名称:牛頭山 宝寿院
住所:愛知県津島市神明町2
公式・関連サイトURL:http://houjyuinn.net/
津島神社の観光情報をご紹介します!津島神社は愛知県津島市にある由緒ある神社で、創建はなんと西暦540年のこと。全国に約3000社の分社を持ち、その信仰は「津島信仰」と呼ばれています。津島神社は地元の人々からは「お天王さま」と呼ばれており、今でも全国の人々の心のよりどころとなっている歴史観光スポットといえるでしょう。
また、津島神社のお隣に位置する「宝寿院」というお寺も、津島神社の歴史を語るうえで重要な役割を果たしています。
本記事では、そんな津島神社・宝寿院の歴史・ご利益・観光するうえでの見どころ・交通アクセスについてまとめてみました。1,500年の伝統を持つ津島神社の見どころを探っていきましょう。
※本記事でご紹介する運賃・価格・時刻等の情報は2023年9月現在のものです。
目次
【愛知県】津島神社・宝寿院の観光情報!由緒ある歴史スポットとは?
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津島神社を観光する前に…神社の歴史やご利益について
先述した通り津島神社が建立されたのは西暦540年の古墳時代のことで、昔は「津島牛頭天王社」といいました。祀られているのは「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」で、日本の国土経営・産業開発に尽力された神様です。
主に災厄と疫病にご利益があるとされていますが、それに加えて夫婦円満や縁結びのご利益もあります。
なお戦国時代に天下を争った織田信長、豊臣秀吉、徳川家康もこの神社を特別視しており、3人とも実際に参拝したという記録も残っています。
津島神社の境内を観光しよう
以下では津島神社の境内についてご紹介します。注目ポイントを覗いてみましょう。
◆津島神社の大イチョウ
津島神社の大イチョウは、愛知県の天然記念物に指定されており、樹齢は約400年以上ともいわれています。
「御旅所跡の大イチョウ」と「東鳥居そばの大イチョウ」の2つがあり、ともに「オス」の木(雄木)です(イチョウは裸子植物のためオス・メスの区別があります)。イチョウの雄木がここまで大きくなることは植物学的にも珍しいといえます。
◆国指定重要文化財の津島神社楼門・本殿
津島神社の楼門および本殿は国指定重要文化財に指定され、建築学的にも価値が認められています。楼門は1591年に豊臣秀吉が寄進して建造されたといわれ、堂々たる風格は見るものを圧倒させることでしょう。
同じく国指定重要文化財である津島神社本殿は徳川家康の四男、松平忠吉の妻である政子(彦根藩、井伊直政の娘)による寄進とされています。松平忠吉は病弱であったことから、その病気回復を願って1605年(慶長10年)に完成しました。室町時代と江戸時代の建築様式との過渡期を見ることができる建築学的に貴重なものです。
◆津島神社の摂社・末社について
津島神社の境内にも数多くの摂社・末社があります。南北朝時代の南朝に仕えた堀田彌五郎正泰を祀る弥五郎殿社や、日本神話に出てくる神様、大日霎貴(おおひるめのむち)を祀る「大日霎社」などがあります。画像は明治維新のために尽くした殉難者を祀る「招魂社」です。
津島神社の歴史を語るには外せない「宝寿院」を観光!
津島神社の隣にある「牛頭山 宝寿院」(通称:宝寿院)も津島神社の歴史に大きくかかわるお寺です。こちらのお寺は神仏習合で津島神社と一心同体で運営されていましたが、明治時代の神仏分離に伴い、津島神社にあった薬師如来像をこちらのお寺を建てて安置することになりました。
明治初期には、津島地域で宝寿院以外の多くの寺院が弾圧され、僧侶が辞めるなか、ここだけは「仏法はお金に換えられない」としてほかの寺院のものを含めた数多くの貴重な書物や仏像や仏画・宝器を守り抜きました。
境内にはお釈迦様の人生を再現した庭園が広がり、仏陀のおしえを今日まで伝えようと努力しています。
参拝&観光後に!気になる津島神社&宝寿院の御朱印は?
津島神社様御朱印。8/16参拝。愛知県津島市をお守りくださってる神様です。神社内に多くの摂社、末社が有り多くの神様に参拝できます🙏。素晴らしい神社ですよ🤗。 pic.twitter.com/cSfwI13Rm0
— いと かずです。大切な友人達と優しいフォロワーさん達に感謝の西国四巡礼目。 (@LDHHC5Xn2cwCpWC) August 21, 2023
津島神社の御朱印は上記の通りです。時期によってデザインが異なりますが、いずれも歴史のある津島神社らしく、格式高いデザインとなっています。
対応時間は、AM9時~16時30分、初穂料は1,500円です。
◆宝寿院の御朱印がかわいいと人気!
津島神社の隣の宝寿院がの御朱印帳見てくれよ。すごい😭😭😭#御朱印 pic.twitter.com/BsYlV6Jz0M
— ♻️巡るおかたく⛩️ (@okatakuyasan) February 18, 2023
先ほどご紹介した、宝寿院の御朱印がとてもかわいいと若い女性の間で人気です。対応時間は10時~12時および13時~16時となっています。書置きのほか、毎月21日に開催している写経写仏会参加の方にはかわいい直筆の御朱印もいただけます。1か月ぐらい時間を要しますが、直筆で書かれたかわいい御朱印は一生の宝物と断言できるでしょう。
御朱印に関しての詳細はこちら
観光の目玉!津島神社のお祭りも要チェック♪
【尾張津島秋まつり】
— (一社)津島市観光協会【公式】 (@tsushima_kankou) September 9, 2023
今年は9月30日㈯、10月1日㈰通常開催されます。ぜひお出かけ下さい。
市内各所を石採祭車等運行しますので、公共交通機関をご利用下さい。#津島神社 #山車 #石採祭 #津島市 pic.twitter.com/B7MJvSNtBv
津島神社には「日本三大川まつり」のひとつである「尾張津島天王祭」や、毎年2月26日に行われる大きな松明を男たちが神社まで運ぶ「津島神社開扉(おみと)祭」は圧巻のスケールであると観光客に人気です。
そのほかにも津島市内では「尾張津島秋まつり」など、魅力的な祭りが数多く開催されるので、詳しくは以下の関連記事もご覧ください。
津島神社へのアクセスは?
津島神社の最寄り駅は名鉄津島駅で、名鉄名古屋駅からは名鉄岐阜方面へ行き、須ヶ口駅乗り換え(津島線に直通するため乗り換え不要の列車もあります)で、約33分(準急利用時22分)で到着します。
近鉄やJR関西本線などで大阪方面からいらっしゃる方は、弥富駅・近鉄弥富駅より名鉄尾西線にお乗り換えの上、津島駅下車です。
津島駅からは徒歩約15分で津島神社に着きますが、足腰に自信のない方は路線バス(ふれあいバス)利用で「津島神社南」下車すぐです。
車の場合は南門に60台、東門に40台の計100台が駐車可能です。弥富ICから国道155号を北上するといいでしょう。
◎天下人ゆかりの「津島神社」をお参りしよう!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の信仰を集めた津島神社。お参りすれば、心も清々しい気分になれることでしょう。
ぜひ津島神社をだけでなく、宝寿院や津島市全体、尾西市、海部郡などの「西愛知」の旅行を満喫してみてくださいね。
▼その他の愛知県内観光スポットはこちら
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