嬉野温泉でお肌も心も喜ぶ!うれしたのしい観光スポット32選

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嬉野温泉でお肌も心も喜ぶ!うれしたのしい観光スポット32選

神功皇后が負傷した兵士に湯治をさせ、元気になった姿を見て「あな、うれしいのぉ」といったことが、名前の由来とも言われている嬉野温泉(諸説あり)。美肌の湯として全国的にも有名です。

温泉はもちろんのこと、焼き物やお茶の産地、観光地としても知られており、最近ではアジア諸国からの観光客もたくさん訪れているんですよ。今回はそんな嬉野温泉で人気の観光スポット32選を紹介。自然豊かな嬉野温泉で、お肌も心もリフレッシュしてくださいね。

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嬉野温泉でお肌も心も喜ぶ!うれしたのしい観光スポット32選

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1.シーボルトの湯

長年に渡り親しまれていた公共入浴施設が老朽化によりなくなったため、その跡地にオープンした、嬉野温泉のシンボル「シーボルトの湯」。かつてここ嬉野温泉にあった公衆浴場「古湯温泉」は、江戸時代に湯治場として大変賑わった歴史のある温泉でした。

ドイツ人設計士が建てた古湯温泉の外観を模し、洋風に建てられたシーボルトの湯。今や嬉野温泉を代表するスポットとなり、地元民はもとより観光客にも愛されています。全館バリアフリーという館内は、多目的トイレやリフト付きの貸切風呂も完備。広い休憩スペースやくつろぎスペースも充実しているので、家族や大人数での観光にもおすすめです。

また、不定期でヨガやピラティス教室も開催。リーズナブルなお値段で参加できるとあって、観光客にも人気があるそうですよ。教室参加者は入浴料のサービスなんかもあるので、興味のある方はぜひ!

2.塩田津めぐり

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長崎街道の宿場として栄えた、嬉野温泉の隣町・塩田町。ここは塩田川を利用した川港「塩田津(しおたつ)」があったため、陸路と水路の両方を利用した物流の拠点でもありました。白壁の大きなお屋敷と昔懐かしいレトロな民家が建ち並ぶ、風情ある町並みが印象的。中でも一際目を引くのが、国の重要文化財にも指定されている「西岡家住宅」です。

江戸時代に舟運業で繁栄した西岡家が1855年に建てたという豪邸は、当時の華やかな生活ぶりを想起させます。現在は土日に限り内部の見学が可能。塩田津の町並みを保存するため活動する、ボランティアのガイディングツアーはおすすめですよ。塩田津には民家を利用したカフェや歴史展示館、幕府の役人の宿としても利用された本應寺など見どころもいっぱい!塩田産の石材で作り上げた仁王像は必見ですよ。

3.豊玉姫神社

嬉野温泉といえばやはり「美肌」ですよね。女性なら一度は訪れてみたいと思うのではないでしょうか?そんな嬉野温泉で、さらに美肌を目指したい方におすすめしたい観光スポットが「豊玉姫神社」。ここは豊玉姫を祀った神社で、彼女の容姿が美しかったことから美肌にご利益があると言われています。

嬉野温泉屈指の観光名所として特に女性に大人気。境内にいる豊玉姫の遣い「白なまず様」に触れれば、ツルツルの白肌の美人になれるそうですよ。ぜひ試してみたいですね。「うれしのあったか祭り」が開催される1月下旬から2月上旬にかけては、ピンク色の灯篭「百彩(ももいろ)灯篭」で参道が飾られ、一気にロマンチックな雰囲気に包まれます。

4.立岩展望台

嬉野温泉の中心部から車で走ること約15分。山道を登った先に「立岩展望台」が姿を現します。大パノラマの絶景を楽しめるデートスポットとしても大人気。豊かな自然と街が調和する日中の景色も良いですが、やはりおすすめは夜です。夜空に輝く満天の星と眼下に広がる嬉野温泉の夜景は、一見の価値ありですよ。

山の中にありアクセスが少々不便なので、夜遅い時間になると観光客もまばらに。ゆっくり夜景を楽しみたい方は夜が狙い目です。ただし、山道は真っ暗なので運転には気をつけましょうね。周辺には広川原キャンプ場や、紅葉の名所でもある春日渓谷もあるので、観光途中に立ち寄るのもおすすめです。

5.不動山

出典: ja.wikipedia.org

キリシタン史跡というと長崎を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は嬉野温泉の「不動山」一帯にもたくさんの史跡が残されています。山を一つ越えた向こう側は長崎県なので、そんな史跡があるのも納得ですね。長崎でのキリシタン迫害を逃れて不動山に住み着いた隠れキリシタン。しかし、追手はやがてこの不動山にまで迫ってきます。

敷地内には、宗徒を斬った刀を洗ったとされる「太刀洗川史跡」や、キリシタンの子供たちを集めて焼き殺した「馬場之子屋史跡」など、思わず目を背けたくなるようなスポットが点在。当時の悲しい伝説や逸話は、今もなお語り継がれています。あまり知られることのなかった、嬉野温泉の哀史。ぜひ観光ルートに加えてみてくださいね。

6.吉田焼窯元会館

肥前吉田焼の街としても有名な嬉野温泉。あちらこちらに窯元があり、製造工程の見学や体験、ショッピングなどを楽しむことができます。個性あふれる作品が多いので、自分好みの一品を見つけてみるのも良いですが、迷った方は「吉田焼窯元会館(よしだやきかももとかいかん)」を訪ねてみましょう。

吉田焼に関することならここにお任せください!作り方に関することから嬉野温泉内にある窯元情報まで、何でも丁寧に教えてくれます。館内にはギャラリーもあり、気に入った商品があれば購入することも可能。絵付けや手びねり体験で、オリジナルの吉田焼を作ることもできますよ。

周辺の窯元で製造された作品が、勢揃いしているのもまた魅力。時間がなくて、窯元巡りが出来ないという時の観光にもおすすめです。焼き物の街・嬉野温泉ならではの観光はここで決まりですね!

7.大茶樹

あなたは「嬉野温泉」と聞いて何を思い浮かべますか?温泉、焼き物と来たら、次はお茶でしょうか?嬉野温泉の中心部から西側の不動山方面に行くと広がる茶畑。中でも一際目立つ樹齢約350年の大木は、うれしの茶発祥のシンボルでもある「大茶樹(だいちゃじゅ)」です。

その樹の高さはなんと4.6m。国の天然記念物にも指定されています。嬉野温泉でお茶の栽培を始めたのは、かつて茶祖と呼ばれた吉村信兵衛。彼が植えた大茶樹は、現在もその子孫が丁寧にお世話をしているそうですよ。大茶樹は先祖代々の思いがつまった、家族の樹でもあるんですね。近年ではお茶の本場・中国や韓国からの観光客も訪れ、賑わいをみせる嬉野温泉の大茶樹。その迫力ある姿をお見逃しなく!

8.轟の滝

トロトロの美肌温泉も良いですが、マイナスイオンたっぷりの滝も見逃せませんよ。「轟(とどろき)の滝」は、嬉野川の上流にある落差11mの滝で、嬉野温泉を代表する観光名所の一つ。その滝音が轟く雷のように聞こえたことから名付けられました。滝の周辺を散策するだけでも、リフレッシュ効果は充分!真正面から観光したい方は、下流にある「滝見橋」へ行くと良いですよ。

滝が流れる一帯は公園になっており、遊具が備えられた広場や野球場があります。ここは嬉野温泉でも桜の名所としても有名なんです。夏には川遊びを楽しむことができるので、お子様と一緒の観光にはぴったり。観光客や地元民に愛される、嬉野温泉の憩いの場へ。ぜひお立ち寄りください。

9.瑞光寺

1369年に創建された「瑞光寺(ずいこうじ)」。江戸時代には、長崎街道・嬉野宿の本陣としても利用された由緒あるお寺です。元々宿泊客が少なかったため、本陣を持たなかった嬉野宿でしたが、急きょ必要となり瑞光寺を利用するようになったんだとか。本堂に祀られているのは、運慶作の薬師如来像。残念ながらこちらは非公開ですが、荘厳な雰囲気漂う石段や山門を観光するだけでも充分楽しめますよ。

約3000坪の広大な敷地内には、嬉野町の天然記念物にも指定されている大きなクスノキがそびえ立っており、訪れる観光客を迎えてくれます。なんと樹齢は推定800年。圧巻ですね!池には鯉がおり、周辺には自然も多いので、お子様と一緒の観光にもおすすめ。嬉野温泉の中心部から徒歩で行くことができるのもうれしいですね。

10.お茶ちゃ村

お茶のことを知りたい方は「お茶ちゃ村」に来てみてください。嬉野温泉の名産品・うれしの茶に関するものなら何でも揃っていますよ。製造工場を見学したり、作りたての茶葉を格安料金で購入できるとあって、観光客に人気のスポットでもあります。

嬉野温泉土産にぴったりなグッズも目白押し。中でも、ちょっと珍しい「うれしの紅茶」は人気ナンバーワン商品です。洋風の紅茶からほんのり漂う和の香りと味わい。これは絶品ですよ!

他にも、シアバターや化粧水などといったコスメから、洗剤までバラエティー豊富。きっとあなた好みの一品が見つかりますよ。嬉野温泉らしく周辺には茶畑が広がり、空気もきれいなので散策にもおすすめ。売店で購入した抹茶ソフトを味わいながら、茶畑で一息ついてみるのも良いですね。

11.ブーゲンハウス嬉野

ブーゲンビリアを一年中楽しめる施設「ブーゲンハウス嬉野」。2015年にオープンした、嬉野温泉を代表する人気観光スポットです。ブーゲンビリアは中南米の熱帯雨林が原産。小さな白い花と、ピンクや紫の苞(花の根本につく葉のようなもの)がとても可愛らしいんですよ。約250坪の温室内には約400本を超えるブーゲンビリアが咲きそろい、辺り一面が鮮やかに彩られています。

施設内にはショップや休憩所も完備。ショップでは、ブーゲンビリアの鉢植えや、ブーゲンビリア染が美しいピンク色のオリジナルグッズを購入することができますよ。嬉野温泉の名物・お茶を使ったお菓子や雑貨もあるのでお土産にもおすすめです。ブーゲンハウス嬉野は嬉野温泉の中心部にあり、浴衣での入場もできますよ。ぜひ入浴後の観光にいかがですか?

12.ふれあい藤棚通り

日本一の長さを誇るといわれている嬉野温泉の「ふれあい藤棚通り」。嬉野ICからみゆき公園へ向かうところにあります。藤の花が作り上げる紫のアーチは甘い香りに包まれ、その癒し効果は充分。藤棚通りの長さは約630mにもなるので、往復するだけでも本格的な散策になりますよ。

見頃は4月末~5月上旬のゴールデンウィーク前後。毎年4月29日には、嬉野温泉の恒例イベント「ふじまつり」が開催されます。ちょうど新茶を味わえる季節なので、この時期の嬉野観光は特におすすめですよ。名物の藤とお茶を味わい、さらに締めに温泉。この時期にしか体験できないちょっと贅沢な嬉野温泉観光、行くしかないですね。

13.肥前夢街道

嬉野温泉で忍者体験!子供も喜ぶ観光スポット「肥前夢街道」は、忍者体験やショーを楽しめる体験型施設です。手裏剣や吹き矢を学び、からくり屋敷を探検。さらに、忍者衣装のレンタルや刀のおもちゃのプレゼントと、大興奮間違いなしのサービスが目白押しですよ。

もちろん大人向けの体験コーナーもあるのでご安心を。姫や舞妓、侍に変身して家族みんなで記念撮影はいかがですか?きっと嬉野温泉観光の忘れられない思い出になるでしょう。施設内では年に数回、本格的なコスプレイベントも開催されているので、我こそはという方はぜひ!

施設内にはスタンプラリーやお化け屋敷、絵付け体験ができる工房なんかもあります。家族みんなで一日中楽しむにはおすすめ。嬉野温泉を代表するテーマパークへ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

14.志田焼の里博物館

嬉野温泉で長年の間、志田焼を生産していた大規模な工場。その工場を博物館として甦らせたのが「志田焼の里博物館」です。国内最大級を誇る石灰釜は必見!さらには製造工程の細かな部分まで見学できるとあって、嬉野温泉屈指の人気観光スポットとなっています。

ここへ来たらぜひ焼き物作りを体験してみてください。定番のろくろ回しや絵付けもいいですが、おすすめはランプシェード作り。伝統ある焼き物で作ったオリジナルのランプシェードは、きっとスペシャルな嬉野温泉土産になること間違いなし!プレゼントにもいいですよ。

また、不定期で行われるイベントも楽しいと評判です。巨大石窯を利用したカフェやコンサート、オリジナルのピザ作りなど、子供でも楽しめる内容が盛りだくさん。焼き物体験や陶芸家による作品の販売もあるので、家族揃っての嬉野温泉観光にいかがでしょうか?

15.ちょっと面白い休憩所

◆茶楽里

嬉野温泉から長崎方面へ向かう国道34号線に、突如現れる巨大な茶つぼ。お茶の町ならではのこの観光スポットは、「茶楽里(さらり)」という名の休憩所です。隣にある茶屋風の建物の中には、嬉野温泉の名物・お茶や焼き物、温泉に関する資料が展示されています。茶つぼの中はベンチがあるのみですが、バリアフリーの多目的トイレもあり、ドライブ途中の休憩にはぴったり。お茶の町・嬉野温泉観光の記念撮影にぜひ!

◆器楽里

「茶楽里(さらり)」とセットでぜひ訪れてほしいのが、県道41号線沿いにある「器楽里(きらり)」。大きな土瓶型をした休憩所です。土台部分には、地元の子供たちが絵付けしたかわいいお皿が貼り付けられていて、とても可愛いんですよ。

向かい側には、嬉野温泉の特産品を直売する「吉田まんぞく館」があります。店内には、地元農家の方が作ったお弁当や郷土料理のだご汁、団子やおまんじゅうなど美味しいものが盛りだくさん。おまんじゅうとうれしの茶を買って、器楽里で休憩なんていうのも良いですね。

16.和泉式部公園

平安中期に活躍した歌人・和泉式部。彼女が9歳まで育ったといわれているのが、嬉野温泉の隣町・塩田町です。「和泉式部公園」は小高い丘の上に建てられた公園で、園内の至るところに和泉式部にちなんだものが展示されています。彼女が故郷を思って詠んだといわれている歌の歌碑もあるので探してみてください。

公園にはイベント広場や遊具、草スキー場、アスレチックの森など施設も充実!草スキーは大人にも人気があるそうですよ。ソリの貸し出しもありますが、数が限られているので混雑する週末は使えないことも。自前のソリがある方は持参することをおすすめします。

丘の上からは遠く有明海を望むことができ、空気もきれいで自然豊か。のんびり観光するにはもってこいですね。ただし、休日は家族連れで賑わうため、すぐに駐車場が満車になるので、注意しましょう。

17.みゆき公園

嬉野温泉を代表する総合公園「嬉野総合運動公園」。地元民や観光客には「みゆき公園」の愛称で親しまれています。とにかく施設の充実っぷりはピカイチ!各種球場や広場、庭園、記念館と何でも揃っているため、市が催すイベントや大会の会場として利用されることも多いのです。嬉野ICからすぐとアクセスが便利なのもありがたいですね。

嬉野温泉の観光中にお子様が飽きてしまった…なんて時にはとにかくみゆき公園へ!すぐ隣には日本最長を誇る藤棚通りもりますよ。本格的なスポーツを楽しみたい方にも、のんびり散策をしたい方にもおすすめの観光スポットみゆき公園。年間を通して、嬉野温泉の楽しいイベントがたくさん開催されるのも嬉しいですね。

18.納戸料の百年桜

出典: gtknj

嬉野温泉といえば市の花にも指定されている「桜」。茶畑が広がる山の中腹に、その大きな「納戸料(なんどりょう)の一本桜」はあります。樹齢はなんと100年超え!その高さは約13mにもなります。嬉野温泉の中心街とは少し離れた場所にあるため、その存在を知っていたのはほとんど地元民だけだったそうですよ。数年前に環状道路が開通したのをきっかけに、多くの観光客が訪れるようになりました。

迫力ある佇まいもちろん素晴らしいですが、茶畑の新緑と桜の桃色のコントラストの美しいこと!嬉野温泉でしか見ることのできない、特別な景色は必見です。この一本桜は八重桜で、ソメイヨシノに比べると開花の時期が一週間ほど遅いんだとか。満開の桜と茶畑の美景を観たい方は、見頃を迎える3月末~4月頭に訪れることをおすすめします。

19.広川原キャンプ場

嬉野温泉でキャンプ?!あまりピンと来ないかもしれませんが、温泉街から少し離れたところに湖と森林に囲まれた「広川原(ひろこうら)キャンプ場」があるんですよ。車の乗入れも可能なオートキャンプ場や、リニューアルしたばかりのバンガロー、設備の整ったコテージと、充実した施設が魅力。水洗トイレやコインシャワーも完備されており、清掃も行き届いていてとてもきれいなんですよ。

嬉野温泉が力を入れている「バリアフリー」タイプのバンガローもあるので、身体が不自由な方や年配の方との宿泊にもおすすめ。アウトドア初心者でも安心して楽しめるとあって、週末や長期のお休みは、団体で利用する学生グループやファミリーで賑わっています。

湖では釣り、山では虫取りや散策、さらに近くにある春日渓谷では川遊びを楽しむことができますよ。嬉野温泉で温泉に浸かり、広川原キャンプ場で宿泊。こんな素敵な観光プランはいかがですか?

20.嬉野温泉夏祭り

毎年たくさんの観光客が訪れる「嬉野温泉夏祭り」。メインイベントの花火大会は、佐賀県一の規模を誇ります。中でも、西日本最大級といわれている2尺玉の花火は圧巻!ドーンという迫力ある音と、カメラには収まりきらない巨大な花火は、ぜひ肉眼で見て頂きたいですね。

会場はみゆき公園の多目的広場。有料席は設けていないので、良い席で観覧したい方は早めに行くと良いですよ。会場には舞台が設置され、花火が始まるまでの時間を利用してショーや大道芸が披露されます。嬉野温泉のご当地グルメを販売する屋台も出るので、お子様と一緒に観光にもおすすめ。佐賀県を代表する「嬉野温泉夏祭り」へ、夏の思い出作りにでかけましょう!

21.志田焼資料館

嬉野温泉の隣町・塩田町。そこで地元の名士たちにより、明治42年に設立されたのが「志田陶磁器株式会社」です。元々は卸売業でしたが、その後、志田焼の製造を行うようになります。

志田焼の産地である塩田町は、1700年代から大皿や火鉢の製造で繁栄。成形から焼き上げまでの全工程を一気に行う大きな工場が建ち並び、大変賑わったそうです。しかし、昭和50年代に入ると工場は次々と閉鎖。昭和59年には、完全に志田焼の製造が途絶えてしまいました。

「志田焼資料館」は志田陶磁器株式会社が営む私営の資料館。館内には志田焼の歴史に関する資料や有名陶芸家による作品が展示されています。本業は卸業者なので、作品を購入することもできますよ。さらに、有田焼や伊万里焼などの仕入れも行っていて、リーズナブルなお値段で手に入れることができるそうです。嬉野温泉のお土産としてもおすすめなのでぜひ掘り出し物を見つけてみませんか?

22.レンタサイクル「観チャリ」

嬉野温泉観光協会イチオシのアイテム「観チャリ」。巷でも人気のレンタルサイクルです。嬉野温泉の自然を肌で感じながら、自由気ままに観光できるなんて素敵ですよね。車では通れないちょっとした裏道や、歩いていくには不便な場所でも簡単に巡れるので、嬉野温泉観光にはおすすめですよ。

台数は限定5台。先着順なのでレンタルしてみたい方はお早めに!また、利用できるエリアが限られているので、申し込みの際に忘れずに確認しましょうね。

23.JAさが嬉野大型製茶工場

「JAさが嬉野大型製茶工場」は、最新の技術を搭載したコンピューターシステムで、お茶の全製造工程を管理するJA直営の工場です。1日に生産処理する量はなんと約40,000Kg。コンピューター制御を行う工場としては、九州最大規模を誇るそうですよ。うれしの茶の製造工程を、くまなく見ることができることで有名な観光スポットです。

見学はお茶の製造が行われる4月下旬~8月上旬までの約3か月間のみ。事前予約は必須です。嬉野温泉の名産品・うれしの茶を、目で見て香りで楽しむことができる観光名所JAさが嬉野大型製茶工場。季節限定の観光をお見逃しなく!

24.シーボルトのあし湯

温泉を気軽に楽しむことができる足湯。最近ではサービスエリアや駅構内にもあったりしますよね。嬉野温泉でも足湯が人気。特に「シーボルトのあし湯」は、どなたでも24時間利用できるとあって、終日たくさんの観光客や地元民が利用しています。しかも無料なんですよ!

足湯といえど侮ってはいけません。やっぱりそこは嬉野温泉らしく、トロトロの「美肌の湯」があなたを癒してくれます。シーボルトのあし湯は、嬉野温泉の中心部にあり、周辺には飲食店やお土産屋さんがいっぱい。嬉野温泉名物の湯豆腐をぜひ味わってみてくださいね。温泉湯豆腐発祥のお店である「宗庵 よこ長」や、人気の「佐嘉平川屋」がおすすめ。お肌もお腹も大満足すること間違いなしでしょう。

25.春日渓谷

嬉野温泉で紅葉の名所といえば「春日渓谷」。手つかずの自然と清流が美しい、嬉野温泉の穴場スポットです。やはり秋の深まる11月頃の観光がおすすめ。黄や赤に色づいた紅葉を愛でながら、トレッキングすればきっと癒やし効果はバッチリですよ。

夏場は川遊びを楽しむファミリーで賑わいます。ヤマメ釣りもできるので釣り好きの方はぜひ!近くにある広川原キャンプ場で、アウトドア三昧の一日を過ごすのも良いでしょう。春日渓谷がある多良岳山系を出ると、そこに広がるのはのどかな田園風景。棚田に建ち並ぶ古民家と茶畑が織りなす風景は、一見の価値ありですよ!

26.足湯BARクロニクルテラス(吉田屋)

足湯に浸かりながら一杯。さらに美味しいお料理があれば、そこはもう天国ですよね。「足湯BARクロニクルテラス」は、そんなあなたの夢を叶えてくれるおしゃれな観光スポット。嬉野温泉の中でも、モダンな雰囲気で人気の旅館「吉田屋」の中にあります。

もちろん宿泊客以外の方でも利用可能。タオルも用意されているので、食事に行く感覚で足湯を楽しめますよ。人気の秘密は種類が豊富なお酒と本格的な料理で、佐賀県の地酒もたくさん揃っています。お店は18時オープン。吉田屋では日帰り温泉や岩盤浴、エステも楽しめるので早めに行って温泉に浸かるのも良いですね。足湯BARクロニクルテラスでちょっとおしゃれな嬉野温泉の夜を過ごしてみませんか?

27.224shop+saryo

嬉野温泉を代表する焼き物・肥前吉田焼。「224porcelain(にーにーよんぽーせりん)」は、伝統技術を基にしながらも、新しくモダンなデザインを取り入れた、肥前吉田焼のオリジナルブランドです。そんな224porcelainを購入できるショップと、実際に使用できるカフェがこの度嬉野温泉にオープンしました!その名も「224shop+saryo」。

2階には224ブランドのカトラリーや食器、雑貨を販売するショップがあります。人気商品は革製のカバーがついたコップ。熱い飲みものを入れても持ち手が熱くならず、見た目もかわいいと評判なんですよ。限定商品やコラボ商品もあるので、ホームページは要チェック!嬉野温泉まで行けないという方には、オンラインショップがおすすめです。

1階にあるカフェでは、224ブランドの器やカップでお茶やスイーツを楽しめます。スイーツはオリジナル品や老舗お菓子店から仕入れたものまで様々。観光途中の休憩に立ち寄ってみるのもいいですね。

28.しいばの湯

自然豊かな山間で露天風呂を楽しめる「しいばの湯」。ロケーションの良さは、嬉野温泉一といっても過言ではないでしょう。椎葉川のすぐ側に佇む「大正屋 椎葉山荘」の中にあり、温泉と自然を満喫できる嬉野温泉屈指の名スポットです。驚くのは露天風呂の広さ!九州ではトップクラスの規模だそうですよ。

夏は椎葉川一帯で、ホタルの乱舞を観賞することができます。きれいな空気と美味しい水があるところに生息するホタル。嬉野温泉の自然の豊かさを物語っていますね。秋はもちろん紅葉でしょう。露天風呂からの眺めは最高ですよ。温泉に浸かりながら森林浴を楽しめ、さらに四季折々の自然を感じられる、しいばの湯。嬉野温泉の中心街から少し離れていますが、ぜひ足を運んでみてくださいね。

29.嬉野川遊歩道

嬉野温泉の中心街から、轟の滝までをつなぐ「嬉野川遊歩道」。桜並木で有名な全長約2kmの遊歩道です。桜が見頃を迎える3月末~4月上旬は、花見やイベントが開催され、たくさんの観光客で賑わいます。

嬉野温泉の雰囲気を存分に楽しめるので、ただぶらぶら観光するにはもってこい!お子様と一緒の方は、浅瀬での川遊びをお楽しみください。桜以外にも、初夏にはアジサイ、秋には紅葉と、四季折々の自然に恵まれた嬉野川一帯。嬉野温泉到着後の観光はここで決まりですね。

30.和楽園

嬉野温泉の名物うれしの茶を全身で楽しむことができる宿「和楽園」。その和楽園で人気のお風呂が、露天茶風呂「緑泉」です。大きな石の急須から注がれる緑茶成分たっぷりの温泉は、香りも良く美肌効果はバツグン!お風呂に用意されている特製のティーパックを、お湯につけてお肌にパックしたり、擦り込んだりと自由に使うことができます。

どこもかしこもお茶だらけの嬉野温泉・和楽園。エステもうれしの茶の茶葉を使ったものなんですよ。日帰り入浴の方でも利用できるので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。また、食事もお茶づくし。お茶のしゃぶしゃぶや緑茶粥は、他ではあまり味わえない嬉野温泉ならではの料理です。温泉と食事がセットになった日帰りプランを利用して、嬉野温泉らしいお茶三昧のひと時を過ごすのもおすすめです。

31.西公園

小高い丘の上にある「西公園」は、嬉野温泉街を一望できる絶景観光スポット。かつてこの地には「湯野田城」という山城がありました。実はこの湯野田城、忍者がいたのではないかと言われています。土地柄、海外との交流も多く、いち早く異国文化を取り入れていたこともあり、伊賀や甲賀とは違う種類の忍者がいたと考えられているようです。真相は解りませんが、もし本当にいたとしたら面白いですよね。

さらに西公園は、嬉野温泉でも桜の名所として有名で、お花見シーズンにはたくさんの観光客で賑わいます。夏には藤、秋には紅葉と自然豊かなのも魅力の一つ。嬉野温泉を望む高台で、四季折々の自然を堪能してくださいね。

32.八天神社

「肥前小富士」の愛称で親しまれている唐泉山。その山頂に鎮座する「八天神社」は、古くから火の神様として崇められた、由緒正しい神社です。観光の目玉でもあるアーチ型の石橋は、江戸時代に造られたもの。現存する眼鏡橋は少ないので、とても貴重なんだそうですよ。

八天神社といえば、嬉野温泉の一大行事「例大祭」が有名。例大祭は毎年12月に行われる行事で、古い御札や御守りを燃やしたあと、神社で振る舞われる甘酒やお餅を頂きます。

火の神様を祀る神社だけありますね。八天神社のお火焚きに参加するため、毎年、嬉野温泉はもちろん、佐賀県内外からたくさんの観光客が訪れています。また、ここは火之迦具突知大神(ひのかぐつちのおおかみ)と建速須佐之男大神(たけはやすさのおおおかみ)を祀る、全国的にも珍しい神社なんだそうですよ。嬉野温泉の八天神社で、新年を向かえる準備をしてみませんか?

◎まとめ

温泉はもちろんのこと、自然や歴史スポット、楽しいイベントなど、観光要素がたくさんありますよね。水や空気がキレイなので、珍しい植物やホタルが生息しているのも魅力。心も体も潤うこと間違いなしですよ。佐賀空港からは観光客向けの乗り合いタクシーの運行も始まり、ますますアクセス便利になった嬉野温泉。美肌をゲットしに、嬉野温泉へ遊びにいきませんか?

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