角島の観光情報|車で行ける離島とは?

角島の観光情報|車で行ける離島とは?

角島(つのしま)の見どころ、観光スポットや映えスポットをご紹介。角島は山口県下関市にある人口が900人ほどの島で、角島内にある2つの岬が牛のツノのように見えたのが由来とされています。

ユニークな名前ながら、角島へアクセスがしやすくなったのは比較的最近。平成12年頃に「角島大橋」が完成し、それ以降観光客も増えています。

そんな角島には魅力的なスポットがあり、海一面の青々とした景色は見ているだけで癒されます。さまざまな映画やテレビ番組、コマーシャルのロケ地としてたびたび取り上げられるほど。そんな角島の見どころを覗いてみましょう!

角島をレンタカーで観光する

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角島大橋

角島大橋は前述にもあった通り平成12年に開通した、本州と角島を結ぶ巨大な橋です。全長は1780mあり、その長さは無料で通行できる橋としては全国トップクラス。周辺の海は美しいエメラルドグリーンが広がっており、外からみれば角島へ入るため絶景の中に溶け込むように車で走っていく、ということになります。

角島大橋の魅力はその交通弁の良さだけに留まらず、その造形の美しさにも注目されています。多少のアップダウンはあるものの、視界を遮るものなく島に伸びている2キロ弱の橋は抜群のロケーション。天気がよければ、より気分よくドライブが楽しめることでしょう。

美しい海×美しい橋×美しい空という条件が揃えば、映える写真も間違いなし。実際に渡ってみるだけでなく、後述する「海士ヶ瀬公園」もセットで訪れてみましょう。角島大橋の素晴らしい景観を違う角度から二度楽しめます。

海士ヶ瀬公園

海士ヶ瀬公園(あまかぜこうえん)は角島全体を見られる絶景スポットです。天気が晴れ渡っている日は、角島大橋が海の美しい色と混ざりあいます。

訪れるなら7~8月がベスト。角島大橋のモニュメントもあるので写真を撮るには良いスポットです。角島大橋を思い出に残したい人は、この公園で撮影するとおすすめです。

西には展望台。展望台にはスロープもあり誰でも安心。公園内には公衆トイレと小さな売店も設置されています。お土産屋さんでもある「あまがせ観光」には観光案内所もあるので、パンフレットが欲しいときは、ここに立ち寄ってみるのもいいでしょう。公園内の駐車台数は約47台。身障者用駐車場は2台あります。

なお、強風時は通行禁止になることもあるので注意してください。

牧崎風の公園

角島の中では最北端にある自然公園。島に訪れたなら是非とも立ち寄るようにしてほしいところ。

国指定の草である「ダルマギク」の聖地として地元の人からも知られています。ただし家に持ち帰ることは出来ません。公園内は遊歩道が整備されており、ゆっくりと散歩を楽しめます。岬の突端からは地平線と日本海の大パノラマが広がり、冬は波の花の舞う圧巻の日本海を満喫できます。

また、公園近くには牛を放している牧場もあり、記念撮影を楽しめます。公園では自然ならではの雄大さを楽しめるスポット。道の整備が進んでいないので、お散歩する時は歩きなれた靴で訪れるようにしてください。

中本たか子文学資料館

角島出身の女流作家として知られる、中本たかこさんにまつわる資料が展示される資料館です。建物は旅館と同じ施設になっていて閑静な昔ながらの観光スポットです。資料館には係の人が常駐していないので入る時は隣の旅館に声をかけてください。

入館料は200円(2021年現在)。「闘ひ」「南部鉄瓶工」「耐火煉瓦」「白衣作業」などが中本たか子氏の代表作。訪れる前に一度予習してみてもいいでしょう。

角島でしか見ることが出来ない貴重な資料がたくさんあり、中山たかこさんを知らない人でも十分楽しむことが出来ると思います。

しおかぜコバルトブルービーチ

角島のメインともいえる海水浴場が2か所あるんです。その中でも特におすすめなのが、しおかぜコバルトブルービーチでしょう。映画のロケ地として人気があり、さらさらの白い砂浜が自慢です。「しおかぜコバルトビーチ」は、エメラルドグリーンの海を楽しめます。眺めているだけで癒されるので、角島ならではの一面に広がる海でのんびりリフレッシュができますよ。

夏は海水浴、その他の季節はマリンアクティビティを楽しめるので、1年間を通して混みあいます。特に海水浴シーズンは県内のみならず、九州、広島、島根などからも海水浴客がたくさん訪れるので賑やかな光景が広がります。シャワー室は「しおかぜの里角島」のそばにあり、設備が揃っているので子供連れでも安心して遊ぶことが出来ますよ。

駐車場は「しおかぜの里角島」と共用になっていて少し小さめ。シーズンによっては止められないこともありますので、朝早くに訪れるのをおすすめします。

つのしま自然館

つのしま自然館団体客用のバスが停められたり、家族連れに人気のキャンプ施設。映画「4日間の奇跡」で使われた教会のセット(右端)が今も保存されています。

角島は自然が残された島で、対馬暖流とリマン海流の影響を受けて、多様な動植物が生息します。“つのしま自然館”はかけがえない大自然を紹介し、学びながら貴重な体験が出来るところ。ベテランのガイドさんが角島について、わかりやすく説明してくれます。

秋~冬にかけては渡り鳥を観察できるのでヒヨドリやノビタキ、ジョウビタキなどの貴重な鳥を見られます。子供から大人まで訪れた人のすべてが楽しむことが出来る自然館ですので、角島に来た際には是非訪れてみてくださいね。

角島大浜海水浴場・キャンプ場

角島大浜海水浴場・キャンプ場の砂浜は小さな貝殻で出来ており、真っ白でさらさら。透明度の高いエメラルドグリーンの海と砂浜のバランスが絶妙で美しい光景が広がります。海水浴シーズンはかなりの人で賑わいます。

温水シャワー、売店、海の家などもあります。キャンプ場にはバンガローとテントサイトがあるため、宿泊をおすすめします。泊まれば角島を存分に観光できる時間が持てます。

バンガローから見えるロケーションは抜群で天気がいい日は絶景が広がります。

映画「四日間の奇蹟」ロケセット

角島をロケ地として撮影された映画で使用された礼拝堂は、3年間だけ一般の皆さんに公開されています。映画の中ではメインとなっている礼拝堂が貴重な役割をしますので、その光景を思い出しながら観るとより印象に残ることでしょう。

現在、キャンプ場の敷地内という見学しやすいところに位置しているので海水浴と一緒に訪れましょう。

角島灯台公園

メインの灯台を目印に歴史を学べる公園。青々とした草や白のベンチ、大きな門があり、灯台も一緒に撮影をするのが良い撮影カットです。

角島灯台までは100段ぐらいの階段を登ります。明治9年に初点灯した総御影石造りの洋式灯台として知られ、130年以上経った現在でも、現役で毎日点灯している貴重なものです。

また、灯台の横には灯台記念館もあり、職員の宿舎だった場所を使用した施設があり、これまでの歴史や灯台の種類などについて紹介されています。

日本海が目の前にあるので海が荒れている時は近くで波の様子を見ることができるので迫力がありますよ。ただし天候によっては登れなくなることも。天気がいい日でも風が強いと登ることが出来ない場合もあるので覚えておきましょう。

夢崎波の公園

角島灯台公園に隣接した公園「夢崎波の公園」。灯台からは全景を見渡すことができ、日本海に沈む夕日を見ることのできる絶好のスポットとしても知られています。海が遠浅で手前は岩場が広がります。灯台を作ったのがイギリス人であることに因んで、英国をイメージした造りになっているのです。

ハマオマト、ダルマギク、ハマヒルガオ、スイセンなど色とりどりの花々を1年中で通して楽しめます。白い花が一面に広がる光景はなんとも息を呑むほどの絶景です。春先が一番華やかに彩られるので特におすすめ。夏だとバッタやイナゴが飛び交っていることもあり、自然が豊かで魅力に溢れています。

環境保全活動に取り組んでいるため、島の美しい自然を守るために、くれぐれも自生植物を持ち帰ることのないようにしてくださいね。

◎まとめ

角島は小さな島ですが自然が豊かで魅力に溢れた島です。海水浴や魚つり、キャンプができる場所など遊べる箇所も豊富にあり、一日中飽きずに満喫できます。角島にはホテルなどの宿泊施設もあるので角島のリゾート感を楽しみながらのんびり1泊もマル。角島大橋を渡ればすぐに訪れられるので、日帰りでも角島を満喫できますよ。

夏は海水浴場として透き通る海で遊べるので、遊びながら美味しいグルメも満喫し角島の魅力を存分に体感していってくださいね。シーズンオフになれば静かな光景が広がり、のんびりと楽しめるので季節によって楽しみ方が変わるのもいいですよね。山口県を代表する地元の人も観光客にも人気がある、おすすめの角島で素敵な思い出作りを!

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