸駅構内で観光後の休息に、気軽に立ち寄れる日帰り温泉です。「ぽっぽ温泉」というネーミングに似合う、可愛らしい文字の看板も印象的。

暖かみのある木目の「明治の湯」と、松野町の名所をイメージした岩風呂風の「滑床の湯」があり、偶数日・奇数日で男女の湯が入れ替わりとなります。酒樽を使った珍しい露天風呂やミストサウナも完備。無料の足湯があるのもうれしいポイント。松丸地区の散策や河後森城跡の観光後に、疲れを癒すのに最適です。

◎まとめ

手つかずの自然が残り、昔ながらの日本の美しさを今に伝えてくれる松野町。リフレッシュが目的の休暇や、のんびり過ごしたいときに訪れるのがぴったりの場所です。町全体が松野町の魅力を守り、盛り立てていく温かさを感じることができるはず。

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