行田の観光名所20選!あの大人気小説・映画の舞台巡りへ!

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行田の観光名所20選!あの大人気小説・映画の舞台巡りへ!

埼玉県の北部に位置する行田市は、あの大人気小説『のぼうの城』の舞台ともなっている場所です。忍城をはじめ多くのゆかりの地があるため、たくさんの観光客が集まる場所でもあるのです。さらに蓮も有名で、見頃の時期には賑わいをみせますよ。

そんな行田市の観光には無料で利用できるレンタサイクルがおすすめ。行田市内6ヶ所で借りることができ、とても便利です。今回は、多くの見どころを秘めている行田市の観光スポットを厳選して20ヶ所ご紹介していきます。

目次

行田の観光名所20選!あの大人気小説・映画の舞台巡りへ!

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1.忍城址

文明年間に築城されたと伝わる忍城(おしじょう)は、関東七名城のひとつです。上杉謙信の攻めにも耐え、その後石田三成による水攻めにも耐えました。そして別名、忍の浮き城とも呼ばれるようになったのです。そんな素晴らしいお城ですが、残念ならが明治維新の際に取り壊されています。

現在では、公園として整備されているほか、昭和63年に御三階櫓が再建されていますよ。この御三階櫓には、次に紹介する行田市郷土博物館から中に入ることが可能です。資料館となっているので、行田の歴史を学ぶことができますし、最上階からは行田市を一望できます。

大人気小説・映画『のぼうの城』のファンなら、是非訪れたい行田の観光スポットのひとつ。
そんな忍城址へのアクセスは、駐車場が完備されているため車が便利ですよ。

2.行田市郷土博物館

出典: ColdSleeper / flickr

忍城の本丸跡地に開館したのが、行田市郷土博物館です。『のぼうの城』で描かれた歴史についてはもちろんのこと、日本一とも謳われた足袋づくりについての展示がたくさんあり、見ごたえたっぷり。そのため、ここで行田の歴史について学んでから、行田のその他の観光スポットを巡るのがオススメです。

期間限定でイベントが開催されることもありますよ。中でも実際に鎧を着て記念撮影ができる「よろいをきよう」というイベントが大人気。行田市郷土博物館の入館者であれば、無料で体験できるので、この日を狙って行田観光をするのもありかもしれませんね。

3.水城公園

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最初に紹介した忍城址から歩いてアクセスできる水城公園。園内にはたくさんの桜が植えられており、桜の名所としても有名です。春になると、多くの見物客で賑わいをみせますよ。さらに、公園内には浮き釣り専用の釣り場「しのぶ池」が!釣りを楽しむ観光客もたくさんいます。

このしのぶ池の近くには、ホテイアオイが咲き誇るあおいの池があります。薄紫色の花が一面に広がる景色は見もの。ホテイアオイが咲いている期間の夜には、あおいの池がライトアップされます。昼間とは違った風景が見られるので、この期間に行田を訪れる方は、夜に水城公園を訪れるのも良いかもしれません。

水城公園へは、行田駅から運行している行田市内循環バスを利用して訪れることが可能。
無料の駐車場もあるので、車での行田観光を予定している方でも安心ですね。

4.さきたま古墳群

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さきたま古墳群には、大型古墳が9基も残されています。丸墓山古墳、稲荷山古墳、二子山古墳、 将軍山古墳、 鉄砲山古墳、中の山古墳、瓦塚古墳、奥の山古墳、愛宕山古墳があり、見応え満載!その中でも丸墓山古墳は、水攻めの際に忍城がよく見えることから、石田三成がこの場所に陣を構えたと伝えられています。

丸墓山古墳は階段を使って登ることが可能なので、せっかくなら古墳の上から忍城を見つけてみてはいかがですか。また、駐車場から丸墓山古墳に向かう道には、水攻めの際に作った石田堤があったとして碑が残されているので、こちらもお見逃しなく!

ほかにも、金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)が出土したことから全国に名前が知られている稲荷山古墳などもあるので、たくさんの時間を使って観光することをオススメしますよ。

5.埼玉県立さきたま史跡の博物館

さきたま古墳群を訪れる予定の方は、「埼玉県立さきたま史跡の博物館」も訪れてみましょう。ここでは、国宝に指定されている金錯銘鉄剣などの展示があります。100年に1度の大発見とも言われた金錯銘鉄剣を実際に見るチャンスですよ。

さらに、埼玉県立さきたま史跡の博物館がある古墳公園内には、はにわ作り体験ができるはにわの館もあります。ここならではの体験なので、時間に余裕がある方はぜひチャレンジしてみましょう。ミュージアムショップもあるので、ここならではのグッズをお土産にするのも良いかも!

6.観光情報館ぶらっとぎょうだ

行田市の観光情報はもちろん、行田のお土産品も取り揃えている観光情報館ぶらっとぎょうだ。様々な観光パンフレットが置いてあるので、ここで情報を得てから行田観光に繰り出すなんてのもありでしょう。休憩スペースも用意されているので、お土産品を見ながら観光の合間に休憩することも可能ですよ。

ここでは無料でレンタサイクルを利用できます。行田にある6ヶ所の観光スポットで借りられる上、その6ヶ所ならどこで返却しても良いのだとか。車以外で行田観光をしようとお考えの方は、こちらを利用してみるのも良いでしょう。ゆったりと自分のペースで行田観光ができちゃいますよ。

7.石田堤

出典: Takeshi KOUNO/Flickr

石田三成が忍城の水攻めのために作らせたという石田堤。現在の埼玉県行田市から鴻巣市に渡り、約28kmほどの堤を築いたと伝えられています。しかもこの製作期間が、1週間だったというから驚き。その堤も現在では 282mを残すのみとなりました。

埼玉県の史跡に指定されているので、行田を訪れたらぜひ見ておきましょう。少し歩くと鴻巣市に入るのですが、鴻巣市には石田堤史跡公園があるので併せて観光してみるのもおすすめ。駐車場もあるので、車で行田を観光する方も安心して見学することができますよ。

8.地蔵塚古墳

地蔵塚古墳は、墳頂に地蔵堂が安置されていることからこの名前がつきました。7世紀中葉に作られたと推測されている古墳。1辺が28m、高さが4.5m、深さが40から50cmで、石室の中から鉄鏃片や須恵器片が、少しではありますが出土されました。1963年には、埼玉県の史跡にも指定されていますよ。

石室は壁画保護のため、施錠されていて入ることはできません。ですが、さいたま市大宮区にある埼玉県立歴史と民俗の博物館に複製の展示が行われているので、興味のある方、気になる方は、こちらにも足を運んでみましょう!

9.古代蓮の里

出典: temaki/Flickr

行田市の天然記念物に指定されている行田蓮。別名「古代蓮」とも呼ばれています。その行田蓮が、6月下旬頃から8月上旬にかけて咲き誇る観光スポットが「古代蓮の里」。12万株程の蓮が咲く姿はまさに絶景です。行田蓮が咲く時期に併せて訪れてもいいかもしれませんね。

冬季には、期間限定でイルミネーションイベントも開催されます。昼と夜では違った景色を楽しめる場所なので、どちらの時間に訪れるか迷ってしまうかも。夜まで行田に滞在される方は、両時間帯も足を運んでみると良いですよ。

遊具や休憩所も完備しているので、小さな子供連れの家族旅行にももってこいの場所。また、蓮以外にも季節により様々な花が園内を彩るので、蓮の時期にこれない方でも大丈夫ですよ。

10.高源寺

忍城主成田氏長の家臣であった正木丹波守。小説『のぼうの城』でファンになった方も多いのではないでしょうか。『のぼうの城』のラストで正木丹波守は武士を辞め、戦で亡くなった人たちの供養をするため寺を建てるというセリフがありました。そのお寺がまさに高源寺なのです。

高源寺には戦で亡くなった人たちの供養塔をはじめ、寺を建てた正木丹波守自身のお墓もあります。『のぼうの城』ファン、そして正木丹波守ファンの方はぜひ足を運んでみましょう。ちなみに、現在の高源寺がある場所は、正木丹波守が建てた時とは異なるそうですよ。

11.八幡山古墳

7世紀中頃に作られた八幡山古墳。直径80m程もある大型の円墳です。昭和10年に行われた発掘作業により、前室、中室、後室の3つからなる巨大な石室があることがわかりました。そのことから、昭和19年には埼玉県の史跡に指定されています。その後の昭和52年から54年にかけて、この石室が復元整備されたのです。

外からの見学はいつでも可能な上、曜日や時間限定ではありますが、石室の中を見学することもできちゃいますよ。中も実際に見たいという方は、公開日をチェックしておきましょう。

12.利根大堰

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埼玉県行田市と群馬県邑楽郡千代田町の県境、利根川の河口から154kmの地点に作られたのが利根大堰(とねおおぜき)です。行田市にある利根導水総合事業所では、利根導水路について学ぶことができます。電光パネルと音声案内でわかりやすく説明してくれるので、小さな子供でも安心して楽しめますよ。

大堰自然の観察室では、利根大堰に設置されている魚のとおり道をのぼっていく魚の姿を観察できるのだとか。初夏には鮎、秋にはサケが見られるので、ぜひ時期を合わせて訪れてみましょう。家族連れにはもってこいの観光スポットですね。

13.将軍山古墳展示館

出典: 髙橋義雄 / PIXTA(ピクスタ)

先に紹介したさきたま古墳群にある将軍山古墳。この古墳からは、多くの副葬品が出土しましたが、多くの部分が崩れてしまいました。そのため、貴重な遺構や遺物を保存していくために、将軍山古墳展示館を設置したのです。この展示館では、石室の内部を見学することができますよ。実際に中に入ることができるとあり、多くの観光客が訪れるスポット。ぜひ行田を訪れる予定がある方は、さきたま古墳群、そして将軍山古墳展示館へ足を運んでみましょう。

ちなみに、4月には菜の花に覆われる将軍山古墳が見られるとか!普段と違った古墳を見たい方は、この時期を狙って行田観光をしに訪れてみてもいいかも!

14.成就院三重塔

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1729年に建設された成就院三重塔。その後昭和56・57年に解体復元工事をし、現在に至ります。埼玉県内に江戸時代から残る三重塔は、成就院三重塔を含め3基のみ。そのため、大変貴重なものなのです。埼玉県の有形文化財にも選出されていますよ。

車が数台停められる駐車スペースが完備されているので、車で訪れても大丈夫!前に紹介している古代蓮の里や、八幡山古墳と近い場所にあるので、併せて観光することをオススメしますよ。

15.行田軽トラ朝市

毎月第三日曜日に開催されている行田軽トラ朝市。生産者が自ら、軽トラックに積んだ行田産の農産物を販売するのです。時期に併せて旬なものを販売してくれるので、行田軽トラ朝市を訪れたら、たくさん買い込んでしまいそう!無料の駐車場もあるので、車で行田を訪れれば、荷物がたくさんになってしまっても大丈夫ですね!

また、開催日によって、様々なイベントなどが開催されているので、チェックしてから向かいましょう!

16.行田八幡神社

癌封じをはじめ、ぼけ封じ、難病封じの祈願をしてくれることで有名な行田八幡神社。そのほかにも、安産祈願や七五三、さらには神前結婚式をするカップルなど多くの方が訪れる神社です。また、季節により様々な行事を開催しているので、気になるものがあればその日を狙って行田を訪れるのもありかも!

駐車場があるので車でアクセスするのが便利です。または、秩父鉄道行田市駅から歩いて5分程度とアクセスしやすいので、車以外で行田を観光する予定の方でも安心ですね。

17.エブリデイ行田店

日本有数のゲームセンターであるエブリデイ。なんでもここにあるUFOキャッチャーの数は世界一なんだとか!行田に観光に訪れたら、歴史に触れる旅の休憩がてら立ち寄ってみてはいかがですか。たくさんのクレーンゲームが出迎えてくれますよ。これだけの数のクレーンゲームを見られることはなかなかないので、子供から大人までワクワクすること間違いなし!お気に入りの商品を見つけて、久しぶりにゲームに夢中になるなんて贅沢な時間を味わいましょう!

18.銅人形モニュメント

行田市の国道125号線沿いの歩道に飾られている銅人形たち。39の櫓の上にあり、その姿はどれも違っているため見応えあり!昔ながらの遊びをしている子どもたちがたくさん。どこか懐かしい雰囲気を味わいに、39もの銅人形モニュメントを見に訪れてみてくださいね。

19.浮き城まつり

毎年7月の最終土曜日・日曜日に開催される浮き城まつり。行田市民にとっては、夏といったらこれ!という程の盛り上がるお祭りです。行田市駅入口交差点にて、様々なイベントやステージが披露されます。また、フリーマーケットの開催もあり、多くの人で賑わいをみせますよ。迫力ある神輿もあり、楽しみ方いろいろ!ぜひこの日に行田を訪れて、熱い夏の1日を過ごしてみるのもいいかもしれませんね!

20.行田市埋蔵文化財センター

行田市の文化財に指定されている大日塚古墳。そこから出土した、埼玉県の文化財に指定されている大日種子板石塔婆(だいにちしゅじいたいしとうば)を展示しているのが、行田市埋蔵文化財センターです。この板石塔婆とは、鎌倉時代以降に造られた石碑の一種のこと。そのほか、行田市の各遺跡から見つかった出土品を見学することができますよ。この施設は、無料で見学できお財布に優しい観光スポットなので、足を運ばないと損ですね!

◎まとめ

埼玉県行田市にある20ヶ所の観光スポットはいかがでしたでしょうか。『のぼうの城』の舞台巡りのみならず、古墳群や蓮など盛りだくさんでしたね。どこに足を運ぼうか迷ってしまうほど、見どころ満載な場所なのです!

最初に案内したとおり、レンタサイクルも便利ですが、行田市には市内循環バスが運行されているので、これを使うのもありです!車がなくても安心して観光できるのは、嬉しいですね。また、観光ガイドの実施も行っているので、行田について詳しく学びながら観光したいという方は利用するのも手ですよ。

それでは、これを参考にしていただき、魅力ある行田市の観光を楽しんでくださいね!

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