美しい海の景色を眺める、南伊勢町の魅力ある観光スポット7選

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美しい海の景色を眺める、南伊勢町の魅力ある観光スポット7選

南伊勢町には「五ヶ所湾」という湾があります。その湾内には「葛島」「七日島」をはじめとする複数の島と岩礁が眺めることができます。それらのほとんどが無人島です。「五ヶ所湾」という名前の由来は湾内に5ヶ所の自然の良港があったことにあります。沿岸の地区には「浦」と着く地名が多く、地域の人たちの中では「浦」という言葉を省いて、呼称されているようです(例:「五ヶ所浦」は「五ヶ所」/「礫浦」は「礫」)。そんな南伊勢町のおすすめ観光スポットを紹介します。

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美しい海の景色を眺める、南伊勢町の魅力ある観光スポット7選

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1.赤い橋脚がインパクト大!手をとり合う「親子大橋」

三重県度会郡南伊勢町にある親子大橋の名前の由来は、2つの橋が仲睦まじく手を取り合っているように見える姿にあります。この2つの橋の内、大きい橋が「南島大橋」、小さい橋が「阿曽浦大橋」という名前です。

青々とした壮大な山と海のコントラスが美しい景色の中で、2つの赤い橋脚は印象大。地形が入り組んでいるため、橋の近くからは片方の橋しか眺めることができませんが、両方の橋を一緒に眺めることができる場所があります。その場所は「浮島パークなんとうの展望塔」と「鵜倉園地のあけぼの展望台」。ここからなら、2つの橋が仲睦まじく手をとり合っているのが観られます。

2.三重県指定史跡「五ヶ所城址」

三重県の県指定史跡、南伊勢町の「五ヶ所城址」。別名は「愛洲城」です。五ヶ所城址は周りを竹林の丘で囲まれており、南北朝時代~戦国時代まで活躍した豪族「愛洲氏」の居城として使われました。築城の年は定かではありませんが、康永年間(1342~1345年)ごろに愛洲氏によって普請されたと伝えられています。

南伊勢町の五ヶ所城址へのアクセスは、国道260号線と県道12号線を北上してください。五ヶ所城跡の周りには「愛洲の館」「愛洲氏館」「愛洲氏の墓所」もあります。歴史好きにはたまらない、南伊勢町の観光名所のひとつです。

3.南伊勢町の歴史漂う「愛洲の館」

三重県度会郡南伊勢町の五ヶ所城址近くにある「愛洲の館」。 ここには「愛洲移香斎久忠(あいすいこうさいひさただ)」に関連した古文書などが展示されています。併せて南伊勢町の民俗資料なども公開されるなど、企画展も随時開催されています。

アクセスする場合は、伊勢自動車道玉城インターから車で県道169号線、五ヶ所裏方面におおよそ30分。開館時間は9~16時、休館日は毎週火曜日と年末年始の12月29日~1月3日まで。入館料は大人250円、小中高の学生は150円(団体割引あり)です。(価格は2016年11月現在のもの)

4.心が洗礼されるほどの風格がある「切原白滝」

度会郡南伊勢町にある「切原白滝」には、その傍に不動尊が崇められていることから「不動滝」という愛称があります。昔、干ばつの際には滝つぼに飛び込んで塩で清め、雨乞をしたという話もあります。

太く勢いよく流れる滝というよりは、細いけれどしっかりと流れる美しい滝という印象。その姿には繊細であると同時に風格が漂います。周りが森のように木々で覆われているため、流れる空気がピンと張っているようにも感じられます。日本にはたくさんの滝がありますが、「切原白滝にもう一度訪れたい」という観光客の声が聞かれるほど綺麗な滝です。

アクセスは宇治山田駅からバスで約50分。車で伊勢自動車道玉城インターを下りて約50分です。駐車場はありませんが、目の前に駐車できる場所があります。

5.恋人の聖地「ハート形の入り江」が見える「見江島展望台」

恋人の聖地のひとつ、「ハート形の入り江」と見江島が展望できる度会郡南伊勢町の「見江島展望台」。壮大な海と山が同時に眺められ、お得感があります。また、この展望台には鐘の記念碑と愛鍵をつける鍵台が置かれています。カップルで観光する場合は、「ハート形の入り江」を見に恋人と見江島展望台にデートに来てはどうでしょうか。

アクセスは車で伊勢自動車道玉城インターから県道22号線を走り、さらに国道260号線を西に約1時間。駐車場は10台の車が停められます。

6.本州で咲く場所はここだけ!「獅子島のハマジンチョウ」

出典: ja.wikipedia.org

五ヶ所湾にある獅子島には「ハマジンチョウ」という花が咲いています。ハマジンチョウは主に鹿児島や九州の一部の地域で咲きますが、本州で咲く場所は唯一ここだけなんです。通常、獅子島に渡ることはできませんが、五ヶ所浦に増殖されたハマジンチョウは見ることが可能。その綺麗なな花は南伊勢町まで足を運んで観る価値があります。

毎年2~3月にハマジンチョウの小さくて可愛らしい花を見ることができます。

アクセスは車で伊勢自動車玉城インターから県道169号線を走り、国道260号線を東に向かいます。およそ30分で到着します。駐車場はありませんが、駐車スペースがあるのでそちらに駐車することができるようです。電車とバスで向かう場合は、近鉄宇治山田駅からバスで約40分です。

7.南伊勢町で深い歴史に触れる「仙宮神社」

度会郡南伊勢町にある仙宮神社は、平安時代に大峰山系の修経者の信仰から名前が知られるようになった神社です。『天照皇大神御天降記』には、この社が志摩国多古宮の旧跡地である記されており、元伊勢伝承地のひとつとして奉納されています。また、仙宮神社は猿田彦命をまつり、伊勢神宮の外宮とも結びつきが深い歴史がある神社です。

アクセスはJR伊勢市駅前からバスで約1時間30分。車で伊勢自動車道玉城インターから約50分です。

参拝だけでなく、仙宮神社に納められた「天之宇受女命」(あまのうずめのみこと)の百人一首や絵画なども見ることが可能です。南伊勢の歴史を感じに仙宮神社を訪れてみてはいかがでしょうか?

◎まとめ

南伊勢町にある島々の光景は想像もできない程の雄大なもの。そうしたロケーションが観光の目玉でもありますが、観光スポットの他、美味しい魚を中心とした食べ物も楽しみのひとつです。南伊勢へ観光に来る際は、町内の飲食店なども調べて周ってみるといいでしょう。

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