福島県南会津町の人気観光スポット8選！神秘の世界にひたろう！

福島県の南部に位置する南会津町は、豊かな自然に囲まれている町です。「重要文化財の宝庫」と呼ばれ親しまれている南会津町は、大自然の中で神秘的な景色を堪能しながら入浴できる隠れ秘湯や、長い年月をかけて自然が生み出したダイナミックな奇岩など、自然の神秘や偉大さを感じることのできる観光スポットがたくさんあります。南会津町の観光にはずせないおすすめのスポットを厳選して8選ご紹介するのでチェックしてみてくださいね。

1.大内宿

福島県南会津町にある「大内宿（おおうちじゅく）」は、福島県の観光スポットの中でも1.2を競うほどの代表的な観光スポット。南会津町の人里離れた場所に30軒以上もの藁葺き屋根の民家が並び、昔懐かしい風景が広がっています。江戸時代から残る宿場町で、国の重要伝統的建造物保存地区に選定された大内宿。藁葺き屋根が並ぶ街並みは、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。年間100万人以上の観光客が訪れ、近年はメディアで紹介されることも多い南会津の自慢の人気観光スポットです。

大内宿では、多くの民家がお土産屋やお食事処を営んでいます。中でも名物が「高遠そば（ねぎそば）」。このねぎそばを目的に南会津町へ訪れる観光客もいるほど有名なそばです。そばの上に豪快にねぎが添えられており、このねぎは箸代わりに添えられたものなので、頼まない限り箸は出てきません。ねぎでそばを食べる体験はここならではなので、南会津町の良い思い出になりますね。

道沿いには水路が流れていて、夏はその水路できゅうりやトマトを冷やし、そのまま丸かじりすることができます。2月には雪まつりが行われ、雪灯篭に照らされる景色は神秘的。1年を通して多くの観光客が南会津町にある大内宿へと訪れます。ほっこり安らげる南会津の人気観光スポット「大内宿」へ訪れてみてくださいね。

2.観音沼森林公園

南会津の観光地「観音森林公園」は、野鳥の宝庫で四季折々の自然を楽しむことができます。南会津の観音山の麓にある沼は、1年を通して美しい景色を楽しめる南会津町の観光スポット。特に、紅葉の時期は色鮮やかに染まる景色が素晴らしく、神秘的な雰囲気に包まれているのでおすすめです。

散策路は9コース整備され、観音沼をのんびり歩けます。観音沼は、約1万7千年前に甲子旭岳の噴火によりできた溶岩が、長い年月をかけ侵食されてできた神聖な沼。ほとりに建つ岳観音堂ではさらに神秘的な気分に包まれます。

また紅葉の時期には、カメラ愛好家が足繁く通う紅葉の隠れ名所となっています。水面に紅葉が映る様も風情があり、写真に収めたくなりますね。ぜひ、幻想的なムードが漂う南会津の観光地「観音沼森林公園」に足を運んでみてくださいね。

3.塔のへつり

南会津には紅葉の名所としても有名な観光地「塔のへつり」があります。100万年という気が遠くなるほどの年月をかけ、侵食と風化を繰り返して生み出された断壁で、まるで塔のように高く積み上げられています。国の天然記念物にも指定されている大川羽鳥県立公園・大川ラインで一番の景勝地。自然の偉大さを体感できる南会津の観光スポットとして多くの観光客が訪れます。

川に架かる橋はスリル満点で、橋から見る景色は絶景。橋を渡った先の階段を昇ると神社があります。初夏には、藤の花と白い岩肌のコントラストが美しく絵画のような風景を楽しむことができますよ。会津鉄道がすぐそばにあり、アクセスしやすいのも特徴。道中にお土産屋さんもあるので立ち寄ってみてくださいね。南会津のおすすめの観光地「塔のへつり」に行って、自然の神秘を感じてみてはいかがでしょうか。

4.尾瀬国立公園　尾瀬ヶ原

南会津自慢の観光スポット「尾瀬国立公園」は、2007年に29番目の国立公園として指定され、年間を通して日本各地から多くの観光客が訪れます。この国立公園の1番のスポットである「尾瀬ヶ原」は、四季折々の様々な植物を見ることができ、美しいこの風景は日本の唱歌「夏の思い出」の中の歌詞にも出てきます。

尾瀬は福島、栃木、群馬、新潟の4つの県にまたがっており、福島県側からの尾瀬への入り口は檜枝岐村です。この檜枝岐ルートでは、水芭蕉やミズゴケなど高山地帯ならではの植物を見ることができるのが魅力。また、7月上旬から8月上旬にかけては、ニッコウキスゲで有名な大湿原を楽しむことができます。

歩くほどに観光客を魅了し、時間によってさまざまな表情を見せてくれる尾瀬。2日以上かけて山小屋に泊まり、移ろう自然と凛とした朝の風景を感じるという南会津町の観光プランもいいですね。ゆっくりと尾瀬国立公園を散策すると、尾瀬の自然を存分に堪能することができます。南会津の壮大さ満喫できる「尾瀬国立公園」へ観光に行ってみてくださいね。

5.屏風岩

南会津にある「屏風岩」は、まるで屏風のようにそびえたつ奇岩や怪岩。伊南川の急流が長い年月をかけて、岩を削ってできました。南会津でも紅葉の名所として知られ、多くの観光客が訪れる観光スポット。色鮮やかな紅葉と白い岩肌のコントラストが美しく、水量が豊かでダイナミックな川と広がる青空も相まって、思わず写真に収めたくなるほど壮大な景色を楽しむことができます。

目の前に広がる屏風岩と迫力ある川の流れは圧巻。周辺には渓谷美を楽しめる遊歩道が整備され、散策しながら南会津町の景色も見られます。子供たちと一緒に探検気分で巡るもの楽しいですね。ぜひ、南会津自慢の観光スポット「屏風岩」で、雄大な自然を感じてみてください。

近くには「小豆温泉」があり、日帰り入浴のできる「窓明の湯」と「花木の湯」が併設されています。屏風岩観光の疲れを癒せますよ。

6.高杖そば畑

南会津には、この地区ならではといえる「そば」の観光地「高杖そば畑」があります。9月の上旬頃、たかつえスキー場の近くにある広大なそば畑は、一面がそばの花で染まります。晴れた日にはそばの花の白と青空が映えて美しく、まるで夏の雪景色。また、広大なそば畑のところどころに立つ木々が印象的で、1枚の絵画のような幻想的な景色です。

また、1日の時間の移ろいによって、朝もやに浮かぶそば畑、夕日に浮かぶそば畑など、さまざまな表情のそば畑の風景を楽しめます。見頃の時期にはライトアップされ、昼間とはまた違う幻想的な景色。人影も景色の一部になり、神秘的な気分を味わえますよ。

そばの花は咲き始めから2週間ほどが見頃。花の時期は短いので、事前に確認して観光旅行の計画を立てましょう。南会津ならではの景色を堪能できる「高杖そば畑」。ぜひ、そばの花が咲く時期に南会津町へ足を運んでみてください。

7.道の駅「山口温泉きらら289」

南会津町の観光スポット「道の駅山口温泉きらら289」は、国道289号沿いにある道の駅。南会津観光の合間に立ち寄りやすく、日帰り温泉を兼ね備えています。ここには日帰り温泉のほか、自慢の手打ちそばや地元の名産トマトラーメンなどを堪能できるお食事処、南会津の特産品を豊富に取り揃えているお土産屋があります。

温泉は「りんどう大風呂」、「山桜大風呂」、「山桜露天風呂」があり、サウナと休憩室を完備。和風の山桜の湯には気泡浴やドライサウナ、洋風のりんどうの湯にはジャグジーや圧注浴・かけ流しの源泉風呂が完備されています。大自然の景色を満喫しながら入浴できる露天風呂もあり、四季折々の自然を感じながら入浴。小川のせせらぎを聞きながら温泉で癒しのひとときを過ごせますよ。

南会津でも屈指の実力を誇る名人が毎朝当日提供するそばを打っています。使用するそば粉も南会津の石臼挽き。こだわりの本格的なそばは、ぜひ南会津町観光で食べていただきたいグルメです。また、ご当地スイーツである「トマトのソフトクリーム」は爽やかな風味が特徴で、ほのかな甘味を味わうことができます。「トマトラーメン」もおすすめですよ。お土産としては、南郷トマト関連の商品が充実しており、会津特産のはちみつは観光客に好評。南会津の地酒もチェック！ぜひ、南会津の観光を楽しんだ後や合間に、「道の駅山口温泉きらら289」に立ち寄ってください。

8.木賊温泉

「木賊（とくさ）温泉」は南会津の秘湯として、各地から観光客が訪れる人気の観光地です。武士が刀の傷を癒したという伝説が残っている歴史の古い温泉で、12軒の旅館と民宿があります。渓谷沿いにある半露天風呂からは西根川を見ながら入浴できる、と人気上昇中の隠れ名所。静かな環境の中で、素朴な雰囲気を味わうことができます。

木賊温泉の「木賊」は、植物の木賊が群生していたことがその名の由来。約1000年の歴史を持ち、大自然の中での温泉を堪能できる「木賊温泉」は、南会津町に訪れた観光客に外せない趣のある温泉です。自然と調和した雰囲気を併せ持つ木賊温泉で、心安らぐ時間を過ごしてくださいね。

◎まとめ

南会津町のおすすめの観光スポッをト8選ご紹介いたしました。行ってみたい場所は見つかりましたでしょうか。国の重要文化財に指定された南会津町の有名な観光スポットでは、江戸時代にタイムスリップしたかのような体験を。大自然の神秘にふれられる南会津町の観光スポットでは、時間を忘れて心ゆくまで癒しの時間を過ごすことができます。

南会津町の観光スポットは、日頃の日常を忘れさせてくれる場所ばかり。きっと素敵な思い出がいっぱいできる南会津町へ観光に訪れてみてくださいね！

福島県南会津町の人気観光スポット8選！神秘の世界にひたろう！