三沢市のおすすめ観光!知らなかった魅力満載の観光スポット

三沢市のおすすめ観光!知らなかった魅力満載の観光スポット

青森県北部の太平洋沿岸に位置する三沢市は、航空の歴史と共に発展してきた偉大な劇作家である、寺山修司氏が幼少期を過ごしたことでも有名な都市。三沢基地で行われる航空祭をはじめ、米軍三沢基地を主体とした国際色豊かなお祭りなど、年間12回以上も行われる豊富なお祭り文化にも出会える見どころ満載の観光地です。

また、太平洋に面した三沢市で独自に発展した豊富な食文化を味わえるのも、この地を観光に訪れる旅の醍醐味の一つ。自然があふれる三沢市には絶品ご当地グルメや、数々のレジャースポット、歴史的にも重要な観光スポットが数多く点在していますので、観光に訪れる際にはぜひ参考にしてみて下さい。

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三沢市のおすすめ観光!知らなかった魅力満載の観光スポット

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1. 三沢アメリカ村(スカイプラザ三沢)

米軍基地がある三沢市には、米軍三沢基地に隣接している商店街「カイプラザミサワ」があります。おしゃれな輸入雑貨を豊富に取り揃える雑貨店や、本場アメリカの味を堪能できるレストランがあり、ショッピングや食事に立ち寄りたい人気の観光スポットです。

一歩なかへ踏み入れるとそこは、アメリカの雰囲気あふれるエネルギッシュな空間が広がっています。ここでなら、あなただけのお気に入りのアメリカングッズが見つかるかもしれませんね。

また、こちらの建物の目の前にあるアメリカ広場では、一年を通して様々なイベントが開催されており、こちらも観光に最適。毎年6月に行われる三沢アメリカンデーでは、米軍三沢基地のアメリカ人が米国の魅力を伝える日米友好フェスティバルが開催されます。

メインイベントであるアメリカンパレードでは、ブラスバンドの演奏や数百台のハーレーダビットソンの行進が間近で見られるとあって、毎年多くの観光客で賑わいます。特設ステージではロックバンドの演奏があったり、この日だけ出店する屋台で出されるアメリカンフードは大人気。かっこいい本場アメリカの雰囲気を味わえる見応え十分なフェスティバルです。

2.三沢航空科学館

三沢航空科学館 青森

航空の町として発展してきた三沢市にある航空博物館では、その歴史や実際に使用されていた数々の航空機のモデルが展示されており、航空ファンのみならず観光に訪れるたくさんの人を魅了しています。

博物館内は「大空」と「飛翔」をテーマに、一階は航空ゾーンとして日本の航空史に深い関わりのある機体が展示されていて、それらの名機を様々な角度から見学する事ができます。

小型複葉機を解体して各部位ごとの展示がされていたり、コックピットなどの普段は見る事のできない飛行機の細部まで見学できるとあって、人気ある観光地として評判です。また、約800機の航空機模型を国、年代別にわけて展示してあるブースもあり、こちらは飛行機の歴史を知ることの出来る貴重な展示スペース。

二階は科学のスペースとして、ビデオやパネルを使った展示が見られます。飛行をコンセプトにした様々なテーマの実験、体験をする事ができます。

子供から大人まで、家族皆で楽しめる三沢航空科学館は、三沢市を訪れる際には絶対に見逃せない観光スポットです。

3.三沢基地航空祭

三沢基地航空祭 ブルーインパルス

航空史に多大な功績を残してきた三沢市では、毎年9月に行われる「三沢基地航空祭」があります。このイベントでは展示された数々の名機を間近で見られるのはもちろん、機内を見学する事ができる航空機もあり、毎年多くの観光客が訪れる三沢市のメインイベントの一つです。

このイベントの目玉として毎年多くの観光客を魅了しているのが、戦闘機ブルーインパルスによる展示飛行です。煙を出しながら大空に絵を描くように飛ぶ曲技飛行は見応え満点です。普段は絶対に見る事のできない戦闘機によるエアショー、その迫力ある機体が見せる華麗な舞は、一度見ると虜になってしまうような圧巻のパフォーマンスです。

航空の魅力を存分に満喫できる三沢基地航空祭は、一生に一度は観光に訪れたい三沢市ならではのお祭りですよ。

4.ミス・ビードル号記念広場

ミスビードル号記念広場 淋代海岸

1931年、二人のアメリカ人青年がプロペラ機ビードル号に乗って、この淋代海岸から飛び立ち、無着陸で広大な太平洋を渡るという偉業を成し遂げました。その偉業を記念して建てられたのが、この記念広場内にある「太平洋展望台」です。

ミスビードル号の実物大の模型すぐそばに立つこの展望台は、高さが23メートルあり、100段の階段のその先には、太平洋を見渡す360度の絶景が広がっています。果てしなく広がる大海原がみせる感動の光景は、時代を超えても尚観光に訪れる人々の心を惹き付けてやみません。

素晴らしい展望が望めるとあって、観光客にも大人気のこのミスビードル号記念広場に立ち寄る際には、ロマン溢れる青年の夢に思いを馳せて、この絶景を堪能してみてくださいね。

5.青森屋公園

青森屋 星野リゾート

古牧温泉を有する「星野リゾート青森屋」に隣接しているこちらの渋沢公園は、カッパ沼を中心とした約22万坪の広大な敷地の中に、文化的価値の高い建造物や美しい自然があふれる観光スポットとしても大人気の公園です。

公園内にあり有形文化財にも指定されている旧渋沢邸は、多種多様な事業を展開し、日本の社会主義の父とも言われる渋沢栄一の自宅として建てられました。増築されたのち、平成3年に渋沢公園内に移設。今では三沢を代表する観光スポットとしても広く知られています。

当時の職人の高度な技術による建築技法もさることながら、館内に使われている木材は、今では手に入らないような貴重な材料が惜しげもなく使われていて、その質の高さが伺えます。

また、洋館の窓にほどこされている数々のステンドグラスは、可愛さの中にも時代を感じさせるレトロな風合いが魅力的で、こちらも一見の価値ありです。旧渋沢邸は、和館、洋館それぞれに違った魅力がつまった見どころ満載の観光スポットなのです。

その他にも、かつて馬産地として有名であったこの地方で使われていた、住居と馬屋が一体となった南部曲屋や、渋沢神社、渋沢文化会館など、公園内には見応えのある観光スポットが点在しています。

どれも沼畔ぞいを散策しながら巡る事ができるので、三沢の豊かな自然を感じながら観光してみてください。

6.三沢市の豊かな自然

自然がいっぱいの三沢市には、様々な動植物を観察できたり、マリンスポーツやアウトドアが楽しめる観光に最適なレジャースポットが数多くあります。三沢に観光に訪れるうえで絶対に忘れてはならない、大自然を満喫できるとっておきの観光スポットをぜひチェックしてみて下さいね。

◆仏沼

三沢市「仏沼」

青森県三沢市の北側には、ラムサール条約国際登録湿地である観光地「仏沼」があります。この地方独特の地形が影響して、一年を通して厳しい季節風が吹くこちらの仏沼では、平地でありながら様々な動植物が見られるのも特徴です。

国の天然記念物に指定されていて、カモの一種であるマガン、ヒシクイなどが見られるほか、世界でも中国と日本の一部にしか分布していないオオセッカの世界最大の繁殖地として、約1000羽が生息しています。仏沼は様々な渡り鳥が中継地点として訪れる、世界的にも貴重なの水鳥の楽園なのです。

観光に訪れる際には、日の出、日の入りの時間に淡い光に包まれる幻想的な光景と、多種多様な生き物たちの鳴き声が辺り一面に響き渡る、壮大な景観をぜひ堪能してください。

◆三沢ビードルビーチ

三沢ビードルビーチ

JR三沢駅から車で約20分、三沢漁港すぐそばにあるビートルビーチは多くの観光客に愛される三沢随一の海水浴場です。

7月から8月にかけて海水浴やサーフィンなどのマリンスポーツが楽しめるこちらのビーチには毎年約3万人もの人が観光に訪れ、その広大で美しい太平洋の海を満喫しています。ビーチすぐそばの監視塔内には、休憩所やバリアフリー対応の設備が充実していて、ファミリーにも嬉しい三沢市のおすすめ観光スポットです。

◆小川原湖湖畔

小川原湖の花火

青森県にある小川原湖は、三沢市と東北町にまたがる汽水湖で県内最大の湖です。自然を楽しめる観光地として人気の高いこの小川原湖は、湖水浴に最適な遠浅の地形と、湖畔周辺にあるオートキャンプ場やBBQ場など、利用しやすい設備の豊富さが人気で、夏には多くの観光客で賑わいます。

毎年7月に開催される「みさわ小川原湖水まつり」では、ステージで行われる華やかなダンスパフォーマンスや、マラソンなどのスポーツ競技大会など、誰でも参加して楽しめる多彩なイベントが用意されています。このお祭りのメインイベントとして、夏の夜空を彩る花火大会は、毎年多くの観光客が見物に訪れる小川原湖の夏の風物詩となっています。

また、冬には凍った湖面に穴をあけて行うワカサギ釣りといった穴釣りが楽しめるのも魅力で、冬でも多くの人が訪れる人気の観光スポット。小川原湖にはハクチョウが越冬のために渡来することでも知られていますので、運が良ければ水辺にたたずむをハクチョウを間近で観察する事ができるかも知れませんね。一年を通して県内外から多くの観光客が訪れる、人気のレジャースポット小川原湖をぜひ満喫してください。

7. 道の駅みさわ 斗南藩記念観光村

道の駅みさわ

三沢駅から車で約40分、20ヘクタールの広大な敷地が広がる自然豊かな道の駅みさわは、三沢市を観光に訪れるドライバーのオアシスとして、また三沢の観光情報発信地として、日々観光に訪れる人を癒しています。

敷地内には、三沢先人記念館や動物に触れ合える小動物園、パターゴルフ場やゴーカート、遊覧馬車やポニー馬車への乗車体験など、観光のみならず様々なアトラクションも楽しめるので、運転で疲れた身体も存分にリフレッシュする事ができるでしょう。

道の駅内にある総合情報施設である「くれ馬パ〜ク」は、周辺の道路状況や観光情報をチェックできるほか、三沢観光に役立つ様々な情報を発信している憩いの場です。また、施設内にあるレストランでは、地産地消にこだわって提供される料理で三沢市の食の魅力も発信しています。

8. 三沢先人記念館

その昔、幕末の時代に「廣澤安任」という一人の武士がいました。この人物は明治維新後の1872年、日本初の民間洋式牧場、「開牧社」を開設した人物でもあります。

道の駅みさわ内にあるこちらの先人記念館は、日本の牧畜の歴史に広く貢献した廣澤安任の功績をたたえて建てられた記念館です。この人物なくして日本の牧畜技術の発展はなかったと言っても過言ではないでしょう。館内には書物や写真など、当時の様子がうかがえる展示物が数多くあり、歴史好きにはたまらない観光スポットとなっています。

ここは、この地域の牧畜の歴史と、時代の波に翻弄されながらも野に生き、数々の画期的な挑戦を成功へと導いた廣澤安任の人生を垣間みる事のできる貴重な場所なのです。道の駅みさわに立ち寄る際には、ぜひ合わせて観光してみてはいかがでしょうか。

9. 三沢市歴史民俗資料館

三沢駅から車で約30分の場所にあるこちらの資料館には、三沢市で出土した先史や、古代の出土品が数多く展示されていて、訪れる観光客のみならず地元の教育の場としても広く親しまれています。

ここでは、小川原湖周辺で出土した土偶や縄文式土器、民族芸能で使用されていた神学面や古文書などの貴重な考古学資料が多数展示されていて、見応え十分の観光スポットです。また、館内のホールに展示されている津波災害コーナーには、三陸地震や東日本大震災でおこった津波の被害を写真などで紹介しているスペースがあり、災害から得た教訓を風化させないという強いメッセージが感じられます。

館内では解説員による展示品についての説明があるので、始めての観光でも三沢市の歴史や文化について幅広く知る事ができるでしょう。

また、こちらでは1日2回、どなたでも気軽に参加できる「ものづくり体験教室」が開催されています。土器や陶器、古代の装飾品として使われていた勾玉作りなど、古代の文化を肌で感じる事のできる貴重な体験を、資料館観光と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

10. 寺山修司記念館

寺山修司記念館

出典: 663highland (CC BY 2.5)

数々の名作を生み出してきた劇作家、寺山修司氏が幼少期を過ごした三沢市には彼の功績を讃えて建てられた寺山修司記念館があります。

入り口には不気味な笑みを浮かべる紳士が描かれていたり、外観からセンス溢れる造形美が魅力のこの記念館には、彼が寄贈した遺品をはじめ、ちょっと不気味でおもしろい寺山修司の世界観を随所に感じられる展示を見ることが出来ます。ここには、寺山氏の軌跡、彼の作家としての人柄を垣間みる事のできる「テラヤマワールド」が広がっているのです。

作品の独特な世界観もさることながら、数々の名作を世に送り出し今なお多くの人々を魅了してやまないその摩訶不思議なテラヤマワールドに、あなたも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。ここは、三沢を観光するうえで絶対に見逃せない観光スポットの一つです。

11.三沢のご当地フード

自然が豊かな三沢市には、太平洋の海の幸、山の幸、様々な文化が融合し発展した独自の食文化があります。自然の恵みである素材の味を最大限に生かした、ここでしか食べられない絶品のご当地フードは驚きと感動の連続。食の宝庫、三沢を訪れる際にはぜひ、この地ならではのご当地グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

◆冬の味覚「ほっき丼」

ほっき丼

三沢市の冬の味覚と言えば、ホッキ貝が有名です。新鮮なホッキ貝は甘みが強く、濃厚な旨味とその歯ごたえが魅力です。そんな三沢で水揚げされた新鮮なホッキ貝を使った「ほっき丼」は今や三沢の名物料理の一つにもなっています。観光に訪れる際には絶対に食べたい三沢の冬の味覚なのです。

三沢市内の30店舗以上のお店で食べられるこのほっき丼は、そのお店独自のアイデアが光る盛りつけや、タレの味わいで何度食べても飽きのこない美味しさが広がります。

12月から3月の冬の期間にしか食べられない期間限定の絶品ほっき丼は、地元民のみならず観光客にも大人気の知る人ぞ知る三沢のご当地グルメなのです。

◆三沢のB級グルメ「パイカ料理」

パイカラーメン

三沢市のソウルフードとしても呼び声高い、B級グルメである「パイカ料理」。その料理に使われるパイカとは、豚バラ肉についたコラーゲンたっぷりの軟骨と、その周りについている旨味が凝縮されたお肉のことです。一頭の豚から約500グラムしかとれない貴重な部位を使ったパイカ料理は、一度食べると病みつきになる味わいです。

パイカラーメンやパイカ煮込み、焼き肉パイカなどその食べ方も豊富で、口の中でとろけるお肉の美味しさは癖になるほどの絶品です。三沢を観光する際には、ぜひあなたのお気に入りの食べ方で、コラーゲンたっぷりのパイカを堪能してくださいね。

◆お土産に最適の三沢基地カレー

三沢市が、航空自衛隊三沢基地の協力を得て商品化した「三沢基地カレー」とは、多くの基地隊員の舌をうならせた、三沢基地隊員食堂で出されるカレーを忠実に再現し作られたレトルトカレーです。

大釜で煮込まれ、それぞれの素材の旨味が凝縮したピリ辛で濃厚なカレーは、三沢市の観光土産としても定着しています。また、戦闘機の写真を大胆に使ったそのパッケージデザインは、カレーファンのみならず航空ファンをも虜にするほど。

三沢空港売店やスカイプラザ、三沢航空科学館など様々な観光スポットで買う事ができるので、見かけた際には是非お手にとってみて下さい。ファンを虜にするパッケージのダイナミックな戦闘機写真もさることながら、中身は期待を裏切らない美味しさがつまっていますよ。

◆三沢市のごぼう

日本一の出荷量を誇るごぼうの産地である青森県ですが、特に栽培が盛んな三沢市のごぼうは、柳川理想という優良品種です。夏でもやませと呼ばれる厳しい季節風が吹き、根菜にとっては理想的な気候に育まれた三沢のごぼうは、香りがよく肉質が柔らかいのが特徴です。

また、本来なら規格外として廃棄されるごぼうを利用して作られた、ごぼう茶やごぼうアイスクリーム、国産小麦とごぼうを使って作られたごぼう蕎麦など、どれも豊かなごぼうの香りをダイレクトに味わうことのできる絶品のごぼう製品です。それらの商品は持ち運びにも便利で、三沢の観光土産としても最適です。

三沢に訪れる際には、ここでしか手に入らない貴重なごぼう製品をぜひ味わってみて下さい。その豊富なラインナップで、知らなかった新たなごぼうの魅力に気づかせてくれるはず。こちらのごぼう製品も、三沢空港、道の駅みさわ、スカイプラザミサワなどで販売されていますので観光の合間にでも、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

◎三沢市のおすすめ観光スポットまとめ

知られざる見どころ満載の観光地である、青森県三沢市。一年を通して様々な見どころがある三沢市では、その活気ある街や人から元気をもらえるような、特別な旅があなたを待っているはず。

自然があり、歴史的価値の高い観光スポットがあり、国際色豊かな文化が根付いたこの場所では誰もが大満足の観光旅ができるのです。また、毎年いくつも開催される多種多様なお祭り文化に出会えるのもこの三沢市ならではの魅力ですね。

どの時期に行っても見どころが盛りだくさんの三沢市に、ぜひ一度足を運んでみて下さい。ここは、訪れる人々を惹き付ける特別な魅力があり、様々な場面で四季の移り変わりを体感することができる観光地です。

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