あまり知られていない穴場スポット！久米島観光ガイドまとめ

那覇空港から飛行機でたった30分。「日本が誇る天国ビーチ」がキャッチコピーの久米島は、沖縄本島の西約100kmの東シナ海に浮かぶ青い空・海、白い砂浜が美しい島。自然が溢れ、リゾート気分を満喫できる久米島の観光スポットと魅力、アクセスなどをご紹介します。

1.島の概要

久米島は長く広がるリーフビーチが特徴で、民宿やリゾートホテルも数多くある島です。透明度が高く、魅力的なダイビングスポットが豊富な久米島には全国からダイバーが訪れることで有名な島。中でも「はての浜」は無人島になっているので、この場所を求めてダイバーやシュノーケラーが集まります。

どこまでも澄んだ海が魅力的ですが、久米島の魅力はそこだけではありません。観光スポットとしても注目すべきところが沢山あります。多様な固有種が生息している久米島の宇江城岳の渓流と湿地帯はラムサール条約で守られています。クメジマボタルや日本で唯一の淡水性蛇であるキクザトサワヘビなど固有種が生息。また、久米島は車エビの生産量が日本一で、米どころとしても知られています。

2.天候

久米島は年間を通じて温暖な南西諸島気候で、5月～11月頃は夏のように暑く、年間平均気温は約25度。12月でも温かいときはTシャツで過ごせるほどですが、時に最低気温が10度になることもあるので、冬の観光には上着を持っていくようにしましょう。

久米島はスコールという短時間の豪雨に見舞われることがあります。また降水量が多く、特に梅雨の5月～6月と、季節の変わり目の10月に雨が多く降ります。

7月の降水量が東京より多いにもかかわらず、日照時間は長いのはさすが南の島。夏の日差しは強く照り返しも強いので、熱射病などにかからないように注意が必要となります。湿度が高く蒸し蒸しすると思いきや、気温自体が夏場でも平均30度くらいまでしか上がらないので、沖縄諸島の島の中では過ごしやすいほうだといえます。

3.はての島

はての島は久米島の東に浮かぶ全長7kmほどの細長い無人島で、真っ白な3つの砂浜が続いています。久米島から見て近い方からメーヌ浜・ナカヌ浜・ハティヌ浜という名前で、総称が「はての浜」。ダイバーの聖地で、真っ白な砂浜と青い海の美しさはが言葉を忘れるほどです。

草も生えていない真っ白な無人島ですが、この島は実はサンゴでできた島だということを知っていましたか！？白い砂は「サンゴ砂」と呼ばれるものが長い時を経てできた浜辺で、「サンゴ洲島」とも呼ばれます。このような砂浜は世界的にも珍しい場所です。そしてそのサンゴ砂となっているものは、白化したサンゴや貝殻が壊れたものだったり、星砂、太陽砂、ウニの殻だったりします。

それに加えてサボテングサなど石灰を分泌する藻類の欠片など、幾つもの奇跡が積み重なってサンゴ砂が生まれているのです。

このように偶然がいくつも重なってできた神秘の浜が人々の目に留まり、楽園とも呼ばれるようになった場所です。サンゴだけでなく、色鮮やかな魚も多く見ることができます。どの季節に行っても、美しく澄んだ海を見ることができるのが「はての島」の魅力です。ここは東洋一美しい海とも形容される素晴らしい海です。

4.畳石

亀の甲羅を敷き詰めたかのような不思議な形をした石畳が広がるのが「畳石」。自然の力を感じることができるオススメの観光スポットです。沖縄の指定天然記念物である畳石は、久米島の東に位置する奥武島（おうじま）にあります。さらに東にオーハ島、はての島が広がっています。

畳石は溶岩が亀の甲羅のような形に冷え固まったもので、亀甲岩とも呼ばれています。大きさは大小さまざまですが、直径2mほどにもなる大きい石もあります。また、畳石は干潮時になると姿を現し、歩くこともできます。

所どころ開いている小さな穴には、干潮の流れで戻れなかった熱帯魚たちが泳いでいて、子供も気軽に遊べるスポット。奥武島観光は、事前に干潮の時間を調べて行くようにしましょう。

◎まとめ

久米島の魅力が伝われましたか？久米島でリゾート気分を味わうも良し、アクティブに過ごすかどうかもあなた次第の旅となり、その旅は大変充実したものとなるでしょう。ぜひ久米島へ一度足を運んでみてください。

あまり知られていない穴場スポット！久米島観光ガイドまとめ