岐阜県美濃加茂市の観光スポット7選。歴史と自然が共存する町へGO!

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岐阜県美濃加茂市の観光スポット7選。歴史と自然が共存する町へGO!

江戸時代の五街道のひとつ、中山道の宿場町として栄えた歴史を持つ岐阜県南部の美濃加茂市。木曽川が流れ、自然に恵まれた町です。歴史的な見どころや、ユニークな観光スポット、注目の観光列車まで、美濃加茂市の必見観光ポイントを紹介します。

目次

岐阜県美濃加茂市の観光スポット7選。歴史と自然が共存する町へGO!

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1.古い街並みが残る美濃加茂の宿場町「中山道太田宿」

中山道太田宿

美濃加茂市といえば江戸時代、中山道の宿場町として栄えた歴史で知られています。当時の宿場町としての面影を残す観光エリアが太田宿。現在でも古い建物や史跡が点在しているので、風情感じる佇まいの街並みをぜひ観光してみましょう。美濃加茂市の観光では見逃せないスポットです。

太田宿は江戸・日本橋から数えて五十一番目の宿場で、美濃十七宿のちょうど中央。「木曽のかけはし 太田の渡し 碓氷峠がなくばよい」という言葉が示すように、中山道三大難所の一つ「太田の渡し」としても有名な美濃加茂の観光地です。

太田宿周辺を観光するなら、まず足を運びたいのが「太田宿中山道会館」。無料で利用でき、太田宿の歴史や当時の様子がわかる展示や資料室、お土産コーナーやお食事処、駐車場まで揃っています。地図も手に入るので観光前にまず訪れるのがおすすめです。

旧太田脇本陣林家住宅

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見どころは、国指定重要文化財の「旧太田脇本陣林家住宅」。宿場町の半公共宿泊施設「脇本陣」が現存していて、これは全国でも珍しいものだそう。今も住居として使われていますが、一部を無料で観光することができます。

また「旧太田宿本陣門」はその名の通り、本陣の敷地内で現存する唯一の史跡です。界隈には昔ながらの商店が並び、美濃加茂のあまり観光地化されていない情緒溢れる宿場町の散策が楽しめます。

2.懐かしい昭和の時代を美濃加茂で体感しよう「ぎふ清流里山公園」

ぎふ清流里山公園

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美濃加茂市を代表する観光スポット「ぎふ清流里山公園(旧:日本昭和村)」は、昭和30年代の街並みを再現したユニークなテーマパーク。昭和の時代を知る方には懐かしく、知らない方には新鮮な面白さがあるはず。年配の方から子供まで、世代を問わず1日楽しめる観光スポットです。

かつての小学校校舎を利用した建物「やまびこ学校」には、昔ながらの商店街の様子、当時の民家の様子などが再現されています。他にも昭和時代の貴重な資料が見られる役場や、大人も子供も大好きな駄菓子屋さんなど、レトロな雰囲気がたっぷり観光できますよ。

ぎふ清流里山公園の観光スポットはまだまだ他にも。「里山ふれあい牧場」ではかわいい動物たちがお出迎え。特にアルパカが大人気です。

お腹が空いたら園内の「農家レストラン やまびこ食堂」でランチはいかがでしょうか。地元の野菜をふんだんに使用した自然派のバイキングが楽しめます。遊び疲れたら、こちらも昭和らしい佇まいの銭湯「里山の湯」で疲れを癒すのもおすすめです。

3.遊びと学びを体験できる公園「リバーポートパーク美濃加茂」

リバーポートパーク美濃加茂

木曽川沿いの中之島公園をリニューアルして誕生したのが、「RIVER PORT PARK Minokamo(リバーポートパーク美濃加茂)」です。

コンセプトは "五感を刺激する遊びと学びを体感できる公園"。ラフティングやSUPなどリバーアドベンチャーを楽しんだり、芝生広場で遊んだり、フォレストエリアを散策したり。また、バーベキューも楽しめますよ。

スタイリッシュなビジターハウスにはオシャレなカフェをはじめ、サービスカウンター、コインロッカー、授乳室なども完備。エレベーターもあるので、赤ちゃん連れのファミリーにもオススメの施設です。

4.太古の化石!貴重な野外展示を観光「化石林公園」

木曽川にかかる太田橋のたもと、リバーポートパーク美濃加茂に隣接するのは化石林公園です。太田橋は美濃加茂市とお隣りの可児市を結んでいます。特に遊具もない、川沿いの小さな公園ですが、ここでは貴重な化石林を野外展示で観光することができます。異常渇水が原因で木曽川沿岸のこの地域で425本の化石林が発見されたのは、平成6年の夏のこと。約1900万年前の地層のものだそうです。

化石林って何?というと、樹木が土砂などに埋まった状態で化石になった樹木林とのこと。木曽川がゆったり流れる光景に癒されながら、美濃加茂に残る太古の神秘を観光するのもいいですね。太田の渡しの史跡も残っています。

5.美濃加茂の渓谷沿いをハイキング!「奥山自然遊歩道」

美濃加茂市で手軽にハイキングが楽しめる、御殿山へと続く奥山自然遊歩道。入口は三和町上川浦治田洞地区で、駐車場も併設されています。途中「一ノ滝」「二ノ滝」など、美しい滝が続く光景を観光しながら渓谷沿いに歩きます。森と滝の織りなす自然の中を散策しながら、マイナスイオンをチャージしましょう!

御殿山の姫を護る猿たちが集まっていたという言い伝えが残る「猿の岩」などが見どころ。標高559mの御殿山頂上までは、約1時間20分のハイキングコースになります。観光途中に気軽なハイキングもいいですよね。

6.様々な天狗像が並ぶ「古井の天狗山」

古井の天狗山

日本最大の天狗像が見られる観光地が美濃加茂市に存在します。その場所が古井(こび)の天狗山。赤い鳥居をくぐると、境内にはたくさんの天狗像が並んでいます。それぞれ表情が異なる個性的な天狗像を眺めながら進んでいくと、高さ12mの大天狗像が!どっしりと佇むその姿と力強い表情はさすがに迫力です。

願い事が叶うということでも有名な天狗山の神殿では、びっしりと壁一面に並ぶ天狗のお面があって、一見の価値ありの観光スポットです。天狗パワーでお願いもかなう気がしてきます。

7.あのスイーツができるまで「モンテール美濃加茂工場」

スーパーやコンビニのスイーツコーナーでお馴染みの「モンテール」。シュークリームやロールケーキなど、お手頃で美味しいスイーツのファンの方も多いのでは?

美濃加茂市には「モンテール」の工場があり、スイーツの製造工程を見学することができます。無料の試食タイム付きで、ご家族そろって楽しめる内容。直営店も併設されているので、通常よりお得に商品が買えるのもうれしいポイントです。季節限定の商品や新商品がチェックできるかもしれませんよ!見学は予約制なのでご注意を。個人での見学は、前日までに公式サイトに記載されている工場見学受付ダイヤルで予約しましょう。

※2022年5月現在、新型コロナウイルス感染防止のため、工場見学は行われておりません。最新情報は公式サイトでご確認ください。

8.岐阜県初のレトロな観光列車「ながら」は美濃加茂市から出発!

長良川鉄道 ナガラ

出典: キャンター (CC BY 3.0)

岐阜県内で密かに人気を集めるローカル線「長良川鉄道」。一両編成のかわいい赤い列車が長良川を眺めながら走り、ローカル列車好きな方におすすめの長良川鉄道から、新たな観光列車が誕生しました!

2016年4月27日より運行をスタートした「ながら」は、岐阜県で初めて誕生した観光列車。ワインレッドの外観、レトロでかわいいデザインが旅情たっぷりです!美濃加茂市と郡上市を結ぶ「ながら」は、金・土・日とGWなどの期間限定で運行しています。九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手掛けた水戸岡鋭治さんによるクラシックな車内は随所にこだわりが感じられて、とってもオシャレ。

出典: Indiana jo (CC BY-SA 4.0)

美濃太田駅~郡上八幡駅間の乗車で、地元の味が満喫できる豪華なランチプラン付き。ちなみにこの区間の乗車時間は約1時間50分。美しい長良川の風景を眺めながら、飛騨牛や長良川で採れる川の幸を贅沢に盛り込んだランチがいただけます。

ランチは豪華なだけにちょっとお高めかも……という方には、お手頃なビュープランがおすすめです。普通運賃+500円(2016年11月現在)で、ビュープラン専用の車両「森号」に乗車できます。雰囲気豊かな車内でガタゴト揺られていると、時が経つのも忘れてしまいそう。長良川沿いを走る車窓の旅をゆったり楽しみましょう!予約受付は乗車日2ヶ月前の各月1日10時から、乗車日14日前の16時までとなっています。詳細はWebサイトでご確認を。

◎岐阜県美濃加茂市の観光スポットまとめ

かつての宿場町の面影を残し、風光明媚な自然も多い美濃加茂市では、のんびりと癒しの時間が過ごせそうですね。家族で楽しめる観光スポットも多いので、週末のお出かけにもぴったりです。歴史好きな方はもちろん、ゆったりとした休暇を過ごしたい方、美濃加茂市の観光に訪れてみませんか?

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