岡山県新見市の観光スポット11選!カルスト台地に広がる自然美を体感

岡山県新見市の観光スポット11選!カルスト台地に広がる自然美を体感

岡山県西北部に位置する新見市は、吉備高原上にある町。市の南部はカルスト台地の上にあたり、鍾乳洞をはじめとした、壮大な自然の芸術を体感できる観光スポットが点在しています。この地域ならではの楽しみが満載!新見市のおすすめスポットを11選ご紹介します。ぜひ1度足を運んでみてください。

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岡山県新見市の観光スポット11選!カルスト台地に広がる自然美を体感

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1.繊細な自然の造形美に感動「満奇洞」

満奇洞 竜宮橋

新見市内にはいくつもの鍾乳洞があり、観光の中心となっていますが、その中でも早くから開発された先駆的存在が満奇洞(まんきどう)。洞内のライトアップも美しく、幻想的な世界が広がります。

規模は全長450メートルとそれほど大きくはありませんが、迷路のような洞内はつらら石や洞穴サンゴをはじめ様々な鍾乳石が織りなす景観。さらには神秘的な洞穴湖まで、鍾乳洞の美しさと見どころが詰まっています。内部は天井が低い部分もありますので、移動する際は気をつけてくださいね。

2.圧倒する存在感を示す鍾乳洞「井倉洞」

井倉洞

井倉峡の大自然のど真ん中の、全長1,200mの鍾乳洞。壮大な鍾乳洞の造形美を存分に堪能できます。入口は断崖絶壁にあり、近くでは滝が高梁川に流れ落ちる、風光明媚なロケーション。夏でもひんやりとした鍾乳洞は気温約15~16度だそう。

内部には「つらら石」「石筍」など、様々な形状の美しい鍾乳石を見ることができ、太古の時代から現在に渡るまで作り上げられてきた自然の芸術に驚嘆。洞内に滴る水は新たな鍾乳石を作り、これからも変化し続けていくことが分かります。一周すると所要時間約40分~1時間ですが、ショートカットコースもあります。

3.美しい滝のマイナスイオンでリフレッシュ「絹掛の滝」

絹掛の滝

井倉峡エリアの観光における見どころのひとつで、落差50メートルの滝。「絹掛」の名の通り、流れ落ちる水がまるで白い絹糸のよう。繊細な美しさと、スケール感をあわせ持つ滝です。

特に新緑や紅葉の季節には、周囲の自然と滝が見事に調和した素晴らしい景観が見られます。滝の下には不動明王が祀られており、「不動の滝」とも呼ばれています。国道沿いにあるので、ドライブの途中に立ち寄ってみてはいかが。

4.企画展をチェックしたい!アートファン注目の「新見美術館」

新見美術館

新見駅近くの小高い丘の上にある美術館。小規模ながら、充実した企画展でアートファンから注目されている美術館です。駅の近くではあるのですが、徒歩の場合は迂回して階段を登るので少し大変かもしれません。車でお越しの場合は、近くまで行くことができ駐車場も整備されています。高台から見下ろす新見市街の光景も見どころです。

5.縄文の美に魅せられる「猪風来美術館」

日本を代表する縄文造形家・猪風来(いふうらい)の作品を展示する美術館。2005年、廃校となった小学校の校舎を再利用してオープンしました。2000年の時を経て現代に復活した、独自の縄文スパイラル造形の作品を意欲的に創作し続け、国際的にも評価が高い猪風来の作品を200点以上常設展示しています。

なかなか見ることのない縄文野焼き技法の土偶や壺など、その造形美に驚きと新鮮さを感じるはず。春と秋の年2回開催される「縄文野焼き祭り」では、縄文時代の野焼きを再現し、作品を焼き上げます。燃え上がるダイナミックな炎は感動的ですよ。

6.可憐なすずらんの自生地「哲多すずらんの園」

すずらんをはじめ、多種多様な湿生植物が見られる植物園。「おもつぼ湿原」の名称で呼ばれる約2ヘクタールの湿生植物群落を整備し、見学できるようになっています。園内の遊歩道を散策すれば、季節ごとに自生する様々な花に出会えます。

一番の見どころであるすずらんの開花時期は5月中旬頃。ひかえめに咲く、可憐なすずらんの美しさにきっと心癒されるはず。お花好きな方は必見のスポットです。

7.観光の後は日帰り温泉へ 新見千屋温泉「いぶきの里」

いぶきの里スキー場

新見市の最北に位置する温泉施設。観光の後の疲れを癒すのにぴったりです。周囲は緑豊かな山々に囲まれ、爽やかな気候と自然に恵まれたロケーション。炭酸水素イオンが多く含まれる泉質で、「美肌の湯」としても評判です。

大浴場は大きな窓が開放的な印象。温度の異なる2種類の温泉の他、露天風呂、ジャグジーやサウナも完備している充実の内容です。2023年にドーム型グランピング施設がオープン!ゲレンデが併設されており、冬はウィンタースポーツも楽しめます。

8.3つの水車が並ぶ懐かしい光景「夢すき公園」

夢すき公園 日本一の親子孫水車

日本最大の親子孫水車を見ることができる公園。親子孫水車って?と疑問符が付くかもしれませんが、大きさの異なる3つの水車が並んでいるんです。水車は復元されたものですが、その大きさはかなりの迫力!一番大きな水車は高さ13.6メートル。水車が実際に使われていたという、昭和の中期を思い起こさせる光景です。水車を背景に記念写真を撮るのもいいですね。

また、公園内には「紙の館」があり、紙すき体験ができます。古くから伝わる和紙作りの伝統技法で、オリジナルのうちわやはがきを作ってみては。紙すき体験はお電話にて要予約です。

9.大自然が作り出した壮大なアーチ「羅生門」

羅生門(新見市)

国の天然記念物にも指定された、石灰岩でできた巨大なアーチ。この地域ならではの神秘的な自然の美とパワーを感じられるスポットです。地下の鍾乳洞が陥没し、残った部分が地上に出現してできたアーチは、まさに自然が作り出したダイナミックな光景。第一門から第四門まであり、上は歩いて渡れる天然の橋になっています。

夏でも涼しく、冷気があるのですが同時に湿度も高いという気候で、珍しい植物や蘚苔類が見られるのも特徴。アップダウンのある山道を歩きますので、スニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。

10.「米粉パン」が大人気!道の駅鯉が窪

新見市哲西町、国道182号沿いにある「道の駅 鯉が窪」。ここで有名になっているのが、「米粉」を使った商品です。その名の通り、米を粉末にしたものではあるのですが、道の駅鯉が窪には米粉の製粉所が併設されています。

地元新見産のお米から作られた米粉の「米粉パン」は、独特のもちもち感で大人気。「こめ工房」では、食パンやメロンパン、惣菜パンなど、様々な種類の米粉パンが購入できます。

さらに米粉はピザ生地の材料にも!団体用に「ピザ作り体験工房」も実施しています。ちなみに特製ピザを焼き上げる石窯は、備前焼耐火レンガ製。もちろん新鮮な地元の野菜やお土産も手に入りますよ!

11.石灰岩の土壌が生み出す上質なワイン「ドメーヌ・テッタ」

2016年秋、新見市にオープンしたワイナリー。葡萄栽培とワイン販売を手掛けてきた「TETTA」が、自社のブドウを使ったワインを醸造、販売する体制が整いました。この地域特有の石灰岩土壌の土地は葡萄畑に適しているとされ、フランスの銘醸地の土壌とも似ているそうです。

シンプルな外観、洗練されたワイナリーでは醸造作業を見学することができ、テラスからは小高い山に広がる葡萄畑の美しい景観が望めます。自社ワインのラベルがとってもおシャレ!新見市の新たな注目スポットです。

◎岡山県新見市の観光スポットまとめ

新見市といえば、まず鍾乳洞好きの方ならチェックしたい場所ですが、それ以外にも様々な魅力が見つかりそうですね。自然豊かな土地なので、その特性を生かした見どころが多いのではないでしょうか?探検家気分を味わうのも良し、美しい自然を満喫しながらゆっかる観光を楽しんで休日を過ごすのもいいですね。

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