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大分県にある九重町はご存知でしょうか。九重は、「ここのえ」と読みます。これから紹介する九重連山などは、「くじゅう」と読みますが、町名は「ここのえ」なんですね。

そんな九重町は、温泉がたくさんあることが特徴です。せっかくなら九重に連泊をしてたくさんの温泉を満喫してみるのもオススメ。さらに、大自然に囲まれた場所でもあるので、とにかく絶景が広がっているのです。登山に訪れる観光客も多いんですよ。九重町に訪れたら、癒やしの時間を過ごせること間違いなし！

今回は、九重町のオススメしたい観光スポットを23ヶ所集めてみましたので、どうぞご覧ください！

1.九重連山

出典： TOMO / PIXTA(ピクスタ)

大分県の玖珠郡九重町から竹田市久住町にかけて広がる火山群を九重連山と呼びます。後に出てくる牧ノ戸峠（まきのととうげ）から登山が楽しめる久住山（くじゅうさん）などが人気。竹田市に位置する山ではありますが、九重からアクセスできるうえ、登山しやすい山として九重連山に来る観光客も多いんですよ。九重でアクティブに登山を満喫したい方は、訪れてみてもいいかもしれませんね。

もちろん九重で登山をしなくても、九重のドライブ最中に見える九重連山も見ものなので、遠くからの景色も堪能してみてください！

2.九酔渓

出典： グッチー / PIXTA(ピクスタ)

断崖絶壁が2kmに渡り続く九酔渓（きゅうすいけい）。U字状のヘアピンのように折れ曲がっていることから名がついたヘアピンカーブが続いていることから、別名「十三曲がり」とも呼ばれている九重の観光スポットです。特の紅葉シーズンの景色は圧巻で、九重に多くの観光客を集めますよ。渓谷を見下ろす峠に展望台が設置されているので、こちらからの絶景も楽しんでみましょう！

3.九重“夢”大吊橋

出典： kattyan / PIXTA(ピクスタ)

2006年に完成した九重“夢”大吊橋は、長さ390m、そして高さが173mもあり、歩道専用の橋としては、日本一の高さを誇っている吊橋です。紅葉の時期にこの橋から見る九酔渓は格別。秋に九重観光に訪れて、美しい景色を堪能してみてはいかがですか。

券売場のそばには、物産直売所「天空館」があります。ここでは、九重のお土産を購入することが可能なうえ、九重産の野菜や果物の販売も！

吊橋を渡るには、入場料こそ必要になりますが、無料の大型駐車場が完備されているので、車で九重観光をする方でも安心して立ち寄れますよ。また、JR豊後中村駅からバスの運行もあるので、車以外での九重観光をお考えの方でも大丈夫です！

4.震動の滝

出典： kenji / PIXTA(ピクスタ)

前に紹介した九重“夢”大吊橋からほど近い場所にあるのが、震動の滝。日本の滝100選にも選定されているほどの滝で、雄滝と雌滝があるのです。その中でも、雄滝は水の量が多く、流れ落ちる水の勢いがすごく、周りが震動するように思われたことから、この名前がついたと伝えられているんですよ。

震動の滝までは、遊歩道が整備されているので、安心して観光できるのも魅力のひとつ。もちろん九重“夢”大吊橋からも望むこともできます。吊橋、そしてすぐ近くの2ヶ所でそれぞれの滝の景色を楽しむなんてのもいいかもしれませんね！

5.天狗の滝

出典： macha / PIXTA(ピクスタ)

天狗の滝は落差約10mで、滝の中段左側辺りにある岩が光線の角度により天狗の顔のように見えることから、この名前がつきました。さらに、この辺りを荒らした天狗を滝の岩に封じ込めたという伝説も残っています。

そんな天狗の滝には、天狗の絵がついた絵馬があります。これに願いを書くと叶うと伝わり、多くの観光客が集まる九重の観光スポットでもあります。その証拠に、滝のそばにはズラリと並んだ絵馬を見ることができますよ。

ちなみに、この滝の隣には手作りスイーツが人気の桂茶屋がありますので、九重観光の途中に休憩してもいいかも！

6.筌の口温泉共同浴場

大分県といえば温泉！そのため、九重にもたくさんの温泉があるんです。その中のひとつが筌の口温泉（うけのくちおんせん）です。わずか3軒の営業のみの小さな温泉地。そこにあるのが共同浴場で、リーズナブルな価格で温泉に入ることができると九重の住民のみならず観光客にも人気！

広々とした浴槽がドンっと構えていてものすごい存在感。茶褐色の濁り湯が特徴で、温度は熱めです。営業日は基本24時間営業となっていますが、休館日の設定もあるので、確認してから九重観光に向かったほうが安心でしょう。

7.やまなみ牧場

小さな子供連れの九重観光にももってこいのスポットがやまなみ牧場です。牧場内にあるふれあい広場では、馬やポニー、ヒツジ、ヤギ、ウサギ、アヒルなどに餌やり体験ができますよ。さらに、ウサギゾーンでは抱っこもでき、身近に触れ合うことができちゃいます。

また、ここを訪れたら口にしたいのが、飲むヨーグルトやソフトクリームでしょう。九重の新鮮なスイーツを堪能してくださいね。そのほかにも、パン工房やレストランの営業もありますよ！

そしてたくさん遊んだ後には、天然温泉を満喫することも可能。100％源泉かけ流しの温泉で、内風呂の他に露天風呂やサウナまで！九重観光の途中に、癒やしの時間を堪能してしまいましょう！

8.九重ふるさと館

大分自動車道の九重インターから車で5分ほどの場所にあるのが、九重ふるさと館。車で九重を訪れる方にとっては、アクセス良好なので、ぜひ立ち寄りたい観光スポットのひとつです。九重のとれたての野菜をはじめ、工芸品など、九重ならではのお土産品が手に入るスポット。

さらに、館内では九重の郷土料理が味わえるほか、ピザやパスタなどが食べられるレストランの営業も！ここにくれば、九重の食に土産品など、一気に堪能できちゃいますね。

9.牧ノ戸峠

出典： soa21 / PIXTA(ピクスタ)

やまなみハイウェイ最高地点に位置する峠が標高1,333mの牧ノ戸峠。最初に紹介したとおり、久住山の登山口でもあるため、休日には多くの観光客が訪れる場所です。

展望台も設けられているので、ここからの絶景を楽しんでみてはいかがですか。中でも紅葉シーズンの景色は圧巻ですよ。

広い駐車場やトイレも完備されているうえ、牧ノ戸レストハウスの営業が！ソフトクリームなどの販売や、絵葉書や記念バッジなどの九重のお土産品もあるので、チェックしてみましょう。また、観光客に好評なのが九重特産のブルーベリーを使用した生ブルーベリージュースです。とても新鮮でおいしいと評判なので、九重に訪れたらぜひ味わってみてくださいね。

10.生竜温泉七福

宝泉寺温泉の入口付近にある生竜トンネルのそばにあるのが、生竜温泉七福（いきりゅうおんせんしちふく）です。天然温泉が楽しめる家族風呂なんですよ。家族連れやカップルも一緒に温泉に浸かれるとあって、季節を問わず人気の九重の観光名所。

夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪景色などが楽しめるうえ、夜に訪れたらきれいな星空を眺めることができるかも！内湯や半露天風呂があり、どの湯を選択しようか迷ってしまうほどです。泉質は単純温泉で、神経痛、五十肩、関節痛、うちみ、運動麻痺、冷え性などが適応症とされています。

足湯も完備されており、もちろん足湯だけの利用も可能ですよ。九重に来たら、家族、カップル、または友人と一緒に温泉を満喫してみてくださいね。

11.小松地獄

出典： ちょこわん / PIXTA(ピクスタ)

小松地獄は、標高1,100mの場所に位置しています。大自然に蒸気が吹き上がっている、不思議な景色を見ることができる観光スポットです。噴出物の色が岩肌にこびりついている様は、まさに地獄のような雰囲気さえ感じることができるでしょう。

そんな小松地獄には、たまごむし場が用意されています。ここにある説明の通りに卵をつけると、温泉卵のできあがり！ちなみに、無料で温泉卵作りに挑戦できますが、卵の販売は行っていないので、訪れる前に卵の用意を忘れないようにしましょう！

また、九重の温泉のひとつである筋湯温泉の旅館などでは、この小松地獄の蒸気を利用して作られた九重名物料理「極楽温鶏」が堪能できるとか！九重の観光と併せて満喫してみてもいいかもしれませんね。

12.飯田高原

出典： フォトクリエイト / PIXTA(ピクスタ)

阿蘇くじゅう国立公園内に含まれている飯田高原（はんだこうげん）。標高800mから1200mの場所にあり、美しい景色が広がっています。ちなみにこの名前は、児童文学者であり、九重がある玖珠地方のボーイ・スカウト指導者でもあった童話作家久留島武彦（くるしまたけひこ）が付けたんだとか。

周辺では、乗馬ができたり、キャンプが楽しめたりと盛りだくさん！九重の清々しい景色を楽しむと共にアウトドア体験ができちゃうスポットですよ！

13.長者原ビジターセンター

前に紹介した飯田高原にある長者原（ちょうじゃばる）ビジターセンター。九重連山が眺められる絶好の場所にあります。館内には、九重の自然についての展示がたくさん！映像でも説明してくれるので、わかりやすいんですよ。また、展望コーナーもあるので、景色も一緒に堪能しましょう！

九重の登山客も多く訪れる観光スポットである長者原ビジターセンター。九重でアクティブに登山をしようとお考えの方は、立ち寄って自然について学んでから実際に自然と触れ合うなんてのもいいかも！さらに、ビジターセンターの裏手には、季節により様々な花を咲かせるタデ原湿原が広がっているので、こちらもお見逃しなく！

ここへは、JR豊後中村駅から運行されているバスを利用して訪れることが可能ですよ。

14.龍門の滝

出典： ahiru / PIXTA(ピクスタ)

国定公園でもある龍門の滝は、幅40m、落差20mの2段落の滝です。ここで多くの観光客に人気なのが、滝すべりです。2段めの滝は滑らかな形状のうえ、水苔がたくさん生えています。そのため、滑りやすくなっており、それはまるで自然に出来たウォータースライダー！丈夫な肥料袋の中に藁を入れて、お尻の下に敷き滑り落ちるのです。スリルがあり、夏休みにはたくさんんの子供達が滝すべりをしに九重にやってくるんですよ。

また、秋には紅葉がきれいと評判。落ち着いて滝を観賞したい方は、秋に九重に訪れて美しい紅葉と滝の共演を楽しむのもいいかもしれませんよ。

15.八丁原発電所展示館

地下から取り出す蒸気を利用することで電気を作る地熱発電所。九重町には、八丁原発電所が存在しています。そんな八丁原発電所には展示館があり、ここではパネルなどを利用して地熱発電について学ぶことができるのです。ゲームもあるので、子供でも楽しみながら学ぶことができる施設ですよ。さらに、発電所の中を見学することもできちゃうのです。

八丁原発電所には、駐車場が完備されているので、九重を車で観光しようとお考えの方でも安心して立ち寄ることが可能です。

16.筋湯うたせ大浴場

九重にあるいくつもの温泉のひとつである筋湯温泉（すじゆおんせん）。1,000年を超える長い歴史がある温泉で、多くの宿が営業していることでも知られています。そんな筋湯温泉にあるのが、うたせ大浴場です。2mもある高さから落ちてくる打たせ湯が18本も！打たせ湯は、マッサージの効果が高いといわれており、湯冷めしにくいんです。そのため、冬場には九重を訪れる多くのスキー客が集まってくる場所でもありますよ。

ぜひ九重観光の際には、日本一の打たせ湯で、体も心も温まって癒やされてくださいね！

17.くじゅう野の花の郷

希少野生植物が季節により咲き誇るくじゅう野の花の郷。九重に訪れる季節によって、違った花が咲く景色が楽しめる観光スポットなので、何度でも九重に訪れたくなりますね。また、園内には野草園もあります。花が咲き誇るような色とりどりの美しさこそありませんが、素朴な緑が続いていく散策コースも癒やされること間違いなし！これだけ見応えがある園内なのに、なんと入場は無料というから驚き！

レストランの営業もあるので、ここで九重観光途中にランチをするなんてこともできますよ。さらに、草花の販売や九重のお土産品の販売もあります。ここでしか手に入らないオリジナル商品もあるので、チェックしてみてくださいね。

入場だけでなく、駐車場も無料というお財布に優しい施設なので、九重に観光に来たなら訪れなきゃ損ですよ！

18.くじゅう自然動物園

動物好きにはもってこいの九重の観光スポットが、くじゅう自然動物公園です。大人しい動物達が放し飼いにされており、餌をあげたり直接触れ合うことができちゃうのです。オスや大型の動物は柵の中にいるので、安心して見学することも！ヤギやラマ、ミニブタやウサギなど盛りだくさんです。餌を持っているとたくさんの動物が寄ってきてくれるんだとか。そのため、汚れても大丈夫な服装で行ったほうが安心ですよ。

また、子ヤギや子ヒツジ、子ブタに哺乳瓶を使ってミルクをあげる体験コースも！子供から大人までかわいい動物達に癒やされることでしょう。

さらに、動物園周辺のクヌギ林にはオートキャンプ場も！九重の大自然の中で、バーベキューをしたり、星空観察をしたりしてキャンプを満喫してみるのもオススメですよ。

19.暮雨の滝

出典： K / PIXTA(ピクスタ)

九重連山の吉部（よしぶ）登山口から、坊がつる・法華院（ほっけいん）温泉方面へ向かう登山コースの途中に見ることができるのが、暮雨の滝（くらぞめのたき／くらさめのたき）です。幅約15mで落差は約7mの滝。春から夏は清々しい緑、秋は紅葉、冬は雪景色とともに見ることができる滝で、厳しい寒さの冬には凍っている滝をみることができるかも！？

登山目的で九重に観光に訪れる方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

20. 九州芸術の杜

広大な自然に囲まれた芸術家の集いの場が、九州芸術の杜です。ここには、榎木孝明美術館、大野勝彦美術館、工藤和男美術館、平塚運一版画館、後藤純男リトグラフ館、アジアン工房、そして図書館があり見応えたっぷりです。たっぷりの時間を使って、多くの芸術作品に触れ合える九重の観光スポット。ぜひ時間に余裕をもって、足を運んでみてくださいね。

期間限定でイベントが開催されることもあるので、要チェック！駐車場も完備されているので、車で九重を訪れる方でも大丈夫です。

21.惚れ地蔵

330年以上も前の悲しい恋物語が伝えられている惚れ地蔵。命がけで仕事をしていた鉱夫と遊女の恋物語です。今でも、地蔵の粉を自分の好きな人の足に振りかけると、恋が叶うという言い伝えがあるんですよ。そのため、多くの恋する方が九重の惚れ地蔵へ願いに訪れているんだとか。九重の知る人ぞ知るパワースポットです！

22.九重森林公園スキー場

九重町でも、ウィンタースポーツを楽しむことができるんです。それが、九重森林公園スキー場です！初心者から上級者までコースが用意されているので、自分にあったコースを選んでスキー、スノーボードを満喫できますよ。また、そりや雪遊びができるなかよし広場も！そのため、小さな子供連れでも安心して訪れることができますよ。

レンタル用品も充実しているので、九重に手ぶらできてもOK！さらに、スキー、スノーボードのスクールも開催されているので、自分たちだけでウィンタースポーツを楽しむ自信がない方は、参加してもいいかもしれませんね。

23.やまなみハイウェイ

出典： K / PIXTA(ピクスタ)

大分の由布院から熊本の阿蘇を結ぶ「やまなみハイウェイ」。実は九重にもやまなみハイウェイが通っているんですよ。爽快な景色を楽しみながらのドライブができると、観光客に人気のやまなみハイウェイですが、この途中にはたくさんの観光スポットが点在しています。

ここまでに紹介してきた九重の観光スポットも、いくつかこのやまなみハイウェイを通っている途中で立ち寄ることが可能です。長者原ビジターセンターや、やまなみ牧場もそのひとつ。

車で由布院や阿蘇を観光しようと考えている方は、やまなみハイウェイを利用して九重の観光スポットに立ち寄ってみてもいいかもしれません。安全運転で、九州、そして九重のドライブを満喫してくださいね。

◎まとめ

大分県の九重町の観光スポット23選はいかがでしたでしょうか。大自然を満喫できるスポット、動物と触れ合える観光地、癒やしの時間を味わえる温泉など九重には観光名所が盛りだくさんでしたね。温泉がたくさんあることで知られている大分県だからこそ、九重にも温泉がいっぱい。紹介しきれないくらいなので、ぜひいろんな温泉と共に、九重観光を満喫してくださいね。

ぜひこれを参考に、九重町の観光を充実したものにしていただければ嬉しいです。

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