京都ゑびす神社とは?|独自のお祭りと御朱印に注目!

京都ゑびす神社とは?|独自のお祭りと御朱印に注目!

京都のパワースポットの一つ「京都ゑびす神社(または恵美須神社)」について、お祭りや御朱印の情報や、アクセス方法などをご紹介します。

京都ゑびす神社は鴨川の近く、四条と五条の中間地点に鎮座する神社です。「えべっさん」という愛称で親しまれています。

「えびす様」といえば、日本古来から七福神の一人として祀られる神様です。この神社も江戸時代以前からパワースポットとして信仰されており、長い歴史があります。

果たしてどんな神社なのか。以下で見ていきましょう!

目次

京都ゑびす神社とは?|独自のお祭りと御朱印に注目!

京都ゑびす神社とは?

京都ゑびす神社 えびす様

「京都ゑびす神社」は冒頭の通り、鴨川近く、四条と五条の中間に鎮座する神社です。祀られている神様は「えびす」様。商売繁盛の神様で、七福神の一人として知名度も高い神様ですよね。

このゑびす神社、見た目は大きな神社ではありません。しかし全国の数ある「えびす神社」の中でも頭一つ抜けて、「国内三大えびす」に名を連ねるほど金運が上がるスポットとのこと!こうした背景から、休日になると大勢の参拝客で賑わいます。

どんな神様が祀られてる?

「京都ゑびす神社」の創建は1202年(鎌倉時代)で、「栄西」という僧が京都にある「建仁寺」を建てる際、鎮守社として建立されました。栄西はかつて海上で暴風雨に遭った際、海の神である「えびす様」に救われたという逸話があります。そのことから、建立の際に主祭神としたそうです。

えびす様といえば「漁業の神様」です。いつもニコニコしながら釣り竿と鯛を持っている、優しそうな神様というイメージがありますね。

国内で知名度の高い「七福神」の一人ですが、実はえびす様、七福神のうち唯一の日本の神様です。他の七福神はインドや中国など、出身は外国なんですね。

えびす信仰の笹はこの神社が元ネタ?

えびす信仰において「笹」を用いられることがありますが、これ実はこの「ゑびす神社」が元ネタで、この神社独自の御札が広まったことが理由となっています。

ちなみに「笹」を使う意味的には「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」とのことで、商売繁盛や家運隆昌の象徴ともなっています。

時代が進むにつれて漁業の神様から商売事、前述した暴風雨の逸話から変じて交通安全や、家族の運気を上げるなど加護はさまざまです。多くの福をもたらす神様へとバージョンアップしていったことが伺えますね。

ゑびす神社のお祭りはいつ?

京都ゑびす神社 お祭り

京都ゑびす神社では毎年1月8日から12日の5日間、「十日ゑびす例大祭」が開催されます。10日間開催されるわけではなく、もっとも重要な「十日ゑびす例大祭」が1月10日に開催されることからこの名前となっています。
通称「初ゑびす」と呼ばれる新年のお祭りです。祭事自体は非公開ですが、期間中は商売繁昌・家運隆昌を祈願した特別な吉兆笹が授与されるとのこと。御守りやお札など、開運パワーのある特別な縁起物が勢揃いします!

もっとも信仰が集まりパワーが得られる日であることは間違いありません。

また、毎年10月20日ごろには「二十祭」が開催されます。このお祭りは、元々は京周辺の商人が全国へと商売をして、この時期に帰ってきて旅の無事と商売繁盛を感謝するお礼参りが元になっています。なお商家では小判を模ったはんぺんと、笹に見立てたネギのおすましを食べる風習があるそうです。

ゑびす神社を訪れる際は、ぜひこの2つの大祭期間を狙ってみたいところですね。

ゑびす神社の御朱印・御守りとは?

京都ゑびす神社の通常御朱印は、力強く「ゑびす神 京都」と書かれているのが特徴です。背景となる朱印には、えびす神が手に持っている鯛が描かれています。まさしく「えびす様の御朱印」です。御朱印は授与所で頂くことができ、受付は9時から17時。初穂料は300円です。

ゑびす神社の御守りとして「ゑびす大黒御守」、「ゑびす銭」、「ゑびす小判」があり、金運(商売繫盛)や厄除けなどのご利益があります。金の銭の形をした御守りで、中には大国様やえびす様が描かれています。お財布などに入れて持ち歩くのも良さそうですね!

ほかにも、御金を集める道具の「豆箕(まめみ)」と「豆熊手(まめくまで)」も授与しており、こちらにもえびす様のお顔が!福鈴や、鯛の姿をした「めでたい事を呼ぶお守り」など、えびす様の神社らしく全体的に金運に関わる御守りが多めとなっています。

ゑびす神社へのアクセス方法

京都ゑびす神社 拝殿

京都ゑびす神社へは、神社に駐車場がないので電車でのアクセスがおすすめです。

電車の場合、最寄り駅が2つあります。京阪電車に乗って、最寄りの「祇園四条駅」で下車。駅からは徒歩6分ほどで到着します。

もう一つの最寄り駅は阪急京都線の「京都河原町駅」です。祇園四条駅とは鴨川を挟んで隣同士で、こちらからは徒歩8分~10分ほどで到着します。所要時間に大きな違いはないので、行きやすい駅へと向かいましょう!

バスの場合、京都駅からは17系統・205系統いずれかのバスに10分ほど乗車。「河原町松原バス停」で下車し、そこからは徒歩5分ほどです。
市バスの場合は31系統・46系統・201系統・203系統・207系統に乗って、「四条京阪前バス停」で下車しましょう。こちらからも徒歩5分ほどで到着します。

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