名称:長淵
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:https://x.gd/D6ER0
「三段峡」は、広島県北西部を流れる太田川水系の支流「柴木川(しばきがわ)」にある長さ約16kmの大峡谷。滝や淵、岸壁などが美しい、まるで山水画の世界のような景勝地です。国の特別名勝であるとともに、2015年2月にはフランスの旅行専門誌『ブルーガイド』で最高格付の三ツ星を獲得!
各スポットの素晴らしい景観を楽しみながらハイキングを楽しむのが醍醐味とはいえ、渡し船で切り立つ岩壁に挟まれた峡谷を遊覧するのもおすすめ。渡し船には「黒淵渡舟」と「猿飛渡舟」がありますが、猿飛の迫力と二段滝へ行ける猿飛渡舟はイチオシです。
広島県北東部の「帝釈峡」と並ぶ、広島県の代表的な観光スポットのひとつ、三段峡。初夏の夜にはホタル鑑賞、夏は森林浴が楽しめる避暑地として快適に過ごすことができ、秋の紅葉も見逃せません。ぜひ自分の目でその素晴らしさを体験してみてください。ここでは三段峡の見どころ、厳選7ヶ所をご案内します。
目次
広島観光「三段峡」の見どころ7選!ブルーガイドで三ツ星を獲得した大峡谷
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1.三段峡の玄関口「長淵」
三段峡の玄関口にある「長淵」は、長さが100mほど続く三段峡で最長の淵。長淵橋からの景色から、三段峡の散策をスタートしましょう。
流れを感じさせない透き通った清流は、時の流れさえも忘れさせてくれます。ここでは、24度以下の冷水域に住むヤマメや、ホタルがいることでも知られています。ホタルがいるのは、長淵の水が澄んでいて綺麗な証。
毎年7月には蛍祭りが行われます。夏の夜の風物詩、ホタルが飛び交う幻想的な光景を見に訪れてみませんか。お祭りではライブイベントも開催。周辺にはヤマメの塩焼き、手打ちそば、カレー、だんご、お好み焼き、ピザなどの縁日を楽しむ多くの人でにぎわいます。飲みながら、食べながら、ホタルクイズやライブも楽しみましょう。
2.天然記念物に指定された激流の水路「石樋」
「女夫淵(めおとぶち)」の少し上流にある「石樋(いしどい)」は、流紋岩の一枚岩が約200mにも渡る細い水路になっている場所。浸食の大きさは深いところで約8m、幅は約3m~6mほどで、天然記念物にも指定されています。
なかでも、入り口付近は絶壁や激流を見ることができる絶景スポット。川の威厳さや迫力に驚き、滝の後退現象によってできた石樋の生い立ちを知ることができます。石樋の手前にある女夫淵もぜひ合わせて観光してみてくださいね。
名称:石樋
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:https://x.gd/GpGDd
3.切り立った絶壁に挟まれた神秘的な「黒淵」
三段峡の中で最も素晴らしいスポットの1つといわれているのが「黒淵」です。切り立った絶壁と淵のグリーンが神秘的。最も深いところは5mほどあり、水の色が黒く見えることでも有名です。遊歩道から眺める景色も絶景ですが、ここには黒淵渡舟があります。せっかくなら渡船に乗って、淵からの景色も堪能してみませんか。
渡ったところには、黒淵荘という茶店があります。春先から夏にかけて食べられる炭火焼のヤマメは、この上ないほどの絶品。透き通る清水は見ているだけで心が洗われ、目の前の絶景に誰もが感動できる三段峡の中でも特におすすめの淵です。
名称:黒淵
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・参考URL:https://cs-akiota.or.jp/sandankyo/spot/kurobuchi/
4.秘境の裏三段峡にある「猿飛」
三段峡正面口から約2時間半ほど上流、「裏三段峡」と呼ばれるエリアにある「猿飛」は、幅約5m、長さ約85mの狭い瀞(とろ)。高さ約20mの切り立った岩壁に挟まれています。かつて、この岩壁の間を猿の群れが飛びかっていたことが名前の由来。切り立った岩の上の木々は日差しを浴び、青々としていてとても美しい光景。秋になるとそれが紅葉となり、色とりどりの葉が優美ともいえる美しさを醸し出しています。
黒淵と同じく、猿飛にも渡船があります。渡船で渡った先にあるのが「二段滝」。秘境の中の秘境にある二段滝は、この「猿飛渡船」に乗った人だけが行ける場所なんです!船頭さんが上に張ってあるロープをたぐりながら前進するという貴重な体験もできます。付近にはお弁当を食べられる場所もあるので、木陰やベンチで一休みするのもいいですね。マイナスイオンたっぷりの三段峡のなかでも、おすすめしたいスポットのひとつです。
名称:猿飛
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:https://cs-akiota.or.jp/sandankyo/spot/sarutobi/
5.猿飛の奥、秘境の中の秘境にある「二段滝」
「二段滝」は、猿飛から猿飛渡船に乗った奥にあります。ここも、三段峡に来たならぜひとも足を延ばしてもらいたい場所のひとつ。二段滝は岩場に囲まれた秘境的な雰囲気の空間にあり、滝壺はエメラルドグリーン。水は綺麗で透きとおり、絶景が広がっています。滝自体は大きくありませんが、流れる水の勢いは迫力!それを滝壺から間近で眺めることができるんです。滝の音から別名「百々瀧」、裏から滝を見ることから「裏見瀧」とも呼ばれています。
二段滝は名前の通り、元は岩の段差が二段あったとされていますが、昭和63年の集中豪雨で一段目の岩壁がはぎ取られ、現在は一段になりました。滝の上部は直角になっていて、水は勢いをつけまっすぐ流れ滝壺に落ちています。
名称:二段滝
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:https://cs-akiota.or.jp/sandankyo/spot/nidantaki/
6.有名な「三段滝」
「三段滝」は、三段峡の名前の由来にもなった一番のメインスポット。ポスターにも使われる有名な場所です。青々とした緑に上段・中段・下段、合わせて約30mの滝が、深さ約10mの淵へ落ちる豪快な滝。美しい光景は、まるで絵画のよう。
新緑や夏の青々した景観も素敵ですが、紅葉の秋もまた絶景!自然の偉大さに感動し、心が洗われる三段滝は必見です。
名称:三段滝
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:https://cs-akiota.or.jp/sandankyo/spot/sandantaki/
7.ここも外せない「三ツ滝」
三曲五段の美しい姿が特徴の「三ツ滝」は、全体の高さが約31mある三段峡最大の滝。三段峡の中でも奥まった聖湖のすぐ手前にあるため、三段峡正面口からは約12km、徒歩約4時間ほどとかかる離れた場所。しかし、聖湖近くの樽床ダム駐車場からなら、歩いて5分ほどで行けます。
三ツ滝は、三段峡の「五大壮観」の1つに数えられています。三ツ滝の迫力ある水流と、一面に広がる色とりどりの紅葉とのコラボレーションにはきっと感動することでしょう。
名称:三ツ滝
住所:広島県山県郡安芸太田町
公式・関連サイトURL:http://www.akioota-navi.jp/html/kankou_mobi_sandankyo_midokorospot.html
◎まとめ
三段峡の厳選した見どころを簡単にご紹介しましたが、魅力の一角だけでもお伝えできたでしょうか。自然の迫力や素晴らしさというのは、言葉ではなかなか伝えられないもの。音や空気感など、ぜひ実際に訪れて体感してみてください。
さぁ、ここ「三段峡正面入口」から、三段峡への世界へ入っていきましょう。
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