名称:淡墨桜
住所:岐阜県本巣市根尾板所字上段995
公式・関連サイトURL:https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_921.html
岐阜県本巣市は、能郷白山を望む自然豊かな北部地域と、市街地の南部地域に分かれています。本巣市の観光スポットとしては、日本三大桜のひとつで樹齢1500年を超える「淡墨桜」がイチオシ!本巣市北部の根尾谷は、菊花石や断層が有名。心を癒やしてくれるのどかな風景が広がっています。しっとりポカポカの「うすずみ温泉」で、太古の海水に思いを馳せてみましょう。本巣市で歴史を体感し、観光できるスポットをご紹介します。
目次
岐阜県本巣市の観光スポット7選!歴史を感じる旅に出よう
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1.樹齢1500年以上の古木「淡墨桜」
淡墨公園は「淡墨桜」を中心にして整備された公園で、桜の開花シーズンになると、地元本巣をはじめ県の内外から多くの観光客が訪れる本巣市の観光スポット。散りぎわに特異の淡い墨色を帯びてくることから「淡墨桜」と名付けられました。淡墨桜は樹齢が1500年以上にもなる「日本五大桜」や「三大巨桜」に数えられるほどの巨木で、樹高は16m以上。昭和初期に発見された『真清探當證』という書物によると、継体天皇がお手植えになったと伝わります。
幹内部には空洞があり、立ち枯れの恐れもありましたが、地元の有志や作家の宇野千代氏が保護を訴えた甲斐あって、現在も保護活動が行われています。
2.国の特別天然記念物「地震断層観察館・体験館」
本巣周辺は、かつて国内でも最大の陸内大地震が起こった場所。「濃尾地震」がこの本巣を襲ったのは1891年10月28日で、その規模はマグニチュード8ともいわれており、現在でも内陸を震源地とする地震では国内最大の地震です。震源は本巣にある「根尾谷断層」で、現在は国の特別天然記念物として観光スポットにもなっています。
根尾谷断層に関する博物館として1992年に開館したのが「地震断層観察館・体験館」です。この施設は根尾谷断層上に建てることで、当時の根尾谷断層のズレを館内に保存。垂直方向約6mの断層のズレをつぶさに観察できるという、世界でも他に類をみない施設になっています。
施設内にはメインとなる「地下観察館」をはじめ、「地震資料館」、「『地震体験館」などがあります。本巣へ観光に行く機会があれば、ぜひ寄って欲しい場所のひとつです。
名称:地震断層観察館・体験館
住所:岐阜県本巣市根尾水鳥512
公式・関連サイトURL:http://www.motosukankou.gr.jp/02_sightseeing/02_06.html
3.元服式が行われる「徳山神社」
現在の徳山ダムになっている徳山湖には、かつて徳山村が存在していました。徳山村にあった8つの集落の神社を合祀してできたのが徳山神社です。
現在では珍しい成人式が行われ、本巣市指定無形民俗文化財に「徳山神社の元服式」として指定されています。また、神事として神楽や稚児舞が見られる観光地になっています。
名称:徳山神社
住所:岐阜県本巣市文殊115−127
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/0HBrG3
4.斎藤道三が在城した「軽海西城」
軽海西城
— ゆっきー@人生空腹 人生迷走 (@hanbe28) April 3, 2014
信長公記 軽海合戦に出てくる軽海の城 pic.twitter.com/gbyTGjEgwm
本巣には現在も軽海(かるみ)という地名が残っています。「軽海西城(かるみにしじょう)」はこの地に実在していた城郭で、斎藤道三の居城でした。「蝮の道三」の異名を持つ斎藤道三は、織田信長にとっては妻・濃姫の父で、義父。しかし、道三から疎んじられていた長男義龍は、はかりごとで父・道三を暗殺し、斎藤家を乗っ取ります。しかし義龍の死後、信長は義父の敵となった斎藤家を滅ぼし、天下布武の足掛かりを掴みました。この軽海西城は、秀吉による「墨俣一夜城」の攻略後に落とした城とされていますが、激しい戦で赤瀬川が「赤血川」と呼ばれたほどでした。
現在は跡地に円長寺が建立されており、土塁を残すだけの城跡が観光地となっています。織田信長が天下に名をはせる以前の貴重な歴史観光スポットとして本巣の大切な場所です。
名称:軽海西城
住所:岐阜県本巣市軽海
5.太古の海水「うすずみ温泉」
本巣の温泉でおすすめなのが、この「うすずみ温泉」。観光名所にもなっている「樽見鉄道」の駅もあり、本巣周辺の観光にも最適な場所です。このうすずみ温泉には四季彩館という宿泊施設があり、お風呂の種類も非常に多彩。
うすずみ温泉四季彩館のお湯は、山の中の温泉にしては塩分が高濃度なのが特徴で、海水の半分弱ほどの塩分濃度と言われています。はっきりとした原因はわかっていないようですが、太古の昔この周囲が海だったことに起因しているようで、何らかの原因で海水が地下深くに残っている可能性が指摘されています。とはいえ、四季彩館の泉質は肌に非常に良く、保温効果が高くて湯冷めしにくいのが特徴です。
名称:うすずみ温泉
住所:岐阜県本巣市根尾門脇422
公式・関連サイトURL:http://www.motosukankou.gr.jp/02_sightseeing/02_13.html
6.国の特別天然記念物「根尾谷の菊花石」
菊花石(きっかせき)といわれる特別天然記念物もあるようです。1億年前の海底火山の噴火によりできたされる石だそうで、岐阜県の「根尾谷の菊花石」は、1952年(昭和27年)に特別天然記念物に指定され、現在では採掘禁止になっている石だとか。 pic.twitter.com/AHzmofVS
— 親技.com (@strong5050) October 13, 2012
放射状の模様が菊の花に見えるような鑑賞石を菊花石(きっかせき)と呼びます。菊花石の中でも、大きさ・色合い・美しさにおいて特に素晴らしいのが「根尾谷の菊花石」。国の天然記念物、特別天然記念物に指定されています。
本巣の赤倉山で菊花石が採石されていましたが、現在は禁止されています。
名称:根尾谷の菊花石
住所:岐阜県本巣市根尾
公式・関連サイトURL:https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/138597
7.宗慶大塚古墳
岐阜県指定史跡「宗慶大塚古墳(そうけおおつかこふん)」は、本巣市の大塚古墳公園にある前方後円墳。「王塚」とも呼ばれ、美濃国の豪族・神大根王が埋葬されているのではないかとされています。県内で最も古い歴史スポットで、本巣観光でも古代マニアが多く立ち寄る場所です。
名称:宗慶大塚古墳
住所:岐阜県本巣市宗慶石田中道下
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/0MLEmV
◎まとめ
自然豊かな地域と市街地が融合する岐阜県本巣市は、癒しと観光を兼ねられるまち。古代からの歴史スポットも多いので、体感して学び、感じることができるのではないでしょうか。春には淡墨桜はもちろん、人形浄瑠璃や能・狂言も見られますよ。本巣へ観光に来られた際には、天然記念物や史跡にもぜひ足を運んでみてくださいね。
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