茨城県潮来市でおすすめの観光スポット10選!湖に囲まれた水郷を旅する!

画像出典:風見鶏 / PIXTA(ピクスタ)

茨城県潮来市でおすすめの観光スポット10選!湖に囲まれた水郷を旅する!

茨城県潮来(いたこ)市は、利根川・霞ヶ浦・北浦・外浪逆浦など水辺に囲まれている土地です。自然豊かな潮来市は四季折々の自然を楽しむことができるので観光にもうってつけです。都内からは首都高と東関東自動車道(市川~潮来)を利用すれば2時間ほどで終点の潮来インターチェンジに着きます。電車では、千葉県の成田線から鹿島線へ乗り換え潮来駅に行くことができるんですよ。電車も車とほとんど変わらない時間で潮来市まで行くことができるので気軽に観光を楽しむことができますね。また、素敵な宿もありますので小旅行として潮来観光を満喫するのもおすすめ。気軽に観光に行けることから女子旅にも最適な潮来市なんです。今回は、茨城県潮来市にスポット当てておすすめ観光スポット12選をご紹介。これを読めばあなたも潮来市観光に来たくなるはず!

目次

茨城県潮来市でおすすめの観光スポット10選!湖に囲まれた水郷を旅する!

目次を閉じる

1.権現山公園

毎年春になると多くの観光客で賑わう「権現山公園」は、桜とつつじで有名な観光スポットでもあり、潮来市一のお花見スポットです。権現山公園にはおよそ250本の桜の木(ソメイヨシノ・八重桜など)が植えられているんですよ。霞ヶ浦が一望できることでも有名で、「茨城百景」にも選ばれるほど素敵な眺めが広がっており、天候条件が良ければ、富士山と筑波山の2つの山を眺めることもできます。

4月には権現山公園桜まつりが開催され、例年この時期には多くの観光客が訪れお花見を楽しんでいます。また、夜桜のライトアップ期間もあるのでこの機会をぜひお見逃しなく桜をお楽しみください。他にもさまざまな催し物があるので、観光にはおすすめですね。権現山公園は潮来駅より徒歩5分ほどのバス停(潮来4丁目)から関鉄観光バスの「佐原行」に乗車してください。降車場所は「牛堀出張所前」で、そこから徒歩5分ほどのところに位置します。車の場合は潮来駅から10分。入園料は無料となっているので、お財布にも嬉しい観光スポットです。

2.水郷潮来あやめ園

「水郷潮来あやめ園」はその名の通り毎年5月から6月に約500種100万株のあやめ(花菖蒲)が咲き誇り、見頃を迎えます。あやめの一番の見頃は6月10日前後と言われています。5月下旬から6月下旬に毎年「水郷潮来あやめまつり大会」が開催され、昭和27年から開催されているこのお祭りは多くの観光客が訪れています。潮来駅から徒歩3分程の場所に位置し、アクセスがいい場所のため観光客に人気。夜にライトアップされた水郷潮来あやめ園は、昼間とはまったく違う印象を与えてくれるのでそちらも観光にはおすすめですよ。

「水郷潮来あやめまつり大会」はさまざまなイベントが開催されます。潮来花嫁さん「嫁入り船」や、あやめ踊り、ろ漕ぎ舟遊船などといった水辺の土地ならではのイベントを楽しむことができるんですよ。潮来の記念碑である「潮来笠記念碑」と「潮来花嫁さん記念碑」が設置されている場所には、潮来にゆかりのある歌「潮来笠」「潮来花嫁さん」が流れています。観光に訪れたらぜひ見て聞いて、楽しんでみたいですね。水郷潮来あやめ園は「美しい日本の歩きたくなる道500選」に選ばれており、潮来の観光スポットとして人気が高い場所。シーズンを合わせて潮来観光に来るのもよいでしょう。

3.道の駅いたこ

出典: snufkon

平成14年4月にオープンした潮来市の中でも観光客に特に人気がある「道の駅いたこ」。潮来インターから車で10分位の場所に位置します。そこでは、地元潮来の生産者さんたちの朝取れ野菜が購入できる八百屋さんがあったり、野菜以外にもお米の販売をしています。特にお米は少量から販売しているので潮来観光のお土産にぴったりのサイズとして人気があります。潮来市で生産されたお米のおにぎりが道の駅いたこで販売されているので、味わってみるのも観光の楽しみのひとつ。野菜やお米はお値段もお手頃ですので、観光の途中でぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

他にも御食事処、ハーブ園やカルチャースクールなどがあり規模の大きい道の駅です。お食事処は「おふくろ亭」という名で、その名の通りおふくろさんの手料理を味わうことができます。潮来の主婦の方々が中心になって考案した料理を楽しむことができるんです。春夏秋冬の素材をふんだんに使用し、栄養バランスもしっかりしているのでまたすぐにでも食べに帰ってきたくなる、そんな優しさと愛情いっぱいの料理ですよ。お米はもちろん潮来直販委員会から直接仕入れたコシヒカリを利用しています。

観光のお土産にもおススメは、特産品の「虹のどらやき」。道の駅いたこで販売されていますが、その特徴は生地に茨城県産の米パウダーを使っていること。観光で小腹がすいたときにもぴったりのおやつです。

4.十二橋めぐり

「十二橋めぐり」はその名の通り12本の橋を舟でめぐることができます。潮来の町は江戸時代水郷の町で有名でした。そのため、水路がある家々を行き来するには橋が必要だったため、12本の橋が架けられたそうです。それが「十二橋」の由来。十二橋めぐりには「前川十二橋めぐり」と「加藤洲十二橋めぐり」の2種類があります。前川十二橋めぐりは、水郷潮来あやめまつり大会が行われる会場の水郷潮来あやめ園に沿って流れる川を舟でめぐり、前川にかかる橋を巡り戻ってくるルートです。

一方で加藤洲十二橋めぐりは、北利根川を横断して加藤洲水門をくぐり千葉県の県境を渡るルートになります。加藤洲水門をくぐると細い水路になっており、その水路を舟で渡る船頭さんの竿さばきはとても素晴らしいと観光客からも評判です。舟はサッパ舟と呼ばれるもので、通常はエンジン付きですが、6月限定で手漕き舟・ろ舟に乗船することができます。本来は3コースありますが、6月のこの期間だけは1コースのみの運航になっております。料金はコースによって分かれているので、観光の目的や時間にあわせて選んでくださいね。ゆったりと流れる舟に身を任せ、川のせせらぎを聞くと日常の忙しさを忘れ癒されますよ。潮来市ならではの水郷を、思う存分に満喫できる観光体験です。

5.日帰り入浴スポット

潮来市の観光の合間に、ほっと一息つきたくなったら日帰り入浴はいかがでしょうか。ここでは日帰り入浴ができるスポットを2つご紹介します。最初にご紹介するのは、「かんぽの宿 潮来」。日本郵政株式会社が保有する宿泊・保養施設です。一見するとかんぽ生命に加入している人しか利用できないと思ってしまいますが、決してそうではなく、観光客でも気軽に利用できるんですよ。

「かんぽの宿 潮来」には北浦を一望できる天然温泉が湧き出ている展望大浴場があり、日帰り入浴が可能。こちら、なんと潮来市唯一の温泉というだけでなく泉質も良いと言われています。眺めも良いので、どの季節に訪れてもそれぞれ違った景色を楽しむことができます。日帰りセットプランでは入浴のほか休憩もでき、レストラン「水郷」もご利用いただけます。とても充実しているので、観光や旅のプランに取り入れたいスポットですね。観光中の休憩処として温泉に浸かりゆっくり過ごすことができますよ。

次にご紹介するのは「潮来ヘルスランドさくら」です。こちらはごみ焼却熱を利用した施設で、環境にやさしい施設となっています。浴室には内湯、露天風呂、足湯があり、広々とした作りになっています。テレビや水風呂が完備されたサウナやリラクゼーションコーナーまであり、時間を忘れてゆっくりと過ごすことができます。シャンプー・ボディソープ・石けんは常備してありますがタオルの貸し出しはないので、観光の合間に訪れる場合は持参するのを忘れずに。

6.長勝寺(ちょうしょうじ)

出典: uberscheisse

有名な歴史的人物の源頼朝が建立した長勝寺は、潮来の魅力ある観光スポットの1つです。建立後、錆びれた部分を水戸藩主の水戸公圀が再建をしたとされています。歴史的人物2人の手にかけられて現在の長勝寺があると考えるとなんだか鳥肌が立ちますね。

長勝寺は、臨済宗心寺派に属しています。日本の文化財が数多く保存されており、お寺の庭には松尾芭蕉の句碑も置かれております。文化財のひとつ「銅鐘」は国指定重要文化財にあたり、この銅鐘は北条高時が源頼朝のために寄進したものということです。他にも山門や仏殿なども県指定の文化財としてとても重宝されております。是非、潮来に観光などで訪れた際には立ち寄っていただきたいスポットです。

7.水雲山潮音寺(みずくもさんちょうおんじ)

潮来駅よりタクシーで約10分の所に位置する「水雲山潮音寺」は、薬師寺の伝統を受け継いでおり、法相宗大本山薬師寺の東関東別院なっています。特定した檀家を持つことはなく、お墓もなければ葬儀もしないお寺として有名なんですよ。神殿の中には慈母観桜様がおり、「覚悟」と「再起」を見守っています。

水雲山潮音寺は、「父母恩重経抄」のお経歓進を行っているんです。これは親の恩を知り、報恩と感謝の心を養うことを幸せの基本としている、という考え方です。お寺では、毎日午前9時から午後3時までお写経をすることができます。観光に訪れた際にはぜひ体験してみたいですね。毎年8月には、「万燈会」が開催されます。1日中、1万燈も献燈がなされます。1年の中で一番観光客も多く、開催中は全国から2万人以上もの観光客が水雲山潮音寺を訪れます。

8.二本松寺

「二本松寺 あじさいの杜」は6月中旬から7月下旬になると見事に紫陽花が咲き誇り、その景色は絶景です。40,000㎡の敷地に約100種10,000本の紫陽花が咲き、こちらを歩き進めると本堂にたどり着きます。道の途中には、歴史的人物の「水戸光圀公がお手植えの槇」もあるので観光の際にはこちらも是非ご覧ください。

短い期間でしか楽しめない紫陽花ですが、丁寧に植えられ、管理が行き届いているので見事な紫陽花の杜(もり)となっています。ぜひ一度堪能していただきたい観光スポットです。本堂である二本松寺は平安時代初期に創建され、その後、鎌倉時代に現在の潮来市に場所を移されました。歴史深く、由緒あるお寺は潮来市のパワースポットの1つとして有名です。本堂に安置されている本尊薬師如来は別名「仏のお医者様」とも呼ばれています。「さまざまな病気を治すと仏様」として親しまれています。

二本松寺には車で行くと便利です。潮来駅・東関東自動車道潮来インターチェンジから車で15分。ウォーキングがてら散策や観光をしながら歩きますと潮来駅からは約1時間ほどかかります。紫陽花を見に行くシーズンは梅雨のため雨が多い季節ですが、もし天候が良ければ歩いてみるのもいいですね。

9.愛友酒造

茨城県は水郷の町であることから、お水とお米に恵まれています。最高の土地条件で製造されるお酒は最高に美味しいことでしょう。愛友酒造は、文化元年に潮来で創業した、210年もの歴史ある酒蔵なんです。また、現在は女性の当主が手掛ける女性好みのお酒が豊富にあるので、男性だけでなく女性にもおすすめの観光スポット。

ここでは、お酒の製造工程を無料で見学することができます。普段、なかなか見ることができないお酒の製造工程を見学することで、きっと驚きや発見があることでしょう。日本酒をより身近に感じることができますね。また、きき酒コーナーや直売所もありますので、思う存分日本酒を堪能できます。愛友酒造は年中無休で見学会を開催しています。1回の見学会の所要時間は30~40分で、入場料は無料。アクセスは潮来駅から徒歩20分、車の場合は東関東自動車道潮来インターより5分です。

10.なめがたファーマーズヴィレッジ

潮来市ではありませんが、潮来インターチェンジから車で20分ほどの所にある体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」をご紹介します。こちらは、「農業のディズニーランド」を作るという思いのもと、2015年10月に生まれた日本初のさつまいものテーマパークです。

地元茨城の野菜が買えるマルシェや、新鮮な農作物を頂けるカフェにレストラン、小学校の建物を再利用して作られた焼き芋ミュージアムなどの施設があるほか、大学芋工場の見学や畑での収穫体験、トラクターに引っ張られながら森の中を探検できるツアーなどのプログラムも充実しています。特に、焼き芋ミュージアムの「手作りスイートポテト体験」はお子様にも大人気!観光のいい思い出作りができます。潮来観光のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

茨城県潮来市は穴場スポットが多く、観光にはぴったりです。他では見ることのできないような、個性豊かな四季折々の景色を堪能できます。桜やあじさいの季節には多くのお花見の観光客で賑わいますし、鹿島アントラーズの試合時もたくさんのファンや観光客で賑わっていますよ。水に囲まれた水郷の町潮来市は、その土地ならではのイベントがとても特徴的です。他県では決して経験できない水郷ならではの観光を楽しめます。観光スポットも比較的潮来駅周辺に密集しているので、車がない場合でも徒歩やバスで観光スポットをめぐることができます。都内からも高速道路(東関東自動車道)を利用するれば約2時間で潮来へ到着。観光が少し遅めのスタートでも十分楽しむことができますね。

水郷ならではの食べ物やお酒を堪能できるのも潮来観光の楽しみのひとつです。都会の喧騒から離れ、心静かに観光を楽しみ、自然に触れ、美味しい食事をすれば普段の疲れが癒され、また明日から頑張ることができるエネルギーになります。ご家族・友人・カップルなど誰とでも楽しむことができる潮来市で、素敵な観光の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない観光旅行になりますね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

潮来でおすすめの記事

潮来のアクセスランキング