秩父三峯神社の観光情報をご紹介!三峯神社のお守り・ご利益などの基本情報も解説しています。
秩父の山地に鎮座する三峯神社は、日本神話とも関わりの深い由緒正しき神社です。三峯神社は秩父神社・宝登山神社と並んで秩父三社の一社に数えられます。
秩父は初夏から夏にかけて人気の自然たっぷりの観光地。歴史の長いパワースポットとして残る三峯神社ですが、どんなお守りやご利益が期待できるのでしょうか?
目次
【秩父】三峯神社の観光情報まとめ|ご利益やお守りは?
三峯神社の観光情報
三峯神社は秩父山地の奥部に鎮座している「秩父三社」の一社となります。秩父三社のはいずれも色多く華やかな社殿が目立ちますが、この三峯神社の拝殿も色彩豊か。どこか勇壮な雰囲気を楽しめるでしょう。
三峯神社は「狼」を守護神とする神社で、通常なら狛犬がいる部分が狼に代わっている特徴を持ちます。というのも三峯信仰の中枢に「山犬信仰」があり、江戸時代に山中のあらゆるところから狼が集まって境内を充たしたという伝説があります。現在は絶滅してしまったとされるニホンオオカミですが、三峯神社では信仰の対象として現在も生き続けているようです。
神社周辺へのアクセスは殆ど車のみという、まさに奥秩父に位置します。大きな道は埼玉県道278号線が通り、西北には二瀬ダムや滝沢ダムがあります。山奥とはいえ目印になるポイントは多く、駐車場は県道沿いにあるので車でのアクセスで困る点は少ないと言えます。
三峯神社のお守り・ご利益
三峯神社のお守り・ご利益について解説します。
まず三峯神社の主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)の夫婦神2柱です。夫婦神が祀られていることから、「夫婦和合」「五穀豊穣」「家内安全」「火難・盗難除け」「諸難除け」のご利益があります。
三峯神社のお守りもまた、「夫婦和合」のご利益通り縁結びのお守りや、神社で信仰されている狼を描いた柄のお守りを授与所で頂けます。縁結びと狼のユニークな組み合わせは御朱印にも描かれており、こちらも特徴的です。
三峯神社の由緒
三峯神社の由緒は日本神話の記述にまで遡ります。神代である景行天皇の時代、天皇の命で西国から遠征に来た日本武尊(ヤマトタケルノミコト)ですが、碓氷峠へ向かう道中にこの三峯山に登ったそうです。その際、ここ一帯の自然の美しさに感じ入り、仮宮を建てて「国生み」をした伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)の夫婦2柱を祀りました。
東国を平定した後、景行天皇が訪れた際にまた同じく三山の美しさに感動し「三峯の宮」という称号をたまわったとされています。神話の1ページですが、三峯神社の始まりはこのエピソードとされています。
東国武士とも縁がある
鎌倉時代~室町時代も畠山重忠を始めとする東国武士が厚く信仰していました。しかし南北朝時代、足利尊氏勢との戦に敗れた新田義興(新田義貞の子)がこの山に逃げ込んだ結果、社領を失い荒廃することとなりました。
その後室町時代、修験者である月観道満によって30年の年月をかけて復興します。江戸時代には山犬を信仰する「御眷属信仰」がより神社の名を広め、現在に至っています。
◎三峯神社のまとめ
三峯神社の観光情報、お守りやご利益、歴史についてまとめました。
神話時代から続く歴史の長い神社。しかしただ長く続く神社というわけではなく、東国武士を中心に厚い信仰を集めていました。一度壊滅的に荒廃してはいるものの、厚い信仰から復興を遂げた神社でもあります。
縁結びに山の狼、秩父奥地の美しい自然から誕生した神社です。静かな緑を楽しみつつ、秩父の空気を堪能しながらお参りしましょう。
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル