鳴子温泉のおすすめ観光スポット10選!秋は紅葉、冬は温泉でほっこり

鳴子温泉は9世紀から親しまれている東北きっての古湯。東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉と合わせて「鳴子温泉郷」を形成し、その源泉の数は400本近くにもなると言われています。東北新幹線古川駅から電車で1本、または東北自動車道から同じく国道をまっすぐ1本と、アクセスが良いのも観光のポイント。仙台から鳴子温泉を経て山形県の新庄へ向かう観光列車「リゾートみのり」も人気です。また、鳴子温泉の魅力はお湯だけにとどまらず、三大こけしの一角を占める工芸の里であるほか、秋には鳴子峡が東北でも有数の紅葉スポットとしてにぎわいます。今回は、鳴子温泉周辺の観光情報についてまとめてみました。

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鳴子温泉のおすすめ観光スポット10選!秋は紅葉、冬は温泉でほっこり:目次

1. 無料のかけ流し源泉で温泉卵もできる「足湯 下地獄源泉」

湯量豊富な鳴子温泉では、街のあちこちに足湯など無料で温泉に触れられるポイントが点在しています。なかでも、温泉街東部の山裾にある「足湯下地獄源泉」は、足湯で温まるついでに自分で温泉卵を作ることもできる観光スポット。チェーン付きのかごも用意されているので、生卵を持って行くだけで誰でも気軽に温泉卵作りが楽しめます。

足湯は源泉から木製の樋を伝って流れてきます。その間に自然に適温になるので、加水などなしの100%源泉かけ流しの天然温泉!足を浸けるだけで自然と体全体が温まっていくのが感じられるでしょう。観光客向けに駐車場も整備されているので、鳴子には立ち寄るだけという人にもおすすめですよ。

2. こけしの御朱印と義経伝説を見られる「鳴子温泉神社」

鳴子温泉のはじまりは1000年以上前。承和2年(835)の火山噴火によって突然お湯が噴出するようになりました。その報を受け、朝廷の命により建てられたのが鳴子温泉神社です。すなわち、鳴子温泉の原点ともいうべき観光スポットといえます。愛媛の道後温泉や兵庫の有馬温泉の湯泉神社、栃木の那須温泉に福島の福島のいわき湯本温泉など名だたる古湯の温泉神社とも類縁関係にあるといわれています。

鳥居の近くにある「啼子之碑」には、源平合戦で有名な源義経にまつわる伝説が記されています。義経が兄頼朝に追われて奥州平泉を目指し逃れてきた時、正室の北の方が亀若丸を出羽の国で出産しました。しかし、なかなか産声をあげないのでこの鳴子の温泉に浸からせたところ、ようやく鳴き声を発したのだとか。そこからこの土地を「啼子(なきこ)」と呼ぶようになり、現在の「鳴子」の由来になったという説があります。

毎年9月の頭には鳴子温泉で「全国こけし祭り」が開催され、温泉神社では「こけし奉納式」がとり行われます。神社の御朱印もこけしのデザインが取り入れられているなど、鳴子こけしの中心的なともいえる観光名所です。

3. 鳴子温泉のシンボルといえる共同浴場「滝の湯」

鳴子温泉神社の参道下にある「滝の湯」は、鳴子温泉神社の源泉からお湯を引いている昔ながらの公衆浴場です。観光客だけでなく、鳴子の地元の人たちにも親しまれています。鳴子温泉神社のご神湯に入れるというだけあって、観光スポットとしても人気です。

こじんまりとした建物で、板敷・板張りの浴室では白濁色の温泉にゆったりと浸かれます。熱めとぬるめの2つの浴槽があるので、お好みでどうぞ。ただし、歴史ある浴場とて洗い場と駐車場がないので、観光で訪れる際はご注意ください。また、建物内は撮影禁止です。マナーを守って、鳴子のありがたいお湯をしんみりと頂戴しましょう。

4. 「鳴子峡」は県内随一の紅葉の名所!

出典:たっきー/PIXTA(ピクスタ)

長さ4kmに及ぶ「鳴子峡」は、鳴子温泉の西にある大谷川の渓谷です。崖の高さはおよそ100m、谷の幅は10~100mと、数字からでも自然の荒々しさを感じられます。峡谷には奇岩怪石が乱立していて、この躍動的な景観は鳴子温泉ならではといえます。

最も美しいのは紅葉の季節。峡谷の崖にアカシデをはじめミズナラやハウチワカエデなどの群落が根を張っていて、緑や黄色に赤色と鮮やかなグラデーションが見事!建物とて見当たらない一面の燃える山々と渓谷の風景に、思わずため息が出てしまうことでしょう。

イチオシの眺望ポイントは、鳴子峡レストハウスの見晴台。ここからは、アーチ橋を中心に下に断崖の峡谷、上に鬼首の外輪山と、滅多にお目に架かれない雄大な景色を拝むことができます。

紅葉だけでなく、新緑や万緑の季節の渓流散歩もおすすめ。川沿いを2.2kmにわたって歩ける鳴子峡大深沢遊歩道では、頭上に覆いかぶさるような岩々と木々が四季折々の顔をのぞかせます。季節を問わず、鳴子温泉とぜひ合わせて訪れてほしい観光名所です。

5. 日本人の手だけで造られた美しいアーチ状の「鳴子ダム」

出典:Polar_Bear Hiro / PIXTA(ピクスタ)

荒尾湖とも呼ばれる鳴子ダムは、国内で初めて日本人だけの手で造られたアーチ式のコンクリートダムです。昭和32年に建設されたこのダムは、知る人ぞ知る観光スポット。おすすめはやはり紅葉の時期で、木の葉が緑や黄、赤と色鮮やかに染まり、真っ青な水とのコントラストはまさに絶景です!ダムの曲線が写真に映えるので、ダムファンも多く訪れます。

鳴子ダムではダムサイトの上を歩くこともできるため、片手に湖面、もう片方に深い谷というダムならではの対比を楽しむことも可能です。またゴールデンウィークに行われる観光放流では、まるで8枚の白い垂れ幕を降ろしたような珍しい「すだれ放流」を見学することもできます。ダムの上には鯉のぼりが掲げられ、放水される雪解け水を背景に泳ぐ様子は「鯉の滝のぼり」とも評されるとか。広い青空を泳ぐ鯉のぼりに日本の懐かしい風景を求め、観光や撮影に訪れる人も少なくありません。

6. 間欠泉や地獄谷が面白い「鬼首温泉」

出典:SORA / PIXTA(ピクスタ)

鳴子ダムからさらに江合川をさかのぼると、鳴子温泉郷の1つ鬼首(おにこうべ)温泉にたどり着きます。ここは荒雄岳を中心とする鬼首カルデラの地熱活動がいまだ活発なところで、高温の源泉がいくつも点在しています。

そのうちの1つ吹上温泉には、珍しい天然の間欠泉があります。間欠泉とは一定の周期で温泉や水蒸気を自然に噴出するもの。約10分間隔で15mほど噴き上がり観光客からはそのたびに歓声が上がります。

間欠泉の奥には地獄谷と呼ばれる渓流部があり、無料の遊歩道が整備されています。歩いていると、下や脇やそこかしこにボコボコとお湯が湧き出ているポイントが。名前通りのおどろおどろしい景観に、鳴子の自然のパワーを感じずにはいられません。

7. まるでヨーロッパの舞台。鮮やかな色に変わる湖「潟沼」

出典:Jdrone / PIXTA(ピクスタ)

鳴子温泉街背後の山中にある潟沼(かたぬま)は、温泉が湧き出した西暦837年の火山活動でできた旧噴火口の湖です。潟沼が多くの観光客を魅了する理由は、なんといっても美しい湖面の色!晴れた日の朝は鮮やかな青色、昼間は濃緑色、夕方にかけてはエメラルドグリーンと、条件によって色が幻想的に変わります。

季節を問わず訪れたい鳴子温泉の観光スポットですが、やはり秋の紅葉シーズンがおすすめ。赤く色づいた対岸の山々と湖の青さとのコントラストが写真に映え、フォトスポットとして賑わっています。日没前の湖面は暗いですが、周囲の山々に夕日の赤色があたって美しく、紅葉と合わさって美しい景色が見られますよ。

また、強酸性のこの湖には魚は生息しておらず、湖に手を入れるとピリっとした感触があります。この真っ青な湖の上にボートを浮かべたり、さまざまな色に変化する湖を眺めながら遊歩道を歩くのも気持ち良いですよ。湖畔のレストハウスでは、温泉水で淹れたコーヒーをいただくことができます。

8. 早稲田大学の学生が掘り当てた「早稲田桟敷湯」

鳴子温泉でもう1つ有名な共同浴場が、「早稲田桟敷湯」です。戦後間もない昭和23年に、早稲田大学理工学部の学生がボーリングの実習で掘り当てたもの。以来、早稲田の湯として鳴子の地元の人たちにも親しまれてきました。

現在の建物は、掘削から50周年を迎えた平成10年に、早稲田大学理工学部建築学科の石山修武教授がデザインして建て直したもの。コンクリートの壁面を巧みに組み合わせた、一見すると公衆浴場とは思えないようなモダンな建物になりました。天井も高く、開放的な気分で鳴子のお湯を堪能することができます。

9. ありし日の伊達政宗が過ごした「岩出山」

出典:rujin / PIXTA(ピクスタ)

岩出山は、古川から鳴子温泉に向かう際に必ず通ることになる町です。ここは伊達政宗が仙台の城と町を築く前に約12年間居城としたところ。岩出山城址には仙台城址の有名な騎馬像とはだいぶ趣の違う白い平服の政宗公像があります。

城山から川を挟んだ北麓には、江戸時代中期に建てられた学問所「有備館」が建っています。こちらも回遊式池泉庭園を伴う優美な観光スポット。茅葺の母屋は東日本大震災で倒壊の憂き目に遭いましたが、2016年に復興され、かつてと同じ姿を取り戻しています。

伊達家の歴史を語るうえで欠かせない岩出山の町。仙台方面から鳴子温泉に行かれるときはぜひ観光に立ち寄ってみてください。

10. こけしマニアにはたまらない聖地「日本こけし館」

最も古いこけしの生産地としても有名な鳴子温泉。今も温泉街にはたくさんのこけし工房があります。温泉街から鳴子峡へ向かう途中にある「日本こけし館」は鳴子こけしの聖地ともいえる観光スポット!東北各地のこけしの展示や職人による製作実演見学、オリジナルこけしが作れる絵付けコーナーなど、ファンならずとも楽しめる要素がいっぱいです。

館内ではもちろんこけしの即売も行っています。私たちがよく目にする「たちこ」のほか、子どもが正座している姿を表現した「ねまりこ」、わらのかごに入れて子育てをしているようすを表した「えづこ」といった変わり種こけしも数多く並んでいます。だるまやおもちゃ、お雛様などは鳴子のお土産にもおすすめです。

日本こけし館のすぐ傍にある皇太明神神社は、元々ろくろ細工を生業としている人を祀った神社で、こけしとは深い縁があるのだとか。ろくろは「まわる」ということから、「幸運がまわって来る」 「金運がまわって来る」 というように、開運の神としても信仰を集めています。

◎まとめ

奥の細道ゆけむりラインに沿って広がる鳴子温泉郷には、脇を流れる江合川の桜にブナの原生林、川渡温泉の菜の花畑などほかにも観光の見どころがいっぱい!温泉も観光スポットもたくさんあるので、とても一度では楽しみ尽くすことはできません。ぜひとも二度・三度と足を運んで、多種多様な鳴子の源泉と観光名所をじっくり巡ってみてください。

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