会津若松で行きたい!おすすめの観光スポット34選

会津若松で行きたい!おすすめの観光スポット34選

福島県の会津地方にある会津若松は、会津若松城や歴史的な名所が多い人気の観光地。他にも東山温泉や酒造などもあり、風情溢れる町歩きもゆっくり楽しめます。今回は、会津若松市を中心に会津地方の観光スポットについてご紹介します。きっと、「会津若松にこんなに観光スポットがあったの?」と驚くことでしょう。

会津若松市内の観光めぐりには、周遊バスの「ハイカラさん」が便利。周辺エリアは福島駅からレンタカーも利用してみてくださいね。

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会津若松で行きたい!おすすめの観光スポット34選

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1.会津若松城

会津若松城 鶴ヶ城

数多くの観光スポットがある会津若松ですが、やはり真っ先に取り上げるべきは、この「会津若松城」でしょう。会津若松のシンボルとってもよい「会津若松城」は、多くの観光客が訪れる、会津若松のシンボル。別名である「鶴ヶ城」の名でも有名なこの城は、5層7階建ての優美な白い天守閣で知られています。

築城は14世紀にまでさかのぼります。当初は陸奥国の戦国大名である葦名(あしな)氏の居城でしたが、その後独眼竜として有名な伊達政宗が移り、この地を居所とします。関ケ原の戦い後、徳川家康率いる東軍に味方した戦国武将である蒲生氏郷が移りました。「鶴ヶ城」という名称は、蒲生氏郷の用命と家紋が由来です。

戊辰戦争の際、明治政府軍からの砲弾でその大半を損傷しましたが、現在は修繕も終え、白亜の美しい姿を私たちにみせてくれています。内部は資料館として利用されており、興味深い展示品がたくさんあります。

周辺は美しい木々でおおわれた会津若松有数の散歩コース。春には桜、秋には紅葉が広がり、これを目当てに多くの観光客が会津若松に訪れます。この「会津若松城」を見なくては、会津若松観光が始まらないと言っても過言ではないでしょう。

2.会津武家屋敷

会津武家屋敷

JR会津若松駅からバスで15分ほど乗ったところにあるのが「会津武家屋敷」です。会津武家屋敷は、江戸時代末期、会津藩第9代藩主松平容保(かたもり)の家老を務めていた西郷頼母(たのも)の屋敷を中心に、陣屋や茶室、資料館が立ち並んだ観光地。

会津武家屋敷 御成の間 容保公接見

広大な家老屋敷の中には、藩主が頼母を訪問した際、頼母が容保に会っている様子を描いた「謁見の間」、家老が寝室として使用していた「奥の間」、家老が客人と会うときに使った「客待(きゃくたい)の間」などがあり、精巧にできたロウ人形が当時の様子を再現しています。また、江戸時代までの会津若松の人々の暮らしを紹介した展示物や、西郷頼母が菅原道真公を祭った会津天満宮があります。

歴史的に興味深いものがたくさんあるので、会津若松の観光で訪れる価値ありです。ほかにも、時代衣装を着て写真撮影をしたり様々な体験コーナー、お土産店舗が並びます。会津若松観光に来たなら、ぜひお立ち寄りください!

3.会津藩校日新館

会津藩校日新館

JR会津若松駅よりタクシーで15分ほどの場所にある日新館は、会津藩士の上級武士の子弟たちの学び舎だったところです。今では会津若松の観光スポットとして多くの観光客が訪れます。

会津藩では、武士の子供たちは10歳になると、この日新館に入校することになっていました。学ぶ内容は武士の子弟らしく、刀剣や弓の使い方、武具を付けたままの水泳、鉄砲や大砲などの扱い方や練習を行う砲術訓練などでした。もちろん、身体を動かすばかりではなく、座学もあったようです。中国の古典の素読や天文学、医学、また武士のたしなみとしての書などが行われました。

そして、日新館で学ぶ者には厳しい掟があり、これを守っていました。会津若松の日新館は戊辰戦争の戦火のなかで焼失してしまいましたが、昭和60年に完全復元されました。現在ではここ会津若松の弓道場において弓術大会が開催されたり、坐禅や茶道などの体験ができたり、会議室や宿泊施設の利用ができたりと、会津若松に訪れる人々の幅広いニーズに応えています。

4.白虎隊十九士の墓

飯盛山 白虎隊十九士の墓

会津若松インターチェンジより車で約15分の所に「白虎隊十九士の墓」があります。「白虎隊十九士の墓」は会津若松の悲劇の山・飯盛山にあります。戊辰戦争では、物量に勝る明治新政府軍に対し、会津は藩を挙げて戦いに挑みました。多くの藩士が戦いに投入されましたが、その中には16歳~17歳程度の男の子たちで編成された「白虎隊」もありました。当初、白虎隊は予備戦力として考えられていましたが、圧倒的な戦力で迫る新政府軍に対応するためにやむを得ず戦線に投入されていきました。

戦闘を逃れた少年たちは、負傷者を抱えながら会津若松の飯盛山に落ち延びます。ところが、山から見えるのは、燃え盛る会津若松の町と城でした。少年たちは、この戦が負け戦であることを知り、生きて敵に捕まって生き恥をさらすより、自決する道を選びます。こうして総勢20名もの少年のうち、1人の生存者を除いた19人が亡くなりました。

飯盛山にはその少年達の墓が会津若松城に向って並んで建っており、今もたくさんの観光客の方がお線香を手にして両手をあわせています。時代の変動期を生きた人々に想いをはせるきっかけとなる会津若松の観光スポットです。

5.白虎隊記念館

白虎隊記念館

白虎隊を知りたい人に、ぜひとも行っていただきたい会津若松の観光スポット「白虎隊記念館」。ここは、殉死した白虎隊員たちが眠る飯盛山山頂に向かう石段のそばにあり、白虎隊士の資料を中心に、新撰組の資料や新政府軍の武器などが展示されています。

白虎隊士の生い立ちなどのほか、白虎隊に関するビデオを使った説明もあり、歴史にあまり縁のない観光客の方にも幕末や会津若松の白虎隊について興味深く学べます。周囲にはお土産屋さんも多くあるため、会津若松観光のお土産を記念に買うこともできますよ。記念館での見学同様、お買い物も楽しんでくださいね。

6.旧滝沢本陣

旧滝沢本陣

会津若松インターチェンジから車で約15分。会津若松の「旧滝沢本陣」は、もともとは会津藩主が参勤交代のため江戸との間を行き来したり、領内視察のため休憩する際に使用されていました。戊辰戦争の際には本陣がおかれ、藩主松平容保はここで全体の指揮をとっていました。

現在も当時使われていた主屋や座敷が残されており、国の重要文化財に指定されています。会津若松で活躍した武士たちの息遣いが聞こえてくるような観光スポットです。

7.福島県立博物館

福島県立博物館

会津若松だけでなく、福島県のことが知りたいあなたには「福島県立博物館」をおススメします。福島県立博物館は、福島県や会津若松に人が住み始めた原始時代から現在に至るまでの経緯が、ジオラマ形式でわかりやすく解説されている観光スポット。自然や民俗、生活、宗教など、様々な切り口で紹介されています。

館長の赤坂憲夫氏は「東北学」の提唱者として知られる有名な民族学者。体験する機会も多く取り入れているのが特徴で、赤坂氏の司会で行われる月1回の館長講座や、考古学・民俗・自然史などに関する講座が開催されています。楽しみながら福島や会津若松への理解を深められる観光スポットです。時にはこんな休日もいいですね。

8.御薬園

御薬園

会津若松の「御薬園(おやくえん)」は、歴代の会津藩主に愛されてきた庭園。歴史は長く、戦国時代の大名として会津若松の地に一時代を築いた葦名盛氏(あしな もりうじ)が別荘として建てたのが始まりと言われています。その後、伊達氏、蒲生氏など数々の大名の変遷を経て、会津藩祖とされる保科正之が、それまで荒れ果てていた庭園を整備し保養所として用いるようになったのです。

戊辰戦争の際には新政府軍の療養所として使われるなど、数奇な時代の運命にあいながらも、その後は国史跡に指定されて現在に至っています。会津若松を代表するこの庭園は約17000平方メートルの敷地。中央に「心」という字をかたどった池を中心に、300年ほど前に建てられた数寄屋、茶屋などが配置されているほか、大自然をイメージして作った「男滝」と「女滝」、庭園の至る場所に置かれた石灯篭があります。

池の周囲には歩道が整備され、観光客への配慮にあふれています。ゆっくりと一周しながら美しい庭園の風景を存分に堪能できる御薬園。会津若松で優雅な気持ちに浸りたいならぜひ訪れてください。

9.さざえ堂

さざえ堂

「さざえ堂」は、珍しい形をしていることで有名な会津若松の観光スポット。お堂の中には西国三十三観音像が設置されており、会津若松に来た観光客はこの観音像へ参拝するのが定番となっています。驚くべきは観音像の置かれた場所。なんとお堂の内部にあるらせん階段に沿って観音像が置かれているんです。

しかも、このらせん階段は二重構造になっており、上りと下りの階段は別になっています。人とぶつかる心配もなく、歩みを進めながら参拝できます。建立したのは、当時、飯森山にあった正宗寺の「郁堂(いくどう)」という僧侶。この構造を考えついた発想の豊かさと、それを形にする日本建築の技術を高さには驚きを隠せません。会津若松観光の思い出に写真をたくさん撮りたくなるスポットです。

10.茶室麟閣

鶴ヶ城 茶室麟閣

この「茶室麟閣(りんかく)」は、会津若松城を築城した蒲生氏郷によって会津若松に建てられた茶室。安土桃山時代、茶道の大家であった千利休が豊臣秀吉の怒りにふれ、秀吉の命により切腹に処せられてしまいます。茶道の衰微を惜しんだ氏郷が、利休の子である少庵を会津若松に招いて建立したのがこの茶室です。

会津若松の鶴ヶ城公園内にあるので、お城の観光が終わったあとにぜひお立ち寄りください!お茶に興味のある方なら必見の、会津若松の観光スポットです。

11.野口英世青春館・会津壹番館

野口英世青春館・会津壹番館

出典: Asacyan (CC BY-SA 4.0)

野口英世は福島県出身の細菌学者。その功績は広く世界に認められていますが、そんな野口英世が医師の道を志すきっかけになったのが、幼少のころに負った手の大やけどでした。やけどのためくっついてしまった指を治す手術を行ったのが、ここ会津若松の「会陽医院」です。

「会陽医院」は現在、「野口英世青春館・会津壹番館」として観光客が多く訪れるスポット。「会陽医院」の建物そのものが使われており、1階は自家焙煎コーヒーと手作りケーキセットなどがあるカフェ。2階は記念館になっており、在りし日の野口英世がしのばれる資料が展示されています。若き日の野口英世が大志を抱くきっかけとなった会津若松の思い出の館。素通りできない、会津若松の観光スポットです!

12.手作り体験ひろば番匠

せっかく会津若松に観光へ訪れたのであれば、心に残るものを作ってみませんか?「手作り体験ひろば番匠」では、「赤べこ」作りを体験することができます。「赤べこ」は会津若松地方を代表する民芸品で、古くから厄除けや縁起物であるお守りとして親しまれてきました。

指でチョコンと押すとゆらゆらと頭が揺れるその姿は、なんともかわいらしいものです。土産物屋に行くと必ずといっていいほどみかける「赤べこ」ですが、大事なあの人に、自分で作った「赤べこ」をお守りとしてプレゼントするのもいいかもしれませんね。

体験作りできるのは赤べこだけではありません。会津塗りペン立てや会津切り絵など、工芸品を活用して普段使いの小物を作ることができます。ぜひ、会津若松の観光の思い出に体験コーナーで会津工芸にチャレンジしてみてくださいね!

13.七日町通り

会津 七日町通り

「七日町通り」は会津若松の中心市街地にあり、古くから商店が軒を連ねる繁華街として賑わいをみせてきました。昭和30年代には全盛期を迎えた「七日町通り」も、全国で見られる「産業の空洞化」の流れに抗うことはできず、一時は人が離れていきました。しかし、その大正ノスタルジーあふれる雰囲気が再評価され、現在は観光客も訪れるなど活気をとり戻しています。

この「七日町通り」には漆器店、酒造店、反物店など、会津若松に古くからある商店が立ち並び、一度は立ち寄ってみたいお店ばかり。建物も趣があるので、会津若松観光のついでに散策するだけでも楽しめます。会津若松の雰囲気と魅力を、肌で感じ取ってみてくださいね!

14.東山温泉

東山温泉 会津

張り切って会津若松の観光をした後、ちょっと体を休めたくなったら温泉はいかがでしょうか。「東山温泉」は、会津若松市中心部から車でわずか15分程度の距離にあり、古くから会津藩士の湯治場として、また、明治以降は会津若松の奥座敷として多くの観光客が訪れる温泉街です。

発祥はなんと天平年間、8世紀前半のころであるといわれています。山形県の湯野浜温泉、上山温泉とともに、奥羽三楽郷と一つとして並び称されるほどの名湯。泉質は、硫酸塩泉でとてもサラサラした湯ざわりです。皮膚病や切り傷など様々な薬効があるとされています。会津藩士もよく利用したという東山温泉。会津若松の観光地巡りで疲れた身体を癒してください!

15.鶴ヶ城会館

会津若松の鶴ヶ城会館は「つるかん」の愛称で知られる老舗のお土産物屋さんで、会津若松を旅する観光客なら外せない観光スポットです。場所は会津若松城の目の前。北出丸という、北につきだしたような城の縄張りのそばにあります。

お土産物屋といっても、ただのお土産物屋ではありません。まず驚くのは、その大きさ。一般的なお土産屋と聞いて想像するよりもはるかに大きいのです!真っ白な外観は、大きな建物の存在感をより大きなものにしていて、観光客を圧倒します。

こちらでは会津若松ならではの名産品や工芸品、食べ物やお菓子を取り扱っています。また、日本酒や漆器、会津地方を代表するグルメで全国的にも有名な喜多方ラーメンコーナーなどもあり、どこから見ていけばいいか悩んでしまうほど。まさに、会津若松の魅力がギュッと詰まったお土産屋さんと言えるでしょう。

食事処としても充実した内容を誇ります!「食事処・二の丸」では、カレーやてんぷら、うどんなどのほかに、会津の大地が作り出すおおいしい蕎麦や、会津若松のB級グルメである「ソースカツ丼」、会津若松の代表的郷土料理である「わっぱ飯」などがそろっています。

また、会津若松の新鮮な牛乳を使った手作りジェラートがおいしい「手造りジェラート工房」は高校生や女性に大人気!ちょっとだけコーヒーでも飲んで観光で疲れた体を休めたい、という方にはコーヒーショップ「オープンカフェ・ボイド」がおすすめです。

さらに、体験コーナーも充実。会津若松の民芸品として有名な赤べこや起き上がり小法師などに絵付け体験ができます。会津若松観光の思い出に、世界で唯一の、かわいらしい赤べこを作ってみてください!観光客にとって、頼れる存在の観光スポット「鶴ヶ城会館」。会津若松に来たらぜひ立ち寄ってみて下さいね。

16.白木屋漆器店

会津若松の地方は、日本有数の漆器の産地としてとても有名です。会津漆器の歴史は古く、時は戦国時代にさかのぼります。豊臣秀吉により会津地方にやってきた戦国武将である蒲生氏郷により始まったとされています。

会津若松の中心部に位置する「白木屋漆器店」は、古くから漆器の製造と販売に携わってきた老舗のお店。国内外の展覧会などで受賞を重ね、今や、会津漆器といえば「白木屋漆器店」といってよいほどの有名店です。創業は、なんと約300年前!重厚な外観の建物に入ると、そこは数々の漆器が陳列されており、江戸時代から会津若松で連綿と続く店のたたずまいには、歴史と趣が感じられます。

店内には常時1000点もの漆器を取り揃えており、品質の高さは屈指のもの。観光客がお土産に買っていくのも納得。お箸やお椀、重箱、さらには茶道の際に使用する器などもあり、漆器の中でこの店に足りないものはないと言えるでしょう。なお、難有りコーナーもあり、自宅での普段使い用に購入するのもおすすめです。

店内の一部は資料館となっており、漆器の制作工程や道具などを紹介。会津若松観光のついでに訪れる価値があります。普段使いに、贈答用に、ぜひ。会津若松が誇る会津漆器を見に来てください。

17.末廣酒造 嘉永蔵

末廣酒造 嘉永蔵

会津若松は酒造りでも有名です。お酒が好きな方はもちろんのこと、そうでない人も必ず楽しめる会津若松の観光スポットが、この「末廣酒造 嘉永蔵」。なんとこの「末廣酒造 嘉永蔵」は、日本経済新聞の特集記事「日経プラスワン」で、「訪ねて楽しい日本酒の蔵元」として第一位として評価されたことのある会津若松の観光スポット。1850年に会津若松で創業以来、様々な名酒を作りあげ、伝統ある会津のお酒を伝えてきました。大きな吹き抜けのあるエントランスホール、仕込み蔵、釜場があり、日本酒が作られるまでの過程を見ることもできます。

こちらには、蔵人さんがガイドしてくれる無料の見学ツアーもあります。お酒ができあがるまでの工程をじっくり知ることができるので、会津若松観光の思い出も深まります。「おいしい酒を造りたい!」という思いひとつで、一生懸命、会津若松で長年酒づくりに専念してきた職人さんたちの姿に、心を打たれる思いがします。

見学が終わった後は、カフェでゆっくりとされてはいかがでしょう。酒造カフェ「杏」では、日本酒を含んだシフォンケーキや仕込み水を使ったコーヒーなど、ここでしか味わうことができないメニューを楽しむことができます。使用している蔵も、明治時代に作られた歴史あるもの。趣と上品なたたずまいに心が休まります。会津若松観光をする人であれば、ぜひ一度は訪れてみたい観光スポットです。

18.磐梯観光船(桧原湖観光船・猪苗代観光船)

桧原湖 裏磐梯島巡り 磐梯観光船

磐梯山(ばんだいさん)は、会津若松市の北東約20kmに位置する標高1800mの活火山。今から100年以上前、明治時代の大噴火で山体の大部分が吹き飛んでしまい、今のような特徴的な形になりました。

この噴火により形成されたのが、桧原湖(ひばらこ)です。「桧原湖観光船」は桧原湖を、船でゆったりと遊覧してくれます。

猪苗代観光船

一方、猪苗代湖も福島県を代表する観光スポットのひとつ。日本有数の透明度を誇り、飲料用水や農業用水としてだけではなく、マリンスポーツのメッカとしても有名です。

猪苗代観光船の遊覧コースは「翁島コース」「秘境!赤崎めぐり」など、約15~90分の4コース。磐梯山は、猪苗代湖側と、その反対側にある桧原湖側から見る光景が全く異なるので、両方の湖とも遊覧してみることをおすすめします。

19.漆器工房 鈴武

会津若松が誇る会津漆器。せっかく会津若松に観光旅行に来たのなら、漆器づくりで思い出を作ってみませんか?「漆器工房 鈴武」では美しい選りすぐりの漆器を取り揃えているほか、漆器づくり体験ができます。

こちらの蒔絵体験教室では作成する製品によって4つのコースに分かれており、誰でも気軽に漆器づくりにチャレンジOK。絵柄や文字を下書きするところから自分の手でできるのでやりがいがあります。日本の伝統工芸を深く知ることができるせっかくの機会です。ぜひ一度、挑戦してみてください!会津若松観光のよき思い出になることは間違いなしです。

20.小澤蝋燭店

会津若松は漆器で有名ですが、漆器の原料となる漆の木からはロウをたくさん採ることができます。このロウを使った蝋燭(ろうそく)作りで有名な会津若松のお店が「小澤蝋燭店」です。

蝋燭に描かれた美しい絵は、もちろんすべて職人の手によるもの。あまりにも鮮やかな絵柄は、それだけでもじっくりと鑑賞する価値があります。主に、婚礼用や儀式などの際に用いられる美しい蝋燭なので、火をつけるのがもったいないくらいです。会津若松の観光のお土産にぜひ買いたいですね。室内に飾っておくだけで、部屋の雰囲気を変えてしまうほど素晴らしいのが、ここ「小澤蝋燭館」の蝋燭です。ぜひ、立ち寄ってみてくださいね!

21.ロマンこけし 斎藤工房

こけしといえば会津若松をはじめとして東北地方で有名な工芸品のひとつですが、この「ロマンこけし 斎藤工房」では、様々なこけしやだるま作りを体験することができます。昔ながらのこけしのほか、ちょんまげ姿のこけし、ユーモラスは表情をしただるまなど、たくさんのこけしやだるまに、思わず吹き出してしまいそうです。

手作り体験は約1時間で1000円程度と、気軽に参加できます。できあがった作品はもちろん持ち帰れます!会津若松観光のおみやげに、ぜひどうですか?

22.会津町方伝承館

会津若松市役所の北に位置する「会津町方伝承館」は、会津若松の観光情報や会津の伝統工芸品の販売をしているほか、レンタサイクルの貸し出しなども行っている、観光客にはとっても嬉しい観光拠点です。漆器や赤べこ、絵蝋燭、こけし、木綿など、会津若松を代表する工芸品が一堂に会し陳列されており、効率よく観光のお土産物をさがしたいという方にもとても便利。

また、ボランティアガイドさんがついて、会津若松の社寺や歴史のゆかりある場所を紹介する「駅からなちなか歴史散策」のコースにもなっています。このコースは参加料無料で、散策中に離脱したり復帰することも自由。気軽に利用できるので、会津若松観光に来たならこれに参加しないのはもったいないですよ!

2階は会津若松ゆかりの画家や芸術家の方による絵画などが置かれる自由なギャラリースペース。レンタサイクルの台数には限りがあるので、利用したいなら早め予約しておきましょう。レンタサイクルは会津若松以外にも鶴ヶ城、飯盛山、御薬園でも利用できます。

利用時間は9時~16時まで。料金はなんと、1日乗ってもたったの500円!乗り終わった自転車は各ステーションのいずれかに返却すればよいので、時間のあまりない観光客の方や効率的に会津若松観光をしたいたい方にはとっても便利です!この「会津町方伝承館」に来れば、何かいいことがありそう!そんな観光客の強い味方ともいえる観光スポットです。

23.駅カフェ

会津 駅カフェ

会津若松の観光スポットの散策に疲れたら、コーヒーでほっこりしていきませんか?「駅カフェ」は、会津若松中心部「七日町通り」のJR七日町駅内にあるカフェです。

会津若松の名水を使ったコーヒーや紅茶、メロンソーダやジュースをはじめ、ケーキセットやマフィンセットなどの軽食もとることができるので会津若松の観光中の休憩にぴったり。また、会津若松のみならず、会津地方の他町村のアンテナショップとして、観光情報や代表的な伝統工芸品なども置いてあります。

ここにくれば、会津若松以外にも魅力的な町村がたくさんあることに気付くことができるのではないでしょうか。「ちょっとコーヒーでも飲んでいかない?」なんて、友人や家族を誘うのもよさそう。会津若松観光の合間に、ぜひ訪れたい観光スポットです。

24.山中煎餅本舗

山中煎餅本舗

会津地方は、良質なお米屋お醤油の宝庫。これを原材料にして作られるお煎餅が、おいしくないわけはありません。今回紹介する「山中煎餅本舗」は、創業110年を誇る会津若松の老舗のお煎餅やさんです。こちらのお店で扱うお煎餅は、会津若松名産の「たまりせんべい」。平たくした下地を天日に干し、レンガ窯でじっくりと焼あげ、仕上げはたまりしょうゆ。一枚一枚、職人さんが丁寧に作り上げていくそのお煎餅の味わいは、なんとも味わい深く、言葉には言い表せられないほどのおいしさです。 

こんなおいしいお煎餅、自分で作ってみたいと思いませんか?こちらのお店では、ひとり500円でせんべい焼きの体験ができるのです!普段私たちが何気なく食べているお煎餅を自分で作ってみると、また新たな発見がありますよ。お子様連れならなお、楽しめることでしょう。もちろん、できあがったお煎餅はご自分で食べて頂けます。作って楽しい、食べておいしい。1度で2回うれしい会津若松の観光スポットです。

25.強清水湧水

強清水湧水

お米やお酒など会津若松にはたくさんのおいしい食べ物がありますが、そのようなおいしい食べ物ができるには、優れた食材が必要です。そして、優れた食材に不可欠な要素の一つが、きれいな水。

会津若松が誇る名水の一つが、今回紹介する「強清水湧水(こわしみずゆうすい)」です。「強清水湧水」は、会津若松の東方、猪苗代湖に通じる道のそばにあり、「会津磐梯山は、宝の山よ…」というフレーズで有名な福島民謡「会津磐梯山」の中にも登場する名水です。

今もこんこんと尽きることなく会津若松で湧き出る清水を口に含むと、会津地方にこれだけのおいしい食べ物が集まっている理由がわかります。強清水湧水は、清らかな気分になれる観光スポットです。

26.まなべこ

まなべこ

「まなべこ」は、会津若松の文化や伝統など、会津にまつわるたくさんの事柄について多くの人に知ってもらおうと様々な展示物や体験コーナーが設けられている観光スポットです。

展示品を見てみると、古い出土品や地図、当時の人々の暮らしぶりなどが手にとようにわかりやすく理解できることでしょう。特に、子供向けに丁寧に解説してあるので、会津若松に初めて来られた観光客の方が会津若松を知るためには、絶好の観光スポットになっています。入場は無料!どなたでも気軽に入ることができます。ぜひ、気軽に訪問したい観光スポットです。

27.元祖輪箱飯 田季野

輪箱飯(わっぱめし)とは、檜などの木材を用いて作った弁当箱の中に入れた弁当のことです。ここ会津若松で、古くから輪箱飯専店として営んできたのが「元祖輪箱飯 田季野(たきの)」です。その豪壮な建物は、会津西街道にあった糸沢陣屋の建物を現在の場所に移築したものですが、観光中に建物を見るだけでも田季野を訪れる価値はあります。

田季野の輪箱飯は、ぜんまいや鮭、カニやキノコといった旬の食材を具としており、長年の伝統と歴史を感じることができます。また、輪箱(わっぱ)が放つ木の香りが食欲をそそります。輪箱飯のほか、お吸い物や単品料理、懐石料理もあります。せっかく会津若松へ観光に来たのなら、一度はこのような場所で食事をとってみたい!そんなふうに感じさせる観光スポットです。

28.鶴我

馬の肉は高タンパクでありながら低カロリー、かつ、低脂肪で、若い女性にも人気の食材として注目を集めています。しかし、馬肉は1頭あたりの馬からとることのできる肉が少なく、貴重な肉。そんな馬肉の中でも、特に最上級の馬肉を食べることができるのが「鶴我」です。最高級の馬肉をふんだんに使ったたくさんの料理を楽しむことができるほか、会津若松ならではの郷土料理も味わえます。

ここ会津若松にある本店のほか、福島県郡山、そして東京にも店舗があるため、観光で会津若松に訪れたことがなくても食べたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。しかし、やはり本場で食べたいもの。この会津若松の本店では、新鮮な肉を趣のある店内で食べることができます。なかなか食べる機会のない馬の肉。会津若松へ観光で来たらぜひ食べにきてくださいね!

29.渋川問屋

渋川問屋

これはもう、会津若松の観光地といってもよいでしょう。会津若松の目抜き通りである「七日町通り」沿いにひときわ目を引く2階建ての重厚な木造建築。この建物は、もとは海産問屋として120年以上もの歴史を持つそうです。

「大正浪漫 渋川問屋」はこの建物を生かし、会津若松の郷土料理とともに宿泊もできる宿です。建物の中はレトロながらも重厚な雰囲気に包まれており、商いでにぎわった当時の様子が偲ばれるようです。レストランや大広間、中庭や庭園もあり、その中で食べる料理は、また格別の味。メニューは、海産物や肉をメインにしたコース料理。別館は、明治時代に作られた蔵を生かした客室と図書室になっています。

こじんまりとしつつも優雅で趣のある部屋に、訪れた人はきっと魅了されてしまうことでしょう。部屋は、和室1部屋の「つばきの間」「きくの間」、2つの和室をもつ「ふじの間」という3部屋。大正時代かのような空気が流れている「大正浪漫 渋川問屋」。タイムトリップしたような気分になること間違いなしです!

30.めでたいや

会津若松でかつ丼といえば、ごはんの上にキャベツを乗せ、さらにその上にソースのかかったとんかつを乗せるというスタイルが当たり前。これこそが、会津若松名物「ソースかつ」。長年、会津若松の地元民に愛されてきた味覚を楽しむことができる観光スポットが、この「めでたいや」です。

「めでたいや」のソースカツは、リンゴの風味を生かした甘目のテイストが特徴的。きゃきしゃきとしたキャベツが、とんかつのジューシーさをうまく中和してくれて、ごはんを食べる手が止まりません。その他、ラーメンや唐揚げ定食、オムライス、餃子やシュウマイなどのメニューも充実。観光スポット巡りでお腹の空いたあなたを満足させてくれることは間違いありません!

お店は鶴ヶ城や御薬園などの有名な観光スポットにほど近くにあり、観光地巡りの途中に立ち寄るのに便利な場所にあります。会津若松に行ったら一度は食べに行きたい!と思わせるような観光スポットです。

31.会津 満田屋

会津 満田屋 みそ田楽

観光中、小腹が空いたら ”みそ田楽” はいかがでしょうか?田楽とは、豆腐やこんにゃくなどを串にさし、味噌などをつけて食べる料理です。お祭りなどで食べる機会も多いですよね。この「会津 満田屋」の田楽は、赤みそに砂糖のほか何種類もの薬味を調合して作り上げた特製みそ。このみそにつけて食べるこんにゃくやしいたけ、里芋などのおいしいこと!串なので、手軽に食べることができる点も魅力ですよね。

「会津 満田屋」のイチオシは田楽だけではありません。味噌、昔ながらの味わい深い漬物、深いコクをたたえた梅干しなど、和に関するたくさんの商品を取り揃えています。会津若松の観光のおみやげにもぴったり。田楽をほおばりながら会津若松の観光スポット巡り、想像するだけで楽しくなりますね。

32.芦の牧温泉

芦の牧温泉

会津若松から南の方角に路線バスに揺られること約50分ほど。「芦の牧温泉」は、自然あふれる緑豊かな観光スポットです。千数百年前に発見された古湯で、泉質は弱アルカリ性低張性高温泉。切り傷ややけどのような皮膚の傷病に関するものから、動脈硬化症といった内科的な疾病まで、幅広い傷病に効用があるとされています。

10以上のホテルや旅館などの宿泊施設が並ぶだけでなく、足湯や子宝の湯、遊歩道がなどがあり、観光地としても魅力的な会津若松の温泉街です。ぜひ一度、遊びに行ってはいかがでしょうか?

33.ハイカラさん

会津まちなか周遊バス ハイカラさん

会津若松市内の観光スポットめぐりに便利な「ハイカラさん」。30分に1本程度の間隔で運行しており、飯盛山や鶴ヶ城など市内の有名観光地を巡ってくれる、大変便利な周遊バスです。1回乗車は大人210円ですが、一日乗り降り自由の1日フリー乗車券は大人600円なので、3回乗車するだけで元がとれてしまいます。

「巡るコース」は会津若松市内の主な観光スポットのバス停を多く含んでおり、これらのスポットを歩いて観光するのに便利。バスの車体そのものもおしゃれで、それ自体が観光スポットといって過言ではないかもしれません。「ハイカラさん」に乗れば、大正ノスタルジーに浸りながら会津若松観光できますよ。

34.両堂不動尊

会津若松には、聖徳太子の長男である山背大兄皇子(やましろのおおえのおう)の落人伝説があります。皇子が建てたと伝わるのが「太子堂」、そして「太子堂」と並び安置されている不動明王を祭るお堂は「不動堂」です。

この「太子堂」と「不動堂」をあわせて称される「両堂不動尊」は、千葉県の成田不動尊、新潟県の菅谷不動尊と並ぶ日本三所。その昔、眼病に悩む村人を救ったことで、眼病に霊験あらたかな不動尊として知られています。会津若松の観光の際には、ぜひお参りされてみてはいかがでしょうか。

◎会津若松おすすめの観光スポットまとめ

会津若松はとても魅力的な観光地です。歴史に興味のある方、素朴な風情や昔ながらの工芸品に興味のある方、自然の好きな方、おいしい料理が好きな方、温泉好きな方…など、会津若松には、様々な嗜好を持つ人々を満足させる魅力的な観光スポットがあります。それが、多くの観光客が会津若松を訪れている理由なのでしょう。

しかし、会津若松には、このほかにも紹介できなかった様々な魅力的な観光スポットがあります。意外なところに素敵な観光スポットがあるかもしれません。会津若松の観光に訪れた方にそんな出会いがあることを願っています。この記事が会津若松とその周辺を観光する際のお役に立ちますように。

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