名称:月照寺
住所:島根県松江市外中原町179
TEL:0852-21-6056
時間:9:00~17:00 (4月~11月)
9:30~16:30 (12月~3月)
※シーズンごとで変化します
参拝料金:大人・大学生500円
中学・高校生300円
小学生250円
公式・関連サイトURL:https://www.gesshoji-matsue.com/
島根県、松江城のおひざ元に位置する寺社のひとつ「月照寺」の観光情報をご紹介します。
月照寺は江戸時代に松江の地を治めた越後松平氏の菩提寺であり、9代の歴代藩主が眠っています。廟の保存状態がよく、国指定史跡に選ばれました。
境内は初夏になるとアジサイが広がり、県内の定番アジサイスポットとして多くの観光客で賑わいます。そんな月照寺の観光情報、知っておきたい情報をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
目次
【島根】月照寺の観光情報|松江藩の菩提寺
月照寺の観光情報
月照寺は江戸時代に松江を治めた歴代松江藩主(松江松平家)の菩提寺として知られる寺社です。お寺のすぐ近くには松江城もあり、藩の中心部にあったお寺として現代まで残されています。
月照寺は「山陰のアジサイ寺」という異名があるほど、山陰地方でも有数のアジサイスポットして知られます。境内には約3万本のアジサイが咲き誇り、シーズンである6月中旬には境内のいたるところをアジサイが彩るでしょう。
山陰有数の人気アジサイスポットなので、団体客での利用も多くなっています。2022年は団体客の利用を事前相談するようにお願いされているので、大人数で訪れる場合は確認が必要です。
月照寺の歴史
月照寺は江戸時代まで「洞雲寺」という別名の荒廃したお寺でしたが、松江藩初代藩主である松平直政公が母である月照院の霊碑を安置するために改称復興しました。
それ以降は松江を治めた藩主・松平氏(越後松平氏)の菩提寺となり、9代の菩提寺として霊廟が残されています。この霊廟は保存状態もよく、国の史跡として指定されています。
境内にある大亀の伝説
松江城の西に位置する月照寺の大亀🐢
— 石販 出雲 (@SekihanIzumo) June 9, 2021
小泉八雲の随筆に登場し、夜な夜な動きだす人食い大亀を、石碑を背負わせて封じたという伝説があります#島根県 #月照寺 pic.twitter.com/YtRULoPELu
6代藩主、松平宗衍公の廟には月照寺のシンボルの一つである「大亀の石像」があります。この大亀は松平宗衍公の息子、松平治郷公(号・不昧)が父の長寿を願って作ったものですが、このエピソードとは別に大亀伝説があります。
月照寺の大亀は亀を愛でていた藩主が没した際に作られたものでしたが、亀が夜な夜な動き出して街の人を襲うなど奇行を働くようになったそうです。
住職が大亀を咎めようとすると、大亀は「私にも止められません」と涙を流して助けを求めたとされ、藩主の石碑を背中に背負わせ台座にすることで封じ込めた、という伝説です。
今では静かになった大亀ですが、その迫力は健在。今にも動き出しそうな大亀の石像は月照寺の必見スポットと言えるでしょう。
月照寺へのアクセス方法
月照寺の最寄り駅は松江駅で、市街地を徒歩40分ほど歩く必要があります。月照寺の位置は松江城のすぐ西側に位置しており、松江駅から歩くと先にお城が見えてきます。松江城を訪れてから立ち寄るのも良いでしょう。
バスで訪れる場合は、「市営バスレイクライン」に乗って「月照寺前」で下車しましょう。降りてすぐ月照寺へアクセスできます。
また、車でのアクセスも可能です。駐車場は乗用車20台分、バス2分のスペースがあります。スペースが広いわけではないので、アジサイシーズンなどに訪れる際は注意が必要です。
アジサイシーズン以外も一見の価値がある「月照寺」
月照寺は名物となっているアジサイはもちろんのこと、歴史ファンにもおすすめな観光スポットです。山陰を観光する際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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