名称:角島
住所:山口県下関市豊北町角島
公式・関連サイトURL:http://tsunoshima.info/
本州の最西端の町にして山口県最大の人口を誇る山口県下関市。下関には海にまつわる観光スポットから温泉や絶景の離島、歴史スポットや下関グルメなど、多種多様な観光要素がそろいます。三方を海に囲まれ海洋資源が豊かなのと同時に、古くから中国大陸や朝鮮半島とのアクセスがよく、交易の玄関口として発展してきた中国地方でも5本の指に入るおすすめの観光・経済都市です。今回はそんな山口県が誇る下関の絶対におすすめな観光スポットを紹介。次の大型連休は下関へ旅に出かけましょう!
目次
下関のおすすめ観光スポット決定版!1度の旅じゃ味わいつくせない
目次を閉じる
1.死ぬまでに一度は見たい下関の絶景「角島」
下関市街地から車で90~100分でアクセスできる角島は、近年「死ぬまでに一度は見たい日本の絶景」として知られる景色の素晴らしい島です。本州から島まで一直線に伸びる角島大橋の景勝はテレビCMで見たことはありませんか?
下関市街からはちょっと遠い感もしますが、北浦街道をググッと北上する道すがらは、海の景色も楽しめる良いドライブになるはずです。途中には津波敷温泉や道の駅「北浦街道豊北」など、観光には欠かせないお楽しみスポットも豊富で、寄り道をしながらのらりくらりと角島を目指せば、なかなか楽しい下関旅になりますよ。角島に着けば、エメラルドブルーの美しい海が出迎えてくれます。広大な海を臨む角島灯台公園や牧崎風の公園からの眺めが特におすすめ。島には宿泊施設はもちろん、キャンプ場もあって、下関市でアウトドア中心の観光をしたい人は絶対角島にいきましょう。
2.シロナガスクジラ、フグ、ペンギンを観光する「海響館」
下関市街地の中心部、関門海峡に面したところにある「下関市立しものせき水族館・海響館」。下関の中心部をメインにした観光なら、絶対に訪れてもらいたいおすすめ観光スポットです。海響館で見てもらいたいのは、シロナガスクジラの全身骨格標本と、下関を代表する魚・フグの展示。シロナガスクジラはその大きさ、フグは100種類以上という数と見た目の可愛らしさに驚かされます。
海響館はペンギンの展示もユニークで、2Fにはチリのアルガロボ島をモデルにしたフンボルトペンギン特別保護区が。自然な繁殖・営巣活動が観察できます。ほかにも亜南極に生きるペンギンをテーマにした水槽や直接触れ合える「ふれあい広場」というコーナーは子供が特に喜ぶので、ファミリーで観光する方はぜひ行ってみてください。
名称:下関市立しものせき水族館・海響館
住所:山口県下関市あるかぽーと6番1号
公式・関連サイトURL:http://www.kaikyokan.com/
3.下関と北九州市を結ぶ「関門海峡」と「関門橋」と「関門トンネル」
本州と九州に挟まれた関門海峡は、山口県・下関に来たら絶対に巡ってもらいたいおすすめの観光スポット。ドライブで楽しむなら関門橋を、歩いて楽しむなら関門トンネルを通って九州へ行くのがおすすめです。下関と一緒に門司を観光してもいいでしょう。
関門海峡沿いには下関ならでは観光スポットがたくさん。ここを中心に街巡りを楽しむのも手です。関門トンネルの入り口近くには源平が雌雄を決した壇ノ浦古戦場、海響館の近くには下関の海の台所・唐戸市場、そして向こう岸には北九州市の門司のレトロな港を望むこともできます。更に、彦島の方へ足を延ばせば、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした巌流島。高い所から関門海峡を眺めるなら火の山公園や海峡ゆめタワーもおすすめ。ここは夜景も綺麗です。
下関の関門海峡エリアの観光スポットは数を上げるとキリがないので、この辺りを巡るなら丸1日は時間をキープしておきましょう。
★関門エリアでの移動
下関駅から関門トンネルまでが歩いて1時間程の距離なので、のんびり観光を楽しむなら徒歩で各所を繋いでもいいかもしれません。JR下関駅の観光案内所ではレンタサイクルを貸し出してます。サクサク回りたい人はぜひ。更に楽したい人は駅前でレンタカーを借りて観光しましょう。
名称:関門海峡
住所:山口県下関市豊前田町3-3
公式・関連サイトURL:http://www.kanmon.gr.jp/
4.下関駅近くの「海峡ゆめタワー」で観光始め
下関駅から東へ徒歩10分でアクセスできる「海峡ゆめタワー」。下関の灯台をイメージして作られたメイン建築は高さ153m。最上階の展望台は地上143mです。展望台の形状がとても特徴的で、全面ガラス張りの球体になっているのがとても未来的な観光スポットです。
展望台からは巌流島から関門海峡、下関の町、北九州市の門司エリアとその先の山や海まで360度のパノラマ絶景が楽しめます。昼間も十分に素敵な光景が見られますが、夜の景色は町の灯りが綺麗でもっとおすすめです。時間は21時30分まで開いてます。また、海峡ゆめタワーは山口県初の「恋人の聖地」に認定されています。夜景は特にロマンチックなので、確かに恋人たちにはピッタリのロケーションです。28Fには縁結び神社が鎮座。ふたりでお参りをしていってください。
名称:海峡ゆめタワー
住所:山口県下関市豊前田町3-3-1
公式・関連サイトURL:http://www.yumetower.jp/
5.夜のライトアップも綺麗「赤間神宮」
赤間神社の場所は関門海峡沿い、海響館と関門橋のちょうど間くらい。朱に塗られた建物が美しく、本州最西端・下関ならではなのか、中国・朝鮮文化の影響も感じられます。安徳天皇を祀った神社として知られ、昔は「安徳天皇見御影堂」と呼ばれていました。
"今ぞしる みもすそ川のおんながれ 波の下にも都ありとは"
この歌は、源氏に敗れた平家、平清盛の妻・時子が安徳天皇と海へ入水する際に詠んだ辞世の句です。波の下の都へ入水したというイメージからか、竜宮城風の「竜宮造り」の設計が多く、神社にしては鮮やかな朱色と白のコントラストが見どころ。楼門水天門は確かに、絵本のうらしまたろうで見た竜宮城の入り口に似ていると思います。
境内には安徳天皇碑と平家一門の墓が。前身の阿弥陀寺は平家の亡霊に憑りつかれた『耳なし芳一』の舞台としても知られています。パワースポットとしても有名で、GWは「先帝祭り」の重要な場所となるそうです。さらに夜はライトアップされるので、夜の観光もオススメ。参拝自由に見ることができるので気軽に観光してみてください。
名称:赤間神宮
住所:山口県下関市阿弥陀寺町4-1
公式・関連サイトURL:http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/
6.2人の剣豪が決闘した「巌流島」
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した場所で知られる巌流島。正式には、「船島」という名の無人島ですが、決闘で負けた小次郎の名前にあやかって「巌流島」と呼ばれるようになったそうです。アクセスは下関の南、彦島から観光連絡船が出ていて、そこから10分程で訪れることができます。連絡船は結構揺れるので船酔いが酷い人は気を付けてくださいね。
島は公園として整備されていて、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘シーンを再現した銅像が建っています。GWには「しものせき海峡まつり」が開催され、リアルな決闘の再現も見られますよ。その他、園内からは関門海峡を間近に眺めることも可能です。
名称:巌流島
住所:山口県下関市大字彦島字船島
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/ganryujima/
7.毛利元就も一目置いた「住吉神社」
市街地から北に少し外れた場所にあるのが長門の国一宮・住吉神社。下関駅からなら車で20分くらいでアクセスできます。どちらかといえば、山陽新幹線の新下関駅の方がアクセスに便利です。
1370年に造られ進呈されたもので、室町時代の建物にしては少し変わった形をしています。階段を上がるとそれほど境内は広くはないですが、境内の楠の大きさには感動しますよ。神社ならではアンダーカラーと、拝殿や楼門の朱塗りのコントラストが上品で、とても綺麗な佇まいの神社です。拝殿は中国地方の雄・毛利元就が寄進したもので重要文化財に認定されています。宝物館には多数の宝物が展示され、見所が盛りだくさん。歴史好きでなくても十分楽しめる山口県が誇る観光地です。
名称:住吉神社
住所:山口県下関市一の宮住吉1-11-1
公式・関連サイトURL:http://www.genbu.net/data/nagato/sumiyosi_title.htm
8.下関ならではの歴史を感じる「みもすそ川公園」
みもすそ川公園は壇ノ浦古戦場の北側に広がる公園です。国道9号と関門海峡に挟まれた場所で、テレビのドラマの舞台になることも多いのだそうです。名前の「みもすそ川」は平時子の辞世の句に由来しています。園内には壇ノ浦の戦いをイメージした源義経と平知盛の一騎打ち銅像や、幕末の攘夷戦で使われた大砲の複製、他にも平時子の辞世の句を載せた碑もあります。おすすめの風景は、斜め下から見上げる関門橋。これがまた圧巻で素晴らしいです。解放感があって晴れた日は気持ちよく観光できます。
名称:みもすそ川公園
住所:山口県下関市みもすそ川町1番
公式・関連サイトURL:http://www.kanmon.gr.jp/areamap/seen/hinoyama/h_05.php
9.温泉にも浸かれる道の駅「蛍街道西ノ市」
下関市の中東部、豊田町にあるのが道の駅「蛍街道西ノ市」です。海のイメージが強い下関ですが、ここは内陸部のおすすめ観光スポットです。西ノ市温泉「蛍の湯」も併設されていて、グルメからお土産、地元特産品、温泉まで観光の醍醐味が一同に揃っています。
豊田町は昔懐かしい田園風景が広がる下関のカントリーサイド。蛍の里としても知られる農村集落は、リバーサイドとはまた違った情緒が感じられます。道の駅では、そんな豊田の鮮度のいい地産野菜をリーズナブルな価格で買うことが可能です。周辺には下関で一番高い山・華山(713.3m)があるので、こちらも観光していってください。
下関市街地からのアクセスは、中国自動車道経由小月料金所で下車。国道491号を北へ進みます。40~50分で着きます。
★その他の下関市豊田町周辺の穴場観光スポット
●徳仙の滝
華山を少し登ったところにある滝。夏に訪れるととても気持ちがいい穴場的な自然観光スポットです。
●狗留孫山・修禅寺
「狗留孫(くるそん)」と読みます。豊田町から西へ行ったところにあり、山の8合目にある寺で日本海を臨むことができます。
●長正司公園の大藤棚
豊田町中心部の北側にある公園で、5月初旬になると藤が見頃を迎えます。夜には提灯でライトアップされ、とても幻想的な藤棚が見られます。穴場的観光スポットです
●石柱渓
蛍街道西ノ市から北東方向へ行ったところにある景勝地。滝がたくさんあります。秋になると紅葉が綺麗で、観光するなら11月の紅葉祭りの頃に行くのがおすすめです。
名称:道の駅 蛍街道西ノ市
住所:山口県下関市豊田町大字中村876-4
公式・関連サイトURL:http://www.toyota-hotaru.com/
10.宮島ではなく下関の「嚴島神社」
下関駅から北へ徒歩15分でアクセスできる嚴島神社。宮島の厳島神社とは別の神社で、正式には長門国嚴島神社と言います。安徳天皇に縁が深い神社です。長州藩の有名な志士、高杉晋作が活躍したエリアとしても知られていて、第二次長州征伐令の際はこの嚴島神社で戦勝祈願をしたと言われている、山口県の穴場歴史観光スポットです。
名称:厳島神社
住所:山口県下関市上新地町1-1-11
公式・関連サイトURL:http://www.itsukushimajinja.jp/index.html
11.瀬戸内海が一望できる「華山」
華山は下関市の内陸部に鎮座する標高713.3mの山。山頂から西南西約500m付近には、仲哀天皇の殯葬所という穴場スポットもあるので合わせて観光してみてください。四季折々の色鮮やかな草木が見もので、春にはツツジが咲き乱れます。山頂からは瀬戸内海が望めますよ。崋山の周辺にはおすすめの観光スポットたくさんあって、道の駅「夢街道西ノ市」や、近松門左衛門生誕の地の石碑、神上寺山門、木彫りの仁王様など素晴らしい歴史史跡に溢れています。
アクセスは、下関市街地から車で約1時間かかります。高速道路を経由できますが、観光なら関門海峡や歴史地区・長府の城下町が眺められる国道9号から北上するのがおすすめです。
名称:華山
住所:山口県下関市豊田町江良
公式・関連サイトURL:http://www.geocities.jp/houshizaki/gesan.htm
12.毛利長府藩の名残「城下町長府」
城下町長府は下関の関門橋からもう少し北東へ行ったところにある歴史観光エリアです。毛利家長府藩の武家屋敷や文化財が残された城下町で、今も江戸時代の雰囲気が薫る街並みを散策できます。エリア内には寺社仏閣から博物館や美術館などの各種ミュージアム、城跡や小路など、歴史の風が吹く観光スポットがたくさんあります。長府庭園や功山寺は秋の紅葉が見事なので、時期が合えばぜひ訪れてみてください。
アクセスは、車なら下関駅から国道9号を北上して20分くらい。電車で行くなら山陽本線長府駅で下車して国道2号を南下するアクセスもあり。いずれも徒歩だとちょっと遠いので、レンタカーやレンタサイクル、その他公共交通機関を利用して目指しましょう。
名称:城下町長府
住所:山口県下関市長府
公式・関連サイトURL:http://www.chofukankou.com/
◎まとめ
山口県下関市のおすすめ観光地を12ヶ所紹介しましたがいかがでしたか?海の町のイメージが強いですが、内陸側にも面白そうな観光エリアがあって、1泊では味わいつくせない魅力にあふれてそうですね。下関は海の観光と里山の観光の両方、さらに歴史も充実した珍しい町なので、1度訪れただけでは楽しみ尽くせません。2度3度訪れても新しい魅力が次々と見つかるので、行ったことがる人もそうでない人も、次の連休は山口・下関を旅してみませんか?
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル
skyticketならこんなにおトク!