【京都】愛宕念仏寺の観光情報|嵯峨の穴場スポットとは?

【京都】愛宕念仏寺の観光情報|嵯峨の穴場スポットとは?

愛宕念仏寺の観光情報をご紹介します!

愛宕念仏寺は、京都の中心部から少し離れた愛宕山の麓に位置する寺院です。愛宕神社参道の入り口であり、嵯峨野めぐりの始発点でもあります。

現在の地に移築されたのは大正時代ですが、お寺建立の歴史をたどると奈良時代にまでさかのぼります。歴史は長く緑に囲まれた寺院には、どんな魅力が隠れているのでしょうか?

目次

【京都】愛宕念仏寺の観光情報|嵯峨の穴場スポットとは?

愛宕念仏寺の観光情報①‐1200体の羅漢像とは?

愛宕念仏寺 観光

愛宕念仏寺が創建されたのは奈良時代。西暦にすると766年に称徳天皇によって創建されました。もともとは東山松原通にあり、現在の位置に移転したのは大正時代。その1000年の間にも何度も廃寺の危機や実際に廃寺となるなど興廃を繰り返していました。

戦後の時代になっても台風の被害を受けるなど受難が続きますが、1955年より再興事業が始まり現在の姿となっています。1981年より参拝者による羅漢象を彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」が始められ、以降1200体を超える数の羅漢像が奉納されています。

現在もこの表情豊かな羅漢像は愛宕念仏寺を代表する名物となり、参拝者の心の和として親しまれています。

愛宕念仏寺の観光情報②‐嵯峨は観光スポットの宝庫?

愛宕念仏寺 観光

愛宕念仏寺は前述にもある通り、愛宕山愛宕神社の参道に位置しています。嵯峨とは京都市右京区、愛宕山麓の南側を指す地名です。京都市街から少し離れているものの、この嵯峨にも数多くの寺社・観光スポットがあり散策路として人気があります。

3歳までに参拝すると生涯火事に合わないとされる「愛宕神社」、念仏寺より南側にある「嵐山」、後醍醐天皇・足利氏と縁が深く世界遺産に登録された「天龍寺」、天龍寺の北隣、縁結びのご利益で知られる「野宮神社」など見どころにあふれています。

嵯峨・嵐山近辺は電車も通っており、アクセスの便は抜群と訪れやすいのも特徴。室町時代から変わらない自然・緑が多めのエリアで、穏やかな京都観光をお楽しみください。

愛宕念仏寺へのアクセス方法

愛宕念仏寺 観光

愛宕念仏寺へのアクセス方法をご紹介します。最寄り駅は3か所、JR嵯峨嵐山駅・阪急嵯峨駅・路面電車の嵐山駅です。いずれも駅からは長い上り坂になっており、徒歩で行こうとすると1時間を要します。従って、駅からはタクシーを利用するのがおすすめです。
目安として、JR嵯峨嵐山駅からはタクシーで1000円ほどの料金で到着可能となっています。
 
車で訪れる場合、京都駅から約40分で到着します。駐車場は10台分。京都駅近辺からレンタカーを利用するのも良いでしょう。

◎愛宕念仏寺の観光情報まとめ

愛宕念仏寺は嵯峨近辺の寺社・名所を巡る「嵯峨野めぐり」の出発地点としても推奨され、嵯峨・嵐山観光では欠かせない寺社です。1200体の羅漢像はインパクトも抜群ながら、長い歴史の中で興廃を経験し困難の度に立ち上がってきたお寺です。

お寺の周辺も緑が囲み、京都の奥地の穴場パワースポットとしても堪能できるでしょう。さまざまな楽しみ方、さまざまな感じ方ができる不思議なお寺。ぜひ訪れてみてください。

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