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奈良県北西部にある香芝市（かしばし）は、大阪府と隣接する都市です。自然が豊かな地域で、山や自然の理が活かされた観光地が点在します。大阪市内まで最短で22分とアクセス便利なのも魅力的。今回は、そんな気軽に観光に行ける香芝市のおすすめ観光地を5ヶ所ご紹介します。

1.歴史が積み重なった岩肌が魅力のどんづる峯

標高150mのどんづる峯は、県の天然記念物にも指定されている香芝市の有名観光スポット。千年以上前から火山活動を繰り返し、岩石が露出したり侵食してた場所が見られる地層学的にも注目の場所です。

ここには、大東亜戦争でに使用されていた防空壕が残っています。戦時中には航空部隊の指令所もあったそうですよ。現在は、その一部が地震予測センターとして利用されています。

2.香芝市内から登山道を登れる二上山

奈良県と大阪府の境に位置する二上山は、雄岳と雌岳が連なっていることから二上山と呼ばれるようになりました。登山道や最寄駅が香芝市内にあることから、香芝市内を観光の出発地とする方も多いのだとか。
標高は332mとそれほど高くないので、登山初心者でも気軽にハイキングを楽しめます。

3.二上山の絶景が見られる千股池

千股池（ちまたいけ）は、近鉄当麻寺駅から徒歩15分、JR五位堂駅から徒歩20分のところにあります。池の付近からは二上山に沈む夕日を眺められ、観光客だけではなく香芝市に住む地元人からも人気があります。

風がない日は池に写った「逆さ二上山」も見ることができ、その風景を写真や絵に収めようとたくさんの人が訪れます。周辺には高い建物がほとんどないので、香芝市内の低い位置からでもよく見渡せますよ。

4.聖徳太子建設論が残る尼寺廃寺跡史跡公園

香芝市尼寺にある尼寺廃寺跡史跡公園は、2002年には国史跡に指定されました。発掘調査で発見された出土品の中には、全国最大とも言われる塔心礎などもあったそうですよ。2016年の4月21日には、後世に伝えるための学習館がオープンしています。ちなみに、学習館の入館料は無料です。

5.相撲発祥の地と言われている腰折田

「相撲発祥の地」といわれる腰折田。垂仁天皇が臣下に力比べをさせたという記述が『日本書紀』に残されています。江戸時代になってから編纂された『大和誌』にも、力自慢の二人が決闘を行った場所という記述が見られるそうですよ。看板の前では、全国から訪れた相撲ファンが記念撮影を行っている姿も見られます。知る人ぞ知る穴場スポットです。

◎まとめ

香芝市は大阪府からの交通アクセスが良いことから、観光に訪れやすい地域です。香芝市は歴史ロマンあふれる観光地多いですが、自然の美を楽しめる地域でもあるので、どちらも織り交ぜた香芝市の旅行計画を立ててみてください。

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