名称:茶臼山公園
住所:青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐茶臼館
公式・関連サイトURL:http://www.town.owani.lg.jp/index.cfm/8,194,99,html
青森県弘前市の南東に位置する「大鰐温泉(おおわにおんせん)」は、津軽地方の奥座敷として親しまれてきました。開湯は建久年間(1190~1198)といわれ、江戸時代には津軽藩の藩主も参勤交代の途中に立ち寄ったとされています。800年以上の歴史をもつ名湯大鰐温泉は湯治、スキーや津軽観光の拠点として多くの人に利用されています。この記事では大鰐温泉周辺の観光スポットを6か所ご紹介するので、青森県を旅行される際はぜひ参考にしてみてください。
目次
大鰐温泉のおすすめ観光スポット6選!津軽の奥座敷周辺を観光
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1. 茶臼山公園
大鰐温泉街の背後にある茶臼山公園は、ツツジが有名な観光名所。斜面一面に約30種類1万5千株もの色とりどりのツツジが植えられています。ツツジが咲く5月には、茶臼山公園全体が赤や白、ピンクや紫色に染まり、初夏の到来を感じさせる鮮やかな光景が広がります。
また公園の頂部には展望台があり、ここから眺める大鰐温泉の景色もとても風情があると評判!登るのはちょっと大変ですが、後で大鰐温泉のお湯でゆったりできると思えば、ちょうど良い運動になりますね。ツツジ以外にも300種類もの植物が植栽されていて、季節ごとに美しい草花を鑑賞しながら散策することができますよ。
2. 大鰐温泉スキー場
大鰐温泉スキー場は、温泉街の昔ながらのスキー場として根強い人気がある観光スポット。古くから国体や学生スキー大会などの各種種目の大会会場として使用されてきた、歴史と由緒がるスキー場です。大鰐温泉駅や温泉街中心部から車でわずか5分ほどのところにあり、アクセスしやすいのも利点の1つです。
温泉場のスキー場というと小さいイメージですが、大鰐温泉スキー場には初級者向けのファミリーコースから上級者コース、そして長い林間コースまであります。幅も長さも充分あるので、さまざまなレベルや年齢のスキーヤーが楽しめるのが魅力です。
大鰐温泉の宿泊とスキー料金がセットになったお得なパックプランも充実しているので、温泉とスキーのスーパーコンボで満喫するが一番のオススメ!リフト券を提示すれば大鰐温泉の日帰り入浴施設も割引になるので、宿泊はせず立ち寄り湯だけという人でも大丈夫ですよ。
名称:大鰐温泉スキー場
住所:青森県南津軽郡大鰐町大字虹貝字清川48-1
公式・関連サイトURL:https://www.owani-ski.com/
3. 大鰐町地域交流センター「鰐come」
大鰐温泉の特産品をお探しの方は、「大鰐町地域交流センター 鰐come(ワニカム)」に行ってみましょう。大鰐温泉駅から歩いてすぐのとても便利な場所にあります。
鰐comeでは、大鰐特産の「大鰐温泉もやし」や津軽特産のリンゴのジュース、津軽塗や大鰐こけしといった伝統工芸品など、大鰐温泉ならではの地場商品が一堂に勢揃い!大鰐温泉のお土産をお探しの人にぴったりの観光スポットです。ちなみに「大鰐温泉もやし」は江戸時代から伝わる陸生のもやしで、長さがなんと30cmほどもあります。大鰐温泉のお湯で温められた土地で温泉水を使って育てるため生産者が限られていて、一時期は断絶の危機にさらされたほど貴重な作物なんですよ。
鰐comeには大型の日帰り温泉も併設されているので、広い湯船に浸かりたいという人にもおすすめ。当日の電話予約のみの貸切家族風呂も人気です。
名称:大鰐町地域交流センター「鰐come」
住所:青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字川辺11-11
公式・関連サイトURL:http://www.wanicome.com/
4. 大円寺
大円寺は、「大鰐の大日様」の愛称で知られている大鰐温泉街にあるお寺。大鰐温泉のお湯をとくに好んだといわれる津軽藩3代藩主津軽信義が、慶安3年(1650)に建立した「高伯寺」が母体となっています。
大鰐温泉の街を歩いていると、朱色で染められた建物で華やかな印象のお堂が嫌でも目につきます。この大円寺の大日堂に収められているのは、なぜか「大日如来」ではなく「阿弥陀如来」の坐像。その理由は定かでありませんが、この「阿弥陀如来坐像」自体は鎌倉時代に都の仏師が彫ったとも伝えらえるほどの優品で、国の重要文化財にも指定されているんですよ。青森県を代表する仏像の1つなので、大鰐温泉を訪れたらぜひ拝観してください。
名称:大円寺
住所:青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡12
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_8185.html
5. 石の塔
大鰐温泉からまっすぐ南下して山中を分け入った最奥、秋田県との境付近に「石の塔」と呼ばれる巨石があります。高さ24m、周囲74mという巨大な一枚岩で、江戸時代には多くの津軽の人々が参拝に訪れたと言われています。
大鰐町周辺では古くから「石の塔を見ないと、大きなことは言えないぞ」と語り伝えられていて、近年はこれを逆手に取った「万国ほら吹き大会」が毎年6月に開かれ、話題を呼んでいるんですよ。イベントに参加して実際に石の塔を見てきた人には、めでたく「大法螺(おおぼら)吹き免許証」が交付されます。
また、別の会場では見事免許を取得したホラフキストが持ち時間の5分間に自慢のホラを披露し、その大きさを競います。突拍子のない大ボラが飛び出すたびに、会場は大爆笑の渦!観客には大鰐温泉もやし汁が振る舞われますが、ホラの嵐が吹き荒れる中で食べるのは至難の業ともいわれています。
石の塔へは、大鰐温泉街から車で虹貝川を遡り、赤い鳥居の登山口からさらに45分ほどの山登りとなるので頑張りましょう!
名称:石の塔
住所:青森県南津軽郡大鰐町早瀬野地区
公式・関連サイトURL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_4780.html
6. 弘前城
津軽地方の中心都市弘前へは、弘南鉄道かJR奥羽本線に乗って1本で行けます。弘前といえば、弘前城が有名ですね。全国に12しかない現存天守の1つを擁する弘前城は、桜のシーズンでなくても観光客で賑わっています。
弘前城天守というと、赤い欄干の下乗橋越しのショットが定番ですが、現在その写真を撮ることはできません。というのも、天守台の石垣を修理するため、建物がそのまま本丸中央部にスライドしているからです。平らなところに3層3階の天守がちょこんと建っている姿は、どことなく可愛らしくもあります。
天守が元の位置に戻されるのは、2025年ごろの予定。まだしばらくありますが、この珍しい天守を見られるのは今だけですよ!
名称:弘前城
住所:弘前市下白銀町1
◎大鰐温泉のおすすめ観光スポットまとめ
大鰐温泉のおすすめ観光スポット6選をご紹介しました。大鰐温泉がある大鰐町は青森県の中でも秋田県との県境に位置し、自然あふれる場所。趣向をこらしたイベントや、魅力ある観光スポットがたくさん存在しています。鉄道が2本と高速道路が通じているため、津軽のなかでもアクセスの良い位置にあり、観光拠点として利用しやすいのも大きなポイント。青森の歴史ある古湯に浸かって、万全のコンディションで北東北の旅をエンジョイしてください。
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