筑波山のおすすめ観光スポット10選!神秘を感じて雄大な景色を楽しもう

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筑波山のおすすめ観光スポット10選!神秘を感じて雄大な景色を楽しもう

茨城県つくば市には、関東平野を代表する観光地として人気の「筑波山」があります。「西の富士、東の筑波」と言われているほどの立派な山で、山そのものがパワースポットといわれる神聖な場所です。日本百名山の中でも筑波山は比較的標高が低いため、ハイキングがてら登山を楽しめるのも魅力の一つ。四季折々の自然を気軽に愛でることができるほか、山頂までの道のりには見どころが点在しています。今回は、筑波山とその周辺でぜひ訪れておきたいおすすめの観光スポットを厳選してご紹介していきます。

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筑波山のおすすめ観光スポット10選!神秘を感じて雄大な景色を楽しもう

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1.筑波山ケーブルカー&ロープウェイ

◆ケーブルカー

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「筑波山ケーブルカー」は、筑波山中腹にある宮脇駅から山頂駅までを結ぶ全長1,634mのケーブルカーです。日本で3番目に長いケーブルカーとしても知られており、この距離をおよそ8分で昇ることができます。筑波山ケーブルカーの特徴は、線路の3分の1がカーブしていること。山頂駅が宮脇駅から左に90度曲がった場所に位置するため、とにかくカーブが多いのです。

筑波山ケーブルカーからは春には梅や桜、初夏には紫陽花、秋には紅葉、冬には雪景色と四季折々の風景を楽しめます。車両の後方には壮大な地平線が広がっており、都会ではまず見られない雄大な景色を眺めることも!さらに、山頂からはつくば市の街並みをはじめ、東京都心の高層ビル群や東京スカイツリー、富士山まで壮大な景色を見渡せます。

◆ロープウェイ

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「筑波山ロープウェイ」は、つつじヶ丘駅から女体山駅までを約6分で結びます。つつじヶ丘ではつつじの群生を見られるほか、ロープウェイからは東京スカイツリーや富士山を見渡せるのだとか。冬季には夜間運転も行っており、クリスマスシーズンは特に美しい夜景を見に訪れる観光客で賑わいます。

ロープウェイは2台の車両が上りと下りを繰り返す4線交走式で、白と赤の可愛らしいデザインが特徴。
バリアフリーになっているので、車椅子でお越しの方でもそのままロープウェイに乗ることができます。標高800mの空中散歩をこの機会にお楽しみください。

2.筑波山梅林

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筑波山の標高250m地点に位置する「筑波山梅林」は、約4ヘクタールの広大な敷地を有する観光スポット。
園内には白梅や紅梅、縁がく梅など様々な種類の梅が植えられていて、早咲きのもので1月下旬には美しい梅の花を咲かせます。筑波山の巨岩と梅とのコントラストは、一見の価値がありますよ。

毎年2月中旬からは、およそ1ヶ月間にわたって「筑波山梅まつり」を開催。祭りでは様々なイベントが行われていて、和太鼓の演奏やつくば市の無形文化財にも指定されている「筑波山ガマの油売り口上」を聞くこともできます。観光記念に「梅の種飛ばし選手権」に参加してみるのも良いかもしれませんね。

3.筑波山ガマ石

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「ガマ石」は、女体山から御幸ヶ原方面に向かって少し下りたところにあります。ガマガエルが口を開けているように見えることから名付けられた石で、口の中に小石を投げ入れれば出世する、金運が上がるとの言い伝えがあるのだとか。勝負運、仕事運、商売繁盛などにご利益があることから、たくさんの観光客が祈願に訪れています。

ガマの供養と商売繁盛の願いを込めた「筑波山ガマ祭り」は、2019年9月に第71回目を迎えた歴史あるイベントです。カエルのかぶり物を被って350mの門前通りを駆け抜ける「筑波山がまレース」が名物で、毎年子供から大人まで幅広い年齢層の方が参加しています。もちろん「筑波山ガマの油売り口上」の実演も行われるので、お祭りの時期を狙って訪れてみてはいかがでしょうか?

4.弁慶七戻り

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筑波山には様々な奇岩がありますが、ぜひチェックしておきたいのが「弁慶七戻り」。弁慶が恐怖のあまり7回も引き返したという言い伝えが名前の由来で、今にも落ちそうな不安定な場所に巨石が乗っています。
さらに、弁慶の七戻りはこの世の聖と俗を分けるための門とも言い伝えられており、注連縄が結ばれた姿に神秘的な雰囲気を感じられるでしょう。

5.筑波山神社

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筑波山を御神体とする「筑波山神社」は、約3000年の歴史を持つ古社です。中腹の拝殿から山頂にかけて約370ヘクタールもの広大な敷地を有する境内が特徴で、随神門の右手には樹齢800年を誇る御神木の大杉がそびえています。茨城屈指のパワーツリーをぜひご自身の目で確かめてみてください。

多くの神や国を産み出した伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冊尊(いざなみのみこと)が主祭神であることから、縁結びや夫婦和合、子授けなどにご利益があることでも有名。神社の裏手には、事業や繁栄に御神徳があるという朝日稲荷神社が鎮座したくさんの参拝客で賑わっています。

6.コマ展望台

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「コマ展望台」は、筑波山頂駅の隣にある展望台です。1階は売店、2階はレストラン、3階は展望台になっていて、展望台からは360度のパノラマ景色を堪能することができます。1階の売店には、筑波山限定のキャラクター商品やオリジナル商品が勢揃い。筑波山名物の「筑波山七味とうがらし」や「軍中油ガマの油」は、お土産にもおすすめです。

7.筑波山江戸屋

日帰り入浴と宿泊の両方を楽しめる温泉旅館「筑波山江戸屋」。山懐にある露天風呂「双神の湯」では、四季折々の景色を眺めながら温泉に浸かることができます。日帰り入浴や食事のみの休憩プラン、足湯施設もあり旅の疲れを癒すのにぴったりですよ。

また、当館の敷地内から湧き出ている筑波六井の一つ「杉の井」も見どころの一つ。江戸時代から「御神水」と呼ばれており、万病に効果があるとの言い伝えがあるのだとか。ラウンジでは、この湧水で淹れたコーヒーを味わうこともできます。

8.高崎自然の森

18ヘクタールもの広大な山里に、四季の自然に彩られた6つのゾーンが広がる「高崎自然の森」。野鳥が集まる「野鳥の森」や八重桜のトンネルが美しい「さくらの森」、アスレチック完備の「ほのぼの広場」、ピクニックにぴったりな「あそびの森」と充実した施設の中で一日中遊べるのが魅力です。

各トイレにはおむつ替え台が備えられているほか、園内には休憩所が点在しており、小さな子供連れでも安心して訪れることができますよ。里山体験プログラムやブルーベリー摘みなどの体験イベントも充実しているので、ぜひ家族での筑波山観光プランに組み込んでみてくださいね。

9.豊里ゆかりの森

「豊里ゆかりの森」は、キャンプ場やバーベキュー場、テニスコート、アスレチックなどを備えたアウトドア施設です。茨城県の「自然100選」にも認定されている自然豊かな場所で、近年のアウトドア人気を機に注目を浴びています。キャンプ場には、温水シャワーや水洗トイレを完備。さらに11棟のバンガローと、30張のテントが収容できるテント村があります。

豊里ゆかりの森では体験教室も人気がありますよ。昔懐かしの「そば打ち体験」や「陶芸体験」は、どちらも職人さんが丁寧に教えてくれるので初心者でも安心。昆虫の標本や生態観察を楽しめる「昆虫館」も要チェックです。

10.つくばわんわんランド

「つくばわんわんランド」は、約90種500頭の犬が暮らす日本最大級の犬のテーマパークです。わんちゃん達のパフォーマンスを楽しめる「わんわんステージ」や自由にふれあえる「わんわんパーク」、生まれたての子犬を展示する「子犬展示館」など犬好きにはたまらないコーナーが充実しています。

敷地内には、ミニ遊園地やアスレチック広場、ドッグランなども備わっており、ペットも子供もみんな一緒に楽しめるのがうれしいところ。猫好きの方は、猫とふれあえる「ねこハウス」へどうぞ。わんちゃん同様みんな名前が付いているので、呼んであげたら寄ってきてくれますよ。

◎まとめ

筑波山から見下ろす絶景も良いですが、筑波山周辺から筑波山を眺めるのもおすすめです。特に、筑西市側から見た「逆さ筑波」ぜひ見ておきたいところ。また、朝夕に山肌の色が紫色や藍色に変わることから名付けられた「紫峰」も必見ですよ。次の休日はぜひ筑波山への観光の計画を立ててみてくださいね。

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