竜王町の観光スポット5選 歴史通も大満足のディープなスポットを紹介!

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竜王町の観光スポット5選 歴史通も大満足のディープなスポットを紹介!

竜王町は滋賀県の中央部にある町。町内にある景勝地をまとめた竜王八景のひとつ、鏡山は万葉の和歌にも詠まれている観光名所です。竜王八景のほか、町内には歴史を感じさせる寺社をはじめ、多くの史跡があります。そんな歴史薫る竜王町から5か所、おすすめの観光スポットを紹介します。

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竜王町の観光スポット5選 歴史通も大満足のディープなスポットを紹介!

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1.鏡神社

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鏡神社に祭神として祀られているのは、第11代垂仁天皇の時代に帰化した新羅の国の王子「天日槍(あめのひぼこ)」です。王子の家来であった者がここで業を起こす際に祖神として祀ったのが始まりと言われています。

こうした歴史がある鏡神社ですが、観光ポイントとしてより有名なのは源義経が元服するときに参拝した神社であるということ。神社の参道には、義経が烏帽子を掛けたと言われる「鳥帽子掛けの松」が今もあります。

2.苗村神社

苗村神社は竜王町にある有名な観光地で、社内にある西本殿は国宝に指定されています。この西本殿は鎌倉時代に建立されたもので、国狭槌命(くにのさづちのみこと)を祀っています。そのほか、神仏習合の佇まいを残す茅葺きの楼門には、門と同様に重要文化財である「木造不動明王像」が祀られています。

毎年4月20日には苗村祭、5月5日には端午の節句にちなんだ流鏑馬神事が行われるので、観光で訪れるならこうしたイベントに合わせるとより楽しめます。また、この神社では33年に1度式年大祭が行われており、当日には大勢の観光客が押し寄せます。なお次の開催は2046年なので、ぜひ観たいという方は首を長くし待ちましょう。

3.龍王寺

龍王寺が建立されたのは奈良時代。元明天皇の勅令を受けた行基によって造られました。当時は「雪野寺」という名前だったそうです。

観光の目玉は、小野時兼という人物が寄進したと言われる釣り鐘。火事の際に水を吹きだしたり、心がけの悪いものが突くと鳴らなかったり、雨乞いで祈ると雨を降らせたりと、摩訶不思議な逸話が残る梵鐘です。そんなエピソードもあってか、一条天皇から「龍寿鐘殿」の直筆の額を給わっており、その時「雪野寺」から「龍王寺」と名が改められました。現在その梵鐘は龍頭が白い布で覆われており、雨乞いの時のみ外すそうです。

4.鏡山

竜王町の西にそびえる鏡山。ハイキングの名所として人気があります。山頂近くには「龍王宮」があり、八大竜王の一角「摩耶斯竜神(まなしりゅうじん)」が祀られています。聖徳太子自ら観音像を彫り建立したという逸話が残る「雲冠寺(うんかんじ)跡」もあるので、ハイキングついでに立ち寄るといいでしょう。鏡山は万葉の歌にも度々登場する山です。俳句や漢詩の墨客の歌枕になるだけあって、趣と風情がありますよ。

5.道の駅「竜王かがみの里」

道の駅「竜王かがみの里」では、地元の食材を使った料理を味わうことができます。特におすすめなのが、レストランで提供している「近江牛」を使った料理。本場の近江牛を使った「近江牛カツランチ」をはじめ、ミニステーキが入った「竜王御膳」に「近江牛ハンバーグ」「近江牛ステーキ」など肉好きにはたまらないメニューがラインナップしています。その他、源義経にちなんだ「義経元服料理」など一風変わった趣向をこらしたメニューもありますよ。近江観光のお昼にでも立ち寄って見ましょう。きっと満足いくランチになるはずです。

◎まとめ

竜王町は京都に近かいこともあり、昔から公家や武家に縁のある観光スポットが点在しています。歴史の教科書では紹介されないようなディープな歴史を持つところが多いので、日本史に関する深い関心と知識がある方には特におすすめです。歴史探訪の旅がしたいなら、ぜひ竜王町に足を運んでみましょう。

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