「日本のエーゲ海」と呼ばれる岡山県瀬戸内市の牛窓へ観光に行こう!

画像出典:ミッキー / PIXTA(ピクスタ)

「日本のエーゲ海」と呼ばれる岡山県瀬戸内市の牛窓へ観光に行こう!

牛窓(うしまど)は「日本のエーゲ海」と呼ばれる地域。岡山県の東端、瀬戸内海に面したところにあります。県外の方だと「岡山=遠い」と感じる方も多いかもしれませんが、大阪や神戸から最寄りの備前ICまでは車で1時間半前後で、ドライブがてら気軽に観光できる場所です。山陽道から岡山ブルーラインを通る牛窓へのアクセスは無料なので、グーンと身近に感じられますよ。

古き良き街並みに新しい観光名所がさりげなくマッチする牛窓は、知る人ぞ知る夕日が美しい名所。『日本の夕焼け100選』にも選ばれるほど美しい夕日は、ドライブ観光にもピッタリです。

目次

「日本のエーゲ海」と呼ばれる岡山県瀬戸内市の牛窓へ観光に行こう!

1.朝日も夕陽も星空も綺麗な「天神社」と「前島展望台」

出典: KENDA / PIXTA(ピクスタ)

空が淡い朱色から真紅の紅に、やがて薄い紫色へ移り変わり気が付けば満天の星空へと金色を湛える牛窓の空は、いつまでも見て居たいと思わせる景色です。

綺麗な夕陽が見られるのは天神社と前島にある展望台。天神社は「テンジンサマ」と呼ばれ『日本の夕陽百選』にも選ばれた有名な観光スポットなんですよ。牛窓町フェリー乗り場からわずか5分で渡れる前島展望台は、瀬戸内海の多島美と小豆島や四国の屋島を一望できる昼間でも楽しめる観光スポットです。

前島展望台まで来たら前島の西端・荒崎まで足を延ばしてみてください。のんびりと歩きながら夕日を眺めてみるのにちょうどいい夕日のお散歩コースです。(※写真は前島展望台からの昼間の景色です)

2.ユーモアと根気があふれる面白い神社「牛窓神社」

牛窓に来たら「牛窓神社」を観光しましょう。重厚な佇まいで牛窓町指定重要文化財(建築物)に指定されています。この神社で面白いのが、境内の狛犬の台座部分にある「ど根性の樹」。おみくじを結ぶまだ小さな樹で、参拝者の括りつけられる姿が必死に耐え忍んでいるように見えるためそう呼ばれています。

牛窓神社に向かうまでの道のりも注目です。「本宮(本殿)までもう少しです」と励ましてくれる看板のほか、「夢を語ロード」「五気の杜 牛窓大明神さまから、参拝のあなたへ 元気・やる気・勇気・本気・根気」など、クスッとさせられる文言が見られます。牛窓神社は石段が長いのですが、ユニークな看板を見れば頑張って登れる……かもしれません。

3.牛窓でお洒落なランチを楽しむ

美しい港町の牛窓には個性的なカフェがたくさん。ノスタルジックな雰囲気の「てれやcafe」や身体に優しいご飯が食べられる「玄米食堂 楽土館」。敷地内のツリーハウスがシンボルの「Akatsuki Cafe & Something」 。かわいいラテが自慢の「cafe CLOVER」。「Rossa」の素敵なランチもおすすめです。

そんな数あるcafeのなかから、今回紹介するのは写真の海が見えるカフェ「Cyoi-Cyoi Style」。可愛い花が咲く庭が素敵なカフェです。雨の日は店内の2席のみとなりますが、それも子供の頃の秘密基地みたいにくつろげます。定休日は火・金曜日で営業時間は10~17時。スキレットで焼くドイツ風パンケーキはベリーがいっぱいで幸せな気分になります。

4.黒島でヴィーナスロードを見る

牛窓の沖合に浮かぶ3つの島、黒島本島・中ノ小島・端の小島からなる黒島で見たいのがヴィーナスロード。潮が引くと約800mの一本道が浮かび上がるという自然の神秘です。潮が満ちるまでのわずかな時間を思う存分観光を楽しみたい場所です。

黒島のテントサイトは自然のままの状態で、利用者自らが草を刈ってスペースを確保するという感じです。毎年9月には「牛窓ナチュラルキャンプ」というイベントが開催されます。持ち物はテントのみで、夏フェスやワークショップなど自由に楽しめます。

◎まとめ

牛窓は知れば知るほど魅力的な観光エリア。今回紹介できなかったオリーブ園や素敵なホテル、ペンションなど魅力は尽きません。可愛いペンション村に泊ってゆっくり牛窓を巡るのもオススメです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

瀬戸内でおすすめの記事

瀬戸内のアクセスランキング