世界最大級の橋・瀬戸大橋が120%楽しめる オススメ観光ポイント6選

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世界最大級の橋・瀬戸大橋が120%楽しめる オススメ観光ポイント6選

瀬戸大橋は世界最大規模の橋。海を渡る長大橋6つと、橋台として利用している小島の4つの高架橋で構成させれます。瀬戸大橋は高い位置に架かっているので、橋上から眺める眺望も素晴らしいものです。日の出の時刻には瀬戸内海の水平線から昇る朝日を、夕刻には沈む夕陽を見ることができ、瀬戸内海が陽光で染まるその様子は絶景。今回はそんな瀬戸大橋の全景や、上からや下からの眺めが満喫できるおすすめスポットを6つ紹介します。

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世界最大級の橋・瀬戸大橋が120%楽しめる オススメ観光ポイント6選

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1.瀬戸大橋が一望できる「鷲羽山展望台」

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岡山側から瀬戸大橋を見る代表的なスポットが鷲羽山展望台です。国の名勝にも指定されている鷲羽山は、瀬戸内海国立公園随一の景勝地として知られています。高さ133mの「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」からは、50以上の島が浮かぶ瀬戸内海を望むことができます。生き方はJR児島駅からバスにのって約25分。下車してから徒歩5分です。夕日が綺麗なので、日が傾く午後に訪れるのがおすすめです。

2.船に乗って瀬戸大橋を下から眺める「児島観光港」

岡山県の児島観光港から出港するクルージングは、およそ45分かけて瀬戸内海の島々を見ながら進み、瀬戸大橋の下をくぐることができる観光レジャーです。瀬戸大橋を下から見られるのは、船上からだけなので、特別感があります。

出航は10~14時(8月のみ~15時まで)の間で、瀬戸内の島々を眺めながら瀬戸大橋の橋下を通過します。詳しい出航時間は倉敷観光webを確認してください。

通常の航行以外にも、水島コンビナート工場の夜景が楽しめるルージング(所要時間約90分)や初日の出クルージング(要予約)といったイベントがあるので、ワンランク上のクルージングを楽しみたい方は是非参加してみてください。観光港までのアクセスはJR児島駅から徒歩5分。車で訪れる方は瀬戸中央自動車道の児島ICから北東方向へ向かいましょう。約5分で到着です。

■瀬戸大橋を渡るには?

瀬戸大橋を直接渡るには、車と電車の2つの方法があります。

車で渡る場合は、瀬戸中央自動車道を南下し坂出方向へ向かってください。電車で渡る場合は、瀬戸大橋線を走る列車に乗車してください。普通・快速・特急の他、観光列車が運行しているので、時間や都合、目的に合わせて選んでみましょう。

岡山側から瀬戸大橋に向けて出発した電車は、児島駅を発車するとすぐにトンネルに入り、トンネルを抜けると瀬戸大橋に出ます。空に架かる瀬戸大橋から瀬戸内海を見下ろすことができる時間はおよそ10分程度なので見逃さないようにしてくださいね。

3.パノラマシートから日の出&日の入りを見る「マリンライナー」

マリンライナーは岡山から高松までを結ぶ快速電車。早朝から夜まで運行しているので、日の出や日の入りの時刻を事前に確認して乗れば、瀬戸内海の水平線から昇降する太陽が見られます。マリンライナーは1号車が2階建てで、2階からは瀬戸大橋の展望を存分に楽しめますよ。

その他、特にオススメしたいのがパノラマシート。マリンライナーの1号車の1階にあるグリーン席・1番のABCD4席のことで、窓が大きく座りながら景色が楽しめます。運転席のすぐ後ろにあるので運転室越しに景色を見ることができます。

4.小さい子供連れにオススメ「アンパンマントロッコ号」

アンパンマントロッコ号は岡山と高松を結ぶ定員48名、全席グリーン車指定席の観光電車。土日祝日、春休みや夏休みなどを中心に運航しています。ベビーカーが置きやすい造りになっていて、授乳やおむつ交換などができる多目的室の他、子供用便座を備えた洋式トイレもある親にとっては嬉しい電車です。車体は瀬戸内ブルーが基調で、その上にアンパンマンの仲間がたくさん描かれています。車両は「トロッコ列車」と「アンパンマン列車」の2両編成です。

車内には子供が楽しめる工夫がたくさんあって、「アンパンマン弁当」や「アンパンマンパン」など子供が喜ぶ車内販売が多数。数に限りがあるので、事前に予約すると安心です。他にもアンパンマンの絵本がコーナーや記念撮影コーナーなど、充実の設備が揃っています。

トロッコ電車は窓のない吹き抜け車両なので、風を感じながら景色を楽しめるのが特徴。座席はキャラクターがワンポイントになった木製のベンチで、座席の足元サイドは下窓付き。小さな子供でも下窓から外の景色が見られます。更に床下窓からは真下の線路を覗くことも可能です。

5.女子にオススメ「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」

出典: ja.wikipedia.org

観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は《旅に必須なモノとコトが揃った特別な列車。旅の道具箱(トランク)。》をコンセプトに作られた電車です。

La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)とは、フランス語で「木製の旅行鞄」の意味。その名の通り、白い車体の窓には旅行鞄がデザインされていて、見るのも楽しいオシャレな観光電車です。

車内の床材は、サクラ材を使用。内装の白色部分はペイントではなく、漆喰仕上げというこだわりようです。客席は一般的なリクライニングの他、窓側向きのカウンターがあり、横を向くことなく正面から景色が一望できます。瀬戸大橋からの景色を楽しみたいならカウンター席がオススメです。車内には、ここでしか買うことができないものがあるのでお土産にぜひ。外も中もオシャレな電車なので、「カワイイ」が好きな女子には絶対にオススメ。

6.寝台特急で瀬戸大橋を渡ろう「サンライズ瀬戸」

出典: pixabay.com

サンライズ瀬戸は日本でも数少ない定期夜行列車。冬には瀬戸大橋通過時に日の出を迎えることもあり、橋の上から日の出が見られます。東京を出発したサンライズ瀬戸は、岡山駅で一緒に走ってきたサンライズ出雲との切り離されますが、この切り離し作業も人気のイベントで、下車して見学可能です。切り離した後は、サンライズ瀬戸が先に出発。岡山駅での停車時間は4分しかないので、切り離し作業を最後まで見て乗り遅れないように注意しましょう。

サンライズ瀬戸には個室寝台以外に、「ノビノビ座席」という座席があります。ノビノビ座席は各シートには区切りがなく、ひとりあたりのスペースはおよそ1畳。個室よりはグレードが下がりますが、毛布をかぶって横になれる程度の広さがあり、寝台料金ナシの乗車券・特急料金・普通車指定席料金でお得に利用できます。その他、窓向きカウンター席が設置された「ミニサロン」があり、そこから瀬戸大橋を眺めるのもオススメ。レアな電車・サンライズ瀬戸に乗って瀬戸大橋を渡ってみるのはいかがでしょうか。

◎まとめ

今回は世界最大急の橋・瀬戸大橋の全景を見ることができるスポットや、瀬戸大橋を実際に渡る電車、下をくぐれるクルージングなど、オススメの観光ポイントを6つ紹介しました。展望台から見下ろす以外にも、正面&上下など様々な角度から見られる瀬戸大橋は、楽しみ方が豊富な懐の深い橋です。早朝に瀬戸大橋から日の出を見て、昼にはクルージングを楽しみ、夜には水島コンビナートの夜景を見るなど、1日中遊び尽くすことができるので、倉敷周辺を観光する際は是非プランに組み込んでください。

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