バリ島観光のベストシーズンはいつ?乾季・雨季それぞれの醍醐味を解説!

バリ島観光のベストシーズンはいつ?乾季・雨季それぞれの醍醐味を解説!

インドネシアのバリ島観光のベストシーズンについて解説いたします!バリ島といえば、ヒンドゥー教の寺院や美しい大自然が息を呑む絶景を織りなしている日本人観光客にも人気の観光デスティネーションの1つです。

そんなバリ島ですが、シーズンは2つに分かれます。バリ島には乾季(5月~10月)と雨季(11月~4月)があります。どちらの季節も楽しめますが、アクティビティによって適する季節が異なるので注意が必要です。

また、この日は避けたほうがいい時期もあるので、この記事を読んで上手に季節に応じたバリ島観光を楽しみましょう!
※この記事に掲載されている情報は2024年2月時点のものです。

目次

バリ島観光のベストシーズンはいつ?乾季・雨季それぞれの醍醐味を解説!

乾季?雨季?バリ島のベストシーズンは好み次第!逆に避けるべき日は?

バリ舞踊

乾季は海がきれいで比較的過ごしやすい特徴があるので、初心者にはおすすめです。

ですが、雨季にこそバリ島旅行の醍醐味があるという人も数多くいらっしゃいます。

確かに雨季は雨(スコール)こそ多いですが、ヒンドゥー教の寺院が雨で神秘的な雰囲気となったり、南国らしい果物が市場に並んだりするのもこの季節です。ここは好みが分かれるところなので、どちらが良いかは一概には言えません。

◆航空券はいつが安い?

ガルーダ・インドネシア航空

乾季(5月~10月)と雨季(11月~4月)の境目である、ゴールデンウィークを除く5月および10月が安い傾向にあります。

ただ、それ以外の時期でもシンガポールや台北乗り継ぎで行くなど、チケット代を抑える方法はあります。ぜひ以下のskyticket観光ガイド記事も参考にしてください。

◆この日は避けたほうが◎

ただ、明らかに初心者のバリ島旅行におすすめではない日が存在するのも事実です。
特にイスラム教のラマダン(断食)明けの休日はバリ島以外のインドネシアから観光客が集中し、ホテル等が混雑します。

年によって異なりますが、2024年の場合は4月9日から1週間程度が最も混むでしょう。

そして、悪霊が現れるとされる「ニュピ」という儀式のときは急病等、特別な場合を除いて、外出はおろか屋内での火・電気の使用も禁じられています。

異教徒でもこのルールは徹底されており、理由なく外出等の掟破りをすると容赦なく逮捕されるのでご注意ください。

※期間は2024年は3月11日の朝6時から3月12日の同時刻まで、2025年は3月29日の朝6時から24時間です。

▼「ニュピ」についてはこちら。楽しいお祭りもたくさんあるバリ島!

バリ島のベストシーズン①~夕日の絶景と海を楽しむ乾季編~

バリ島の夕日

ここからはバリ島の乾季(6月~10月)の楽しみ方について解説いたしましょう。

この時期の楽しみは、美しいビーチ観光がおすすめ!特に6月~8月はカラリと晴れることが多い季節なので、6月の梅雨がうっとうしい日本を脱出してバリ島でゆったり過ごされる方も多数います。

2番目のポイントとして、6月は日本・インドネシア両国とも祝日が少ないこと。日本にはご存じの通り祝日がなく、インドネシアは6月1日が祝日である以外は全く祝日がありません。したがって、ほかのインドネシア国内からの旅行者も少ないです。

ただ6月とはいえ朝晩はやや冷えるので、羽織って調節できるような薄手の衣服を持っていくとよいでしょう。最高気温の目安は7月の東京・関東地方南部の気温です。

◆バリ島の海といえば!「クタビーチ」

クタビーチ

ングラライ国際空港からもほど近い「クタビーチ」は夕焼けの絶景を追い求める人には定番のビーチです。夕方になれば夕焼けを眺めようとする多くの観光客でにぎわいます。

レギャン通り(ジャラン・レギャン)付近の市場ではいかにもバリ島らしい雑貨を扱う店がたくさんあるので、お気に入りの一品を見つけるのも一興です。

◆ジンバランビーチで美しい夕日を堪能しながらディナー♬

バリ島の夕日を楽しむ人々

写真のジンバランビーチにあるイカンバカール(海鮮バーベキュー料理)を楽しめるレストランから見る夕日はまさに絶景。特にホテル「インターコンチネンタル バリ リゾート IHG ホテル」内にある「ジンバラン ガーデンズ」がイチオシです。

ここでシーフードBBQの食事を楽しんだら何倍もおいしく感じられること間違いありません。このような美しい夕景に出会えるので、景色を楽しみたい方は乾季の方がベストシーズンです。

◆海の絶景!バリニシ(バリ島西部)エリアに注目♪

ムンジャガン島

また、バリ島西部、通称「バリ西」エリアのムンジャガン島(ムンジャンガン島)もエメラルドグリーンの海が広がるのでおすすめです。エメラルドグリーンの海でのダイビングは今、ひそかなブームを巻き起こしています。

※入島料20万ルピア(土日祝日は30万ルピア)必要。

▼ジャワ島までフェリーで渡れる!ジャワ島の関連観光ガイド

バリ島のベストシーズン②~ジャングル探検とバリ舞踊を楽しむ♪雨季編~

バリ島の「カントランポの滝」

もう1つのベストシーズンであるバリ島の雨季(11月~4月ごろ)について解説いたします!何度もバリに行ったことのあるバリ通は、どちらかといえば雨季を好む人が多いといわれています。

雨季とはいってもたいていの時期は土砂降りのスコールが降る程度で、他は晴れていることが多いです。

この時期は「トゥカッ・チュプンの滝」、「カント・ランポの滝」といった滝の水量が多くなるなど、雨季ならではの絶景をめぐるジャングル・「テガラランのライステラス」等の水田の散策、ラフティングなどのアクティビティに向いています。

もし、雨が降ってるときはインドアで楽しみましょう。バリ舞踊を楽しんだり、ショッピングモールでのショッピングを楽しんだり、この時期ならではのフルーツを市場で購入して堪能したり…楽しみはいっぱいです。

◆SNS映え間違いなし!「トゥカッ・チュプンの滝」

トゥカッ・チュプンの滝

数々のインフルエンサーが注目する、雨季に行くべき注目観光スポットが「トゥカッ・チュプンの滝」です。ウブド近郊にあり、光と水が織りなす景色はまさにフォトジェニックといって間違いないでしょう。

◆雨季がベストシーズン!勢いを感じられる滝はほかにも

バリ島の「カントランポの滝」

その他にもウブド近郊には「トゥグヌンガンの滝」や「カント・ランポの滝」などがあり、どれも雨季には轟轟(ごうごう)とした水しぶきをあげます。もしこれらの滝に向かわれる際は、濡れてもよい格好で行きましょう。

◆テガラランライステラス

テガラランライステラス

バリ島中部の、まるで早口言葉みたいな観光スポット「テガラランライステラス」はいわゆる「棚田」です。2万5,000ルピアの入場料を払って園内に入れば、世界遺産にもなっている棚田を見学できます。

棚田は水が張った雨季こそベストシーズンです。世界遺産とはいえ、一般の農民の方が耕作している土地なので最低限のモラルやルールは守りましょう。

アクセスが不便なので、デンパサールのングラライ国際空港からはタクシーが便利です(費用:約60万ルピア)。

◆気分はハイジ!?テガラランライステラスのブランコ

テガラランライステラスのブランコ

まるで気分はハイジ!なテガラランライステラスの巨大ブランコ「テガラランライステラス・スウィング」にもトライしてみてください。スリル満点ですが、きっとSNS映えする写真が撮影できるはずです。

グルメ&屋内アクティビティなら雨季がベストシーズン!

市場に並ぶフルーツ

雨季だからこそのご馳走!それが新鮮なフルーツです。雨季がベストシーズンという方のお目当ても大抵これです。雨季の市場ではおなじみのマンゴー、マンゴスチン、巨大なパパイヤや果物の王様であるドリアンだって1kg1,000円(約10万ルピア)以下で購入できます。

毎日フルーツ三昧も夢ではありません!物価が比較的安いバリ島だからこそできるお財布にやさしいプライスといえるでしょう。

◆雨の時はバリ舞踊を堪能しよう!

バリ島のダンサー

バリ島中部の町「ウブド」では、毎日のように民族舞踊のパフォーマンスが披露されています。民族舞踊は何種類もあり、なかには仮面をかぶっているものもあり、無表情なのが少し怖いかもしれませんが、ストーリーや背景を知れば面白さにはまるに違いありません。

◆雨の日はガムランの演奏に聞きほれよう!演奏体験も可能

ガムラン

バリ島で「音楽」といえばこれ!ガムランの音色はとてもエキゾチックです。
ぜひ下記のyoutube動画でぜひその演奏を聞いてみてください。楽器名は知らなくても一度は聞いたことがあるという人も多いはずです。

ガムランの生演奏は先に述べた「インターコンチネンタル バリ リゾート IHG ホテル」などの高級ホテルのロビーで毎日披露されます。また、お祭りが近い日にはガムラン演奏の練習光景に出会うこともあるでしょう。

現地ツアーでは、日本語が通じる「カデ・スジャナ」社の日本語ガイド付きツアーなどがおすすめ。ガムランの解説・生演奏の披露はもちろん、演奏体験で実際にガムランに触れることもできます。

ガムランの音を聞けば、雑音であるはずの外の雨の音ですら楽器に思えてしまう不思議な音色をぜひ生演奏でお聞きください。

◎バリ島はほとんどの日がベストシーズン!

ウブド王宮

バリ島はラマダン明けや「ニュピ」の日を除いてはいつ来てもベストシーズンといえます。

寺院の創立記念を祝うお祭り「オダラン」の日程を現地ガイドに尋ねてみるのもいいでしょう。こっそりと教えてくれるかもしれません。

ベストシーズンは人それぞれなので、シーズンにあわせたアクティビティでぜひバリ島を楽しんでみてください。

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