紫波観光は歴史あり、グルメあり、温泉あり!大満足の観光スポット8選

紫波観光は歴史あり、グルメあり、温泉あり!大満足の観光スポット8選

岩手県のほぼ中心部に位置する紫波町。中央に流れる北上川、東には北上高地、西は奥羽山脈と自然にも恵まれ、フルーツや野菜の生産が盛んなことでも知られています。

また、紫波町は歴史的な拠点を観光するにも魅力的な町です。2011年に世界遺産に登録された岩手県の平泉とも関わりのある、歴史的に価値ある観光スポットもあるんです。紫波町で観光を満喫した一日の終わりには温泉でまったり。歴史もグルメも温泉も満喫できるオススメ観光スポットをまとめてご紹介します。

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紫波観光は歴史あり、グルメあり、温泉あり!大満足の観光スポット8選

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1. 志和稲荷神社

志和稲荷神社

創建1057年、紫波町のおいなりさんとして、地元の人にも観光客にも親しまれている歴史ある神社が「志和稲荷神社」。山が近く自然豊かな場所に位置し、周りに木々の立つなか鳥居や本殿の朱色がきれいに映えて見えます。四季によって変わる周りの自然も楽しめ、観光写真を撮るのにもぴったりです!

車のお祓いや合格祈願に特にご利益がある神様といわれていて、境内には自動車の祈祷所もあります。また、志和稲荷神社には周囲14メートル、高さ45メートルの樹齢1000年を超える杉がどっしりと構え、歴史ある老杉にちなんで延命長寿のご神木とされています。近辺には志和古稲荷神社という似た名前の神社があるので、時間があれば観光がてら訪問してみるのも楽しいですよ。

2. 五郎沼

五郎沼

歴史好きにオススメしたい紫波の観光スポットが「五郎沼」です。平安時代、岩手県の平泉を中心に東北を治めていた、奥州藤原氏と縁の深い場所なんですよ。

見どころは古代蓮の池。奥州藤原氏のミイラが眠る、平泉にある中尊寺の蓮を株分けしたもの。最後の代の当主である藤原泰衡の首桶に納められていた蓮のタネを800年以上もの時を経て開花させ、現代に蘇らせたものです。当時の人が見ていた蓮の花だと思うと、特別きれいに感じられますね!

蓮の花は夏の時期の早朝に咲き、昼には閉じてしまうので観光は午前中が最適でしょう。また、春には沼に沿ってならぶ桜並木、冬には白鳥が見られる自然豊かなスポットでもあります。古代に思いを馳せながら、ゆったりした時間を楽しんでください。

3. 紫波フルーツパーク

紫波フルーツパーク

ぶどう、りんご、ラ・フランス。これらは全て紫波町で盛んに生産されている果物です。フルーツの里と呼ばれるだけあり、自然と気候条件に恵まれた紫波町では様々な種類のフルーツが育てられています。もちろん味も絶品!観光で新鮮なフルーツを味わいたいなら、「紫波フルーツパーク」へ行ってみてください。

施設内には、体験農園、体験工房、ワイナリーがあります。体験農園でフルーツ狩りをしたり、体験工房で石窯ピザやフルーツタルトを作ったり、ワイナリー見学をしたり、楽しみ方は自由!実際に見たり、つくったりできるので、観光の良い思い出になるはず。ワインも自社農園で栽培したぶどうからつくった紫波町だけの味なんですよ。

4. ラ・フランス温泉館

ラ・フランス温泉館

観光疲れを癒すなら、「ラ・フランス温泉館」に行ってみてはいかがでしょう?西洋ナシの産地として有名な紫波町の、ユニークな名前の温泉です。周囲にはラ・フランスの果樹園や、こたつ山とも呼ばれている台形の東根山があり、のびのびとした景色が広がります。

広々とした大浴場、岩風呂や露天風呂など数種類のお風呂が楽しめます。泉質は体に優しいアルカリ性単純温泉。低刺激なのでお子様も安心して入れる温泉です。ゆったりできる天然温泉で、心身ともにリラックスできそうですね!宿泊はもちろん日帰り入浴も可能ですよ。

また、土日祝日には温水プールの利用ができます。全長86メートルのウォータースライダーはお子様もきっと満足するはず。ファミリーでの観光にもオススメですよ。

5. 月の輪酒造店

月の輪酒造店

お酒好きにもスイーツ好きにもオススメしたい紫波町の観光スポットが「月の輪酒造店」です。かつて酒蔵は女人禁制時代もありましたが、月の輪酒造店は現在、女性が杜氏を務める蔵元です。

1886年創業と地域に根付いた歴史ある月の輪酒造店。日本酒に不向きともいわれるもち米をつかった純米酒の製造や米こうじを使用したアイスの販売など、酒づくりの伝統を大切にしながら、新しいことにもチャレンジし続けている紫波町を誇る酒造です。

敷地内の直売店、わかさやでは日本酒の販売のほかに米こうじのジェラートの販売をしています。こうじの甘みを利用しているので、通常よりカロリーが低いので、安心して食べられますね。また、土曜日限定で酒蔵見学もできますよ。紫波町を代表する蔵元を観光してみませんか?

6. 産直センター あかさわ

おいしい食材がいっぱいの紫波町は産直の町。町内には10か所の産直があるんです!数ある産直のなかで観光してほしいのが、「産直センターあかさわ」。1985年、岩手県で2番目に設立された産直なんですよ。お店の中には、りんご、ぶどう、洋ナシといったフルーツのほか、高級枝豆である紫波くちゃ豆などの特産品などがずらりとそろいます。新鮮な野菜やフルーツは家族への観光みやげにしても喜ばれそうですね!

隣接するレストラン「果里ん亭」では、地産地消料理が食べられます。モチモチの食感がクセになる郷土料理ひっつみは、紫波町産の南部小麦をつかったもの。おいしい郷土料理に観光気分も上がること間違いなしです。

7. Coffee & Wine 4832

宿泊施設や図書館、マルシェなどがそろう紫波オガールプラザ。2012年に開業した複合施設で、シンプルながら現代的でお洒落な雰囲気です。観光でぜひ利用してほしいのが「Coffee & Wine 4832」。名前のとおり、コーヒーやワインを片手にくつろげるカフェです。

ランチタイム、ディナータイムともに、地元の野菜や果物をつかったお料理が多いのが特徴。紫波もちもち牛のコロッケサンドや、いわて山形村短角牛ステーキ、紫波産フルーツをつかったデザートなどどれも地域愛あふれるメニューばかりです。

コーヒーや紫波産のワインはもちろん、フルーツの里紫波ならではのフルーツジュースも取りそろえています。午後のコーヒーブレイクや一日の終わりに、観光の思い出に浸りながら一杯いかがでしょう?

8. 城山公園

岩手県紫波町 城山公園

桜の名所として名高い「城山公園」。町のほぼ中心に位置する標高180メートルほどの小高い山にあり、見晴らしのいい公園です。中世には高水寺城が築かれ、紫波の中心として長年にわたり栄えた場所だといわれています。

通年観光を楽しめる城山公園ですが、特に桜の時期には訪れてみたい紫波町の観光スポットのひとつ。毎年春になると公園を彩る約2000本の桜は必見!桜の種類もエドヒガン、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど数種類の桜が楽しめるのが特徴です。

桜まつり期間には屋台も並び、たくさんの観光客でにぎわいます。夜桜のライトアップも行われるので、夜の訪問もオススメです。また、駐車場からは矢巾町方面の夜景が見られることで知られているので、夜桜と一緒に楽しんでみてくださいね。

◎まとめ

盛岡駅から電車で20分程度の距離にあり、盛岡市のベッドタウンとしても人気の紫波町。県内では比較的小さい市ですが、観光スポットが充実していますね!

歴史ある神社やかつて城が築かれた公園、平泉にある中尊寺と同じ古代蓮が咲く沼、紫波町の地酒や豊かな自然で育ったおいしい野菜やフルーツ、果樹園付近に湧き出る温泉。自然が多く残っている町だから、観光スポットの景観がいいのも見どころのひとつです。歴史も、グルメも、温泉も。紫波町で全部まとめて満喫して、贅沢で素敵な旅行にしてくださいね!

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