都会の喧騒を離れリラックス!自然豊かな「いなべ市」の観光名所12選

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都会の喧騒を離れリラックス!自然豊かな「いなべ市」の観光名所12選

三重県最北端に位置する「いなべ市」は、員弁郡(いなべぐん)北勢町、員弁町、大安町、藤原町の各4町が2003年12月1日に合併して誕生した町です。山や河川、公園に恵まれているため、喧騒を離れて自然を満喫するのにぴったり。いなべ市の歴史を学べる博物館や寺院もあります。今回は、そんないなべ市の魅力を感じられる観光スポットを、厳選して14ヶ所ご紹介していきます。

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都会の喧騒を離れリラックス!自然豊かな「いなべ市」の観光名所12選

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1.竜ヶ岳

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三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境にある、標高1,099mの山が竜ヶ岳です。この地に古くから伝わる、雨を呼ぶ竜神にちなんで「竜ヶ岳」と名付けられました。宇賀渓登山口に登山道が開設されているので、山好きの方はぜひチャレンジしてみましょう。ただし、軽装で山に入るのは危険でなので、しっかりと服装や準備を整えて挑んでくださいね。

2.宇賀渓キャンプ場

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滋賀県から三重県にまたがるトンネルを抜けた直ぐに大安町があります。特に綺麗な川が流れる宇賀渓キャンプ場は、大人も子供も楽しめる人気のスポット。河原ではバーベキューも楽しめます。

自由テント村では宿泊もできるので、本格的なキャンプを楽しみに訪れる方も多いのだとか。トイレや炊事場もキャンプ場の近くにあり、小さいお子様連れでも安心してキャンプを楽しめます。

3.めがね橋

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いなべ市員弁町にある「めがね橋」は、全国にあるめがね橋の中でも珍しいコンクリートブロック製であるのが特徴です。鉄道写真を楽しむカメラマン「撮り鉄」さんのターゲット場所であり、北勢線の代表的な撮影スポットとなっています。

めがね橋というのは愛称で、正式名は「明智川拱橋(あけちがわきょうきょう)」というのだとか。橋の上を走る2両編成の電車は、30分に1本の割合で見ることができます。きっと鉄道ファンじゃなくて楽しめますよ!

4.ねじり橋

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同じく人気の撮影ポイントである「ねじり橋」は、三岐鉄道北勢線・楚原駅を通過したところにあります。三連式アーチのめがね橋からねじり橋までは約200m程しか離れていないので、併せて見学するのがおすすめ。ねじり橋の下には、江戸時代につくられた「六把野井水」という川が流れています。

ねじり橋の正式名称は「六把野井水拱橋(ろっぱのいすいきょうきょう)」。橋下の円形をねじってある形状から「ねじり橋」と呼ばれるようになりました。めがね橋同様、ねじり橋もコンクリート製でできていて、日本唯一の「ねじりまんぽ」という構造体でできているのだとか。その素晴らしいねじりっぷりを、ぜひ写真に収めてみてくださいね!

5.大安トラウトレイク

「大安トラウトレイク」は、三重県でも数少ないフライフィッシング・ルアー専門の本格的な釣り場です。ゆったりとしたスペースでフライキャスティングが思いっきりでき、さらにニジマスが大漁に釣れることから人気のフィッシングスポットとなっています。

三重県にはあちらこちらに釣り場がありますが、中でも大安トラウトレイクはリピーターが多いと評判。技術やマナー共に良い釣り客が多いのも魅力です。施設内には釣り具のレンタルや販売もしているので、手ぶらで訪れても安心。夜明けから暗くなるまで思う存分釣りをお楽しみいただけますよ。

6.下笠田八幡神社

「下笠田八幡神社」は、鳥居と社殿の間に線路がある珍しい神社。踏切を渡ると境内に出ます。電車が鳥居と杜殿の間を通過する神社はとても珍しく、その様子を見るだけでも一見の価値あり!それでいて、長閑な雰囲気を味わうことができます。境内には戦争遺産として、機雷と砲弾が奉納されていますよ。

7.いなべ公園

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自然豊かないなべ市を象徴するかのような「いなべ公園」は、広さが東京ドーム約1.5個分という広大な観光スポット。シンボルタワーである五重の塔やアスレチック、子供向けの遊具などがあり、ファミリーで楽しめると大人気です。

公園内には橋や噴水、タワーのほか、四季折々の草花が植えられています。色とりどりの景色を眺めながらウォーキングを楽しむも良し、ピクニックをするも良し。ぜひ天気の良い日に足を運んでみてくださいね。

8.鳴谷山聖宝寺

いなべ市藤原町には、紅葉の名所として知られる「鳴谷山聖宝寺(めいこくさんしょうほうじ)」があります。いなべ市と滋賀県東近江市の境目にある藤原岳の裏登山道に位置しており、その登山道の入り口でもあるのです。

300段程の急な石段があるので、歩きなれた靴で行くのがおすすめ。苦労して登った分、石段を登り切った先には絶景が広がっています。聖宝寺は紅葉だけではなく、初夏の新緑も有名ですので、のんびり癒されてみるのも良いかもしれませんね。

9.貨物鉄道博物館

「貨物鉄道博物館」は、三岐鉄道三岐線丹生川駅に隣接する由緒ある鉄道保存展示施設です。国内で貨物鉄道が営業をスタートした1873年9月15日に合わせて、2003年9月15日に開館しました。開館は毎月第1日曜日と決まっているので、訪れる際はご注意を。屋外の展示車両はいつでも観覧可能です。

施設の屋外に貨車や機関車、コンテナが展示され、貨物関係の資料や貨車の部品なども収蔵されています。また、貨物輸送をテーマとした鉄道模型の大ジオラマと鉄道おもちゃで遊べるスペースもあり、親子一緒に楽しめるのが特徴です。

10.軽便鉄道博物館

三岐鉄道北勢線の終点の阿下喜(あげき)駅に併設されている「軽便鉄道博物館」。軽便鉄道とは一般的な鉄道よりも基準の定めが簡単便利で、安価に建設された鉄道のことです。三岐鉄道北勢線は、現在日本に三路線しか残っていないといわれる狭軌(線路幅762mm)の営業路線なんですよ。

軽便鉄道博物館は、ミニ列車運転の整理券が午前中になくなってしまうことが多いため、開園時間に行くのがおススメ。第1日曜日なら、貨物鉄道博物館と軽便鉄道博物館の両館とも行くことができます。屋外には、転車台と北勢鉄道モハニ50系電車が展示されておりいつでも見学可能。子どもから大人まで楽しめるスポットです。

11.藤原岳自然科学館

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いなべ市藤原町にある、自然教室も行われている藤原岳自然科学館は、過去には藤原岳登山の入口にありましたが、施設の老朽化に伴い平成24年に藤原文化センター内に移転し、運営されています。藤原岳自然科学館へのアクセスは三岐鉄道西藤原駅から徒歩約20分。開館時間9時~17時、休館日は月曜日・火曜日(祭日は開館)、入場無料となっています。

藤原自然科学館では、藤原岳周辺の自然環境について学べるよう、藤原岳の四季と藤原岳周辺の貴重な動植物、自然環境の標本・パネル・写真など展示物でわかりやすく紹介されています。また、藤原岳自然科学館では、誰もが参加可能な、藤原岳を中心とした自然探求の自然教室が開催されています。小学生以下のお子様は保護者同伴が必要なため、ぜひ親子ご一緒に参加されてみてはいかがでしょうか。

12. 阿下喜温泉あじさいの里

いなべ市阿下喜(あげき)にある「阿下喜温泉あじさいの里」は肌の角質を取り除いてくれる肌に優しい温泉です。その理由としては、温水がアルカリ性単純温泉でPH9.0と高めとなっているのでお肌がすべすべになるため。阿下喜温泉あじさいの里は、温泉施設だけではなく、食事が美味しいレストラン、健康を考えたトレーニングジム、そしてゆっくりと寛げる和室休憩所があります。そして、地元の旬野菜が売られている物販コーナーもある、年齢問わず楽しめる複合施設となっています。

子どもからお年寄りの方までのんびりできる「阿下喜温泉あじさい」へのアクセスは東名阪自動車道桑名ICから30分、名神高速道路関ヶ原ICから35分、三岐鉄道阿下喜駅下車徒歩約3分 の場所にあります。様々な種類で楽しめるお風呂と、癒しのリラクゼーション設備もそろった阿下喜温泉あじさいの里で1日歩き回った観光巡りで心地よく疲れた身体を癒しに、是非お立ち寄りください。

◎まとめ

いなべ市には情緒あふれる歴史的建造物や、鉄道ファン必見の名所、そしていなべ市が誇る広大な自然を生かした公園もあり、見どころ満載です。そんないなべ市観光を1日廻った後には、天然温泉で疲れを癒しながら、いなべ市の思い出を大いに語り合っていただけるのではないでしょうか。楽しい想い出づくりに、自然が満載のいなべ市をどうぞお楽しみください。

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