山形県山辺の観光スポット4選!自然豊かな場所で楽しもう

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山形県山辺の観光スポット4選!自然豊かな場所で楽しもう

さくらんぼが有名な山形県。観光先としても人気が高いですね。そんな山形にある山辺町(やまのべまち)をご存じですか?

山辺は、山形県南東部に位置する人口約1万5千人の町。市街地などもあって比較的栄えている県北東部とは対照的に、山辺のある南東部には森と湖沼があり、自然が豊かな土地です。山形といえばさくらんぼが有名ですが、その他にも果物やお米、町の花であるりんどうをはじめとした農産業も盛んです。

特に山辺は「繊維の町」。江戸時代に染色業が盛んに行われたことからはじまって繊維業も繁栄し、現在では手織り絨毯の国内生産の大部分を山辺町が占めています。実は世界的にも「繊維の街」として有名な土地なんです。

せっかく山形を観光するなら、そんな豊かな山辺に行ってみませんか?今回はおすすめ観光スポットとして自然・伝統工芸・食べ物のジャンルから5つ厳選して、ご紹介しましょう!

目次

山形県山辺の観光スポット4選!自然豊かな場所で楽しもう

1.山辺温泉

山形県でも人気の日帰り温泉で、山形中央ICから5分のところにありアクセスも抜群です。そんな山辺温泉では2種類の源泉を堪能できます。一つは、入浴後も体のあたたかさが続くナトリウム塩化物温泉を主成分とした「輝らりやまのべ源泉」。もう一つは、単純温泉を主成分とした「近江源泉」です。共に神経痛、筋肉痛、冷え性に効果があります。

2.玉虫沼

「玉虫沼」は、山辺町を観光する前に忘れてはいけない観光スポットです!山形駅から車で25分のところに位置する玉虫沼は、山形県で最も歴史のある”ため池”です。室町時代後半に、武田信安とその家臣の安達縫之助によって灌漑のために作られました。

また、山形には、「玉虫沼」という昔話が伝えられています。昔、山辺に「玉虫」という仕事のできる美人の女性がいました。彼女の炊くご飯は街で評判でしたが、ある日、その釜の中に蛇がいることが街に知れ渡ってしまいます。

蛇は神様からもらったものではありましたが、耐えかねた玉虫は、月の澄んだ夜、山の中の沼に身を投げてしまいました。今でも、月の澄んだ夜には沼のなかに玉虫の姿が見え、彼女が身を投げた8月13日には毎年雨が降るといわれ、その雨は「玉虫の涙」と呼ばれています。

現在は、農村公園としても使われており、またテニスコートやキャンプ場もあります。ヘラブナ釣りのスポットとしても知られています。歴史と自然と遊びをまとめて楽しんで、観光してみてくださいね。

3.県民の森

県民の森は、子連れの家族にオススメの山辺町の観光スポット。昭和56年に県政100年の記念として作られました。県民の健康促進や休養、自然を愛する心の育成を目的としています。

県民の森のなかには、様々な自然を学べる施設があります。「森林学習展示館」では、森林や林業の役目を知ることができます。「フォレストアドベンチャー」では、大人から子供まで、大自然の中はらはらどきどきしながらアスレチックが楽しめます。野営場という、炊飯場やトイレのあるキャンプ場もありますよ。

森の工房「むうぶ」では、木工クラフト体験ができます。中央広場では芝生の上で遊ぶことができ、竹馬や輪投げなどの貸し出しも行っています。県民の森はいろいろな楽しみ方があるので、是非、気軽に足を運んで観光してみてはいかがでしょうか。

4.オリエンタルカーペット社(工場見学)

オリエンタルカーペット社には、海外にも有名な手織り絨毯の工場があります。山辺町は、織物と繊維に関して深い歴史を持ちます。日本の手織緞通(ておりだんつう)の技術は、江戸時代に中東から文化が伝わったもの。しかし、この工場の技術は中国の技術者から直接伝えられたものです。

手織りでは1日に約7~8cm程度しかつくることができません。手織りの後に絨毯を薬剤にひたし、機械でこすって、なめらかに仕上げます。しかし、この「マーセライズ加工」を施しているのは日本でオリエンタルカーペット社だけだそうですよ。

オリエンタルカーペット社では工場の見学ができるので、その手織緞通の技術について学んでみたらいかがでしょうか?施設内にはお土産屋や資料館もあるので、山辺町を観光している間、時間をかけて日本の文化を肌で感じて観光してみてください。

◎まとめ

山形県山辺町には、歴史や文化、自然、グルメと様々なジャンルの観光スポットがありましたね。日帰り温泉につかるのもよし、自然を散策するもよし。一緒に行った家族や仲間たちと思う存分満喫しましょう。まるごと山辺町の観光を楽しんでみてくださいね!

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