相模原市津久井湖周辺の観光スポット5選。都心を望む郊外のオアシス!

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相模原市津久井湖周辺の観光スポット5選。都心を望む郊外のオアシス!

相模原市の台地部と山間部の境目に位置する津久井湖は、都心から気軽に行ける観光・レジャーのスポットとして人気の人造湖。正式名称を城山ダムといい、ダムサイトまではJR横浜線/京王相模原線の橋本駅からバスで1時間足らずです。

宮ケ瀬湖や相模湖など近隣のダム湖よりも首都圏に近いので、休日ともなれば大勢の釣り人や観光客でにぎわいます。

そんな首都近郊の観光地津久井湖から、おすすめスポットを5選取り上げてみましょう。


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相模原市津久井湖周辺の観光スポット5選。都心を望む郊外のオアシス!

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1.県立津久井湖城山公園

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神奈川県立津久井湖城山公園は、津久井湖ダムサイトの両岸と、その隣の城山にまたがる広大な自然公園です。

園内は3つのエリアと、城山山頂の津久井城跡の4セクターに分かれていて、それぞれに違ったテーマと趣がみられます。

大人から子供まで、季節ごとにさまざまな観光の楽しみ方がある津久井湖城山公園の4つの区画を、すべてご説明しましょう。

◆津久井湖観光センター

津久井湖を訪ねるなら、まずはダムサイト右岸の津久井湖観光センターを目指しましょう。橋本駅からバスを利用する場合も、ここが起点となります。

津久井湖および周辺の観光情報が得られるほか、津久井地域のお土産品も取り揃えられていますよ。

津久井湖観光センターは津久井湖城山公園の「花の苑地」エリアにあり、敷地内には四季折々の草花が楽しめる「ガーデンテラス」や、湖岸に伸びる「桜の小道」も。これから始まる津久井湖観光に、期待が大きく膨らみますね。

◆津久井城跡

ラクダの背中のように4つのコブが並んだような津久井城山。その山上には、急峻な地形を巧みに利用した津久井城がありました。建物は残っていませんが、石積みや堀、井戸跡などがあり、現在も発掘調査が続けられています。

戦国時代には津久井地域の中心的な役割を果たしていただけあって、城跡からの眺望はなかなかのもの!津久井湖を上から俯瞰したり、都心方面のビル群を遠くに眺めたりできるんですよ。

津久井城址へは、津久井湖観光センターか南西麓の根小屋地区から登ることができます。根小屋地区からのルート上には、近道だけど急な「男坂」と、緩やかだけど遠回りの「女坂」があるので、お好きな方をどうぞ!

◆根小屋地区

津久井城山の南西麓に広がる根小屋地区(ねごやちく)。根小屋とは、お城の殿様や家臣たちの平時の屋敷が営まれていた居住エリアのことを指します。実際に、城主や重臣の屋敷跡と思われる遺構が発掘されていて、それらの成果は根小屋地区のパークセンターに展示されています。

また、根小屋地区には大型遊具がそろった「四季の広場」や、丹沢の山々を望む「展望広場」など、子供も楽しめる観光施設が充実!車で津久井湖城山公園を観光する際にも、根小屋地区の駐車場を利用するのがおすすめですよ。

◆水の苑地

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津久井湖観光センターの対岸に位置する「水の苑地」エリアは、津久井湖と城山を同時に眺めることのできる絶景観光ポイント!とくに春には、湖岸の桜並木が津久井湖の湖面に映えていっそう見ごたえがありますよ。

また、「水の苑地」というだけあって、噴水のオブジェもとっても爽やか。暖かくなったら、お弁当を持参して行ってみたい観光スポットです。

時間に余裕があれば、隣接する津久井湖記念館を訪ねてみてはいかがでしょう。津久井湖と城山ダムの歴史について、より深く知ることができますよ。

2.名手橋

津久井湖の西端近くに架かる名手橋(なでばし)は、かながわの橋100選にもなっている鋼トラス製の吊り橋。橋長180mという長さは、神奈川県内でも最大規模です。

津久井湖のもっとも幅が狭く、谷が切り立っているエリアにあるので、橋上からの景色は絶佳!湖面の色の深さに、新緑や紅葉の山々がよくマッチします。

車も通れる橋ですが、交通量は少なめなので歩いて観光することも十分可能ですよ。ただ、心霊スポットとしても有名なつり橋なので、日没後の通行は控えた方がいいかも!?

3.尾崎咢堂記念館

「憲政の神様」とまで謳われた政治家尾崎行雄は、津久井湖畔の旧又野村の生まれ。出生の地である尾崎家の屋敷跡に建てられたのが、尾崎咢堂記念館です。咢堂(がくどう)とは行雄の号。敷地内には尾崎行雄の直筆とされる「善悪乃標準の碑」が建てられています。

館内には、行雄の遺品や写真など、さまざまな資料を展示。東京市長を務め、憲政擁護運動を率いた行雄の足跡と理念を辿ることができます。

また、尾崎咢堂記念館を観光するなら、「咢堂桜」も見落としてはいけませんよ。行雄が東京市長に在職していた時、アメリカのワシントンに桜の苗木3000本を贈ったのは有名な話。そして近年、米国から逆輸入された「普賢象(ふげんぞう)」という種類の苗木が育ったものです。

4.津久井の湧水めぐり

津久井湖周辺には湧き水スポットも数多く点在しています。現在も津久井周辺の住民に愛されている「中野神社の湧水」や、津久井城主が茶の湯に浸かっていたと伝わる「観音寺の清泉」、そして清雲庵に雲居寺の湧水と、津久井の清水に触れられる場所はあちこちに!車で観光する際にはポリタンクを用意していると便利ですね。

また、湧き水が美味しいということは、それすなわち地酒も旨いということ!津久井地区には、宝暦元年(1751)創業の清水酒造と、弘化元年(1844)創業の久保田酒造という2軒の酒蔵が今も醸造を続けています。どちらの酒蔵の銘柄も、津久井湖観光センターで手に入れることが出来ますよ。

5.城山湖

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津久井湖こと城山ダムの北にある城山湖は、正式名称を本沢ダムといいます。なんだかややこしいですが、津久井湖よりもやや奥深いところにある城山湖も、穴場の景観観光スポットなんです。

およそ2km弱という小さな湖の外周には散策路が設けられていて、ちょっと都会の喧騒から離れたい時にオススメ!誰にも邪魔されることのない、静かな思索のひとときを過ごせますよ。

また、湖周辺は隠れた紅葉の名所として人気上昇中!湖のほとりの航空神社境内からは、都心方面の絶景を眺めることができます。津久井湖へ落ち着いた観光を楽しみに来たなら、ぜひ立ち寄ってもらいたい観光スポットです。

◎まとめ

津久井湖の最寄り駅橋本といえば、近い将来建設が予定されているリニアモーターカーの途中駅が計画されているホットな地域!2015年には圏央道の相模原ICがすぐ近くに開設され、ますます観光に便利になりました。

大人から子供まで楽しめる都会のオアシス津久井湖へ、これを機会に観光へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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