大阪のベッドタウン、奈良県王子町でオススメしたい観光スポット

画像出典:アウトドア / PIXTA(ピクスタ)

大阪のベッドタウン、奈良県王子町でオススメしたい観光スポット

王寺町は奈良県の北部にある町。関西では、大阪市や奈良市へのアクセスが便利なベットタウンとして知られています。今回は大阪&奈良観光の拠点としても何かと便利な王子町にあるオススメの観光スポットを紹介します。

目次

大阪のベッドタウン、奈良県王子町でオススメしたい観光スポット

1.【王寺町観光】古墳を観に行こう!「畠田古墳」

王寺駅より徒歩約50分の道のりを経た場所にあるのが、7世紀初頭に作られたと言われている「畠田古墳」です。円墳で、その大きさは直径15m、高さ4m以上にもなります。古墳の石室は全長5.9m。中には2体以上が埋葬されており、一緒に金環や金銅製刀装具、ガラス玉などが入れられています。

奈良県といえばやはり古墳が多くあるイメージが強いと思いますが、畠田古墳もそのうちの一つとして、観光客が訪れます。しかし、実は王寺町は、奈良県内でも古墳の数が少ない地域といわれています。そのため、畠田古墳は珍しい存在として地域住民から重宝されています。ちなみに、通常であれば、複数の古墳が連なっているのが基本ですが、畠田古墳の場合は、単独で立地しているという珍しい形態であるのも特徴です。

2.【王寺町観光】王寺駅から徒歩5分。陶芸体験ができる「工房・水陶」

JR王寺駅から徒歩5分ほどのところに「工房・水陶」があります。陶芸に興味がある全ての人が気軽にその作り方を体験できます。駅から近いので、電車での観光にも便利ですし、手軽に本格的な陶芸が体験できるのも魅力です。体験コースは初心者用から、プロを目指す人用まで幅広くあります。工房・水陶で制作した作品は、焼いてもらう事ができるから、すぐには持ち帰れなくても、後から観光記念が自宅に届くというのも嬉しいところです。

陶芸体験は、個人から親子までたくさんの人が楽しめるようにコース分けされています。料金も1回3,000円前後とリーズナブルですから、家族で観光に行く時にもおすすめです。体験中は工房内にある冷蔵庫に、お茶やお菓子が用意されていて、利用者は自由に食べる事ができます。お弁当を食べるスペースもあるから、ピクニック気分も味わえます。

3.【王寺町観光】聖徳太子の愛犬に会える場所「達磨寺」

達磨寺は、聖徳太子の愛犬「雪丸」の石像がある事で有名です。名前からもわかるように、雪のように白く賢い犬だったと言われています。雪丸は王寺町のゆるキャラとしても人気です。真っ白なボディに鳥帽子をかぶり、奈良県王寺町観光広報大使として町を盛り上げています。達磨寺の雪丸を知らない人も、ゆるキャラで雪丸の事を知り、達磨寺に足を運ぶ人も増えるなど、寺の注目度を高めるのにも一役買っています。

達磨寺は王寺駅から徒歩でも10分ほどで行けますから、電車の観光にも便利です。途中に大きな看板があるから、初めてでも迷わずに行けるでしょう。本物の雪丸像は、とても可愛らしく静かに佇んでいます。雪丸像を見に達磨寺に訪れる人も多いので、是非雪丸に会いに行ってみてください。達磨寺はパワースポットとしても知られていますが、周辺はとても静かだからのんびりと散策できます。

◎まとめ

交通の便が良い王子町は、JR関西本線で大阪市⇔奈良市の途中にあります(近鉄生駒線でも行けます)。大阪から奈良へ足を延ばす際に立ち寄る形で観光するのがおすすめです。また、奈良県を代表する信貴山や生駒山も近いので、奈良県北西部を中心に観光したいなら王子町を拠点にすると何かと便利ですよ。

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