名称:鹽竈神社
住所:宮城県塩竈市一森山1-1
公式・関連サイトURL:http://www.shiogamajinja.jp/
塩釜市は昔から漁港のまちで知られていて、市内を観光していると、漁の安全を祈願する神社をよく目にします。
塩釜市の魚市場はいつも活気に満ちていて、美味しい海鮮料理が食べられるので塩釜の人々だけでなく、観光客に大人気。松島湾に面しているため、遊覧船で景勝地めぐりをしたり、大自然の景観を眺めながらハイキングをすることができるなど、アクティビティな観光スポットも多くあります。
塩釜市の観光スポットをいくつか紹介しましょう。
目次
宮城県塩釜市のオススメ観光スポット12選!大自然を感じてみよう!
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1.鹽竈神社
鹽竈神社は海上安全、大漁祈願、安産祈願、交通安全、必勝祈願など、ありとあらゆるお願いごとにご利益があると、塩釜市の人々に「しおがまさま」の愛称で親しまれています。
表参道は石段なんと202段!ここを上るとパワーがもらえるといわれていますが、体力にあまり自信のない方は、頑張りすぎずに東参道を利用しましょう。
28ヘクタールもの広い敷地には約35品種300本もの桜が植えられ、春になると大勢の観光客が桜を見に訪れます。ピンクの八重が美しい、天然記念物「鹽竈ザクラ」もあり、花見の観光名所としても有名です。
創建年代は、平安時代初期の文献に登場したのが最初とされています。東北鎮護として、奥州藤原氏をはじめ武家に信仰、手厚く保護されてきました。本殿・拝殿・回廊・石鳥居等が国の重要文化財に指定されています。境内には紫波彦神社が鎮座、本殿・拝殿が塩釜市の文化財、こちらも一見の価値があります。
また年中行事に海藻を用いて作られた海水を煮詰めて塩を作る、古代の製塩方法を再現する「藻塩焼神事」があり、こちらは宮城県の無形文化財に指定されています。
紫波彦神社の前からは千賀の浦を望めます。松島湾の島々のほか、牡鹿半島、金華山までもが見渡すことができる絶景ポイント。ですので、晴れた日に塩釜観光をしていたら、見落とさないでくださいね。
2.御釜神社
鹽竈神社の境外末社である御釜神社は、塩釜のパワースポットとして観光客にも人気です。
住宅街にある神社で、境内には塩釜市の地名の由来となった釜、鹽土老翁神が製塩に使われたといわれる塩釜を奉安し、年中行事「藻塩焼神事」が行われる場所となっています。
こちらの塩釜は日本三奇の一つに数えられています。「四口の神釜(よんくのかみかま)」と呼ばれる塩釜は、水が溢れることも涸れることもなく、異変が起こる前には水の色が変わると言われています。水の色が変わるなんて、気になりますよね。
塩釜観光にはぜひ、訪れてみてほしい観光スポットです。
名称:御釜神社
住所:宮城県塩竃市本町6-1
3.曲木神社
鹽竈神社の末社の一つ、曲木神社は千賀の浦に浮かぶ籬(まがき)島に祀られています。「曲木島」の表記もありますが、名前の由来は曲がりくねった木が島を覆いつくすほどだったことから来ています。
周囲わずか155メートルの島は、遊覧船などで出港するとまもなく左手に見えてきます。木々の葉にこんもり覆われ、霊験あらたかな籬島には赤い橋がかかっていますが、例祭や毎月1日の月次祭以外は、橋の手前に鍵がかけられ、渡ることはできません。
平安の昔から歌に詠まれ、松尾芭蕉も「奥の細道」にこの地に感動したことを記している籬島や曲木神社。塩釜市を観光するなら、ぜひとも日程を祭事に合わせて、参詣してみましょう!
名称:曲木神社
住所:宮城県塩竈市新浜町1-10-1
公式・関連サイトURL:http://www.shiogamajinja.jp/about/magaki.html
4.マリンゲート塩釜
松島観光の海の玄関口である「マリンゲート塩釜」は道の駅としても発展し、現在は遊覧船に乗らない人でも楽しめる塩釜の観光スポットとなっています。
広い館内の1階はショッピングゾーンとなっていて、地酒や笹かま、ずんだ餅など宮城県の逸品が勢ぞろい。食事は1階と2階にパンやおそばのような軽食から、塩釜自慢の海鮮料理、本格中華にイタリアンまで入っているので、遊覧船に乗る前の軽い食事から、港町の観光を楽しみながらの食事まで利用の仕方も様々です。
松島湾の周遊には塩釜発着便が出ているので、塩釜の観光拠点にするのに最適です。食事どころもあるので、塩釜観光の休憩所として行くのもオススメです。
名称:マリンゲート塩釜
住所:宮城県塩竈市港町1-4-1
公式・関連サイトURL:http://shiogama.co.jp/marinegate/
5.遊覧船で松島めぐり
松島湾に面した塩釜市を観光したら、おすすめしたいのが松島遊覧船での松島湾クルーズ。
マリンゲート塩釜から出港する遊覧船には、塩釜から松島海岸まで片道運航するコースと、塩釜発着の松島湾内を回るコースがあります。塩釜観光でオススメなのが「塩釜発着松島周遊クルーズ」。ただし、土日限定(要予約)の運航便なので、注意が必要です。
また、ちょっと変わった趣向として、12月から3月までは「かき鍋クルーズ」があります。12月は毎日、1月から3月は金・土・日・祝日に運航しています。かき鍋でホカホカになって日本三景・松島を船から眺めるのもいいですね。塩釜観光には、松島遊覧船に乗って、ゆっくりと松島湾を観察するのもオススメします!
(掲載情報は2016年11月17日現在のもの)
名称:丸文松島汽船株式会社
住所:宮城県塩竈市港町1-4-1 マリンゲート塩釜 マリンゲート塩釜 1F
公式・関連サイトURL:https://www.marubun-kisen.com/
6.浦戸諸島
松島湾内に浮かぶ島々で桂島、野々島、寒風沢(さぶさわ)、朴(ほお)島の4島からなっています。浦戸諸島には歴史や伝説、それにまつわる旧跡・史跡の数々があります。また浦戸諸島からの松島の景色は、一般的な角度とは違った角度から見られるので、隠れた塩釜の観光スポットなんです。
また、浦戸諸島には、海に囲まれた島だからこそ、季節ごとに味わえる海の幸があります。島には食堂はありませんが、民宿などで予約すれば、離島観光や散策を楽しみながら、海産物をたっぷり使った郷土料理を食べられますよ。
定期便は、マリンゲート塩釜から1日8便出ているので、塩釜観光がてら、ちょっと足を延ばしてみましょう!
(掲載情報は2016年11月17日現在のもの)
名称:浦戸諸島(桂島・野々島・寒風沢・朴島)
住所:宮城県塩竈市
公式・関連サイトURL:http://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/
7.塩釜水産物仲卸市場
店舗数と種類の多さは"東洋一"と称される、塩釜水産物仲卸市場。この市場は業者だけでなく、一般の人も買い物ができるとあって、観光客もさることながら塩釜市民も買い物にやって来る、まさに塩釜市の台所なんです。
さらに場内には食事処が6つもあり、どこも味が自慢の海鮮料理を食べられるとあって大盛況。観光しながら地元の絶品に舌鼓を打てる、至福のひとときですね。
秋から冬にかけて塩釜を観光するなら、期間限定の「三陸塩釜ひがしもの」をぜひ味わってみてください。塩釜は、マグロ、タラ、カツオなどの水揚げが主流で、生マグロの水揚げ量は日本一です。「三陸塩釜ひがしもの」は、9月から12月に三陸東沖で水揚げされた生のメバチマグロで、仲買人のお眼鏡にかなったマグロだけが特別扱いを受け、食卓に出されています。
「三陸塩釜ひがしもの」の時期にあわせて、塩釜水産物仲卸市場へ観光に訪れてみてくださいね。
名称:塩釜水産物仲卸市場
住所:宮城県塩竈市新浜町1-20-74
公式・関連サイトURL:http://www.nakaoroshi.or.jp/
8.塩竈寿司めぐり
漁港のまちでもある塩釜を訪れたら、新鮮で美味しい魚介類を食べ歩くのも、観光には欠かせない魅力です。
塩釜市では、「みやぎ寿司海道塩釜寿司めぐり」加盟店マップを配布していて、塩釜市内で自慢の海の幸を堪能してもらえるような企画をしています。
宮城県は米どころでもあり、寿司に適した宮城産ササニシキも同時に味わえる、観光客にもうれしい寿司めぐり企画、ぜひ参加してみましょう!お店ごとに様々な特徴を出しているので時間に余裕がある方は、ハシゴして、たくさんのこだわり寿司を味わい尽くしてみましょう。
「みやぎ寿司海道塩釜寿司めぐり」加盟店のお寿司屋さんにたくさん行って、美味しいお寿司をお腹いっぱい食べるという塩釜の観光は思い出に残りますよ。
名称:塩竈寿司めぐり
住所:宮城県塩竈市
公式・関連サイトURL:http://kankoubussan.shiogama.miyagi.jp/?attachment_id=4224
9.塩釜の藻塩
塩釜市と言ったら、地名にもなっている「塩」も有名です。そのなかで有名な塩は「塩釜の藻塩」。塩釜の藻塩は、塩釜市の顔にもなっている有名な商品です。
塩釜の藻塩は小料理屋で豆腐や天ぷらに添えられたり、お寿司屋さんで醤油の代わりに添えられています。また、塩釜市内や、宮城県内の土産物売り場で購入もできます。塩釜のお土産としてオススメです。
塩釜の藻塩を製造している「顔晴れ塩竈」の工場では、予約することで「塩づくり体験」をすることができますよ!せっかく藻塩の本場・塩釜市に行ったら、塩づくり体験をしてみてはどうでしょうか。塩づくり体験は、観光資源として力を入れています。ぜひ、塩づくり体験をして、塩釜観光の素敵な思い出を作りましょう。
名称:塩釜の藻塩(合同会社 顔晴れ塩竈)
住所:宮城県塩竈市港町2-15-9
公式・関連サイトURL:http://mosio.co.jp/
10.「海商の館」旧亀井邸
旧亀井邸は、亀井商店の初代社長が大正時代に建てた伝統的な和風建築に洋風建築を併用した、和洋併置式住宅です。
和洋併置住宅は、庶民の中でも上層階級の邸に用いられた建築様式です。良質の材料を使用し、随所に手のこんだ細工や流行のデザインを取り入れ、建具の取手はひとつひとつ手作りで、七宝焼きや、関わりの深い日本石油の社章「コウモリ」を形どった取手も見られます。亀井邸は、いわば、大正ロマンを感じさせる建物です。
亀井邸からは、亀井商店と塩釜港の歴史を垣間見ることができます。歴史が好きなひと、建築物が好きな人に、オススメできる塩釜の観光スポットです。
名称:「海商の館」旧亀井邸
住所:宮城県塩竈市宮町5-5
公式・関連サイトURL:http://kameitei.da-te.jp/
11.浦霞 酒ギャラリー
塩釜市内で見学できる酒蔵があったら、ぜひ行ってみたいと思うのが、酒好きの性。酒蔵でお酒の試飲もできるときけば、行ってみたくなりますよね。
「浦霞酒ギャラリー」では、試飲ができるほか、宮城県内限定の浦霞、さまざまな酒器、塩釜オリジナル商品を買うことができます。酒に関するものはもちろん、塩釜や宮城県の魅力や情報を発信する場として、観光案内所ともなっています。塩釜の穴場観光スポットがあるのかを聞いてみるのもいいですね!
酒がお好きな方で、人気がある「浦霞(うらかすみ)」は塩釜市で生まれた銘酒。利き酒用のお猪口を購入すれば、月替わりの酒を試飲することができますよ。
製造現場の見学はできませんが、予約制で蔵の建物や歴史について、外から説明してもらえます。1日2回しか行われていないので、予約して塩釜観光プランに取り入れてみてくださいね!
(掲載情報は2016年11月17日現在のもの)
名称:浦霞 酒ギャラリー
住所:宮城県塩竈市本町2-19
公式・関連サイトURL:http://www.urakasumi.com/gallery/
12.丹六園
和菓子の老舗「丹六園」は、歴史があり塩釜の観光スポットにもなっています。
鹽竈神社の門前という立地条件から、参詣の行き帰りに寄る人や趣のある建物に、塩釜市を観光する人の多くは足を止めたくなる、そんなお店が「丹六園」なのです。
創業は1720年、木造町家造りは震災にあっても建物自体は無事だったということで、歴史的建造物になっています。また、国の有形文化財に指定されている塩釜の観光名所なんです。
伊達藩御用達のお菓子だった「志ほがま」という銘菓は、材料も塩釜の藻塩や宮城県大崎産もち米粉を使用し、砂糖の甘さを塩釜の藻塩が優しく引き立て、青じその香りが上品な和菓子で観光のお土産にも喜ばれています。型押しの模様は鹽竈神社に咲く天然記念物「鹽竈桜」。鹽竈神社の社紋にもなっている桜は美しいです。
名称:丹六園
住所:宮城県塩竈市宮町3-12
公式・関連サイトURL:http://kurashio.jp/sanpo/traditional-shop/tanrokuen
◎まとめ
今も昔も人の往来で賑わう塩釜市にはパワースポットあり、旬の美味いものあり、景勝地あり!すぐにでも塩釜市、観光したくなりますね。
今回、紹介した塩釜市の観光スポットは、期間限定のものや、事前に予約が必要なところがいくつかあるので、観光に行く前に事前に確認することをオススメします。
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