【波照間島観光】おすすめスポット5選|日本最南端の有人島

画像出典:neoakira / PIXTA(ピクスタ)

【波照間島観光】おすすめスポット5選|日本最南端の有人島

沖縄には39の離島があり、それぞれが違った魅力があります。その中でも最南端に位置する波照間島(はてるまじま)は、有人島として日本最南端の島。

そんな波照間島へ渡るには、石垣島から高速船を使います。しかし外洋に出るため波も荒く、欠航も多いので波照間島へ渡れるかどうかは運次第。しかし波照間島へたどり着けば、そこには波照間ブルーとも称される楽園のような美しい海が広がっています!外周は約15kmと小さいので、レンタルショップで電動アシスト自転車を借りればゆっくり観光できますよ。そんな波照間島で寄りたい観光スポットを見てみましょう。

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【波照間島観光】おすすめスポット5選|日本最南端の有人島

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1. 世界に誇る日本一のビーチ「ニシハマ(ニシ浜ビーチ)」

波照間島 ニシハマ(ニシ浜ビーチ)

出典: 空  / PIXTA(ピクスタ)

波照間島北西部にあるニシ浜は、日本のベストビーチランキングの1位に選ばれたこともある美しいビーチ。遠浅の美しいビーチは、波照間ブルーと呼ばれるのも納得の光景。どこまでも続く青い海は、空を映すほど透明度が高いのも特徴です。

観光スポットとしても大人気のニシ浜は、シュノーケリングでウミガメにも高確率で出合えます。さらに、色とりどりの魚たちを見ることもでき、何度も何度もこの場所へ訪れる人がいるのも納得できますね。ちなみに、人気観光スポットのニシ浜は波照間島の北にありますが、これは八重山地方の方言で「ニシ」は「北」という意味から来ています。

2. ニシ浜ビーチが目の前に広がる「ペンション最南端」

波照間島にはいくつか観光客向けの宿泊施設がありますが、中でも島の最南端に位置する「ペンション最南端」がおすすめです。目の前には美しいニシ浜ビーチが広がり、各部屋から絶景を楽しむことができます。

早朝には静けさの漂う海と共に新しい一日をスタートし、夕方には水平線に沈む夕日を眺めながら夜を迎える。またよく晴れた夜には、「ペンション最南端」の屋上から望む満天の星空を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごす。まさに、古くからの人間らしいゆとりある暮らしを体感できます。また波照間島では88星座の内、84星座を楽しむことが出来るのも魅力の一つ。波照間島への観光に日帰りで訪れる人も多いですが、ぜひ一度は波照間島の夜も体験してみてはいかがでしょうか?

3. 日本最南端の碑の前で平和を祈る

波照間島 日本最南端の碑

出典: やたがらす / PIXTA(ピクスタ)

波照間島は日本最南端の有人島です。島に上陸したら、ぜひ「日本最南端の碑」を観光しに行きましょう。島の最南端にある高那崎の崖には「日本最南端の碑」の他、沖縄返還を記念した「波照間の碑」や終戦50周年を記念して建てられた「日本最南端平和の碑」、さらに「聖寿奉祝の碑」の4つの碑が並んでいます。これらの碑がある高那崎は、約1kmに渡って続く断崖絶壁となっており、荒々しい波が常に打ち寄せる迫力満点の絶景観光ポイントです。

この石碑に向かうには、二匹の蛇が絡み合う形をした「蛇の道」遊歩道を歩いて行きます。遊歩道は日本全国から集められた無数の石を使って作られており、「もう二度と戦争によって、沖縄と内地が離ればなれになってしまわないように」という願いが込められた観光スポットでもあります。ぜひ自分の出身地の石を探してみてくださいね。

4. 満天の星空を見学!波照間島星空観測タワー

波照間島 波照間島星空観測タワー

出典: Masashi Miya / PIXTA(ピクスタ)

波照間島は日本最南端の島であると同時に、日本で一番星が見える場所としても知られています。人工の灯りが少なく空気が澄み渡り、星空を目当てに観光にやってくる人もいるほど。そして1994年には、プラネタリウム併設の公開天文台「波照間島星空観測タワー」が建てられ、降り注ぐほどの満天の星空をさらに観測しやすくなりました。

昼間にはプラネタリウムや波照間島で観測された星座や月の写真を見学できます。夜になれば実際の星空を眺めながらの星空ガイドや、月のクレーターや木星の縞模様まで見える望遠鏡で星空観測ができます。そして波照間島の星座といえば、本土では見ることのできない南十字星は外せません!12月から6月までが南十字星の見学シーズン。星空目当ての観光であれば、冬もおすすめですよ。

5.どこまでも広がるサトウキビ畑と波照間黒糖

波照間島 サトウキビ畑

出典: 夢追い人 / PIXTA(ピクスタ)

波照間島を観光していると、島のいたる場所でサトウキビが見られることに気付きます。サトウキビの穂が風になびく光景はのどかで、眺めていると時が経つのも忘れてしまいそうになります。

サトウキビの生産地として知られている沖縄ですが、その中でも波照間島のサトウキビは格段の甘みがあり、より質が良いと言われています。そのため、島民の多くが稼業として良質な砂糖や黒糖を量産しています。

蜜の旨みと甘みが凝縮された波照間黒糖は、1粒でも満足できる深い味わいが特徴。さらにミネラルを豊富に含んでいて、お土産品としても最適です。そのままお茶請けとして味わうだけでなく、煮物などの料理の隠し味として使ったり、濃い目のコーヒーやエスプレッソに入れたりと幅広く活用できます。波照間島を観光したら、ぜひお土産に黒砂糖や関連商品を持ち帰りましょう。

◎まとめ

島内を観光するには、レンタサイクルやレンタルバイク、あるいは徒歩での移動が基本です。島中央に位置する集落には、波照間港から自転車でわずか5分、徒歩でも20分ほどしかかかりません。島にはレンタカーもありますが台数が限られており、事前の予約が必要。外周が14.8kmある波照間島の内陸の環状道路は1周約9kmで、車だと15分、自転車でも50分ほどで周ることが出来ます。

また波照間島を観光していると、道でヤギに遭遇することがよくあります。バイクや自転車のわき見運転、スピードの出し過ぎにはくれぐれもご注意下さい。波照間島には日本最南端の酒造会社、日本最南端の商店であるショップ&カフェ、日本最南端の郵便局、日本最南端の駐在所など、他にも見どころが沢山ありますよ。青く澄んだ海と白い砂浜、満天の星空などの観光スポットは、他では見ることのできない自然の贈り物です。

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