歴史と温泉の町、宮城県川崎町の観光スポットを紹介します

歴史と温泉の町、宮城県川崎町の観光スポットを紹介します

宮城県川崎町は人口約1万人の町。奥羽山脈の麓に位置する豊かな自然に囲まれており、日本人で最初にヨーロッパを訪問した戦国武将、支倉常長(はせくらつねなが)の出身地としても知られています。

また、川崎町は奥羽山脈に位置する蔵王連峰にあり、有名な観光スポットでもある「御釜」も川崎町に属しています。その他、かの有名な戦国大名、伊達政宗ほか伊達家代々が訪問した温泉や、香り高いことで知られる川崎そばなど、おいしい観光資源もあります。

日本の原風景ともいえるような、美しい風景に恵まれた宮城県川崎町。今回は川崎町の魅力ある観光スポットを紹介します。

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歴史と温泉の町、宮城県川崎町の観光スポットを紹介します

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1. 円福寺

歴史好きの観光客であれば外せない宮城県の川崎町の観光スポットです。円福寺は1612年、伊達政宗の命を受け、遣欧使節の責任者として、ヨーロッパに旅立ったことで有名な支倉常長の墓所として知られています。

ちなみに常長の墓所として知られる場所は、この円福時以外にも数か所あり、実際にどこが本当の墓所だかわかっていません。しかし、この円福寺には十字架の墓所があるほか、マリアの姿を模した仏像もあります。さらに、川崎町の円福寺は支倉家の代々の居所も近いため、常長の墓所である信ぴょう性が高いと言われています。

地下に眠る常長は資源に乏しい日本が貿易立国として今日の繁栄を築いている姿を見て、どのように感じているのを考えるのもいいですね。じっくりと眺めたい、そしてゆっくりと散策してほしい川崎町の観光スポットです。

2. 御釜

蔵王御釜

奥羽山脈の中央部、宮城県と山形県の県境付近に位置する蔵王連山。その代表的な観光スポットが「御釜」です。川崎町の行政区分は奥羽山脈にまで広がっており、この「御釜」も、川崎町の行政区分内に含まれます。

「御釜」は元々は火山の火口であり、今は噴火していない火口に水が溜まり湖になったものです。火山ガスの影響などで強酸性になった湖水の周囲は、植物は一切生えておらず自然の厳しさを思い知らされます。

晴れた日には空の青さが湖水に映り、美しい色を見せてくれます。また、遠くには仙台平野や太平洋を眺めることもでき、景色も素晴らしい。宮城県川崎町の観光に来たら、ぜひとも訪れたい川崎町の観光スポットです。

3. JA川崎特産センター

「川崎町の特産品をまとめて買いたい!」という欲張りな川崎町の観光客の方にオススメなのが、「JA川崎特産センター」です。大勢の観光客でにぎわっています。

川崎町の中心部にほど近くにある「JA川崎特産センター」では、川崎町産のとれたて新鮮野菜が毎朝、店頭に並ぶほか、そばやこんにゃく、川崎町の伝統工芸品である「久光彫り」なども置かれており、川崎町の特産品が勢ぞろいしています。

また、レストランもあるので奥羽山脈の雄大な眺めを堪能しつつ、地場産の食材を使った川崎町の料理を楽しめます。川崎町を観光した帰りに、ぜひ立ち寄ってください。川崎町の特産品をゲットできますよ。

4. 川崎町の温泉紹介

川崎町を観光に訪れたら温泉に宿泊をしてゆっくり観光していただきたいもの。川崎町にある温泉宿をご紹介します!

日帰り入浴施設もあるので、日帰り観光の際にも立ち寄ってみてください。

◆湯元 不忘閣

青根温泉 湯元不忘閣

川崎町が誇る温泉宿「湯元不忘閣」。今から400年以上前、「独眼竜」として有名な戦国大名である伊達政宗公が訪れ、温泉に感激して「忘れまじ」と語ったという故事に由来するのが「湯元不忘閣」です。

温泉は、伊達氏代々のお殿様が湯浴みに訪れた「御殿湯」、柔らかな自然の光が疲れを癒してくれる「新湯」、また、古くから伝わる蔵の中に作られた「蔵湯浴司」と、素晴らしい温泉が来訪する旅行者を待っています。

料理は、川崎町の地元の食材をふんだんに取り入れた料理です。鍋や懐石など、季節に応じた旬の食材が持つおいしさを最大限に生かした料理は、多くの人々を満足させてきました。

客室も素晴らしいです。和室の客室は、いずれも自然の光が差し込み、窓から見える庭園ととともに宿泊客の心を癒してくれます。

戦国時代から連綿と続くこの旅館は、川崎町の観光スポットにもなっています。宮城県川崎町に観光に訪れてたら、一度は泊まってほしい魅力的な川崎町の温泉宿です。

◆じゃっぽの湯

じゃっぽの湯

川崎町観光で気軽に日帰り入浴なんていいものですよ。

川崎町青根温泉は、川崎町中心部から車でや10㎞程度の距離、車で約20分ほどの場所にあります。奥羽山脈の麓にある川崎町の温泉街で、古くから由緒ある温泉宿が数軒あり、多くの観光客が癒しを求めてやっていきます。

そんな数多い青根温泉で紹介したいのは「じゃっぽの湯」です。「じゃっぽの湯」は、2006年4月にオープンした日帰り温泉入浴施設。泉質は身体に優しい弱アルカリ単純泉です。100%の天然温泉で美人の湯としても知られています。

館内は大きな窓から四季折々の移ろいを感じられる大浴槽。脱衣場また入浴したばかりの火照った身体を休ませるための休憩所などが完備されています。気軽に入浴できる点は、忙しい観光客にとってはありがたいですね。川崎町観光で疲れた身体をリフレッシュするにはオススメの観光スポットです。

入浴料金は大人400円、子供200円と良心的な金額設定。また、アルコール以外の飲み物については、館内への持ち込みが自由というのも嬉しい点。川崎町の観光で疲れたときの、休憩スポットとして利用してみてくださいね。

※2023年11月現在の料金です

◆峩々温泉

峩々温泉

多くの川崎町に訪れる観光客を魅了してやまない温泉旅館が「峩々温泉(ががおんせん)」です。峩々温泉は、川崎町青根温泉より、さらに山奥、山形県との県境に近い場所にある一軒宿の温泉旅館です。

峩々温泉は群馬県四万温泉、九州の湯平温泉とともに胃腸病に効く、日本の三大温泉の一つとして知られている名湯です。慢性便秘や慢性胃腸炎などで悩んでいる方にはぴったりの温泉です。

部屋は一人旅の方でも利用可能な定員2名の部屋から、10名前後のグループでの利用が可能な大部屋まで、様々な客層に対応できる部屋を用意。浴槽付のお部屋もあり、一日中、自分だけの時間を川崎町で過ごす、なんて利用も可能なのです。

食事は三陸海岸からの新鮮な海産物、宮城蔵王でとれる新鮮な野菜、そして、国際コンクールで金賞を受賞した手作りソーセージを使った料理の数々・・・訪れた観光客を魅了します。夕食や入浴後は、薪ストーブのある談話室はいかがでしょうか。ロングチェアやリクライニングシートの置かれた部屋で、心ゆくまでゆっくりできますよ。

川崎町に観光に訪れたのであれば、ぜひ一度は泊まってほしい温泉宿です。

◆湯元 一乃湯

珍しい泉質を求める観光客が愛してやまない温泉宿が「湯元一乃湯」。川崎町から山形県に通じる「笹谷街道」沿いにある一軒宿です。

「湯元一乃湯」の温泉の最大の特徴は、その泉質にあります。ここの温泉の泉質は「芒硝泉」「鉄泉」「含塩化土類泉」という、3つの異なる泉質を持つ温泉が自然によって一つになっているのです。

13種類ものミネラルが溶け込んでいるほか、私たちの血中に含まれているヘモグロビンも、この温泉の中には認められており、胆石、皮膚系疾患、消化器系疾患、精神疾患などにも効果があるとされています。内風呂や水風呂、ミストサウナなどを用意され、さらに春から秋にかけては露天風呂もあります。

川崎町にきたら「湯元一乃湯」の温泉に入浴して、日ごろの疲れを癒しましょう。

5. 川崎城址

川崎町まで観光に訪れたのなら「川崎城址」には寄りましょう。

この川崎城は、川崎町の町名の由来ともなった城。築城は1600年代初頭のころで、当時、この地域一帯を支配していた砂金氏が築城したものです。現在では、城の一部は小学校や公園になっています。

当時から残存する建物などはありませんが、土塁と思われる小高い山やその間を縫うように通っている道路などに、かつて、この場所が城であったことを思わせる面影があります。

川崎町を知るうえで、訪れておきたい観光スポットの一つです。また、歴史好きの観光客の方であれば、さらに楽しめる川崎町の観光スポットです。

ちなみに、「川崎城址」は桜の名所としても知られており、春になると地元の人々が花見を楽しむ姿を見られます。桜の時期にあわせて「川崎城址」に川崎町観光に行ってみましょう。

◎まとめ

宮城県川崎町の観光スポットをご紹介いたしました。川崎町は歴史、温泉、自然、おいしい料理と、たくさんの観光資源を持つ観光の町です。

川崎町の一番の魅力は、その美しい自然と観光客としてこの町を訪れた人々に対する、おもてなしが川崎町を訪れると感じられます。川崎町で楽しい思い出を作りましょう。

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