名称:高野山
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132(高野山真言宗 総本山金剛峯寺)
公式・関連サイトURL:https://www.koyasan.or.jp/
本州で最も南に位置する和歌山県。山間部と沿岸部で気候の差があるものの、黒潮の影響もあり、特に県南部は冬も比較的温暖です。そのため、冬の寒さを避けるように旅行したい方にはおすすめといえます。反対に高野山を始めとする山間部は比較的寒く、より冬らしい雰囲気を楽しみたい人にオススメ。雪化粧をまとった歴史遺産もなかなか雰囲気があっていいものです。
今回はそんな”寒”も”暖”も味わえる和歌山県の冬のおすすめ観光スポットを紹介します。
1.高野山
今年は高野山で初詣 (@ 高野山 奥の院 in 高野町, 和歌山県) https://t.co/UIGooLQbdc pic.twitter.com/RYbJynQ5fV
— saijo (@higedaruman) January 1, 2017
弘法大師・空海が開いた真言密教の聖地「高野山」。まず最初に、温暖なことで知られる和歌山県ですが、冬の高野山はその高さも手伝ってそこそこ気温が下がります。日によっては氷点下になり雪も降るので、防寒対策をしっかりしていきましょう。雪が降ると交通機関の都合で行動範囲が限られるので多少の覚悟は必要です。
そんな寒さが厳しい冬の高野山ですが、冬は冬でなかなか風情があります。雪をまとって引き締まった空気には、他の季節とは違った神聖な雰囲気があります。この厳かな雰囲気を感じに初詣に行く人も少なくありません。
今でこそ人気観光地として賑わう高野山ですが、歴史的には何かしら問題を起こした人物を配流・幽閉する場所でもありました。有名人でいうと豊臣秀次、真田幸村(正確には近くの九度山ですが……)、織田秀信(織田信長の孫)、佐久間信盛、北条氏直…etc.。冬になると高野山という環境が、いかに都市での暮らしと比べて大変で、曰く付きの人物を配流するのに適していたかがよく分かります。秀次や幸村が好きで、彼らも晩年感じたであろう侘しさに思いを馳せるのなら、冬の高野山もおすすめです。
2.仙人風呂
冬季限定の日本一大きい露天風呂!川湯温泉の仙人風呂 https://t.co/hCRNjoHLxa pic.twitter.com/29ugDBMCWE
— 北海道観光のウオス 【 北海道旅行 】 (@tournet_h) October 8, 2016
冬の観光旅行といえば、温泉も醍醐味のひとつですよね。
大昔に発見された「熊野本宮温泉郷」は開湯してなんと1800年。「川湯温泉」は熊野川支流の大塔川にあり、一年中温泉が楽しめます。川原で遊ぶこともでき、掘るとお湯が沸き出すので子供たちにも人気です。そんな「川湯温泉」は冬になると「仙人風呂」が開かれます。大きな露天風呂で、湧き出た湯をせき止めて作られます。水着着用・無料で入ることができますよ。
仙人風呂に入れる期間は冬だけです(12月から翌年の2月まで)。大きな露天風呂で冬の星座を見ながら入浴してみてはいかがでしょうか?すぐ近くに川湯温泉公衆浴場もあるので「外オンリーはキツイ……」という人でも臨機応変に湯が選べます。
名称:仙人風呂
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮100-1(熊野本宮観光協会)
公式・関連サイトURL:http://www.hongu.jp/onsen/kawayu/senninburo/
3.天然洞窟温泉 忘帰洞
和歌山の南先端に位置する那智勝浦温泉。この温泉町にある「天然洞窟温泉忘帰洞」こちらは洞窟の中にある温泉です。「ホテル浦島」というところで入ることができます。
洞窟の湯から見える日の出や月、海や波の響きが五感を刺激します。その心地よさは「帰るのも忘れてしまいそう……。確かに!」と感じられるくらいです。ホテル浦島には「玄武洞」と呼ばれるもうひとつの天然洞窟温泉があり、こちらも素敵なお風呂なので併せて楽しみましょう。
ちなみに、忘帰洞という名前は紀州徳川家15代当主・徳川頼綸がこの温泉に浸かり「帰るのを忘れてしまうほどだ。そのくらい心地よい湯だ。」という感想を漏らしたことに由来しています(昔の人もそう思ったんですね…)。
名称:天然洞窟温泉 忘帰洞
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
公式・関連サイトURL:http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/boukido.php
4.友ヶ島
紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島は、「日本にこんなところあったの!?」と思ってしまうくらい不思議な雰囲気がある島(島々)です。地ノ島・虎島・神島・沖ノ島の総称で今は無人島。雰囲気がラピュタの世界にそっくりと評判になりました。
なぜラピュタの世界観と似ているのかというと、この島は明治時代から終戦にかけて日本軍が使用していました。大阪湾を守る要塞のひとつで、つまりは軍事施設に特化した島だったのです。その証拠に今でも砲台や弾薬庫が今も残されています。
施設の周りには青々とした草木が生い茂り、結果、ラピュタに似たロケーションができたという訳です。緑の中に残されたレンガが印象的で、展望台もあるので周辺の景色も見渡して楽しみましょう。
名称:友ヶ島
住所:和歌山県和歌山市加太
公式関連サイトURL:http://tomogashimakisen.com/
5.龍神温泉
飛鳥時代の頃(奈良時代とも)に活躍した呪術師「役行者小角」が発見し、弘法大師・空海が開いたと言われている古くからある温泉です。紀州徳川家の姫君も愛した湯といわれています。主な温泉の成分はナトリウム炭酸水素塩でアルカリ性。お湯が柔らかく感じ、お肌もつるつるしてしっとり&モチモチになります。冷えた体を温めていきましょう。
名称:龍神温泉 元湯
住所:和歌山県田辺市龍神村龍神37
公式・関連サイトURL:http://www.tb-kumano.jp/onsen/ryujin/#ryujin-sanbijin
6.お燈まつり
冬の和歌山を旅するなら、2月6日に開催される「お燈まつり」を狙って訪れてはどうでしょうか?新宮市で行われる「お燈まつり」は夜に行われる神倉神社の例祭で、古代からの熊野山伏の伝統を受け継いでいます。
白装束姿の男たちが松明を持って山からかけおり、五穀豊穣や家内安全などを祈願します。約2000人もの男たちが駆け降りる光景が圧巻で、20016年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。神倉神社は女人禁制ですが、参道からなら見学することができますよ。
名称:お燈まつり(商工観光課)
住所:和歌山県新宮市春日1番1号(商工観光課)
公式・関連サイトURL:http://www.city.shingu.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=18836
◎まとめ
和歌山県は冬の寒暖両方が楽しめる地域。年末年始、正月明けなどに旅行を考えてる方は、ぜひ和歌山県も候補にしてみてください。恵まれた気候の中で歴史、レジャー、パワースポット、温泉、そして美味しい料理もそろっています。きっと満足いく旅になりますよ。
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