名称:金華山黄金山神社
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5
公式・関連サイトURL:http://kinkasan.jp/
「金華山(きんかさん)」は、「東北三大霊場(出羽三山・恐山・金華山)」のひとつとして知られている神聖な離島。宮城県石巻市牡鹿半島の東南端、太平洋上に浮かぶ、東北屈指のパワースポットとして有名な離島です。海抜445メートル、周囲26キロの離島全体が「黄金山神社」の神域とされる観光スポットで、「神の島」と言われています。
この神聖な離島の山にあって、多くの観光客が参拝に訪れる「黄金山神社」は、3年連続でお詣りすると、一生お金に不自由することがなくなると言われており、金運・開運のご利益を求める信仰が古来より受け継がれてきました。
今回はそんな金華山の観光スポットをご紹介します。
目次
宮城のパワースポットとしても有名な石巻・金華山のおすすめ観光5選
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1.金華山黄金山神社
最初に紹介する金華山の観光スポットは「金華山黄金山神社」です。
実はこの金華山黄金山神社の境内を含む離島「金華山」の全域が、国定公園(南三陸金華山国定公園の一部)に指定されているのです。さらに、2015年には金華山は三陸復興国立公園へ加入され、国立公園に指定されました。
金華山黄金山神社の由来は、天平21年(西暦749年)に、陸奥(むつ)の国守百済王敬福(くだらのこにきし きょうふく)が、金華山で取れた黄金を朝廷に献上したことにあります。
毎年9月25日にはこの金華山の観光スポットである神社で例大祭が行われます。御祭神である「金銀財宝の守護神」、「金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山毘賣神(かなやまひめのかみ)の御奉祀由縁の祭りです。宮城県内だけでなく全国から多くの観光客が金華山黄金山神社に足を運びます。
そんな金華山随一の観光スポット金華山黄金神社の観光スポットをさらに詳しく紹介します。
2.初巳大祭
金華山の観光スポットである金華山黄金神社では年に数回お祭りが開催され、多くの観光客が足を運びます。
今回ピックアップするのは「初巳大祭」。この金華山の雄大な行事は、弁財天の神使が蛇(巳)である事に因む祭儀です。今年は5月11日~17日に行われました。
期間中の日曜日には神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。神輿渡御(みこしとぎょ)とは、正式には神幸祭(しんこうさい)といい、神霊の行幸が行われる神社の祭礼のこと。を言います。特に、潮垢離(しおごり)は迫力があり、その様子は宮城県だけでなく全国のニュースなどでも見られ、観光客がSNSに投稿し、話題になるほど。
神輿渡御では、海水を汲んで潮垢離を掻く海潮祓の神事が行われ、神輿が七福神などの行列を伴い海岸まで降りる様子を見ることができます。この期間中に祈祷をすると、御本殿昇殿参拝が特別に許されます。
金華山黄金山神社での「おこもり(宿泊)」は、パワースポットに宿泊できるとあって、大変人気があります。参篭(宿泊)者限定の前夜祭も、一度は訪れてみたいですね。
金華山を観光で訪れる際はぜひ金華山神社の祭日も確認すると良いですよ。
(情報は2016年11月10日現在のもの)
名称:「初巳大祭」金華山黄金山神社
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5
公式・関連サイトURL:http://kinkasan.jp/
3.鹿の角切り行事祭
金華山と言えば、鹿が多数生息していることでも有名な観光スポットです。
鹿は、金華山では神の使いとして保護されています。その神社境内にいる牡鹿を、神社の社紋入印半纏、地下足袋、鉢巻姿の装束をまとって、手に「十字なげ縄」を持った勢子が取り押さえ、神官が角を切り取る勇壮な行事が「神鹿角切り行事祭」です。こちらの見学は無料。
この行事は宮城県の「金華山」と「奈良」だけで行われる大変珍しいものです。金華山には現在、500~600頭の鹿と250匹の猿が生息しています。そのうち、約120頭が神鹿として境内の公園に放たれています。この鹿の発情期にあわせ、10月の第1、第2日曜日に鹿の角切り行事祭が催されます。
離島を訪れる参拝者に危害を加えないように、境内周辺にいる牡の角を切り落とすのですが、必死に逃げ回る鹿を捕らえて角を切り落とす迫力あるは、ニュースなどでも取り上げらえれるほど有名。観光客も見物に集まります。
角を切り落とす前には、鹿にお疲れさまという意味でお神酒を一献。その後、鹿の角を神官が切り落とします。角を切り落とした後は、鹿の健康診断、体重測定が行われます。
また抽選で1名に「神鹿の角」が当たります。「神鹿の角」は販売もされています。離島観光のお土産として購入すると良いですよね!
鹿の角切り行事祭の日程も、観光で訪れる前にチェックすることをおすすめします。
名称:「鹿の角切り行事祭」金華山黄金山神社
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5
公式・関連サイトURL:http://kinkasan.jp/
4.参集殿(鳳龍殿)・参籠(さんろう)神社
江戸時代以前から金華山は観光地として人気があり、多くの参拝客が金華山黄金神社に宿泊していました。
そんな金華山黄金神社の参集殿(鳳龍殿)は1972年に開殿した合掌造りの荘厳な建物で、食堂、大参集場(和室120畳舞台付)、小参集場(和室33畳)、社務所、ロビー、参籠室計24部屋(和室15畳)があります。別棟には、男女別の大浴場「潔斎場」があり、そこからは鹿や猿なども見ることができ、夕陽に染まる牡鹿半島を眺めなながら入浴は絶景ですよ!
さらに、金華山黄金山神社に泊まると、翌朝の「一番大護摩祈祷」に参列することができます。大祓詞(おおはらえのことば)を神主とともに奉唱し、護摩木の火を焚いてご祈願することができます。古くから参籠として伝統を引き継いでいる金華山黄金山神社への宿泊が、金華山観光の際はおすすめです。
名称:参籠(さんろう)金華山黄金山神社
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5
公式・関連サイトURL:http://kinkasan.jp/
5.金華山灯台
金華山灯台は、観光スポットでもありますが、航海の標として人々に大切されてたきました。今年は金華山灯台は点灯140周年を迎えましたが、宮城県内最古の洋式灯台として現在も金華山で活躍しています。
金華山灯台はリチャード・ブラントンにより設計された、いわゆる「ブラントン灯台」の一つであり、構造物ファンからも人気の観光スポットです。また釣愛好家の中では「金華山」と言えば「灯台」下と呼ばれるほど、フィッシングファンの間で有名な観光スポットでもあります。
第二管区海上保安部では、金華山灯台を灯台として東北初となる宮城県石巻市有形文化財登録に向け準備をしています。
金華山灯台はパワースポットを訪れたい人、歴史的構造物ファンやフィッシング愛好家の方にもおすすめの観光スポットです。
名称:金華山灯台
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山13
公式・関連サイトURL:http://www.kinkasan.com/kinksan.html
6.金華山定期船ホエールと海上タクシーくろしお
次に紹介するのは本州から金華山観光へ向かう際に必要不可欠な交通手段です。
金華山へは鮎川港と女川港から毎週日曜日のみの定期船が発着しています。
宮城県の鮎川港から金華山に向かう際におすすめなのが「定期船ホエール」。こちらは中型船(70人乗り)で、島までの所要時間は20分ほど。往復料金は大人1人2,500円です。
平日は不定期のモーターボート「海上タクシーくろしお」が運航しています。こちらは、小型船(12人乗り)で、島までの所要時間は15分程度です。5人以上で、往復の料金は1人3,000円です。5人に満たない場合のチャーター料金は1隻15,000円。いずれの金華山への船も事前の予約が必要なので注意してくださいね。
また、どちらも金華山への連絡船ではあるものの、南三陸の海を知り尽くした船長のガイドが聞けるので、観光船気分を味わえてしまいますよ。
金華山観光へ向かう際には、ぜひこちらの連絡船を利用してみてください。
(情報は2016年11月10日現在のもの)
名称:株式会社金華山観光
住所:宮城県石巻市鮎川浜南68
公式・関連サイトURL:http://www.kinkasan.com/
◎まとめ
金華山は、パワースポットとして有名な宮城の観光スポットです。島内の大部分が標高445メートルの高さの山になっています。
金華山のあちこちには今も修験の名残りで名前のつけられている奇岩怪岩などの観光スポットがあり、パワースポットとして有名な巨木もたくさんあります。
また金華山を観光で訪れる際には、綺麗な五円玉を持っていくことがおすすめ。この五円玉をパワースポットである弁天様の霊水で洗い、お土産にすると金運アップにつながるといわれています。金華山土産として喜ばれますよ。
金華山を訪れた際はこの記事を参考に観光してくださいね。
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