名称:筋湯うたせ大浴場
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
公式・関連サイトURL:http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/
4000以上の源泉数を誇る「おんせん県」大分。ご存じの通り、別府市や由布市は世界的にも有名ですが、玖珠郡(くすぐん)九重町もまた源泉数、湧出量ともに県内トップ3に入る名湯ぞろいの町なんですよ。そんな九重町の南西部に位置する筋湯(すじゆ)温泉は、町内で最も規模が大きく、開湯は958年という長い歴史を誇る温泉地。筋湯温泉の代名詞ともいえる「うたせ湯」が筋の病に効果があることから「筋湯温泉」と名付けらました。筋湯温泉には、名物の「うたせ湯」を楽しめる共同浴場のほか、足湯スポットや日帰り温泉施設がいっぱい。さらにスキー場や観光農園、高原、お寺など見どころも満載です。今回は、筋湯温泉周辺でぜひ訪れたいおすすめの観光スポットを厳選してご紹介していきます。
目次
筋湯温泉の観光スポット14選!打たせ湯で登山の疲れを癒そう
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1.うたせ大浴場
「日本一のうたせ湯」が自慢の筋湯温泉に来たのなら、ぜひ一度は試して頂きたいですね。「うたせ大浴場」には、高さ約2mから落下するうたせ湯が男湯女湯それぞれに18本ずつ並んでいます。直下型の滝のように肩を直撃し力強くマッサージしてくれるので、登山やスキー、観光で疲れた体におすすめです。
入口の自販機で購入したメダルを投入すると回転扉が開く仕組みになっており、気分はさながら忍者のよう。筋湯温泉街の旅館に宿泊している方にはコインが無料でプレゼントされるので、ぜひ気軽に足を伸ばしてみてください。同じ温泉でもうたせ湯に打たれた後は、心なしかポカポカが長く続きますよ。
2.いこいの広場(足湯)
「うたせ大浴場」の裏手にある憩いスポットといえば、足湯を気軽に楽しめる「いこいの広場」。ちょっと温まりたい時や、観光で疲れた時の足休めにぴったりです。川のせせらぎをBGMに足湯に浸かれば、きっと心も体も癒されるでしょう。バリアフリーのトイレも完備されているので、観光途中の休憩にぜひ!
名称:いこいの広場
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
公式・関連サイトURL: http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/
3.薬師湯
「薬師湯」は、黒い檜造りの壁が風情のある小さな共同浴場です。車が進入できないほどの細い通り沿いに位置するため、「うたせ大浴場」とは打って変わってとても静か。浴室内は静寂に包まれています。次にご紹介する「岩ん湯」と日替わりで男女を入れ替えているので、訪れる際は入口で確認してくださいね。
名称:薬師湯
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
公式・関連サイトURL: http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/
4.岩ん湯
筋湯にある共同浴場で唯一の露天風呂がこの「岩ん湯」です。ここには、筋湯名物のうたせ湯も2本あります。すぐ目の前に山が迫っており、周囲は緑がいっぱい。豊かな自然に囲まれながら筋肉をほぐせば、リラックス効果は抜群です。辺り一面銀世界になる冬場が特におすすめですよ。
名称:岩ん湯
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
公式・関連サイトURL:http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/
5.せんしゃく湯
筋湯には4つの共同浴場がありますが、そのうちの一つ「せんしゃく湯」はなんと混浴施設なんですよ。旅館「清風荘」裏手の川沿いにひっそりと佇む無人風呂で、脱衣所も浴室内に備えられています。女性が一人で訪れるにはちょっと勇気が必要ですが、秘湯感を味わいたい方にはたまらないでしょうね。
名称:せんしゃく湯
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪712-3
6.日帰り入浴OKの温泉宿
30軒近くの温泉宿を擁する筋湯温泉街には、大型ホテルから旅館、民宿など個性豊かな宿泊施設が点在しています。今回は、数ある宿の中でも「立ち寄り温泉」を楽しめる施設をご紹介。筋湯温泉やその周辺を観光目的で訪れる際には、ぜひ日帰り温泉を楽しみに足を運んでみましょう。
◆九重悠々亭
「九重悠々亭」は、大小あわせて24ものお風呂を楽しめる筋湯温泉の人気観光ホテルです。玄関では、ホテルの宣伝部長であり看板犬のエンジェル君が温かく迎えてくれます。1階はナトリウム塩化物泉で2階は単純泉と、異なる泉質を楽しめるのが魅力。リーズナブルな価格設定もうれしいですね。
1階の「悠久の湯」と2階の「やすらぎの湯」には、内湯の大浴場や庭園露天風呂、うたせ湯付き露天風呂、樽風呂、ミストサウナ、家族風呂と様々な種類のお風呂が揃っています。フロアを移動する際は一度着替えなけれなならないので、全部制覇するには日帰り入浴じゃ時間が足りないかもしれませんね。
名称:九重悠々亭
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪662
公式・関連サイトURL:https://www.sujiyu.co.jp/
◆やまの彩
離れの客室が8室のみという、まるで隠れ家のような「やまの彩(いろ)」。こちらには、寝湯付きの混浴露天風呂と檜の半露天風呂、貸切家族風呂の3種類のお風呂があり、混浴露天と半露天も料金をプラスすれば貸切で利用することができます。家族やカップルでゆっくり過ごしたい時にはもってこいですね。
名称:筋湯温泉山荘 やまの彩
住所:大分県玖珠郡九重町筋湯温泉518-2
公式・関連サイトURL: http://sanso-yamanoiro.com/
◆白滝
全10室と小規模ながらも、筋湯温泉の宿の中で常に高い評価を誇っている「白滝(しらたき)」。渓谷沿いに位置する露天風呂では、川のせせらぎを聞きながら温泉に浸かることができます。大浴場のほかに4種類の無料貸切風呂があり、もちろん日帰りでの利用も可能。うたせ湯が備えられた「ふれあいの湯」や24時間入浴OKな「やすらぎの湯」、「みはらしの湯」などニーズに合わせて楽しめるのが魅力です。
名称:旅館 白滝
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪21
公式・関連サイトURL: http://www.shirataki.jp
7.九重森林公園スキー場
筋湯温泉が位置するのは標高1,000mほどの山間です。そのため、冬はとても寒く積雪もあります。そんな筋湯温泉でぜひチャレンジして頂きたいのがウィンタースポーツ。筋湯温泉街から車で10分ほど南下したところにある、九州最大のスキー場「九重森林公園スキー場」を訪れてみましょう。
斜面の下半分は初級者向け、山頂側は中~上級者向けになっており、全部で5つのコースに加えスノーボード用のパークも設置。家族やカップル、友人同士など誰と来ても楽しめるゲレンデとなっています。もちろん帰りは、筋湯温泉での入浴をお忘れなく!翌日の筋肉痛や疲労軽減にも効果抜群ですよ。
名称:九重森林公園スキー場
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪612-1
公式・関連サイトURL:http://www.kujyuski.co.jp/
8.小松地獄
筋湯温泉で人気の観光スポットといえば「小松地獄」を忘れてはいけません。大小の岩石がゴロゴロ転がる山肌からは蒸気がもくもくと立ち上り、地熱の凄まじさを物語っています。セルフで温泉卵を作れる「たまご蒸し場」もあるので、卵持参で行くのがおすすめ。ただし、地獄の温度は100度近くまで上がっているので、小さなお子様や年配の方をお連れの場合は注意が必要です。
名称:小松地獄
住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪筋湯
公式・関連サイトURL:http://kanko-asp.coara.or.jp/miwatashis/spots/detail_page/6624
9.八丁原発電所展示館
日本最大の地熱発電所として知られる「八丁原(はっちょうばる)発電所」では、九重連山の地熱で温められた蒸気を電力に変えています。その地熱発電のしくみを勉強したり、実際に発電所に入り機器やシステムを見学できるのが「発電所・展示館見学ツアー」。なんと1時間程のツアーを無料で楽しめるのです。
休日には子供向けのワークショップやイベントも開催されており、たくさんの観光客で賑わう「八丁原発電所」。筋湯温泉の中心街から徒歩20分とアクセスも良いので、散策がてら立ち寄ってみると良いですよ。九重の山々が連なる絶景を見渡せる場所としてもおすすめです。
名称:九州電力 八丁原発電所展示館
住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪字八丁原601
公式・関連サイトURL: https://www.kyuden.co.jp/
10.涌蓋山
筋湯温泉の北西にそびえる「涌蓋山(わいたさん)」は、九重町と熊本県の小国町にまたがる火山です。
なだらかな稜線が美しい山で、「日本三百名山」や「大分百山」にも選出されています。大分側からは「玖珠(くす)富士」、熊本側からは「小国(おぐに)富士」の名で親しまれており観光客にも大人気です。
標高1,500とあまり高くなくアップダウンが少ないので、登山初心者やハイキング感覚で訪れるにもおすすめ。筋湯温泉から近い八丁原登山口か、スキー場近くの一目山(ひとめやま)林道入口がスタート地点となります。九重連山や由布岳、阿蘇方面の眺望を楽しみながら歩いてみてくださいね。
名称:涌蓋山
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪
11.ベリージュファーム
涌蓋山の麓でブルーベリー摘みを体験してみませんか?九重町の「ベリージュファーム」では、農薬や除草剤を全く使わずに育てた安心で美味しいブルーベリーの摘み取りを楽しめます。開催時期は、6月中旬~8月のおよそ3ヶ月間。お子様連れのファミリーや若い女性に人気のアクティビティとなっています。
併設のカフェでは、当園で収穫された生ブルーベリーを使った100%ジュースやパフェ、ケーキのほか、自慢の石窯で焼いたピッツァを味わえますよ。山菜や地元の新鮮野菜を使った筋湯温泉ならではの郷土料理も良いですが、ガッツリ洋食メニューを食べたくなった方にはおすすめのグルメスポットです。
名称:ベリージュファーム
住所:大分県玖珠郡九重町町田3285
公式・関連サイトURL:http://berryjyu-farm.jp/
12.金剛宝寺
えんむすびのお寺として筋湯温泉の人々に親しまれている「金剛宝寺(こんごうほうじ)」。こちらでは、観光がてら参加できる1時間前後の「プチ体験修行」が行われています。修行というと泊まり込みで行うものがほとんどですが、「プチ」と呼ばれるだけあって気軽に体験できるのが魅力です。
座禅や水行、写経、礼拝、法話などから好きなものだけを選べるので、単独で受けるのも良し、何種類か組み合わせて体験するも良し。体験を終えると終了証を発行してもらえるほか、住職さんに協力して頂いて記念撮影もできちゃいます。最近では、若い世代の参加者や外国人観光客の参加も多いのだとか。
心を清めたい方には、1泊2日または2泊3日の仏教道場がおすすめ。修行で心を整えた後は温泉で体をほぐす、なんていう筋湯観光プランも良いでしょう。ちなみに、「金剛宝寺」の入口は熊本県側にあります。
筋湯温泉から「やまなみハイウェイ」を南下し、442号線との交差点で右折すると看板が見えてきますよ。
名称:金剛宝寺
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪618-3
公式・関連サイトURL:http://www.kongouhouji.or.jp/
13.牧ノ戸峠
湯布院と阿蘇を結ぶ「やまなみハイウェイ」で、最も高い標高1,330mに位置するのが牧ノ戸峠(まきのととうげ)です。九重連山への登山口があるため登山好きの方にはよく知られていますが、実は県内屈指の絶景スポットでもあるんですよ。登山口の向かい側にある展望台に上って、その景色を堪能しましょう。
展望台からは、九重連山はもちろん遠くに阿蘇五岳を見渡せるほか、夏には九州地方特有の高山植物として有名なミヤマキリシマが咲き乱れる様子を見られます。辺り一面ミヤマキリシマに覆われた山々は、まるでピンクの絨毯を敷いたかのよう。また、秋の紅葉や冬の雪化粧も必見です。
牧ノ戸峠はレストハウスや駐車場、トイレなどの施設が充実していることもあり、特に観光シーズンには終日登山客や観光客で混み合います。朝7時には駐車場が満車となるほか、トイレには長蛇の列ができることも多々あるので要注意。混雑を避けたい方には、徒歩やレンタサイクルで向かうことをおすすめします。
名称:牧ノ戸峠
住所:大分県大分県玖珠郡九重町湯坪
14.瀬の本高原
大分県玖珠郡九重町(ここのえまち)と竹田市久住町(くじゅうまち)、熊本県阿蘇郡南小国(おぐに)町にまたがる自然豊かな瀬の本高原。人気ドライブコースとして知られる「やまなみハイウェイ」が高原の中央を走っており、周辺には飲食店や宿泊施設、観光施設などが並びます。
熊本で人気の洋菓子店「CHEZ Tani(シェ・タニ)」や自家製酵母で作るパンが有名な「ぶらうにぃ」など、グルメ好きにはたまらないお店もあり、思わず立ち寄らずにはいられないでしょう。お土産や観光途中のおやつの調達にもおすすめです。
完全個室での日帰り入浴を楽しめるホテル「スパ・グリネス」や、ニューヨークで活動する岡本陸郎の立体作品や絵画を展示する「岡本陸郎美術館」もなど、魅力あふれる観光スポットも要チェック!熊本県の黒川温泉にも近いので、筋湯温泉とあわせての観光プランを組んでみるのも良いかもしれませんね。
名称:瀬の本高原
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本
公式・関連サイトURL: http://kumanago.jp/event/?mode=detail&id=430000000354
◎まとめ
筋湯温泉周辺には飯田高原や久住高原、熊本の阿蘇高原などのリゾートが点在しており、大分を代表する観光スポットもたくさんあります。「やまなみハイウェイ」や「四季彩ロード」といった人気ドライブコースもありますので、レンタカーを利用するのも良いでしょう。筋湯温泉だけでなく、ついでに周辺の温泉街にも足を伸ばしてみてください。車移動が断然便利ですが、免許がない方でも観光を楽しめるのでご安心を。JR豊後中村駅からのバスを利用すれば、長閑な田舎情緒を感じながらまた一味違った旅を楽しめますよ。
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