ルスツの観光地14選!地元密着型観光地でルスツを楽しもう

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ルスツの観光地14選!地元密着型観光地でルスツを楽しもう

ルスツは、その姿が富士山に似ていることから、「蝦夷富士(えぞふじ)」と呼ばれ親しまれている羊蹄山(ようていざん)の麓に広がる村です。寒暖の差が厳しい地域のため、じゃがいもや大根などの生産も北海道トップクラス。美味しい豚肉も有名です。さらに、「ルスツリゾート」をはじめとした、遊園地・ゴルフ・スキーなどのアクティビティで1日楽しむこともできる観光地ルスツ。北海道らしい大自然から、エンターテイメント、グルメや観光まで楽しめる地域として、国内はもちろん海外の方からも注目を集めています。今回はそんなルスツの地域密着型の観光にスポットをあててご紹介していきます。

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ルスツの観光地14選!地元密着型観光地でルスツを楽しもう

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1. 橇負山

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「橇負山(そりおいやま)」と聞いても、ピンとこないかもしれませんが、「ルスツスキー場のウエストマウンテン」「ルスツの幸せの鐘」のある山といえば、わかる方も多いのではないでしょうか。ルスツ村にある標高約715mの「橇負山」。頂上までは、車かルスツリゾート遊園地の「羊蹄ゴンドラ」で行くことができます。山頂には、ルスツのシンボル羊蹄山やニセコ連峰・洞爺湖・太平洋までを臨むことができる絶景がまっていますよ。運が良ければ、このルスツ山々の間を静かに流れるように雲海が広がった幻想的な世界をみることができる観光スポットです。

また橇負山は、「元気の源」と「社会的に地位の向上」を期待できる気が流れているパワースポット。有名な「be happy!!」と羊蹄山に向かって叫びながら鳴らすと幸せになれると言われている「幸せの鐘」も設置されています!ルスツに来たら、立寄らないわけにはいきませんよね。

2. 道の駅「230ルスツ」

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どの観光地へ行っても「道の駅」へ立ち寄るのって楽しいですよね!もちろんルスツにも、立ち寄りたい「道の駅」があります。道の駅「230ルスツ」は、その日の朝に収穫されたルスツの新鮮な野菜が、リーズナブルな価格で販売。本州からルスツへ観光へ来た方だと、知らないブランドの野菜があったりして、見ているだけでも観光気分を味わえるスポットです。

またお食事処では、ルスツ名産の豚を使った「ルスツ豚丼」や、ほんのりバターの味がするホクホクの「コロッケ」なども販売されていますよ。その他、加工食品なども販売されているので、お土産探しにも最適。道の駅「230ルスツ」は、観光気分とグルメ、両方満たしてしまう欲張りさんにはオススメの観光スポットですよ。

3. ルスツふるさと公園

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「道の駅230ルスツ」に隣接する、観光として訪れても楽しめるオススメの公園「ルスツふるさと公園」。広い公園の内部には、子どもたちが夢中になって遊んでしまいそうな遊具が設置された「わんぱく広場」や、アウトドア派に最適の「デイキャンプ場」や「マウンテンバイクコース」など盛りだくさん。

またルスツの季節を感じられる「フラワー園」や、農業体験ができる「市民農園」などもあるので、お子様から大人の方まで楽しめます。大切な家族であるペットともルスツの思い出を作れる「ドッグラン」もありますよ。「道の駅」で食事をテイクアウトして、こちらの公園でルスツの大自然を感じながらゆっくりとした時間を過ごす。こんな贅沢な観光スタイルもいいですよね。

4. 赤い靴ふるさと公園

指圧療法創始者である浪越徳治郎氏の像が展示されている「赤い靴ふるさと公園」。「道の駅230ルスツ」の真横に位置します。浪越徳次郎氏は、このルスツで少年時代を過ごしました。

リウマチを患っていた母親の痛みを和らげたいと、母の体を指で押してマッサージしていたことが指圧のはじまり。指で押すと痛みが和らぐことに着目して、このマッサージ方法に「指圧」と名付け、学校まで設立させた人物が、浪越徳治郎氏です。当時、吉田茂元首相やマリリン・モンローにも指圧を施したことによってメディアにもとりあげられ、数々の名言とインパクトのあるポーズで一躍有名になりました。独特なポーズをした浪越氏の像と一緒に写真を撮ってルスツ観光の記念にするのもおすすめです。

5. 赤い靴公園

もう1つルスツにゆかりのある彫像が置かれている観光スポットをご紹介します。「赤い靴公園」の「赤い靴」とは、有名な童謡『赤い靴』のこと。その歌詞に出ていた女の子の像が「母思像」として公園内にあります。

『赤い靴』のモデルとなった女の子、岩崎きみちゃんは、静岡県に生まれました。母とその再婚相手の男性とが、このルスツの地の開拓に入るのですが、その際に身体の弱かったきみちゃんはルスツの寒さには耐えられないだろうと、アメリカ人宣教師夫妻に養女にだされ、その後はご両親とは会うことはなかったそう。野口雨情は、きみちゃんの両親と親しくしており、この話を元に童謡「赤い歌」を作詞したと言われています。

当時のルスツの冬は、今以上に寒く厳しい場所で、開拓生活も大変なものでした。この公園の「母思像」をきっかけに、ルスツの自然や歴史に思いをはせてみてください。訪れた土地について知るのも、また違った観光のよい思い出になりますよ。ちなみに、こちらの公園には「きみちゃん」の彫像が置かれていますが、上記で観光スポットとして紹介した「ルスツふるさと公園」には、きみちゃんのお母さんである岩崎かよさんをはじめとした開拓時代の女性をイメージしてつくられた像が建てられています。

6. 羊蹄山

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ルスツのどこからも眺めることができる「羊蹄山(ようていざん)」。その姿が「富士山」に似ているというところから、「蝦夷富士」とも呼ばれるのが納得の貫録と美しさです。さらに、羊蹄山をバックに、ルスツの緑豊かな大自然や、雪に覆われたゲレンデの写真を撮りだすと何枚撮っても飽きないくらの雄大さ!まさにルスツ一番のオススメ観光地です。

羊蹄山には4つのルートがあり、初心者向けには「比羅夫コース」「真狩コース」、急登部分が長い「京極コース」「喜茂別コース」は上級者向けとなっています。頂上近くの羊蹄山火口などを目の前で見ると、自然の神秘や力強さに感動するでしょう。日本百名山に選定もされている「羊蹄山」の標高は約1898mあります。体力に自信のある方は、ぜひ頂上を目指してみてください。自分の足で登った山の風景は、特別な観光の思い出になりますよ。

7. 尻別岳

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「尻別岳(しりべつだけ)」は、「羊蹄山」と比べると、少し気楽に登ることができる山。羊蹄山と並んでルスツを代表する山です。「喜茂別コース」と「留寿都コース」の2コースがありますが、ルスツからは「留寿都コース」となります。登山スタート地点には「尻別岳登山入口」の看板を見つけることができますよ。しばらくは笹が茂った道を進みますが、そこを抜けると歩いているのが楽しくなる、素晴らしい景色が開けてきます。

冬の寒さが厳しいルスツですが、夏山の木々や草花には花が咲き、爽やかなルスツの風が吹きぬけ絶景。そして頂上についたら、お弁当を広げてみてはいかがでしょうか。片道ゆっくり歩いても2時間かからないくらいの、初心者の方でも比較的安全に登ることができる観光登山向きの山です。いろいろな方法で「羊蹄山」を臨むことができるルスツですが、ご自身の足で登った山からルスツの山々を眺めると、まったく違った感動を得ることができますよ。

8. ジオパーク三ノ原

北海道はスケールが違うなと感じることができるのが「留寿都村三ノ原」です。ジオパークとは、「大地」を意味する「ジオ」と、「公園」である「パーク」を組み合わせた言葉で、日本語に訳すのなら「大地の公園」となり、大地・地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所のこと。そして、ルスツをはじめとした、伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町などが「洞爺湖有珠山ジオパーク」としてユネスコに認定されたのが2009年になります。

「三ノ原」も、このジオパークの地域に含まれており、火砕流によってできた平坦な地形を生かした広大な畑作地・牧草地といったのんびりとした景色と、その反対に自然の偉大さ・力強さを感じる火砕流の露頭などが見ることができますよ。

9. 洞爺湖

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ルスツから少し足を伸ばして、「洞爺湖」まで観光してみてはいかがでしょうか。「洞爺湖」も、三ノ原と同様、ジオパークに指定されている地域。今から約11万年前におきた巨大な噴火によって形成されたカルデラからできた「洞爺湖」とその周辺は、「日本百景」「新日本旅行地100選」「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれるほど美しい姿を残し、人気の観光スポットとなっています。

洞爺湖観光の楽しみ方は、遊覧船や汽船に乗って身近で洞爺湖を感じたり、「サイロ展望台」からその全貌を観察したりと、いろいろとあります。観光者向けのツアーガイドなども行われていますので、ぜひ検索してみてください。2007年より洞爺湖をはじめとした温泉街をさらに活気づけようと、冬の時期限定でLEDランプを40万個も使用した「イルミネーショントンネル」が開催されています。北海道の冬の澄んだ空気の中、きらめくイルミネーションは格別の光景です!ぜひ観光予定に組み込んでみてください。

10. 重兵衛沼

「重兵衛沼(じゅうべいぬま)」は、隠れた観光スポット。北海道ルスツの地元の方でも、その名前は知っているけど、実際には行ったことがないという方が多い沼です。「重兵衛沼」は、「日本の山岳標高1003山」にも掲載されている貫気別山の標高約830m付近に位置する沼です。馬がのびのびと走る貫気別山麓を抜け、林道「黒田線」を3kmほど走ると、「重兵衛沼入口」の看板と、歩きやすいよう草が刈られている山道が見えてきます。そこから徒歩で15分ほど進むと、ひっそりとした沼があられます。それが「重兵衛沼」です。

時期になると、数多くのトンボが飛び交い、木々は赤に黄色にと色づき始めます。そして、それがら鏡のような沼の湖面にうつり、なんとも言えない美しい景色を見ることができる観光スポットです。

11. ザム・スカイスポーツクラブ

「パラグライダー」を利用して、大空からルスツ観光を楽しむ!こんな体験が出来るのも、ルスツの大自然だからこそできることですね。パラグライダーを行うには、ある程度の広さと適度な斜面が必要となってきます。冬のスキーが注目されがちなルスツですが、春から秋にかけては、パラグライダーをするには、うってつけの斜面となるため、愛好家の中ではとても有名な場所。

今回ご紹介する「ザム・スカイスポーツクラブ」は、「スカイスポーツの楽しさをお伝えしたい」といろいろなイベントに参加したり行ったり、海外の空まで飛びに出かける活発なクラブです。そのため、1日体験から、本格的なスクールまで各種クラスが準備されています。

観光でパラグライダーを体験したい方は「タンデム(二人乗り)コース」になります。ベテランパイロットの方と共に大空をフライトします。操作はすべてパイロットの方が行ってくださるので、乗っている私たちは、ノンビリと空からルスツの大自然を堪能できるんです!今までに見たこともない世界が広がっていますよ。ちょっと変わったルスツ観光を探していらっしゃる方には、オススメのアクティビティです。

12. ルスツリゾート ホールカントリー

ルスツの観光地をいつもより少し高い目線で、馬の背中から眺めてみるのはいかがでしょうか。ルスツを代表するリゾートスポット「ルスツリゾート」では、いろいろなアクティビティが体験できるようになっています。今回オススメする「乗馬」もその1つ。

北海道の大自然を馬でかけて抜けてみたいという憧れ、誰もが抱くものものだと思います。こちらの「ホースカントリー」では、初心者の方から参加OKです。まだお子さんが小さいご家族には、親子乗り可能な「引き馬」や、気合いと体力に自信があるアウトドア派には約1時間の手つかずの林道を走る「ロングコース」など、希望や体力によって対応できるいろいろなコースが用意されています。馬たちも、大人しいけど個性派揃いです。楽しい馬との観光がまっていますよ。

こちらの乗馬は、完全予約制となっています。当日でも空きがあれば行うことができますが、夏休みなどの観光シーズンは大人気のアクティビティとなります。事前のご予約をオススメします。

13. ルスツ温泉

ルスツ観光でたくさん汗をかいた後は、留寿都村も観光スポットとして一押ししている「ルスツ温泉」でさっぱりしてみてください。男女それぞれ内湯1つずつの小さな温泉場ですが、源泉かけ流しと贅沢な作りになっています。少し黄色みかかったなめらかなお湯は、神経痛・関節痛や筋肉痛などに効果があるそう。まさに観光で歩き疲れた足にぴったりのお湯ですね!さらに、入浴後、お肌がすごくすべすべになると評判です。

そして、なにより驚くのがその入浴料で、観光客は清掃協力金を払うのみ。館内は板張り、浴室はタイルと、いたってシンプルな作りですが、綺麗に清掃がいきわたっており、機能的で使い勝手のよい観光施設です。ほとんどの入浴者が地元の方なので、体だけでなく気持ちまでホッコリできますよ。

14. 化物山

磁石が狂うという言い伝えがある「化物山(ばけものやま)」。本当に磁石は狂ってしまうのか、その真実を確かめに行ってみませんか?お散歩をするように登れるなだらかな斜面の、観光で訪れるには適しています。

化物山は、大きな放送パラボラアンテナが山中に見える山。山というよりは、丘といったほうがしっくりくるような標高の低い山です。麓からそのアンテナまでは、ゆっくりと歩ける幅広のじゃり道が10分ほど続いています。そこからさらに、奥に続く道を登っていくと頂上に到着します。往復しても30分もかからない、気軽にお出かけできる山です。頂上まで到着したら、磁石を取り出してその真偽をぜひ試してみてくださいね。化物山登山は、ちょっと変わった観光気分が味わえる散策になりますよ。

◎まとめ

北海道一のアミューズメント施設「ルスツリゾート」を擁する留寿都村。遊園地やスキー場のイメージが先行しがちですが、少し違ったところへ目を向けると、素敵で興味深い体験ができる観光スポットがたくさんあるエリアです。今回はそういった観光スポットを多く取り上げてみました。他にも、農場・収穫体験や料理教室などといった地元の人と接することができる体験型観光もあります。もちろん、北海道ならではの美味しいものお土産も盛りだくさん。大きな村ではないので、自転車や車をレンタルし気の赴くままに走らせてたっぷり観光することができる留寿都村。自分にあったルスツの観光を楽しんでくださいね!

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