茨城県常総市の観光スポット10選をご紹介!歴史や自然に触れあおう!

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茨城県常総市の観光スポット10選をご紹介!歴史や自然に触れあおう!

茨城県の南西部に位置する常総市は周囲に田園風景が広がり、常総市内の中央には可愛らしい常総線がのんびり走るのどかな町です。

常総市には、神社や博物館といった常総市に関連した歴史に触れあえる観光スポットや、二軒の競い合う名物だんご店などの常総市名物グルメを味わえることができたりと、様々な楽しみ方できる観光スポットがたくさんあります。

今回は、数ある常総市の観光スポットのなかから、子供から大人まで楽しむことができるオススメの観光スポットを紹介いたします!

目次

茨城県常総市の観光スポット10選をご紹介!歴史や自然に触れあおう!

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1.常総市地域交流センター(豊田城)

「豊田城」は、旧石下町の頃に建てられた施設で、「常総市地域交流センター」が正式名称です。天守閣の高さは48.5mあり、天守閣の展望スペースからは筑波山や日光連山をはじめ、富士山や関東平野が一望出来るので、常総市の観光スポットの代表格として有名です。

この豊田城は石下地区にかつて平安時代から戦国時代までこの地方を統治していた桓武平氏系・豊田氏の居城があったということで、近年建てられました。当時はこのような高い天守閣は存在せず、東西を小貝川と鬼怒川に囲まれた土地の利を生かした茅葺きの要塞であったと推測されています。

「常総市地域交流センター」は1,100人収容可能のホール(1、2階)と図書室(1階)のほか、石下地区の歴史・文化の展示室(3階から6階)、最上階(7階)が展望スペースとなっています。常総市の観光の際には外せない観光スポットです。

※2016年11月7日現在、鬼怒川水害の影響のため、ホールの利用、展示室、展望室の観覧は休止となっています。

2.水海道あすなろの里

「水海道あすなろの里」は、常総市の菅生沼に隣接する広大な敷地の中で、気軽に体験学習が楽しめる常総市の観光スポットです。

田植え・稲刈り、じゃがいもやさつまいも掘りが出来たり、陶芸や竹とんぼなどの工芸品や門松作り・年越しそば作りなど季節のイベントに関係するものづくりも体験出来ます。また、敷地内には市民農園があり、近所に自分の畑が無い人も、スペースを借りて栽培することが出来ます。農作業の後には園内の日帰り入浴施設も利用出来るサービスもありますよ。

園内にはキャンプサイトがあり、キャンプ場利用者は入浴施設も使用可能。キャンプサイト周辺には、ふれあい動物園やミニ水族館、釣り堀もあり、楽しめる要素が盛りだくさん。キャンプを兼ねて、常総市の観光を楽しみたい人にオススメの常総市の観光スポットです。

3.ハーブハーモニーガーデン

「ハーブハーモニーガーデン」は、常総市のハーブの総合施設です。約8,000坪もの広大な常総市の敷地の中にハーブ園をはじめ、レストランやパン工房、ショップ、栽培温室があります。ラベンダーやカモミールの他、季節ごとに旬のハーブの数々が楽しめる観光スポットです。

もちろん園内のショップでは、ハーブの苗の他にハーブティーの茶葉やフレグランスなどのグッズを購入することが出来ます。

冬の期間はハーブ園はお休みになります。冬に、常総観光を計画される際には開園情報を事前に確認をしましょう。

4.一言主神社

一言主(ひとことぬし)神社は、「言行一致の神様」として知られる一言主大神が祀られており、西暦809年(大同四年)に建立された常総市を代表する神社です。

毎年9月13日には、秋季例大祭が開催。秋季例大祭の近日には奉祝祭が催されます。奉祝祭当日は「獅子舞」や「からかさ万灯」、「からくり綱火」が行なわれます。「からくり綱火」とはからくり人形と仕掛け花火が融合した特殊な伝統芸能。その迫力のあるからくり芸を一目見ようと、遠方からの多くの観光客で賑わいます。

また、毎月第3日曜日には県内最大規模の骨董市も行われるので、日曜日に常総市の観光をする際には立ち寄ってみてくださいね!

5.福岡堰

出典: Asa-moya

農業利水の関東三大堰と言われる福岡堰は小貝川の中流域の主要な堰で、常総市とつくばみらい市に掛かっています。

普段は近隣住民の釣りスポットとして人気がある場所です。春には対岸のつくばみらい市側にある用水路沿い1.8kmにわたって植えられた約600本のソメイヨシノが満開になり、例年約4万人程の花見の観光客でいっぱいになる県内一の桜の観光スポットとして有名です。

6.水海道風土博物館坂野家住宅

出典: Asa-moya

「水海道風土博物館坂野家住宅」は、常総市が誇る国指定の重要文化財です。約3年間の保存修復作業を施された後、明治23年に銅版画に描かれた姿に戻りました。ずっしりとした茅葺き屋根の古民家と四季折々の花木が咲く中庭が美しく、かつて日本の農村に見られたこじんまりとした空間を余すところなく体験出来る施設です。

秋になると、期間限定で開館時間が午後8時頃まで延長になり、それに合わせてライトアップされた古民家を見ることが出来ます。古き良き風情を感じる佇まいの中での幻想的な演出を見られたら、ぜひ写真におさめてみましょう!

また、ここ数年9月に「お月見と音楽のつどい」というイベントを開催しており、普段とは違ったお月見を体験することが出来ます。

(掲載情報は2016年11月7日現在のもの)

7.天然温泉きぬの湯

茨城県内で唯一天然温泉を源泉掛け流しにしている日帰り温泉施設。お風呂は様々な種類があり、信楽の窯に特注した陶器のお風呂「茶碗の湯」や女性に嬉しい「美肌の湯」などがあります。「きぬの湧水」は、井戸水掛け流しです。珍しい種類のお風呂もあるので、ゆっくりとすべてのお風呂に入浴してみましょう。

また、温泉設備以外にも「高気圧酸素カプセル」の設備やマッサージが受けられるエステのサービスもあり、総合的なリラクゼーション施設にもなっています。施設内では食事もでき、茨城のブランド牛である「常陸牛」のサイコロステーキを1日10食限定(¥3,980)で食べることができます。

常総市の観光の帰りに立ち寄った際には、「天然温泉きぬの湯」で旅の疲れを癒しましょう。

(価格は2016年11月7日現在のもの)

8.鳥の丸焼きが有名「クロサワ」

常総市の石下地区を通る県道357号(旧国道294号)沿いを走っていると「若鶏の丸焼き」と書かれた看板が目に止まります。この看板のお店は「クロサワ」。

クロサワは鶏肉中心の総菜店で、「若鶏の丸焼き」が有名です。その評判の高さは近隣住民だけでなく、県外の観光客が常総市に来た時に立ち寄ることが多い程で、常総市のグルメ情報では圧倒的な知名度の高さを誇っているお店です。

若鶏の丸焼きのスパイシーなその味わいにハマる観光客が続出。常総市の観光土産として一度買えば、クロサワの「若鳥の丸焼き」の美味しさにハマりますよ!

9.「春子屋」と「ゆたかや」、2軒の石下だんごの老舗

常総市の石下地区では、昔から隣接する2つの和菓子店が「石下だんご」というあんこたっぷりの団子を販売していることで有名なお店です。

常総市周辺の住民に非常に馴染み深い「春子屋」と「ゆたかや」の2つの店舗があります。個々人の好みによって春子屋派かゆたかや派に分かれています。この2つの老舗和菓子店は常総市の観光で石下地区に来た場合、クロサワと並んで必ずチェックしておきたいおすすめの観光スポット。

常総市のお土産にぴったりの石下のだんご。ぜひ、2つの店舗の食べ比べをしてみましょう!

◆春子屋

春子屋の石下だんごは、もちろん手作り!串に刺さすに、あんこをからめていただくことができます。甘さはやや強め。初めて食べるという方には試食ができるので、お気軽に店員さんに声をかけてみましょう!春子屋のだんごの値段は500円(税別)です。普段のお茶受けに丁度良い感じのだんごです。日持ちがしないので、観光帰りに購入することをオススメします。

◆ゆたかや製菓

ゆたかやのだんごは、地元産のコシヒカリと自家製のあんこで作っています。だんごの甘さは、やや抑え気味のさっぱりした感じに仕上がっています。だんごの外装は少し高級な雰囲気。来客のお茶受けにオススメです。また、ゆたかやはだんご以外にも、また地場の優れた素材を取り入れた新商品開発に取り組んでいます。

10.山中酒造店

常総市の石下地区で250年以上も続いている蔵元で、銘酒「一人娘」が有名です。その名前からやさしい性格の日本酒を想像しますが、実際呑んでみると淡麗辛口な味わいです。平将門の精神を受け継いでいるという山中酒造店が、「一人娘」の味わいにも良く滲み出ています。

また、予約をすれば蔵見学も可能となっています。山中酒造店は、常総市観光のお土産を買う際に立ち寄ってみてください!

◎まとめ

常総市は元々水海道市と石下町だったので、今でも常総市の地元の人は水海道や石下町といった呼び方をしている人が多いです。水海道市と石下町の2つの自治体が合併した結果、観光スポットが倍増しました。常総市としての合併は観光という点においては相乗効果が良く表れています。

鬼怒川の水害がありましたが、常総市の地元住民はほぼ普段通りの生活を取り戻しつつあります。常総市の観光に行くと、地域の活性化に繋がるので、是非、今度の休日に常総市の魅力あふれる観光スポットに行って、楽しみましょう!

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