名護観光スポット人気20選~恋人や家族と楽しい時間を~

画像出典:yasushi uesugi/PIXTA(ピクスタ)

名護観光スポット人気20選~恋人や家族と楽しい時間を~

沖縄県北部に位置する名護市は、本島内の市町村で最も大きい市です。「ツール・ド・おきなわ」の開催地や日本ハムファイターズの春季キャンプ地として知られていますが、実は名護市には広大な敷地を活かしたテーマパークやレジャー施設がたくさんあるんですよ。また、名護市からさらに北部に進むと豊かな自然「山原(やんばる)」が広がっており、他では見ることができない動植物や絶景を見ることもできます。
それでは、見所満載の名護でぜひおすすめしたい観光スポットをご紹介していきましょう。

目次

名護観光スポット人気20選~恋人や家族と楽しい時間を~

目次を閉じる

1.珍しいパイナップルも!「ナゴパイナップパーク」

出典: kazukiatuko/PIXTA(ピクスタ)

南国・沖縄の果物といえばパイナップルが有名ですよね。実は鹿児島県の一部でもパイナップルは生産されているのですが、その数は非常に少なく、国内生産量およそ8,000トンのほとんどが沖縄県で生産されています。そんな沖縄ならではの観光スポットが、名護市にある「ナゴパイナップルパーク」です。

園内に入るとまず目に入るのが、広大なパイナップル畑。全自動運転の「パイナップル号」に乗りながら駆け抜けることができるほか、ツアーガイドと一緒に歩きながらじっくり観察することもできます。

パイナップルは約2000もの品種があるのですが、そのうち食用パイナップルはわずか200種。それぞれどのような違いがあるのか、食用以外にはどのように活用されるかなど、パイナップルに関するお話を聞きながら園内を巡りましょう。

パイナップル畑を楽しんだあとは、試食コーナーが待っていますよ。もちろんパイナップルは食べ放題!
果実そのものだけでなく、パイナップルの果汁を100%使用したジュースやワイン、お菓子、化粧品まで幅広く揃っています。この施設でしか手に入らない限定品もあるので、お土産探しにもおすすめですよ。

2.世界の自然を感じる「ネオパークオキナワ」

出典: y_y/PIXTA(ピクスタ)

「ネオパークオキナワ」は、亜熱帯の気候とやんばるの大自然を体感できる自然動物公園です。およそ東京ドーム5個分という広大な敷地を活かした園内では、アフリカのサバンナやアマゾン、オセアニアなど世界の様々なエリアに棲む動植物と触れ合うことができます。

動物はゲージ内で放し飼いになっており、より自然に近い状態で鑑賞できるよう工夫が凝らされているのが魅力。入口を抜けるとまず見えるのが「フラミンゴの湖」です。ここはケニアにあるナクル湖をイメージしており、500羽の鳥が飛び交っています。エサを片手にゾーン内に入ると、鳥たちが集まってきますよ。

細長い一本足でじっと立っているイメージのフラミンゴですが、「ネオパークオキナワ」では飛行シーンを見ることもできるのだとか。ピンク色の華麗なイメージからは想像もつかないほどの迫力に、きっと誰もが驚くでしょう。これはぜひ見てみたいですね。

園内では、戦前の沖縄に存在した軽便鉄道と建設が予定とされていた幻の名護駅を再現し、機関車が1.2kmのコースを走っています。お子様はもちろんのこと、大人も興奮すること間違いなし!童心にかえって思いっきり動物との触れ合いと機関車での周遊をお楽しみください。

3.海中散策ができる「ブセナ海中公園」

出典: MAHO/PIXTA(ピクスタ)

「ブセナ海中公園」があるブセナ岬は、海の透明度が高いことで知られる場所です。「ブセナ海中公園」には海中展望塔があり、エメラルドグリーンの海を見渡せるほか、海中展望フロアではパノラマの海の世界を覗くこともできます。

24面の窓で囲まれた海中展望フロアは、まるで竜宮城のよう。窓越しに魚を眺めながら追いかけているうちに、つい一周してしまうかもしれません。サンゴ礁はもちろん、色鮮やかな熱帯魚も間近で観ることができますよ。潮風を感じながら海を眺めたい方には、グラス底ボートがおすすめ。ボートの底がガラス張りになっているので、真下を泳いでいる熱帯魚を観察したり、海の状況次第では魚の餌付けも楽しめます。

展望台は全天候型となっているので雨の日でも入場可能。ただし、ボートは海や天候の状況によって欠航となる場合があるので、予め電話で聞いておくと安心です。ボートと展望台観光がセットになったお得なチケットもあるので、ぜひ利用してみてくださいね。

4.あなただけのグラスが作れる「森のガラス館」

沖縄土産の定番といえば、鮮やかな色合いと独特のフォルムが美しい琉球ガラス。沖縄のガラス文化の始まりは明治時代中期頃にまで遡るのですが、元々はランプのホヤや菓子瓶などの生活用品を製造していました。本格的に琉球ガラスの製造が始まったのは戦後のこと。コーラやビール瓶などの空瓶をリサイクルし、色付きガラス器を作ったのが始まりです。

そんな琉球ガラス作りを体験できるのが「森のガラス館」。定番のオリジナルグラスをつくる体験では、型に入れたガラスに息を吹き込み形を整える行程と、コップの飲み口を仕上げる行程を体験させてもらえます。職人が付き添って丁寧に指導してくれるので、初心者やお子様でも安心。色味はレギュラー、ピンク、黄色、ビーズ、蓄光から選ぶことができますよ。

「森のガラス館」ではグラスだけでなく、アクセサリーやフォトフレーム、ジェルキャンドル、万華鏡など様々な体験メニューを楽しめます。所要時間はどれも30分前後となっており、気軽にチャレンジ出来るのが魅力。世界に一つだけのオリジナルガラスクラフトを、ぜひ作ってみてください。

館内には「琉球ガラスギャラリー」もあり、グラスやお皿、マドラー、箸置きなどのキッチンアイテムのほか、花瓶や灰皿などの琉球ガラス製品が並んでいます。インテリアにもぴったりな琉球ガラスは、お土産にもおすすめですよ。

5.絶品スイーツを味わおう!「OKINAWAフルーツランド」

「OKINAWAフルーツランド」は、フルーツゾーン、バタフライガーデン、バードヤードの3つのエリアからなる巨大温室施設です。全天候型なので雨の日でも濡れることなく楽しめるのが魅力。館内にはダイニングやカフェ、ショップも併設されており一日中飽きることなく遊べちゃいます。

フルーツゾーンでは、南国・沖縄ならではのスターフルーツやドラゴンフルーツ、パッションフルーツなど様々な熱帯フルーツが実っています。館内にあるショップでは、このフルーツゾーンで育ったパイナップルの試食も行っているのだとか。これは要チェックですね。

バタフライガーデンには、マダラチョウ科の中で一番大きいとされる「オオゴマダラ」が舞っています。
羽を広げると幅は約13cmほどにもなり、その姿はまるで小鳥のようです。オオゴマダラは赤い色に寄っていく傾向があるようなので、赤い服を着て行けば人気者になれるかもしれませんよ。

五色のカラフルなゴシキセイガイインコが出迎えてくれるバードヤードでは、エサ遣りも体験が大人気。
シロップ(エサ)入りのカップを持ってヤード内に入ると、人懐っこいインコがあちらこちらから寄ってきます。その美しい姿をじっくり観察しつつ、一緒に記念撮影も楽しんでみてください。

最後はフルーツカフェに寄って休憩しましょう。こちらでは、マンゴーやドラゴンフルーツなど亜熱帯果実を使ったスイーツを頂くことができます。中でもタピオカとコラーゲンが入った季節のフルーツジュース「飲むフルーツエステ美汁果汁」は大人気!新鮮なフルーツの濃厚な味は試してみる価値アリですよ。

6.スポーツ好きな方におすすめ「21世紀の森公園」

野球場やラグビー場、テニスコート、ステージなど様々な施設が揃う「21世紀の森公園」。特に園内にある名護市営球場は、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」が春のキャンプを行うことでも知られています。スポーツ施設の利用だけでなく散策も楽しめるので、ぜひ観光がてら足を運んでみましょう。

「21世紀の森ビーチ」には中央に小島があり、その島へと渡る道を区切りにプレイビーチ、コミュニティビーチ、サンセットビーチに分かれています。遠浅なため潮の影響を受けにくく、子どもも遊びやすいと人気なのだとか。トイレやシャワーも完備されており、何と通年バーベキューを楽しめるんですよ。

スポーツで汗を流した後やビーチで思い切り遊んで、夜は海辺でバーベキュー。途中サンセットを眺めながら、沖縄観光の思い出に浸るのもロマンティックですね。「21世紀の森公園」は、家族連れにもカップルにもおすすめしたい観光スポットです。

7.サミット会場を見学できる「万国津梁館」

ブセナ岬に建つ「万国津梁館(しんりょうかん)」は、2000年7月に九州・沖縄サミットの首脳会合のメイン会場なった場所です。サミットホールや海を望むオーシャンホール、サンセットラウンジなど国際交流と場となることをを目指したリゾート型コンベンション施設となっています。

「万国津梁」とは「世界の架け橋」を意味しており、「国や文化を越え、全ての人の架け橋となる」ことを大切にしています。館内では世界各国の要人を受け入れた当時のサミットに関することを学べるほか、併設されたカフェテラスでは沖縄の素材を活かした料理やスイーツを頂くことができます。

タコライスや沖縄そばといった沖縄料理から、黒糖パフェやハイビスカスティーまで豊富なメニューが勢揃い。一番人気の「琉球トリコロールパンケーキ」は、マンゴー果肉と紅いもアイス、黒糖アイスの三種類の沖縄の味が一度に楽しめるスイーツです。

目の前には海が広がっていて、潮風を感じながらの食事はより一層料理の美味しさを引き立てます。
なんと1日1組限定で、結婚式を挙げることもできるそうですよ。「人との架け橋」を大事にしている万国津梁館で、新たな人生の一歩を踏み出してみるのも良いですね。

8.あの動物に会えるかも!「じゅごんの里」

国の特別天然記念物に指定されているジュゴン。「じゅごんの里」は、ジュゴンが生息する大浦湾とその周辺エリアで自然アクティビティを楽しめる観光施設です。グラスボートに乗って大浦湾に生息するサンゴや熱帯魚を観察したり、シーカヤックやダイビングを体験してみましょう。

人気の「ジュゴンの見える丘ツアー」は、施設のスタッフが丘まで案内しながらジュゴンにまつわる貴重な話をしてくれるというプログラム。この丘はかつて環境省がジュゴンの観察を行っていた場所なのですが、環境破壊のせいでジュゴンの姿は残念ながらほとんど見られないそうです。

施設の前は大浦湾が広がり、アオサンゴ群落やハマサンゴ、クマノミといった自然を体感できるプログラムも用意されています。中でも人気なのが「大浦湾シーカヤック体験」。元々透明度には定評がある大浦湾ですが、天気の良い日にはより一層鮮明に海中のサンゴや熱帯魚を観察できるそうですよ。

夏季限定ですが、無人島「平島(ひらしま)」へ案内してもらえるプログラムもあります。海の透明度や砂浜の白さにきっと驚くでしょう。誰も手をつけていない沖縄の自然そのものを感じたい方におすすめです。

9.ゴーヤー茶の発祥地「OKINANWAゴーヤーパーク」

沖縄の名産品と聞いて真っ先に名前が挙がるであろうゴーヤー。「OKINANWAゴーヤーパーク」は、独自の水耕栽培で育てられたゴーヤーを一年中見たり触れたり出来るテーマパークです。

園内には、市場でもよく見かける定番ゴーヤーから真っ白な「台湾ゴーヤー」、細長い「タイゴーヤー」、大きな突起物がまるで星のような「ベトナムゴーヤー」など様々なゴーヤーが実をつけています。こんなにもたくさんの種類のゴーヤーを見ることができるのは、日本では沖縄のここだけですよ。

展示エリアを抜けると、ゴーヤーショップが見えてきます。ショップにはゴーヤー商品が目白押し!ふりかけや麺、チップス、ちんすこう、お茶などあらゆるゴーヤー商品が揃っています。

なんと沖縄土産として人気の「ゴーヤー茶」は、この「OKINANWAゴーヤーパーク」が発祥なんですよ。
保存料や添加物を一切使わず、100%沖縄県産のゴーヤーを使用して作られています。ショップでは試飲も行っているので、まずは一度飲んでみてくださいね。

10.お酒好きにはたまらない!「ヘリオス酒造」

「名水の地」として有名な名護市許田。そんな豊かな自然の中に古酒蔵「ヘリオス酒造」はあります。
ここでは泡盛やビール、梅酒、紅いも焼酎などを様々なお酒を製造しており、泡盛製造工場では毎日工場見学も行っているのだとか。見学料金は無料で、見学後には試飲も楽しめるそうですよ。

オーク樽が並ぶ古酒蔵は、芳醇な泡盛の香りに包まれています。実際に使用している原料米に触れながら、ウイスキーにも使われる蒸留機や発酵タンクなど、分かりやすいガイドとともに楽しんでみましょう。

泡盛について勉強したあとは、お待ちかねの試飲タイム。無料とは思えないほど内容が充実しており、お気に入りのお酒を見つけたらその場で発送することも可能です。見学は事前予約が必要なので、訪問予定の方はホームページを要チェック。当日の予約も受け付けているので、気軽に足を運んでみてください。

11.迫力満点の「どきどきヤンバルンチャー」で遊ぼう!

2015年にオープンした新スポット「どきどきヤンバルンチャ―」では、バギーでやんばるの森を駆け抜けるというスリリングな観光を楽しめます。自分でバギーを操作するなんてと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、参加者の9割以上がバギー初体験とのことなのでご安心くださいね。

「バギーライドツアー」はまずバギーの運転練習から始まり、少し慣れたら森へ出発します。ツアー中盤には森林散策の時間が設けられているのですが、この森林散策が楽しいと大人気!ガイドが森に棲む動植物について説明してくれたり、実際に虫をつかまえて触れさせてくれたりと間近での観察を楽しめるのです。

沖縄ならではの海水浴やドライブも良いですが、たまには豊かな緑の中でマイナスイオンをたっぷり浴びてみませんか?那覇市からはちょっと距離がありますが、わざわざ足を運ぶ価値はありますよ!
やんばるの森に近い名護市でしか体験できない特別な観光を楽しみましょう。

12.沖縄の伝統工芸に触れる「キジムナー工房」

沖縄の伝統工芸「紅型(びんがた)染め」。「紅」は色、「型」はいろいろな模様を意味する言葉で、15世紀頃に中国や東南アジアとの交易によってその技法が琉球に伝わったと言われています。染色技術がインドやインドネシアからもたらされたものだけに、どこか東南アジアらしい雰囲気が特徴です。

「キムジナー工房」では、そんな沖縄の伝統工芸「紅型染め」を体験することができます。工房に用意してあるTシャツやバッグだけでなく、自身で持ち込んだ布類を染めることも可能。好きな色やデザインで作れるので、世界にたった一つしかない沖縄伝統工芸品が手に入りますよ。

かつては王族が身につける衣装に使われていたという紅型染めですが、現在は身近な生活雑貨にも使われており、日常の中で沖縄の伝統を感じることができます。「紅型染め」体験を通して、沖縄の伝統に触れてみるのも良いかもしれませんね。お土産にもおすすめです。

13.名護に恐竜が出現!「DINO恐竜PARKやんばる亜熱帯の森」

「DINO恐竜PARKやんばる亜熱帯の森」は、沖縄土産「紅いもタルト」で有名な「御菓子御殿」に併設されたテーマパークです。パーク内には、映画でおなじみティラノサウルスやステゴサウルスなど50体以上もの恐竜がおり、お子様から大人まで幅広い年齢層で賑わっています。

ただの置物だと思ったら大間違いですよ!迫力満点の鳴き声と突然動き出す様子に、思わず冒険心がくすぐられるでしょう。木々の中には恐竜の卵も隠れているので、ぜひお子様と一緒に探してみてください。
コース終盤にはキッズスペースがあり、恐竜カーやすべり台などを楽しめます。

園内にはたくさん花が咲いており、季節ごとに様々な風景を楽しめるのも魅力。途中の休憩所で一休みするも良し、御菓子御殿で買い物するも良し。大人も子供も楽しめる「DINO恐竜PARKやんばる亜熱帯の森」をお見逃しなく!

14.橋の駅もあり!絶景が広がる「ワルミ大橋」

出典: 44kawa/PIXTA(ピクスタ)

「ワルミ大橋」は、沖縄本島の本部(もとぶ)半島と屋我地(やがじ)島を結ぶ海峡横断橋です。
2010年に開通されたことで今帰仁から大宜味、国頭へと抜けるのにとても便利になりました。

橋のすぐ手前に駐車スペースがあり、車を泊めてのんびり景色を楽しむことができます。高さがあり少し怖いかもしれませんが、眺めが良くロケーションは抜群。天気が良ければ、本部半島と屋我地島の間に古宇利大橋も見えます。全長315mの橋はドライブにぴったりですね。

2013年には「橋の駅リカリカワルミ」がオープン。店内には今帰仁産の野菜や雑貨、化粧品といった特産品がずらりと並んでいます。サーターアンダギーは卵の味が濃厚で美味しいと評判なのだとか。店の裏と屋上には休憩所があるので、景色を眺めながらドライブの疲れを癒すのも良いですね。

15.シーサー作りを体験するなら「Atelier43」

屋我地島に位置する「Atelier43」では、沖縄の守り神であるシーサー作りと絵付けを体験することができます。ビーチを望む工房で沖縄音楽を聴きながら、オリジナルのシーサーを作ってみましょう。

自分の手で一からシーサーを作ってみたいという方には、「シーサー作り体験」がおすすめ。赤粘土を使ってシーサーの形を作り、焼成までを行います。形成はなかなか難しいのですが、納得がいくまで作らせてもらえるので創作意欲が刺激されますよ。焼き上がりまでは10分程なので、当日に持ち帰ることができます。

色付けまで施したい方は「シーサー作りと色付け体験」を選びましょう。14種類の色を組み合わせて色付けをしていくのですが、かっこよくシーサーにするか、はたまたユーモア溢れるシーサーにするかはあなた次第。沖縄の思い出作りにぴったりですね。

集落内にある「Atelier43」は、景観を損なわないため看板を設置していません。先を行くのが不安になるような細道の途中にあるので、初めて訪れる方は事前にホームページなどで場所を確認しておきましょう。

16.羽地内海を一望「嵐山展望台」

出典: taku/PIXTA(ピクスタ)

「嵐山展望台」は、羽地内海を一望できる展望台です。羽地内海は別名「沖縄の瀬戸内海」とも呼ばれ、青い海に屋我地島や多くの小島が浮かんでいます。真っ青な海と緑の島のコントラストがとても綺麗で、遠くには先程ご紹介した「ワルミ橋」を眺めることもできますよ。

羽地内海は沖縄海岸国定公園にもなっている景勝地で、春になるとツツジやテッポウユリが咲き乱れます。展望台からの風景は四季により表情を変えるので、いつ訪れても異なる感動を味わうことができるでしょう。鳥獣保護区でもある羽地内海では、バードウオッチングも楽しめます。

展望台がある嵐山はパイナップルの産地として有名です。パイナップルのシーズンは6月~9月には、展望台に向かう道のりではパイナップル畑の景色を楽しむことも!展望台の1階にある売店で獲れたてのパイナップルを買って帰るのもおすすめです。

17.まずはここで情報収集「道の駅許田やんばる物産センター」

車で名護観光をする方が必ず通る場所が許田I.C.です。「道の駅許田やんばる物産センター」は、許田I.C.を降りてすぐの場所にあります。ここは平成6年に開業した沖縄県内初の道の駅。現在では年間150万人の人が訪れ、全国道の駅ランキング1位に輝くほど多くの方に愛されています。

特産品売り場には、沖縄県産の野菜や果物、泡盛、お菓子、美容グッズなどが勢揃い。沖縄北部にある12市町村の特産品が地域ごとに陳列されているので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
もちろん、ここでしか買えない限定土産もありますよ。初夏にはパイナップルやマンゴー、ドラゴンフルーツが並び店内に甘い香りが漂います。

道の駅で忘れてはいけないのがご当地グルメですよね。フードコートやパン工房、パーラー、惣菜店など幅広く揃っているので、ガッツリお腹を満たしたい方でもちょっと休憩したい方でも気軽に利用できます。
サーターアンダギーや沖縄風天ぷら、タコスなど、どれも絶品ですよ。

「道の駅許田やんばる物産センター」では観光案内も行っているほか、観光施設のお得なクーポンチケットも取り扱っています。お土産探しや休憩としてではなく、観光前の情報収集に訪れてみても良いかもしれませんね。

18.オリオンビールを知ろう!「オリオンハッピーパーク」

沖縄を代表するビール「オリオンビール」。そんなオリオンビールをもっとたくさんの人に知ってもらいたいという思いから誕生したのが、名護市の「オリオンハッピーパーク」です。敷地内には、見学や試飲を楽しめる工場、展示エリア、レストラン、ショップが併設されています。

オリオンビールの製造工程は、原料の粉砕、仕込み、発酵、貯酒、ろ過、詰め、製品検査、最後の出荷の計8つ。その全ての製造ラインを見ることができるというから、行かない手はないですね。しかも、実際に麦芽とホップに触れて手触りや香りを体感することもできるのだとか。

これまで樽詰めや缶詰めの工程は見学ができませんでしたが、リニューアルを経てそれらも可能になりました。見学の後は、レストラン「やんばるの森」で試飲タイム!ビールサーバーカウンターで、専門スタッフが注いでくれた出来たてホヤホヤを味わえます。試飲と共にお食事を楽しむものおすすめですよ。

こちらは唯一見学可能な工場なので、団体観光客の利用で混み合うことが多々あります。
そのため、訪れる予定の方は事前予約を入れておくと安心ですね。

19.上質な琉球ガラス体験「琉球ガラス工房グラスアート藍」

「グラスアート藍」では1998年の創業以来、沖縄の伝統を守りながらもこれまでになかった新しい琉球ガラスの魅力を発信しています。女性作家が工房を営業していることもあり、上品で美しくワンランクの上の琉球ガラスだと評判。お洒落で洗練された琉球ガラスは、お土産やプレゼントとしても人気です。

こちらで体験できるのは「宙吹きガラス体験」と「アクセサリーガラス体験」、「ジェルキャンドル作り体験」の3種類。普段は入ることの出来ない工房での作業は緊張感でいっぱいですが、スタッフがしっかりサポートしてくれるので安心して楽しめます。

ただし、吹きガラスの体験は7歳以上と年齢制限があるので要注意。その他アクセサリー作りとジェルキャンドル作りは、小さなお子様でも参加可能です。ぜひ家族みんなで琉球ガラス作りを体験してみてください。

20.まるで宝石「シーグラスビーチ」

「シーグラス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。シーグラスは海岸で見つかるガラス片のことで、波にもまれて砂浜に打ちあがるので角がなく丸く曇りガラスのような特徴をしています。このシーグラスが散らばるビーチ「グラスビーチ」が、名護市の豊原にあるのです。

シーグラスは、元々海に捨てられた空き瓶やガラスといったゴミ。長い年月をかけて波に洗われ、宝石のように輝くようになります。緑や青、白、オレンジとカラフルで、そのどれもが美しく透き通っていますよ。工房に持ち込めば、このシーグラスでアクセサリーやキャンドルホルダーを作ることもできます。

ビーチには陶器の破片や金属片も落ちているので、歩く際はちゃんとビーチシューズを履いてくださいね。海岸沿いにはアダンがあり、ビーチパラソル代わりになります。シーグラスを探した後は、海を眺めながらのんびり休憩しましょう。

◎まとめ

名護市の魅力溢れる観光スポットを厳選してお届けしてきました。写真で見ているだけでも、今すぐ行きたくて体がうずうずしてしまいますね。名護市には自然をそのまま体験できるプログラムやテーマパークが充実しており、お子様連れの家族旅行にも恋人同士のデートにもおすすめです。沖縄北部には島もたくさんあるので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

名護でおすすめの記事

名護のアクセスランキング