寒い冬に楽しめるアクティビティ!トマムの大自然を思い切り満喫する休日

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寒い冬に楽しめるアクティビティ!トマムの大自然を思い切り満喫する休日

北海道勇払郡占冠(しむかっぷ)村にあるトマム。北海道の真ん中よりやや南に下った辺りに位置しています。占冠村の代表的なリゾート地であるトマムの最大の魅力は、やはり大自然の中のアクティビティ。それでは、とっておきのトマムの冬のアクティビティをご紹介します!

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寒い冬に楽しめるアクティビティ!トマムの大自然を思い切り満喫する休日

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◎トマムへのアクセスと、冬の服装

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◆アクセス

電車では、札幌からは最速1時間30~40分で到着します。新千歳空港からは途中で1回の乗り換えが必要ですが、かかる時間は同じく1時間40分ほど。本数は多くないので、事前に確認しておきましょう。

また、トマムは車でのアクセスも便利です。札幌からトマムまでは約2時間。新千歳空港からはおよそ100分ほどで到着します。

◆防寒対策はしっかりと!トマムへの服装

さて、冬の北海道旅行で重要なのは防寒対策です。内陸性気候であるトマム一帯から道東方面は、真冬の朝晩は本当に寒いです。厳寒期のトマムの最低気温は、平均マイナス10度ですがマイナス30度まで下がることもあります。

基本的な冬のアクティビティスタイルは、スキーウェア。上下とも中綿入り・撥水加工の物を用意しましょう。中の服装も厚手の方が安心です。ヒートテックなどの防寒下着やスパッツの着用をおすすめします。手首の出ない手袋、耳を隠せる帽子、ネックウォーマーなども必需品です。

万が一、買い忘れてしまったりアクティビティで濡れたり汚れたりしてしまっても、トマムのリゾート施設内には大きな売店があるので、すぐに買い足すことができますよ。暖かい格好で、トマムの冬のアクティビティを思う存分楽しんで下さい。

◎全29コースの巨大なスキーリゾート「星野リゾート トマム スキー場」

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トマムの冬のアクティビティの代表格といえば、やはりスキーとスノーボードでしょう。複合リゾート施設「星野リゾート トマム」の敷地内には、標高1239メートルのトマム山があります。ここを中心として広がる多彩なアクティビティコースは、初心者から上級者まで誰もが楽しめる工夫が盛りだくさん。冬山アクティビティが初めての方もお子様も安心です。

初級コースから上級コースに分かれているのはもちろん、圧雪と非圧雪にも分かれているので、降雪の翌日はサラサラのパウダースノーのアクティビティを楽しむなど、いろいろな選択ができます。また、上級者限定とはなりますが、バックカントリーと呼ばれるアクティビティコース外のエリアを滑ることも可能です。こちらは事前申し込みと当日受付が必要ですのでご注意を!

そして、北海道で唯一レベル別のアクティビティレーンを備えているという、トマム山のスロープスタイルエリア。こちらも初級から上級までのコースに分かれているので、自分のレベルに合ったアクティビティエリアで楽しく飛んでみましょう。身の安全を守るためのアクティビティ用のヘルメットは、レンタルショップで借りることができます。

また「星野リゾート トマム」では、経験豊富なインストラクターによるアクティビティレッスンも充実しています。お子様は3歳から、大人は初心者から上級者まで、自分のレベルに合ったアクティビティレッスンを受けることが可能。大人向けグループレッスンのほか、家族で受けられるプライベートレッスンもあります。子どもから大人まで楽しめる冬のアクティビティで、トマムの冬を満喫しましょう。

◎気分爽快!真冬の風を切って走る「スノーモービル」

出典: てきにぃ / PIXTA(ピクスタ)

真冬の風を切って走るスノーモービルも、トマムでおすすめの冬のアクティビティです。ガイドが先導してくれるので、安全に楽しむことができますよ。3km、6km、10kmのコースがあり16歳以上であれば1人で乗ることができます。15歳以下のお子さんでも保護者の後ろに同乗することは可能です。

スノーモービルを用いたさまざまなアクティビティも用意されています。半日かけて行うツーリング(20歳以上)では、狩振岳でパウダースノーを独り占めすることができます。ツーリングの途中には特製ランチコースが振る舞われます。温かいオニオングラタンスープやラム肉が疲れた体を癒してくれますよ。そして、雪原でウイスキーで乾杯をしてツーリングを締めくくります。

また、満月の夜限定の月光スノーモービルツアー(16歳以上)も実施されています。月光に照らされながら、貸切の雪原を駆け抜ければ忘れられない思い出になること間違いなしですね!

◎すべてが氷!冬にしか見られない美しい街「アイスヴィレッジ」

冬になると出現する、トマムの名物アクティビティ「アイスヴィレッジ」はすべて氷で作られた街です。夜になるとライトアップされ、キラキラ輝く様子はとても幻想的。身が引き締まるような真冬の空気の中、街の施設を巡ってみましょう。

まず街の中央に広がるのは、冬のアクティビティの定番、アイススケートリンクです。こちらはレンタルのスケート靴で誰もが滑れるようになっています。未就学のお子様は保護者同伴で、安全に楽しく滑って下さい。

そして、一番人気の冬のアクティビティが氷の滑り台。大人も楽しめるこの滑り台は、展望台からヴィレッジの街中へと一気に滑り降ります。その爽快感は、一度体験したら、誰もが夢中になってしまいそう。アイスヴィレッジのおすすめアクティビティです。

また、氷で作られたダイニングとバーも必見です。ダイニングでは、冷えた身体にうれしい熱々のシチューを味わえるほか、大人にはワインの提供も。ダイニング隣接の森に、3卓限定の氷のテーブルが置いてあります。氷のダイニングで頂くホカホカのシチューは、格別ですよ。

そして、ぜひ見てみたいのが氷の教会です。中に入ると氷のバージンロードが奥に向かって続いており、両側には美しい椅子がずらりと並んでいます。祭壇も十字架もすべてが氷。公開期間は、1月中旬から約1ヶ月間と短いですが、実際に挙式が行われることもあるんですよ。幻想的な世界の中での結婚式は一生の思い出になりそうですね。教会の公開期間に合わせて、打ち上げ花火もあがります。真冬のトマムの澄み切った夜空に輝く大輪の花は、夏と花火とは一味違う美しさですよ。

そのほかにも氷の露天風呂が併設されている氷のホテルもあり、実際に宿泊することもできます(小学生以上でザ・タワー、リゾナーレトマムの宿泊者限定)。お風呂上りには、自分好みにブレンドしたホットドリンクを飲むことができます。

氷でできた夢のような空間をぜひお楽しみください。

◎樹々が白く輝く神秘的な美しさ!「霧氷テラス」からの絶景を体験しよう

霧氷とは、霧が凍って樹木などに付着する現象をいいますが、これが見られるのは氷点下の環境のみ。最低気温が平均20度から30度という真冬のトマムでは、壮大な雲海の代わりに神秘的な霧氷が見られるのです。

トマムの名物である、春から秋にかけて営業している「雲海テラス」が、冬季は「霧氷テラス」に変わります。ゴンドラの空中散歩を約13分楽しんだ後で、標高1088メートルのテラスから眺めるトマムの冬景色は、まさに絶景。晴れた朝の、真っ白のトマムの雪山と青空だけが広がる風景は、例えようもないほどの美しさです。

テラスから5分ほど離れた場所には「クラウドウォーク」と呼ばれるデッキがあり、これは、空中に向かってせり出した遊歩道といった造りになっています。ドキドキしてしまいますが、まるで空を散歩しているような感覚はなかなか味わうことができません。条件が揃えば、デッキ自体が霧氷で覆われ、光り輝く氷の粒を間近で見られますよ。

また、テラスにあるカフェでは霧氷をイメージしたホットコーヒーやフォンダンショコラを味わうことが出来ます。美しいトマムの雪景色を眺めながらのカフェタイムは、真冬のトマムだからこそできる贅沢ですね。

◎まとめ

トマムにはほかではなかなか体験できない、真冬の北海道を満喫できるアクティビティが揃っています。

一日中ウィンタースポーツを楽しんだり、朝早く起きて霧氷を眺めてみたり、幻想的な「アイスヴィレッジ」で夜を過ごしてみたり…。トマムの冬の楽しみ方は千差万別。スキーヤーやスノーボーダーだけではなく、どんな人でも楽しめるアクティビティは種類も豊富で、何を選ぶか悩んでしまいそうですね。

誰にも気兼ねのないひとり旅で、大切な人とふたりで、気の置けない仲間や家族と一緒に、冬でしか味わえないトマムのアクティビティを楽しんで下さい。北海道の雪も春には解けてしまいますが、トマムのアクティビティで体験した思い出は、冬が終わってもきっと解けずに残るはずです。

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