札幌でおすすめのスイーツはこれ！スイーツ王国を代表する12選をご紹介

全国でも食文化レベルが高いことで有名な札幌市。そんな札幌市のスイーツ作りは歴史的にも盛んで、伝統の味を引き継ぐ老舗店や名店から独立した話題のお店などが市内に点在しています。中には、甘いものが苦手な方から絶賛されるスイーツや、お酒を飲んだ後のお楽しみである「〆スイーツ」なんかもあるそうですよ。特に「〆スイーツ」は男女問わず人気で、デザート目当てに夜のススキノを訪れる方も多いのだとか。そこで今回は、札幌を訪れたらぜひ食べておきたいおすすめのスイーツを厳選してご紹介していきます。

1.チョコレート好きパティシェが作り出すスイーツ「ボン・ヴィバン」

大人向けの本格スイーツを味わえる「Bon Vivant（ボン・ヴィバン）」は、2010年にオープンした札幌の人気スイーツ店です。パティシエの久保氏がチョコレート好きということで、チョコレートに力を入れた商品が多く並んでいるのが特徴。チョコレート好きには堪らないラインナップとなっています。

「ボン・ヴィバン」で最も人気のスイーツは、洋酒のグラッパをたっぷりと使用したその名も「グラッパ」。ココア風味のスポンジとチョコレートムース、ほろ苦の板チョコがグラッパと絶妙に調和し、香り豊かな一品となっています。紅茶との相性抜群で、これぞまさに「大人のスイーツ」と言えるでしょう。

チョコレート系のスイーツ以外にも、季節によって様々なフルーツが盛り込まれる「ミルフィーユ」やコーヒー風味ムースとシナモンのクリームのコラボが新鮮な「モカ」など、見ても食べても美味しい絶品スイーツが並んでいますよ。どれを選ぼうがついつい目移りしてしまいそうですね。

イートインスペースはなくテイクアウトのみなので、宿泊先のお部屋でゆっくり味わうのもおすすめ。
生ケーキのほか焼菓子やチョコレート類も要チェックですよ。

2.パティシエからも選ばれる美味しいスイーツ店「パティスリー・シイヤ」

北海道で人気のテレビ番組『どさんこワイド』で取り上げられ、一躍有名となったスイーツ店「Patisserie SHIIYA（パティスリー・シイヤ）」。こちらは、パティシェの椎谷氏が東京やベルギー、フランスで腕を磨いた後、札幌市内の店舗で働き2002年にオープンしたスイーツ店です。2014年には「パティシエが選んだおいしいスイーツ店」で第1位に輝いた、スイーツ好きには外せないおすすめ店となっています。

人気商品はレアチーズケーキの「エムセベイユ」。見た目が雪のように真っ白なこちらの商品は、中にたっぷりのブルーベリーが入っていて程よい酸味と甘みを感じさせてくれます。また、10種類以上のフレーバーが並ぶカラフルなマカロンも人気で、定番のショコラやストロベリー、ピスタチオはもちろんマカロンでは珍しいシトラス系のフレーバーも揃っています。

購入したものをすぐに味わいたいという方は、イートインスペースを利用しましょう。もちろんテイクアウトも可能ですよ。札幌土産にちょうど良い焼き菓子の種類も豊富ですので、ぜひ購入して札幌スイーツのレベルの高さをご友人たちにも共有してみてくださいね。

3.プロ野球選手からも愛される名店「佐藤洋菓子店」

「佐藤洋菓子店」は住宅街にひっそりと佇むスイーツ店です。パティシエの佐藤氏と奥様の作り出す「アットホーム」な店内には、常時20種類以上のカラフルなスイーツが並びます。ちなみに、お店のロゴに使用されているかわいらしい動物は、佐藤ご夫妻の娘さんが幼い頃に描いたものだそうですよ。

カスタードプリンやロールケーキ、シュークリームとどれを食べても美味しいと評判の「佐藤洋菓子店」ですが、このお店が有名になるきっかけとなったのがデコレーションケーキ。子供たちが喜ぶキャラクターものやアイシングクッキーで彩られた鮮やかなケーキは、食べるのがもったいないほどのハイクオリティです。受け取った誰もが思わず笑顔になる、魔法のようなスイーツなんですよ。

「佐藤洋菓子店」は、日本ハムファイターズの選手たちが訪れることでも知られています。さらに最近では、コンサドーレ札幌のペトロヴィッチ監督の誕生日ケーキを手掛けたことでも話題となりました。
スイーツ好きな方はもちろん、スポーツファンの方も訪れたくなる札幌の人気洋菓子店です。

4.全国でも有名なスイーツ店の本店「ショコラティエ・マサール」

「Chocolatier Masale（ショコラティエ・マサール）」は、北海道の厳選食材を使用して作られたチョコレートを取り扱う専門店です。高級感あふれる店内にはサロンも設置されており、パフェや焼菓子などのカフェメニューを味わうことができます。

店内のショーケースには、オーナー自慢のチョコレートがまるで宝石のようにきれいに並べられており思わず見入ってしまうほど。ケーキ類はチョコレート系以外にも豊富に揃っています。全国的に有名なお店なので、札幌土産としてプレゼントしてみるのも良いかもしれませんね。

人気ナンバーワンの「マリアテレサ」は、スペシャリテとされる一品。生地とムース、コーティングとそれぞれ異なるチョコレートを使用しているので、一つのケーキで数種類の異なる味を楽しめます。また、口どけの良いムースやクリームには北海道産の生乳を100％使用しているため、食べやすく仕上がっています。

「フルールショコラ」は、花をモチーフに作られた3つのチョコレートにカカオニブやナッツなどをのせた人気ショコラ。全部で9種類あり、組み合わせを変えるだけでそれぞれ違った味わいになるのが魅力です。最初から最後までワクワクしながら味わえるとあって、手土産として人気なのだとか。

その他にも、クッキーにチョコレートをコーティングし上から色彩豊かな模様を印刷した「パレットサブレ」や、濃厚な「ショコラブラウニー」などお土産に最適なスイーツが目白押し！春夏限定のソフトクリームもぜひ食べてみてくださいね。

5.ガチャガチャのように楽しいスイーツ店「カプセルモンスター」

「CAPSULE MONSTER（カプセルモンスター）」は、アパートの1室をそれぞれ工房、カフェ、ショップとして利用しているちょっと変わったスイーツ店。工房は602号室、カフェは507号室、ショップは503号室で営業しています。これぞ「知る人ぞ知る札幌の隠れ家スイーツ店」と言えるでしょう。

ごくごく普通のアパートなので「本当にここにあるの？」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、中に入ればちゃんと看板が出ているのでご安心ください。こちらはアトリエやショップが多数入店しているアーティストマンションで、エントランスは自動的に施錠されるようになっているので、来店の際はインターホンを鳴らして鍵を開けてもらってくださいね。

店内に並ぶスイーツは、体に優しいグルテンフリーのものからカラフルなボールがトッピングされたインパクト大なものまで、とにかくバラエティー豊かに揃っていますよ。平日には売り切れることもあるという隠れた名店ですので、お目当ての品がある方は事前に予約をしておくことをおすすめします。

6.名前どおり崖の上にある絶景隠れ家カフェ「カフェ崖の上」

白井川を見下ろす崖の上にせり出した「カフェ崖の上」は、絶景を眺めながら美味しいスイーツを味わえる人気のカフェ。残念ながら中学生未満のお子様は入店不可となっていますが、大自然に囲まれた絶景の中で静かにのんびり過ごしたい方にはもってこいのお店となっています。

天気が良い日はテラス席へ出て、緑に囲まれながらリフレッシュしちゃいましょう。特等席は崖下が一望できる奥の席。全面がガラス張りの特等席にはガラスのテーブルが設置されていて、着席すると空中カフェ気分を味わえます。いかにもインスタ映えしそうな景色をぜひ写真に収めてみてくださいね。

「カフェ崖の上」のおすすめは「いちごベイクドチーズ」。コクがある濃厚なベイクドチーズに酸味のきいたイチゴが絶妙にマッチし、思いの外さわやかな後味を楽しめる一品となっています。陶器に入れられたコーヒーとの相性もバッチリですよ。

カフェの対岸には野生動物が姿を見せることもあり、緑や紅葉の季節はもちろん年間を通して様々な景色を楽しめる「カフェ崖の上」。定山渓温泉へ出かけたついでにぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか？

7.「円山茶寮」で和テイストの甘味を味わおう！

「円山茶寮」は、築50年を超える古民家を再利用したスイーツ店です。幹線から一本入った静かな通りにあるため少々分かりにくいのですが、オレンジ色の外壁が目印となっているのできっと迷うことなく辿り着けるでしょう。自然の中に溶け込んだ癒し空間に思わずホッとしてしまう、そんなカフェなのです。

「円山茶寮」のおすすめは、十勝で収穫された小豆を使用した9種類のぜんざい。中でも、イチゴのジャムがたっぷりかかった「いちごぜんざい」が一番人気なのだとか。イチゴアイスと餡、イチゴジャムが層になっていてボリューム満点。セットで付いてくるお茶とお漬物が、これまた美味しいと評判です。

自家焙煎珈琲豆で有名な「斉藤珈琲」の豆を使ったという「オリジナルブレンド珈琲」も見逃せませんよ。
看板娘の美猫ココちゃんに癒されながら、美味しいお茶やコーヒー、そして和スイーツを思う存分堪能しましょう。

8.厳選された素材を使った「白谷」の絶品子餅

2011年開店の餅菓子の専門店「白谷（しろや）」は、名物の大福を求めてお客さんが絶えることなく訪れる人気の和スイーツ店です。白くて弾力があるお餅は風味や粘りも良く、硬くなりにくい「北海道名寄産風の子もち」を使用。小豆や黒豆はもちろん、北海道ならではの十勝産です。

定番の「黒豆大福」や「みたらし」、「きなこ」などのほか「モンブラン」や「レアクリームチーズ」、「アーモンドコーヒー」など洋スイーツとのコラボ大福が勢揃い。うす塩味の「えびもち」や「黒豆もち」は、甘いスイーツが得意でない方も喜ぶ餅として評判です。季節限定メニューも要チェックですよ。

かつて板前だったという店主の中谷氏は、和菓子や甘いものが大好き。独立を考えた時に真っ先に「餅屋」が浮かんだそうです。ちなみに、屋号の「白」はお餅や北海道の雪をイメージし、「谷」は店主の名字から取ったのだとか。一風変わった大福作りから奇をてらっていると見られてしまうこともあるそうですが、食べるとわかる札幌の真摯な和スイーツ店なのです。

9.〆パフェを楽しめるスイーツ店「幸せのレシピ～スイート～」

「幸せのレシピ～スイート～」は「〆パフェ」を楽しめるスイーツ店です。「〆パフェ」とは、お酒を飲んだ後にラーメンやご飯もので締めるのではなく、甘いパフェを食べて締めるというもの。札幌のススキノで定番化してきていることがメディアで紹介されたのをきっかけに、全国的にも広まりつつあります。

昔から札幌には夜遅くまでやってるスイーツ店があり、深夜でも行列ができるほどの人気ぶりでした。
そんな中でススキノに「〆パフェ」専門店が続々登場し、近年さらに賑わいを見せているのです。

2015年7月に新たなパフェ専門店としてオープンした「幸せのレシピ～スイート～」は、イタリア料理店「幸せのレシピ」を運営してきた高崎氏が人気メニューだったパフェにスポットを当ててオープンしたお店。メルヘンチックなメニューや可愛らしいお店の雰囲気が、女子の心をガッチリと掴んでいます。

「季節の果実　舞踏会のパフェ」や「フルーツヨーグルト　女王のお気に入り」など可愛いもの好きの方にはたまらないネーミングと、その名前に引けを取らない絶品パフェで人気の「幸せのレシピ～スイート～」。これは並んででも訪れる価値がありますよ。

10.「パフェ、珈琲、酒、佐藤」でお酒とスイーツの両方を楽しむ

札幌狸小路に2016年3月にオープンしたパフェ専門店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」もまた、「〆パフェ」で人気のスイーツ店です。まるで居酒屋のような店内は和風のインテリアで統一されており、のんびり寛げる座敷席も完備。スイーツのほかお酒も各種揃っていて、パフェをつまみにお酒を味わうことができます。

パフェメニューは、チェリーの酸味とビターチョコの苦味が程良い「ショコラとグリオット」、枝豆ムースと南高梅ソルベをマッチングさせた「豆と梅、ほうじ茶」、濃厚なソフトクリームに岩塩のアクセントがたまらない「塩キャラメルとピスタチオ」、さっぱりと甘さ控えめな「季節のフルーツ」の計4種類。
他にもソフトクリームやサンデー、フロート、ケーキなど様々なスイーツメニューが揃っています。

パフェだけじゃなくお酒やおつまみも楽しめるので、甘いもの好きな男性にはぜひおすすめしたいですね。土日は13時から営業しているので、ランチタイムに訪れてみるのも良いかも。アイスクリームもソフトクリームもムースもソルベも全て手作りだという、「佐藤」のこだわりのスイーツをお試しあれ！

11.アイスクリームとお酒のコラボ！「ミルク村SAPPORO本店」

酪農王国・北海道だけに、札幌には美味しいアイスクリームを提供するスイーツ店がたくさんあります。「ミルク村SAPPORO本店」は、そんな期待に応えてくれるカクテルアイスクリームBar。スイーツ店では珍しく、カクテルバーの強みを最大限に生かしたアイスクリームを楽しむことができるのです。

こちらで提供されるのは、ソフトクリームにリキュールをかけて頂く「大人のスイーツ」。初めて来店された方には、よりおいしく頂く方法をレクチャーしてくれます。常備されたリキュールの種類はなんと100種類以上！さらに、ジョッキいっぱいに盛られたソフトクリームは1回に限りお代わり可能です。

お酒の品揃えがとにかく豊富なので、選び出すのは難しいという方はお店の人に相談してみましょう。
「ゴディバチョコレート」や「バニラ」などカジュアルなものから、ブランデーの「レミーマルタンルイ13世」やワインの「ロマネコンティ」などアイスにかけるのがもったいない高級品まで揃っていますよ。

リキュールによっては別途追加料金のかかるものもありますが、ほとんどのお酒がセット料金でオーダーOK。スイーツ好きの方だけでなく、お酒好きの方にもぜひ訪れて欲しい札幌のスイーツ店です。

12.「白い恋人パーク」で限定品をゲット！

北海道土産の定番「白い恋人」。そんな「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓が、2003年にオープンしたテーマパークが「白い恋人パーク」です。パーク内では工場見学やお菓子作り体験を楽しめるほか、カフェやショップでパーク限定商品を味わうことができます。

こちらでおすすめなのが「お菓子作り体験工房」。およそ14cmもある大きなハート型のクッキーでホワイトチョコレートをサンドした後、チョコペンで自由に絵を描き世界に一つだけの「私の白い恋人」を作るという体験コースです。自分でクッキーを焼き上げるコースとチョコペンで仕上げるだけのコースがあるので、スケジュールに合わせて参加してみてください。ハート型の「白い恋人」はお土産にもぴったりですよ。

◎まとめ

スイーツの原料となる乳製品や小麦、小豆など豊富な食材に恵まれた北海道には、美味しいスイーツがたくさんあります。特に札幌は「さっぽろスイーツ」という言葉と共に街づくりが行われているほど、実にバラエティー豊かなスイーツが揃っているのが特徴。季節やお店に関わらず、札幌にはいつでもスイーツ好きを満足させられるお店が溢れています。最近はスイーツ好きな男子が増えているのもあり、お一人様や男性でも入店しやすいスイーツ店が増えているのもうれしいところ。札幌でぜひあなた好みの絶品スイーツを探してみてくださいね！

札幌でおすすめのスイーツはこれ！スイーツ王国を代表する12選をご紹介