名称:湯田中駅前温泉 楓の湯
住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3227-1
公式連サイトURL:http://town.yamanouchi.nagano.jp/kaedenoyu/index.html
長野県の湯田中温泉(ゆだなかおんせん)は、長野駅からローカル鉄道「長野電鉄」で45分ほどの所にある温泉街。東京から新幹線を使えば2時間ほどで到着する湯田中温泉は、人気の観光地です。地表近くに源泉があるため、湯田中温泉は古くからその存在を知られていました。江戸時代には宿場町が形成され、多くの人々の疲れを癒してきた湯田中温泉のお湯は、今も尽きることなく滾々と湧き出しています。今回はそんな湯田中温泉と周辺の観光地ついてご紹介します。
1. 湯田中駅前温泉 楓の湯
長野駅を発着駅とする長野電鉄の終着駅「湯田中温泉駅」。この湯田中温泉駅前にある入浴施設が「楓の湯」です。平成15年にオープンした共同湯で、温泉宿に宿泊しなくても格安で上質のお湯を楽しめる観光客に人気の温泉。こちらのお湯は、かけ流しの100%天然温泉で、内風呂と露天風呂の2種類があります。泉質はなめらかな無色透明のお湯で、入浴すると肌がしっとりすべすべに。内風呂と比べると露天風呂や若干ぬるめですが、のんびりと長湯することができますよ。
休憩室にはこじんまりとしていながらもテーブルが置かれており、畳の上に胡坐をかいて一息つくことができます。観光客はもちろん、地元の方も入浴しに来るので、いろいろな情報を教えてもらえるかもしれません。利用料は中学生以上は300円、小学生は150円とリーズナブル。誰でも気軽に湯田中温泉の温泉を楽しむことができます。営業時間は10時~21時までなので、日中に観光をすませて、次の電車が来るまでの時間を使って身体を温めるという入浴の仕方も可能。長野電鉄の乗車券とセットになったお得なプランもありますよ。
2. 世界平和大観音
湯田中温泉駅で下車し、湯田中温泉街を過ぎると見えてくのが「平和の丘公園」。湯田中温泉に来たら、ぜひ寄っておきたい観光スポットです。かつて湯田中温泉には観音像が建立されていましたが、太平洋戦争による金属供出のため解体されてしまいました。その後、終戦を迎え、平和への願いとともに再び建立されたのが、この湯田中温泉の「世界平和大観音」です。
湯田中温泉を訪れる多くの観光客でにぎわうこちらの観音様は、高さ約25mのブロンズ製。金属製の観音様としては、なんと東洋一の高さを誇るといわれています。足元の台座の中にある「大悲殿」には御本尊や、戦争により解体されてしまった観音様の写真やその他の資料が展示されいます。湯田中温泉のシンボル的存在である世界平和大観音へ、湯田中温泉観光の際にはぜひ訪れみてください。
名称:世界平和大観音
住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2763-1
公式・関連サイトURL:http://www.info-yamanouchi.net/highlights/item.php?spotid=264
3. 弥勒石仏
湯田中温泉の「平和の丘公園」にある観光スポットのうち、もうひとつ外すことができないのが「弥勒石仏(みろくせきぶつ)」。湯田中温泉は、645年に起きた有名な「大化の改新」の中心人物であった中大兄皇子(後の天智天皇)の時代に発見されたといわれています。以来、その温泉は不老不死の湯として信じられ、多くの人々の疲れを癒し、病気を治してきました。不老不死への想いを馳せ、温泉を鎮護するために建立したと伝えられているのが、この湯田中温泉の「弥勒石仏」。世界平和大観音を見下ろせる高台にあります。
ふくよかな丸顔の大仏さまは、1,000年以上の時を経た現在も、訪れた人々の心までも癒すようなお顔をしており、現在も滾々と湧き出る湯田中温泉のパワーの源ともなっているかのよう。場所は、湯田中温泉街を抜けたところにありますが、徒歩でも訪問可能な距離。湯田中温泉に来られた観光客の方には、この弥勒石仏も訪問していただきたいスポットのひとつです。
名称:弥勒石仏
住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏
公式・関連サイトURL:http://www.yudanaka-onsen.info/p/blog-page_14.html
4. 湯けぶり地蔵尊
湯田中温泉からほど近くにある「梅翁寺(ばいおうじ)」は、今から約300年以上も前、江戸時代の元禄年中に建立されたという古刹です。さすがは温泉街のそばに立地するだけあり、いくつもの源泉が湧きでているなかに、かわいらしいお地蔵さまを発見!この湯田中温泉の「湯けぶり地蔵尊」、その腰や肩を白布でこすると、温泉の効用で「ピンピンシャンシャン」になれると伝わる、霊験あらたかな地蔵として知られています。
こちらの湯田中温泉のお地蔵様を白布で拭うときには、そばにある源泉をひしゃくですくったお湯をしみこませた布を使うことになっています。近くの売店で販売されている手ぬぐいはとてもかわいらしいデザインで、湯田中温泉土産としても重宝。この際に、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。訪れる観光客の心までも癒す力を持つ湯田中温泉の「湯けぶり地蔵尊」。湯田中観光に来たらぜひ参拝したいですね。
名称:湯けぶり地蔵尊
住所:長野県山ノ内町平穏3106
公式・関連サイトURL:http://www.info-yamanouchi.net/highlights/item.php?spotid=307
5. 動き岩
二泊ほどした湯田中温泉だけど、温泉って岩と関連性があるからなのか、御神体が岩なのが散見された。画像のは『動き岩』っていう昔から信仰されている不思議な岩と、座王神社の御神体が岩だったのよね。 pic.twitter.com/dufywEkJw5
— 佐久間零式改 (@sakunyazero) July 14, 2016
最後に、ちょっと不思議な湯田中温泉の観光スポットをご紹介します。「湯宮神社」は湯田中温泉街のそばにあり、湯田中駅からも近い場所にあります。この湯宮神社は古くから信仰あらたかな神社として知られており、湯田中の人々はもちろん、多くの観光客の人々の信仰を集めてきました。この湯田中温泉の「湯宮神社」にある不思議な石が、「動き岩」という大きな一枚岩。
言い伝えによると、この巨石、指一本で動くとか!しかし、実際には指一本では動かすことができません。なぜここにこのような大きい岩が残されているのかなど、その理由や言い伝えを考えるのも面白いかもしれませんね。湯田中温泉の温泉街から近いので、お散歩がてら訪問してみてはいかがでしょうか。動き岩は、湯田中温泉観光の際にぜひ行っておきたい観光スポットのひとつです。
名称:動き岩
住所:長野県山ノ内町湯田中
公式・関連サイトURL:http://www.info-yamanouchi.net/highlights/item.php?spotid=291
◎まとめ
長野県湯田中温泉のおすすめ観光スポットについて紹介しました。不老長寿の温泉として有名な「湯田中温泉」ですが、温泉以外にも様々な観光スポットがあります。湯田中温泉は、有名な俳人である小林一茶も住んでいたという由緒ある温泉であり、温泉そのものよりも温泉街全体の雰囲気を楽しめますよ。電車を使ってのアクセスが容易な湯田中温泉。東京や名古屋方面からも電車で訪れることができます。連休に温泉宿に宿泊して楽しむことはもちろん、日帰りでもOK。駅から湯田中温泉の温泉街まではすぐ近くの距離なので、無理なく楽しめます。ぜひ一度、湯田中温泉においでください。
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル