天然!大自然の景観が素晴らしい安芸太田町の観光スポット7選

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天然!大自然の景観が素晴らしい安芸太田町の観光スポット7選

広島県の北西部に位置する安芸太田町(あきおおたちょう)は、山県郡(やまがたぐん)の加計町(かけちょう)・戸河内町(とごうちちょう)・筒賀村(つつがそん)が合併して2004年10月に誕生した町です。北西の一部は島根県に隣接。内陸部の中国山地にあることから、渓谷や森林など自然を満喫する観光をしたい方にピッタリな場所です。

三段峡や恐羅漢山(おそらかんざん)など雄大な自然が自慢の安芸太田町は、夏場の暑さをしのぎやすい避暑地としても人気があります。冬場は降雪が多いところも多く、町の北西部にあたる恐羅漢山の「恐羅漢スノーパーク」は、西日本有数の広大なゲレンデを持つ天然雪のスキー場。

農業・林業を中心とした安芸太田町には、祇園坊柿・太田カブ菜など珍しい特産品がいっぱいあります。ぜひ観光とあわせて、ここならではの味覚も味わいたいもの。初夏にはホタルの乱舞、紅葉の時期にはこれ以上ないほどの絶景を見ることができる安芸太田町。ぜひお気に入りの観光スポットを見つけて旅のプランを立ててみてくださいね。

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天然!大自然の景観が素晴らしい安芸太田町の観光スポット7選

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1.迫力ある「温井ダム」

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「温井(ぬくい)ダム」は、加計町にある圧倒されるほど大きなダム。アーチ式コンクリートダムとしては富山県の黒部第四ダムに次ぐ、我が国第2位の高さを誇っています。ダム湖は「龍姫湖(りゅうきこ)」と名付けられ、ダム湖百選にも選ばれた美しい景観を楽しめる人造湖。駐車場が国道の横にあり、利便性も抜群です。

時期によっては、迫力ある放水の様子を間近で見ることもできますし、暑い夏は避暑地としてもおすすめ。エレベーターで地下に降りていくと、外気とかなりの温度差があり、夏場でもひんやりと冷たい風が吹いています。

ダムの周りには雄大な自然が広がっていて、マイナスイオンを感じるような癒される空間。ドライブがてら立ち寄るのもいいですし、サイクリングを楽しんだり、遊具で遊んだり。すぐ近くにリゾートホテルもあるので、宿泊してのんびりするのもおすすめです。

2.ブルーガイドで三ツ星を獲得!「三段峡」

出典: Nobuyuki Kondo

「三段峡」は、滝や淵などが美しい長さ約16kmの大峡谷。国の特別名勝であるとともに、フランスの旅行専門誌『ブルーガイド』で最高格付の三ツ星を獲得した安芸太田町を代表する景勝地です。

一枚岩からできた約200mも続く水路のような「石樋(いしどい)」、切り立った絶壁に挟まれた神秘的な「黒淵」、「二段滝」「三段滝」「三ツ滝」など迫力ある美しい滝…。そのほかにも、たくさんの特徴ある美しい景観が楽しめる観光地。遊歩道を歩いたり、切り立つ岩壁に挟まれた峡谷を渡し船で遊覧するのもおすすめです。春の新緑、初夏のホタル鑑賞、夏の森林浴、秋の紅葉などを満喫しながら、自然が作り上げた芸術ともいえる素晴らしい景観を、心ゆくまで鑑賞してみてください。

3. 黄金の絨毯が必見!「筒賀の大銀杏」

「筒賀の大銀杏」は、大歳神社境内にある樹齢1100年を超える銀杏の巨樹。高さ約48m、周囲約8mと大きく、県の天然記念物にも指定されています。紅葉の見頃は11月中旬頃。落葉であたり一面が黄金色になり、まるで絨毯を敷き詰めたような絶景が広がります。

鰯雲(いわしぐも)の空に「奉寄進」の幟が立ち並ぶと、秋祭りの時期。この季節に安芸太田町を訪れるなら、ぜひ「筒賀の大銀杏」へ足を延ばしてくださいね。

4. 可愛らしい外観の「道の駅 来夢とごうち」

「来夢とごうち」は国道191号線沿い、戸河内ICを下りてすぐのところにある道の駅。この道の駅の名前になっている「来夢」という愛称は、この道の駅にたくさんの人々がいろいろな夢を抱いて訪ねて来てほしいという願いを込めて名づけられました。

観光情報が充実しており、日本五大名峡のひとつ特別名勝「三段峡」が近いため、安芸太田町を観光する前の情報集めにも便利。地元の特産品、新鮮な野菜や果物を買ったり、自慢の田舎寿司もおすすめ。レストランでは、地元で採れた旬の食材を使ったメニューがそろっています。子どもが遊べる公園もあるので、ドライブの一休みに立ち寄ってみてくださいね。

5.スキー場としても有名「恐羅漢山」

恐羅漢山

標高1346mの「恐羅漢山」は大山に次ぐ西日本の高い山で、広島県の最高峰。山頂裏側の台所原には直径1m・高さ20mを超えるブナ、ケヤキ、ミズナラの巨木の森があり、神秘さと自然の素晴らしさを実感できます。ツキノワグマの本州最南端の生息地としても知られ、ヤマネやテンなどの動物と遭遇することも。

春~秋は登山やキャンプ、紅葉狩りが人気です。「恐羅漢エコロジーキャンプ場」にはケビンや、電源付きのオートキャンプ場、フリーサイトなどがあり、シャワーやトイレ、炊事棟も完備。ラフティングツアーやジップラインアドベンチャーなど、思う存分楽しめるアクティビティも盛りだくさんです。冬は、パウダースノーに恵まれた西日本最大級のスキー場「恐羅漢スノーパーク」がオープン。初心者からベテランまで、多くのスキーヤーやスノーボーダーでにぎわいます。

6. 森林散歩でリラックス「深入山」

出典: kazumi / PIXTA(ピクスタ)

三段峡の東にそびえる「深入山(しんにゅうざん)」は、標高1153mのなだらかな山。四季折々の草花を観ながら楽しんで登ることができます。頂上までは約1時間ほど。いこいの村ひろしまからの東登山口、深入山グリーンシャワー多目的広場横からの南登山口、国道191線沿いからの西登山口からと、3通りの登山コースがあります。

頂上からの眺望は、360度に広がる西中国山地のの大パノラマ!山頂まで頑張って登って良かったと思える絶景です。毎年4月には、約100万平方メートルを焼きつくす「山焼きまつり」を実施。若草に覆われる季節はヤマツツジ、ササユリ、キキョウ、リンドウなど、山野草の宝庫です。美しい紅葉の

また、安芸太田町は広島県で初めて「森林セラピー」基地に認定された町。4つのセラピーロードのうち、森林散歩がさわやかな「深入山セラピーロード」は高低差が少ない中レベルの難易度。思いっきりリラックスできる癒しの草原です。

7. 日本棚田百選のひとつ「井仁の棚田」

「井仁の棚田(いにのたなだ)」は、階段状になった水田が300枚を越える美しい棚田。標高450~550mの井仁地区に戦国時代から作られた棚田では、おいしい水を利用して手作りでお米を作っています。日本棚田百選に選ばれているとともに、2015年にはアメリカCNNの「Japan's 31 most beautiful places(日本の最も美しい場所31選)」に選出されてことで、改めて注目を浴びています。

6月には田植え体験、10月には稲刈り体験などイベントを開催。子どもから大人まで農村体験ができますよ。駐車場のある展望台からは、棚田の素晴らしい景観が一望できます。

◎まとめ

安芸太田町の観光スポットを7選でご紹介しました。どれも自然の雄大さを感じる素晴らしいものばかり。テーマパークのようなものはありませんが、自然を活かしたアクティビティもたくさんあるので、夏はハイキング、冬はスキーと様々な遊びを堪能してみてくださいね。

安芸太田町には、龍頭狭、与一野のしだれ桜など、まだまだ紹介しきれなかった観光スポットがたくさんあります。紅葉の時期に来るといつもと違った景観を楽しめますよ。

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