蒜山・湯原温泉・勝山の旧街道の風情を満喫!真庭市のおすすめ観光スポット

画像出典:PJ / PIXTA(ピクスタ)

蒜山・湯原温泉・勝山の旧街道の風情を満喫!真庭市のおすすめ観光スポット

皆岡山県北中部にある真庭市は、瀬戸内海が注目される岡山県にあって、絶景ともいえる自然豊かな高原が広がる地域。蒜山(ひるぜん)や湯原温泉、勝山など、日本ならではの美しい情緒が見られる観光地です。
大阪からは車で2時間半。市内には5つのICがあり、観光スポットまで30分圏内の便利さ。渋滞も少なくドライブ観光にピッタリです。四季の絶景と歴史情緒溢れる街並みを歩けば、この上ない旅が楽します。

目次

蒜山・湯原温泉・勝山の旧街道の風情を満喫!真庭市のおすすめ観光スポット

目次を閉じる

1.蒜山高原の見どころ「ひるぜんジャージーランド」

出典: ja.wikipedia.org

蒜山高原は、広大な緑に囲まれた西日本でも指折りの高原リゾート。その広々とした自然の中に、ジャージー牛の放牧をしている「ひるぜんジャージーランド」という観光施設があります。見どころは、額にハートマークの模様が可愛いラブリーちゃん。幸せな気分にしてくれる愛くるしさがたまりません。

ひるぜんジャージーランドでは、ジャージー牛に関連した食事やスイーツが楽しめます。グルメスポットとしても知られていて、蒜山酪農ブランドのお土産が観光客に人気です。

周辺には乗馬が体験できる「蒜山ホースパーク」や買い物も楽しめる遊園地「ヒルゼン高原センター」、BBQや渓流釣りができる「津黒いきものふれあいの里」などの観光施設があって便利。アクティビティが多く訪れた人を飽きさせません。高原内の道路はしっかり整備されていて、レンタサイクルでの移動もおすすめです。

2.朝日と雲海が織りなす絶景「蒜山三座」

「蒜山三座」は、上蒜山・中蒜山・下蒜山の3つの山からなる蒜山のシンボル。約60万年前に火山活動が停止したと言われています。

蒜山三座が作り出す四季の姿は絶景。特に、蒜山三座から昇る朝日と高原を包み込む雲海の幻想的なコントラストが圧巻です。春から秋にかけて発生する雲海のベストシーズンは、寒暖差の大きい秋。明け方の澄んだ空に昇る御来光と雲海を目当てに、たくさんの観光客が訪れます。

絶景を見るおすすめのポイントは、鳥取県との県境にある「鬼女台展望休憩所」。車で行けるうえ、売店やトイレもあるので落ち着いて日の出が見られます。

3.西日本屈指の通な温泉街「湯原温泉」

西日本を屈指の名湯「湯原温泉」。その歴史は古く、「たたら製鉄」で酷使した身体を癒すための療養地として利用されたのが始まりです。このイメージは映画『もののけ姫』の中でも描かれています。1日の湧湯量は5,736t。家庭の湯船だと28,684人分。「湯原」という地名も納得のボリュームです。

湯原温泉の代名詞である「砂場」は、西の温泉横綱とも言える良さがあって、岩で囲われた趣のある露天風呂は24時間無料開放。ダムを背に温泉に浸かれる珍しいスポットです。混浴露天風呂ですが、専用の湯浴み着がレンタルでき、女性でも安心ですよ。

4.ノスタルジックな情景に感動「勝山・町並み保存地区」

出典: 園田義久 / PIXTA(ピクスタ)

勝山エリアにある「町並み保存地区」は、歴史情緒あふれる真庭市の観光スポットです。人気映画『男はつらいよ』の1シーンにも採用されました。

武家屋敷や酒蔵、古民家などが軒を連ね、古き良き日本の伝統的な雰囲気の中、一抹のモダンさも覗かせる人気の名所。軒先にかかる色鮮やかな草木染の暖簾が、現代の私たちの心を温かく迎えます。その温もりが、まるで敷居の高さを感じやすい伝統文化との距離を縮めてくれているよう。一般の民家を含めた100以上もの軒先に飾られた暖簾は、勝山の人々のおもてなしの心なのかもしれません。

5.勝山が誇る名勝「神庭の滝」「勝山美しい森」

出典: kazsan / PIXTA(ピクスタ)

岡山が誇る「神庭(かんば)の滝」は、高さ110m、幅20mの断崖絶壁が見どころ。上部は落差の小さい滝が点在する段瀑で、その美しさは自然が作り上げた芸術作品です。水墨画のような佇まいは、滝百選のみならず、日本百景にも選ばれています。散策すると気持ち良い春や秋には、下流にある渓流沿いも歩いてみてください。運が良ければ野生のサルに出会えます。

神庭の滝と一緒に訪れてほしいのが「勝山美しい森」。中国山地の秀峰「星山」の中腹にあり、山頂まで一時間半の場所にあります。展望デッキから望む日の出と雲海は絶景!ファミリー向けのバンガローで宿泊可能なので、「神庭の滝」へ行く前に一泊してもいいかもしれません。

6.映画の1シーンを歩く「旧遷喬尋常小学校」

数々の映画のロケ地として使用され、校舎全体が国の重要文化財に指定されている「旧遷喬(きゅうせんきょう)尋常小学校」。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『火垂るの墓』などの名作に登場します。

木造校舎が建てられたのは明治40年で、どっしりとした重厚感のあるモダンな佇まいは、建築専門誌の中でも「迎賓館を思わせる豪奢な洋風建築」と高い評価を受けています。昔なつかしい学校給食が食べられるイベントや学生服の貸し出しなどもあって、楽しい体験が可能です。

教室では黒ずんだ木目、机に残る傷跡、そのひとつひとつに巣立っていった子供たちの暮らしが感じられます。心がほっこりする懐かしい雰囲気を味わってみましょう。

7.夏休みはここで避暑&冒険「備中鐘乳穴」

備中鐘乳穴の洞内は、ヒンヤリしていて夏の観光にぴったり。6月中旬から7月にかけてはホタルが見頃を迎え、夏の夜を彩る自然界のイルミネーションが堪能できます。備中鐘乳穴がある北房エリアは、コスモスが咲く秋もオススメ。街の至る所で咲き乱れるコスモスは、他じゃなかなかお目にかかれませんよ。

8.後醍醐天皇も惚れ込んだ樹齢1000年の古桜「醍醐桜」

出典: PJ / PIXTA(ピクスタ)

静かな山里に佇む一本の巨木「醍醐桜」。樹齢1000年の長寿ぶりに恥じないどっしりとした太い幹が見事です。樹齢ゆえに力強く広がった枝をしっかり支えています。

「醍醐桜」の名は、後醍醐天皇がこの桜を賞賛したことに由来します。貫禄ある名木は『日本名木百選』にも選ばれていて、岡山県の天然記念物です。夜間にライトアップされると、ただでさえ圧倒的な存在感が更に増し、夜の山里に幻想的に浮かび上がります。毎年見頃を迎えると花見客で混雑しますが、それでも一生に一度は観ておきたい贅沢な桜です。

◎まとめ

いかがでしたか?岡山県の真庭市は、自然、歴史、温泉など旅の醍醐味がぎゅっと詰まった魅力的な町です。穴場感のある観光地なので、人気が急上昇する前に一度訪れてみてください。贅沢な空間がいっぱいの真庭市で羽を思い切り伸ばしましょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

真庭でおすすめの記事

真庭のアクセスランキング